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幾分…市場環境が「好転」し始めているようにも感じています。昨日のお船の相場ですが…通常は、戻らない筈です。でもあの大幅安から「川船」(9107)はプラス圏に転換しました。通常なら…戻りは「一杯」なのでしょう。

川船」(9107) の日足推移

日足を観ると「空売り」候補の株にも…見えます。既に、海運市況の悪化を確定しており、かなり数字は悪くなります。カタルの観測では、「四季報の数字」より…最終の確定値は悪くなるはずです。四季報では2024年3月を1161円にしています。この数字が正しいなら…何故、こんな株価で、ずっと「低迷」を続けていたのでしょう。最低でも5000円台になっていた筈です。つまり15000円です。でもあの時の高値は11090円までだったのです。

川船」(9107) の四季報予想

完璧に…「業績の読み」が当たっていても…株価の行方は当たらない理由の一つなのでしょう。そうしてカタルは、疑問に感じていましたが、株価の「ブレ」に「耐え切れず」に投げたのは、貧乏人だからです。自分の力量を読みか違っています。

川船」(9107) の週足推移

もう一つ学んだことは…世間の時間軸は「目先」で…カタル時間とは「違う」という事です。でも週足を観ると、今でもそんなに悪くもなく…むしろ、ここで休めば…もう「ひと相場」あり…その相場は、相当に「面白そう」にも見えます。通常、株価の最後は大きく上がりますから、相場は、まだまだ…かもしれません。でも…これは「カタルの時間」でもありません。

この投資に対する「時間軸」の把握は難しいものです。

多くの読者は「目先の時間」です。しかしバフェットなどは、全く…「時間の概念」が違います。そうして彼は、「現実の利益」を大切にします。インフレ要因の石油株を、今でも買っています。

ロシア制裁による一時的な好環境と思っていますが…不思議です。

本日の日経新聞にも載っていますが…米国石油のオキシデンタルの株を買っているようですね。その石油株のシェブロンは750億ドルの自社株買いです。このお金が市場でクルクル回り、新しい産業を育てるから、米国は「新陳代謝」が早く強いのでしょう。だから…チャットGPTなどを開発する「オープンAI」などが、生まれて…育ちます。

しかし…日経新聞を始め、日本の政策は全く違っています。

お金を「回す」ことを考えず…取り込む考え方が基本です。農耕民族らしい発想です。だから…拘るのです。「日産自動車」(7201)や「東芝」(6502)などを観ると…情けない事例に見えます。この感覚は「移民政策」でも同じです。日本人は自ら、意識転換をしないと新しい時代に付いて行けずに「取り残されます」。市場は…「伝統芸能」の世界とは違います。

此処に「楔」を打ち込んだのが、日本取引所グループの清田 瞭さんです。

既に退任が決まっているから、「本音」を漏らしたのかどうか…。彼の心中は分かりませんが…こう述べています。そうして…この関連して、東京証券取引所が主催する市場再編のフォローアップ会議でPBRの話が出たので…市場は、一気に割安株の物色に傾いたのでしょう。「ナ・デックス」(7435)の株価は、背中を後押しされ「お年玉銘柄」にした成果が出ています。

「ナ・デックス」(7435) の日足推移

これが「今の時間軸」の株価の値動きです。

皆さんが株を、買って儲かる時間軸ではありません。徐々に変化していく時間です。カタルが語っている「名目成長時代」を買う一環の動きです。資産投資関連の株価は、既に上昇を開始していますが…皆さんが「儲かった」と実感できる時間ではありません。

相場には様々な時間が流れ…どの時間軸を選択することも自由です。自分がどの流れに乗っているのか? 正しい理解と認識がないと、投資は上手く行かないのでしょう。お船の相場は、そういう事をカタルに、教えてくれました。あの数千万の損失は痛かったのです。一時は、一気に「あちら側」を夢見ました。

さてこの原稿は奥が深いので…相場だけを観ている人にとっては面白くないかな?

でも今回のPBR発言で、初めて知った「清田 瞭」は、面白い事を言っているのですね。「「子供を産んだら子供1人当たり毎月10万円を20歳になるまで支給し経済的な負担を軽減することにより、毎年の出生数を200万人にする目標を掲げる。財源は『人材国債』を発行することにより賄う」だそうです。カタルも、この意見に賛成です。

年度末になると、始まる無駄な投資の…「掘っては埋める」公共事業投資は、何とか…ならないものでしょうか…水道やガス管、下水道など…もろもろの「縦割り行政」の為に、たぶん起こるのでしょう。ここにメスを入れるだけで、かなりの予算を獲得できるでしょう。さて…いつまでも、くだらないことを書いていても仕方ありません。

本日は、何故か…買い気配だった「大阪チタン」(5726)です。

昨日は2650円の指値は買えず2667円まででした。そうして今は2900円台まで入りました。2700円から、買う株数を更に増やしたのです。そうして短期運用の持ち株は4300株になり…平均の買値は3081円となりました。

通常の「薄利多売買の戦略」なら、利食いをしますが…迷っています。そろそろ…先ほど述べたチンタラ…の時間が、「変化する」可能性も考えています。たぶん…今月、つまり3月に発表される2月の経済指標はインフレ懸念が薄れ…改善する可能性があります。

バイデン政権のインフラ政策が効果を発揮しており、FRBの金融政策も成功して「ソフトランディングの成功」になるかもしれません。来年は本番の大統領選挙です。だから…新しい「うねり」が始まる可能性があります。

でも「テスラ」なんか…強いですからね。「二番底の確認」らしい値動きになっておらず…更に「一段高する」展開かも知れません。仮に、この経済指標がインフレの鎮静化を示すと…一気に、市場のムードが変化します。

相場の楽しみと言うのは、このような事前観測です。

カタルは、昔よく…あの青い色の「一馬」を買って、競馬の予想をしていました。カタルの好みは、清水さんの予想でした。まだやっているのかどうか…。経済指標を事前に…自分なりに予想して相場を考える。実際の指標の発表を観て、相場が自分の「事前観測通り」に動いたかどうか…。自分の頭で考えるのです。

カタルは、この作業を、ずっと…続けています。時間軸では半世紀近いでしょう。10年や20年ではありませんよ。しかも証券マンですから、個人の売り買いではありません。それでもこの程度の「体たらく」です。情けない話です。これだけ真剣に自分を追い込んでもこの程度なのです。やはり…上を目指すのは大変です。「親の七光り」など…ないのです。

本日は最近、熱を入れて買っていた「大阪チタン」が大幅高していますが、この理由は分かりません。しかし…可能性の問題として…「スター株の匂い」があるのです。

「大阪チタン」(5726) の日足

空想の世界の相場なら…一気にステージが変わります。通常は「利食い」を急ぎます。そのような「下げ方」でした。高値は4850円で昨日が安値だとすると…2667/4850=なんと45%の下落率です。この下げが…高値圏になった時に「空売り」を呼び込みます。

お船はチンタラ…と上昇したので、なかなか「カラ売り」が溜まりません。しかし…ここで大阪チタンを「一気呵成」に攻めるなら…名目時代を象徴するような「大きな相場」になる可能性があります。積極的に参加をすべき…タイミングかもしれません。

博打を、やるかどうか…。難しい判断です。しかし諺には…「化け線は一本と知れ」と言う酒田五法もあり…判断に迷います。出来高でしょう。ここが重要なポイントでしょう。今のところ…既に275万株の商いです。今は10:35です。

カタルは「エーザイ」(4523)や大阪チタンを「仕手材料株」としての「潮流」で、皆さんに提供しています。

相場観が定まらず…難しい時期に、どちらかと言えば、相場環境が「悪い時期」に、全体の株が下げても、独自に…株が上がってくる値動きをします。アレレ…「Jトラスト」(8508)の485円と480円が買えてきました。この株も面白い株です。そう言えば…このエーザイの関連として「WSJ」が報じていました。

「アルツハイマー病の原因物質や治療法に関する有力な説をめぐり、エーザイの新たな認知症治療薬の成功が、数十年来の論争を沈静化するのに一役買っている。この説の提唱者は勝利を宣言し、かつての懐疑論者の一部は意見を変えている。」と言う報道です。

皆さんと言うか…市場は、あまりに…この評価が低いですね。

自分の周りに…患者が居ないのでしょうか? 周りの人間は…大変ですよ。たぶん…徐々に変化しますから、分かりません。「緑内障」に似ています。カタルもそうなのです。先日の白内障の手術をして、その過程の検査で分かりました。基本的に40歳から発症するとの事です。年齢を重ねると、必ず…高確率に発症します。この割合も25%程度かな? 痴呆症と同じようなものでしょう。

カタルは、昨年からこの2銘柄を仕手材料株として、選択して…買い続けていますが、どちらも「下げ続けている」株です。何も…下げている最中に買わなくても…実際に動きが出始めてから、「乗れば」良いようなものですが…性格と言うものがあります。上手に売り買いを出来ないのに…それでも上手に行動をしようと…「スケベ心」が疼きます。所詮は「下賤な人間」です。

やはり政治家のような表に出てくる人間は、「サラブレッド」が良いのでしょう。血筋が問われます。小さい頃からの生活習慣や考え方がカタルのように「捻じ曲がっている」ようでは駄目です。その為には…「豊か」でないと駄目です。良く、「金持ちの子は、ろくな子に育たない」と言いますが、カタルは違うと思います。この格言は「僻み」でしょう。やはり良い家庭でないと…ダメなのでしょう。「大成」は出来ないかもしれませんが…やはり金持ちの方が、子供も優秀でしょう。

今日は、あまり…面白くないかな? 少し…評価損が減って来て、「気分」が良くなっています。本日のような相場環境が続くと良いのですが…。本日は、最近の傾向の「低PBR銘柄の流れ」の背景を解説しました。

相場と言うのは、こういう現象が現実に影響を与えます。だからナ・デックスの相場が育っています。ここからでしょう。カタルは全て、売ったのですよ。しかし…また買います。カメレオンです。

七色の虹が消えってしまったの…シャボン玉のような私の涙は、希望…それとも願望かな? 株式投資の奥深さをカタルと共に感じで株式投資を楽しんでください。決してカタルの原稿を「鵜呑み」にするのではなく…自分の頭で考えて、納得した行動をすれば…たとえ…その行動が失敗をしても「後悔」はしません。

名目成長時代は…誰もが積極的な行動をする時代です。原理原則を、確り…学校で教えてないから特殊詐欺と呼ばれる「振り込み詐欺」が横行し…荒れる社会環境になります。やはり老人の医療費を上げて…若者に分配する時代が、加速するのでしょう。そんな訳で本日の原稿はお終いです。また…明日。



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