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かたる:最近は、昔の経験が活きないケースが多く観られます。カタルが今回、引っ掛かったカイオムは、そのケースでした。通常、相場が上がる過程で信用買い残が減っていくと、実需の買いが入っている訳で、人気による仮需の上げではないので、相場は続くのですが、今回は違いました。

もともとカイオムは、そんなに魅力的ではなかったのですが…。最近カタルは、ご承知のように短期売買を手掛けています。実はカタル君、この手の売買は、あまり好みません。レポートを読んでいれば…分かりますね。「値動き」だけが信条と言う投資家ではないのです。空売りはしないのですが…偽物銘柄を空売りすれば、簡単に儲かるんじゃないかな?…と思っています。本物と偽物の違いは企業業績の推移が、株価に見合うかどうか…の判断です。

本物でも小野薬品のように先走り…期待以上に買うために、仮需が膨らむケースがあります。野村が推奨した時は、そんなに大きく膨らみませんでしたが、今回の分割騒ぎでは、一気に増えましたね。通常は、このように…信用の買いが、大きく膨らむ時は要注意です。でも今回は不思議でしたね。企業業績以上に、期待値を株価に織り込むと…本来なら、「見えない利益」なので、通常は「空売り」が入るのですが、小野薬は、あまり入りませんでした。逆に買い残が増えたのです。

ケネディクスは、最高時には6800万株まで信用の買い残が膨らみました。その整理が現在も進行中です。ようやく2000万程度まで、この3年で、減って来ました。最近は下値の板も薄く…完全に人気が離散していることが窺えます。こんな時に、実弾買いが入ってくると…一気に信用買い残は減り、相場になりやすいのですが…果たして、どうなのでしょう。こればかりは、今後の政策次第です。

過去の話しより、現在進行形の目先銘柄のSフロントは、セオリー通りの展開ですが、カタルの感覚とは…少し違いますね。きっとOaKキャピタルの意向なのでしょうが…違和感がありますね。通常はブレグジットで下げた時に、無理して買っていたので、仕掛け筋の参入の筈です。でも実際は、あの日の384円の安値を昨日は割れていました。これまでのカタルの経験則は、このような仕手系の最初の押しは「買い」なのです。故に、昔から「初押しは買い」と言う諺が、ある程です。…でも通常は4日の384円安値392円の終わりで、押しは此処までが…セオリーの筈です。これじゃ、完全に人気が離散して…今後の展開が、やりにくくなると思います。どうして…こんなやり方をするのか? サッパリポンです。

新日本科学の時も、そう感じましたね。あぁ、野村にも…人が居なくなったなぁ~と感じている次第です。まぁ、バブル崩壊から、既に30年近い歳月が経つわけで…完全に新時代なのです。そんな印象を持っています。通常は、売りながら…買うのです。ポイントを押さえておけば…人気は続きます。今のような相場環境は、スターが居ませんから、市場参加者は、スターを求めている訳です。

今度、上場されるLINE人気は、どうなのでしょう。日本では圧倒的なシェアを占めていますが、所詮、ローカルで負け組ですからね。韓国でも負けています。カカオトークが圧倒的な人気です。8倍ほどの違いでしょうか? LINEは日本だけで…、他は香港とスペインだけの市場です。世界的には2014年にフェーズブックが190億ドルで買収した「Whats App」が世界シェアNo1です。

スマートコミュニティーの覇者を考える場合、やはり市場シェアは重要な要素になります。カタルが今年、薬品相場がまだ続くと考え、メディカルシステムワークシステム(MSN)とカイオムに注目していた時期がありました。その時にカタルは当初、MSNは行ける…と思ったのですが、日本の狭い業界でもシェアは業界で3番以下でしたね。何位だったかな?4位か5位か…。故に、危険を承知でカイオムを選択しました。まぁ、両者とも失敗だったのです。MSNの企業業績は落ちませんから、何れ…時期が来れば、高値を更新します。でも目先は完全に…どっちを選択しても失敗でした。

やはりパイオニアが年末価格を上回った300円台乗せ(4月11日)の時か…5月の連休明けのブランジスタの大陰線(5月16日)の時に、カタルは相場が終わっていると述べましたが…あの時に、全ての銘柄を「空売り」転換だったのです。カタルは常に、買いしか語ってない為に…失敗が続いています。故に相場全体が上がらないとカタルのレポートを読んでも、効果がないように思います。黒田批判をする辺りが…駄目なのでしょう。

でも…ね。カタルは指標を追っていますが…やはり市場は、そんなに…下がるように見えないのですね。今の日経平均株価は、かなり安く397円安の15272円ですが…、そんなに弱気になる必要はないと思っています。むしろ、かなり需給バランスが改善しており、儲かる相場になるようにも見えます。だから、もし駄目でも…ボックスの相場が続くのかなぁ~?

本日の日経新聞には、イギリスが自己資本比率規制強化の動きを、1年間、凍結すると報道されていました。でもだれも…まだ、この「金融規制」が間違っていると言いませんね。今の所は、トランプ氏だけなのです。まだ全体は下げていますね。今は438円安です。また先物絡みですね。まだ2週間を経過してないので、喪はあけていません。ブレグジットショックは、24日でしたね。来週になれば…完全離脱の確認が取れます。果たして…どうなるのでしょう。一説によれば…9月4日、5日に、中国の杭州で開催されるG20が切っ掛けになるという説も、あるようです。

今、買えましたね。IoTのユビキタスを800円で買えました。同時にまたソフトフロントも買えましたね。此方は360円です。トホホ…。何をやっても駄目かな? Vテクだけに絞っていれば…一番、良かったようです。何か、全国区の仕手系の銘柄が活躍すると良いのですが…Sフロントはかなり押しが深く、どうなのかな? 終わっている可能性もあるし…仕掛け筋任せですからね。でもこの四季報数字の変化率は…本当なのでしょうか? 会社側の説明は、信じられませんが…更に大きいのですね。

この手の株は、ざっと内容を見るだけで…あまり興味がないのです。通常、カタル君は、最初は…ざっと見るだけなのですね。調べるのは時間が掛かるのです。故にケネディクスぐらいになれば、いつも見ているから、色々の仕組みを理解していますが…。やる奴らが居なければ…株は育ちません。故に株価上がれば…本気になって背景を調べますが…今の段階では…「野となれ、山となれ」…なのです。市場判断に…委ねれば良いですね。

世の中、所詮は、なるようにしか…なりません。いくら努力しても…必ず運が、味方するとは限らないのです。カタルは運命論者ですからね。人との出会いも同じです。銘柄との出会いも…同じですね。後になって、後悔する事もあります。でも大概、どんなケースも受け入れ「パッパラ・パー」なのです。そうでなくては、証券マンなど、やっていられませんね。みんな自殺に追い込まれます。カタルなんか…可愛いものです。たかが40億円です。よっちゃんは、一人のお客で200億も飛ばしたのです。まぁ、相手も東京でも有数の資産家でしたからね。しかもバブル期だから…そんな金額なのでしょう。

たぶん…大丈夫だと思います。今日は大幅安だけれど…。その理由は、明日以降に述べますね。カタルが付けている指標は、大きく改善しています。こんな日は、目をつぶって買いましょう。でも無理をする必要はありませんからね。自分の力量範囲で取り組みましょうね。それでは…また明日。



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