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今朝は、珍しく…寝坊をして「9時過ぎ」に起きました。だから「書き出し」が遅れていますから、短くなるかもしれませんが、ご容赦ください。起きて…相場を眺めると、相場は、まだカタルが考えるような「イメージ」になっていません。カタルは、いつも…「先走る」傾向が強く…思い立ったら吉日です。

昨日頂いた、読者からのメールが引っ掛かり…昨晩は珍しく、株式のお勉強会をしていました。カタルの相場観は、常に揺れ動き…自分の考え方はコロコロ…変化しています。

今年も余すところ…あと僅かです。故に年末恒例の「損出し」を早めることを決定し、本日は広範囲にパラパラ…「損切り」を実施しています。既に500万円ほど…損を計上しました。直ぐに買うと、問題を色々言われますから、日をずらして買おうかと思っています。

でもイメージは正しいと思っています。問題は「時間軸の問題」だけの話です。

この時間軸には、最後の最後まで…悩まされます。カタルは「個別株要因」と「市場要因」の二つで…株価は構成されると述べています。つい最近まで「半導体」は成長業種のように考えられていました。だからPERの評価も10倍を大きく超えている企業評価が多かったのです。でも逆に「お船」の株価は、カタルが考えていた市況ものは「PER5倍」と言う評価に遠く及ばないものでした。

カタルはこの評価に、大きな疑問を感じ…最後まで「川船」(9107)で実験を続けて、今はようやく…持ち株がゼロになった所です。でも…今でも、この謎は残ったままです。現状の日本株は、非常に「割安」だろう…と考えています。何しろPERが10倍以下で、配当利回りが4%以上、しかも売り上げも利益も増えている企業は多くあります。

鉄鋼や不動産株などは、何故、こんな評価のままなのでしょう。お金が全く回っていません。「不思議な基準」です。多くの市場参加者は目先の株価の動向を気にする為に…時間が掛かると思われる株は敬遠されます。

そうして、この目先の相場観の影響か…。極端な行動のように思っています。自分独自の価値観と言うのは、軽視されているというか…。市場には多様な考え方が存在しますが…市場価格を観ていると…やはり市場の体温と言うのは低いのです。「低体温症」というイメージです。どの株価にも、「正しい評価」が及んでいません。もともと…「金利裁定概念」も働かない市場と言うのは、「狂った」相場です。

その事を、カタルは「日本製鉄」(5401)などを引合いに出して…ずっと述べています。ようやく…「日経ビジネス」が日本製鉄の特集を組んで、時代の変化を伝えた所です。このような…総資産経営からROE経営への変化を日経新聞社系列の日経ビジネスが伝えると、必ず経営者の何人かは…その特集を読んでおり、自分の会社の経営を考え直します。これが連鎖する時間推移です。

「日立」(6501)は日本を代表する企業の一つですが…カタルは実際に1998年かな? その時分には、全くROEの概念など、社員は持っていません。もともと「IR」と言う言葉も知らなかったのです。

この1998年には、多くの企業がIR活動すら…認めてない時代です。でも日経新聞の子会社と言うか…関連団体の「IR協議会」は、その時分にも存続していました。「味の素」(2802)の人が会長でした。日経新聞も情報の考え方は、まだ鈍かったように記憶しています。この時に、カタルは日本の名立たる企業、代表的な会社の30社を訪問しています。ソニー、東芝、JR東、トヨタ、東レ…と言う具合に、IR専属の会社を立ち上げようと動いたのです。IRNETと言う会社名は、その頃のものです。

カタルは今でも…その精神をもって、このサイトを作っています。気持ちはそうですね。株の成り立ちを知って欲しいのです。カタルが時間をかけて…「右往左往」した無駄な時間を省きましょう。

毎日、カタルレポートを読んでいたなら…きっと株価の成り立ちも、経済も理解できると思っています。最近は「イデオロギーでは飯は食えない」と言う現実と理想社会の話をしています。理想は理想ですが、現実の対応は別物です。戦争の配給制度の時に、この配給だけで生活をしようとしていた弁護士だったと思いましたが、栄養失調で亡くなったそうです。理想と現実、自分が何処で妥協をするか? 難しい価値観の話です。

株価も同じです。カタルは仕方なく…市場動向に自分を合わせます。市場価格が常に正しいと…思うしかないです。でもこの性格ですから、駄目ですね。カタルは「改革を好む」というか…その理想社会に向かって、挑戦する人間のようです。何処で「妥協」をするか? この狭間に悶絶します。苦しいのです。自分の理想を押し通そうとするのは、大変なエネルギーが必要です。皆さんには、なかなか…理解できない部分だろうと思います。

さて…冒頭から本日は「挫折感」溢れる原稿です。何しろ…500万程度の損を計上し…沈んでいます。仕方ありません。本日買ったのは「BASE」(4477)の306円の1万株だけです。他は損切りだけです。あとで…考えます。買いたい株は、山ほどあれど…肝心の「金はなし」

せめて、楽しい…実験をできる程度のお金は常に欲しいものです。幸いBASEなら100株から投資が可能で、最低投資は、僅か3万円ですから100本買うつもりなら…絶対に損はしないでしょう。下値を買い続けるなら…いつか、株価も上がります。「ブツブツ投資」の成果です。でも「負けない投資」と「儲かる投資」の話は別物です。この葛藤もあります。如何に…自分自身の投資効率を高めるか?

その為に「ソフトバンク」(9984)や「メルカリ」(4385)より、株価波動が遅れ、「意見対立」のあるBASEを選択しています。同じことなのです。考え方は一緒です。

問題は投資効率です。この為にカタルはBASEを選択しました。勿論、「サイバーダイン」(7779)でも構いません。あるいは…「マザーズ株」の大きく株価が下がった株は、腐るほど存在します。同じことです。あとは、皆さんの選択です。

マザーズ株指数の推移

その指数だけを掲載して置き…本日は原稿を終了します。カタルはいつも未来を「事前告知」をして…自分自身は「率先垂範」をして行動を続けています。あとは皆さんが自分の頭でどう考えて、どう行動をするか? その選択肢です。

会員の方へ、冒頭の部分の「読者のメール」からの対処を、カタルなりに考えました。この臨時の会員レポートを書きます。あとで読んでください。それでは本日はこの辺で…、また明日。



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