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かたる:昨日は少し驚きましたね。後場からの急伸は、政策により株価が、どっちにも動くという事ですね。日銀の金融政策もそうですが…不透明な時代ですから、難しい舵取りが要求されます。先月の雇用統計数字は、驚きをもって迎えられ、一気にダリオ時間からイエレン時間に修正され、NY市場は高値追いになっています。

一方、日本は「いつか来た道…帰る道」と言うデフレの時代を連想させる相場付きなのです。誰も、「名目の時代」になるとは思ってないから、「流動性に罠」にどっぷり嵌っています。企業の現預金保有比率や日銀の当座預金口座の残高など…本来は、正常な裁定概念が働き、お金は儲かる方に流れますから…名目成長の路線を歩む筈なのです。しかし長過ぎた「失われた時代」、そうして数々の失政により、完全に未来に対する希望が失われ、誰もが、慎重になっています。

時代のパラダイムショックと言うのは…こんな感じで新しい時代に移行するのでしょう。IoTやAI、そうして、データサイエンティストなどの耳慣れない新語が生まれる時代です。この季節感を感じないと、相場の世界では石器人間になるのでしょう。昨日の後場からの急伸は、財政出動に対する評価なのでしょうが…本日は早くも的外れ…と言う市場の評価のようです。でも…ね。カタルは、確実に効いていると思っています。一例を掲げると日経新聞のスクランブルに載っていた「軽くなった大型株」と言うコラムですね。信越化学の値動きが、余りに軽い為に驚きを持ってみられていたようです。

実はカタルが、最も驚いたのは任天堂の売買代金です。7月19日7000億円を超えたと言いますからね。あと一歩の印象だと思っているのです。もともと日銀はETFで浮動株を吸収し続け、GPIFも株式運用をしている訳です。今度は大変ですから、「本手」を打つのが筋ですね。優秀な官僚諸君は、株なんか…と、失われた時代下では考えていたのでしょう。しかし今度は、本手を打たないと全体が沈み、大変なことになる危機感があると思います。

今回も…「財政ファイナンス」である「ヘリコプターマネー」を、市場で話題にされているのです。昨日は50年債発行の思惑が生まれ、インフレ世界への期待が生まれたようです。今はみんなが、再び帰るデフレ社会を想定していますから、ガンガン空売りが入りやすい環境です。名目世界のスター株が、ここで欲しいですね。

ケネディクスは、昨日、グループ内の物件操作を発表しており、このようにいくらでも利益操作が出来ます。此処が「いちごHD」と違う所です。いちごHDは在庫がそんなにないので…利益を作るのに限界があります。故に、一から構築するわけです。でも大変ですよ。「地上げ」の苦労を、知っている奴にとって、兆円単位の在庫の意味は、絶大なのです。故にケネディクスばかり…言い続けていますが、トホホの世界です。

さて昨日の話ですね。何故、強いと思うか? 今年1月29日に日銀はマイナス金利を適用しています。その為にケネディクスは、一気に出来高が膨らんでいます。この日は5863万株も出来高が出来ています。そうしてマイナス金利失敗論が生まれ、2月12日には350円まで叩き、出来高は2065万株です。つまり、だいぶ減ったとは言え、信用期日の応当日が近いのに…意外に確りした値動きなのですね。

誰かが…買っているからでしょう。この株の収益構造を観れば分かりますが…名目の世界に移行できるなら、間違いなく、4ケタ奪回から、上場来高値を追える収益形態です。だからカタルは、前からアベノミクスの主眼である「デフレ脱却」のスター株は、「ケネディクス」だと述べ、これだけ見ていれば、相場の全てが、分かると述べています。

株と言うのは。いつもそうですが…時代を反映する鏡なのです。携帯電話が生まれドコモが誕生し…スマフォの時代に変化し、ゲームの会社が乱舞する。みんな時代を反映している訳です。故に政策動向が重要で…時代の流れが、重要なのです。IoTと言う言葉は、ずいぶん、昔からあります。でもなかなか収益に結びつきませんでした。でもARM社の収益構造を観ても分かるように…これがスマートコミュニティーの時代ですね。

上場企業を観ると分かります。製造業の時代、車を連想して下さい。トヨタの売上高営業利益率は、最も良い時でも10%に届くかどうかです。それも下請けを叩き、毎年、毎年、部品価格の値下げを迫って、実現した利益です。多くの製造業は5%にも届きません。こんな非効率な産業などは、前時代的な産業です。

スマートコミュニティー時代は、売上高利益率の30%は当たり前、50%近いのが常識でしょう。カタルが組み込みソフトのユビキタスに、長く注目しているのはその為です。いよいよIoT時代の到来です。此処から成長が、一気に加速する筈です。みんなが試行錯誤の現実なので…どんな形か? と言われても、よく分かりませんが、革新的な既存概念を打ち破る会社は、全てPER評価が100倍以上になります。

だって毎年30%ずつ成長すると、あっという間に論理的数字に届きますからね。潜在成長率と言う奴です。自分で計算してみると分かります。30%運用が出来るなら、たった17年で100万円が1億円を大きく超えます。故に50%増は…凄い事なのです。

働き方改革の「クラウドワークス」を、再三にわたり…取り上げていますが、売り上げの伸び率に注目して下さいね。まぁ小さいから、まだ何とも言えませんが…カタルは労働市場の変化にも注目しています。昨日も友達の息子が、相変わらず…正社員になれず、派遣社員のようなアルバイト生活をしているらしく…彼は嘆いていました。

でも価値観は多様化しており、クラウドの時代ですからね。何も正社員になるのが正しい働き方なのかどうか…。最近は上場企業も、兼業を容認する会社も増えていると言います。ネット時代になり、会社間の壁が低くなっている様に感じます。きっと…この会社は大物になる可能性が大きいですね。

ネット時代は物質的な距離など関係ありません。事実、ネット会議は当たり前の時代になり、これを支援する会社の業績は、大きく伸びています。スマートコミュニティー時代に、何が求められるか? 独創的なアイディアですね。ケネディクスをやり始めて3年になりますが、3年など、あっという間に、過ぎちゃいます。いよいよカタル銘柄のスマートコミュニティー関連も、世に出る時期が、来たのでしょう。

カタルは…先ずは「1300兆円の逆襲」だと述べています。この意味は名目の世界の定着ですね。もう充分にお金はあるのです。企業にも、当座預金にも、合わせれば…日本のGDPに迫るのです。要するに未来に対する、確かな期待が生まれるかどうかなのですね。過去の歴代首相や日銀総裁などが…如何に、お飾りの存在だったか分かります。真の実力者が上に行けない村論理は、もう直ぐ終焉です。クラウド時代は、能力のある奴が世に出ることができるのです。

路上ライブで、世に出た「いきものがたり」。今度はクラウドの時代ですから、ユーチュブなどから生まれそうですね。これが現実です。スマートコミュニティーは、真の実力者が世に出る仕組みです。クラウドワークスの価値が、俄然、増しますね。

今度はソフトバンクロボティックスと共同で行う、アプリコンテストは、世に埋もれるプログラマーの登竜門になるかもしれません。何か、ワクワクしますね。自分が株主になって、実際に、時代を応援していると思うと…。これが株式投資だと叫びたい気分です。カタルは本日も寄り付きと600円の指値は買えたかな?

勿論、ユビキタスも1100円が買えました。ケネディクスも買っても良いのですが…。つい先日418円で買ったばかりで、あまり増やすと…馬鹿が政策選択を間違うと…また追証になり、きついですからね。今度は、600円に乗ってから、買い増しをした方が良いのではないかとも考えています。あまり先を読み過ぎても駄目だし…いつも市場と対話をして、自分の考えを修正している次第です。

読者から1937年問題の解説を求められましたが…現状は、これを心配するダリオ時間は、大きく後退しています。故にNY市場は、新高値を追うのです。同時にFRBの年内利上げ説の確率が上がっています。カタルは金融規制の為に、時代の変化が遅いとも思っていますが…。この辺りの仮説は、どれが正解か…非常に難しい読みですね。カタルは日本の動向より、米国が心配なのです。次期大統領のコメントを観ていると、どちらになっても…すっきり未来図が、晴れそうもありません。だから資金を引き揚げようと思っているのですが…次々に買いたいものが出て来て困っています。

東京の梅雨明けは、なかなか来ませんが…何か今の相場も、梅雨明け間近の印象です。それでは、また明日。息の長いスター株の存在が必要です。ケネディクスは相応しいと思いますが、こればかりは、僕が決めるわけではありません。市場の総意ですからね。それでは…また明日。



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