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毎日、TOBやMBOが発表され…本日の日経新聞には「アンカー」論だとか…。このアンカーはanchormanと言う最終ランナーとか…。重要な主要人物と言う意味でしょうが…船の錨(いかり)の意味もあるのでしょう。最終ランナーと、錨は、日本語の印象では、少しニュアンスが変わります。たぶん、日経新聞のスクランブルの解説は、これから海外投資家が日本株を大量に買って来る…と言う「出遅れ株」(最終ランナー)の意味で使っているのでしょう。

ですが…カタルは違います。日本が先頭を走っているように見えます。この解説はスペースが必要ですから…いずれの機会にします。

カタルは会員レポートで日本株が「いよいよ大きく上がる」…その原動力として海外投資家の買いがあると年初のレポートかな? これまでの売買動向の数字を掲載して海外投資家の日本株式の手持ちが少ないことを述べてきました。

故に野村証券株などの滅多に手掛けない大型株を推奨しています。今回は三菱UFJでも良かったのですが、全体の株価が上がっているために…収益環境が激変する証券株の野村証券を選択しました。

この理由は日々の売買の手数料だけではありません。東京製綱の田中さんのように…未だに時代錯誤した「村論理の経営者」が日本には溢れています。名村造船(7014)などもそうです。

これは日本経済新聞社が悪いのですよ。メディアの重要な役割である「時代の変化」をしっかり伝えておらず…日本の経営者の意識改革を怠ったためです。日経新聞は、広告収入も大切です。テレビなどのメディアはみんな同じ土壌です。だから…「村社会を擁護」します。この為に…日本の馬鹿経営者は、時代錯誤に陥り…改革が遅れたのです。その結果、ROEは日本が一番、低いのです。

これに気づいて行動を起こしたのが…「野村証券」です。大切な子会社であった野村総研の株を売り…それを原資にして自社株買いを実行して「効率経営」を模索しています。今回の会社説明会の資料でも、米国の証券会社と比べ…「そん色がない」レベルになった事が盛り込まれています。そうして…肝心なことはROE15%を超えたことです。しかも株主還元をしっかり謡っています。ようやくグローバル基準になりました。

野村証券が変わるなら…幹事証券ですから日本のすべての企業も変化します。何しろ「率先垂範」です。今度は自社の株高を通じて…見本を示さねばなりません。M&Aは大手証券でないと出来ないのです。この激動の「変化の時代」に、ようやく…これで移行できます。だから凄いことなのです。

日本株は10万円へ、向かうのです。何を馬鹿な…と言うでしょうが、日本の経営者は誰かが先陣をきって行動すると…必ず、「我も、我も」…と続きます。駄目なら、すぐにTOBに遭い、緊張感が生まれる経営になりますから…誰もが真剣に動きます。これが…市場原理です。

もう野村証券の4桁奪回は決まっています。

「もう100円も株価が上がったよ。こんな高い所を買えないよ。」…と皆さんは言うでしょう。過去のデータを自分で調べましょう。海外勢の買い方は凄いのです。おそらく今回は2012年から2013年にかけた…あの連騰場面だろうと思っています。

野村証券株(8604)の週足推移

3か月だけで良いですから…途中で株を売らずに、持ち続けましょう。僅かな金額の利食いはせずに…常に「買い増し」あるのみです。常に…「買い増し」でしょう。一応…その様子のチャートを掲載しておきます。分かりやすく…対数チャートにしました。

それでは…「有言実行のカタル君」は、今の相場で指値をします。ハイ、630円で野村証券を5000株買い増ししました。

このチャートが示すように…2012年から2013年の上げ相場は、名目成長率を重視する「期待感」から野村証券株は223円から980円に上がりました。今回は、この「現実版」が誕生します。株価は約4.4倍でから、今回の景気循環の底は2019年6月の330円ですから…同じ比率なら1450円ほどの株価になるのでしょう。

まぁ…経営次第で過去最高株価の5990円を奪回しても不思議ではありません。それ程…条件が整っています。

UMC(6615)の日足推移

本来カタルは、「ハイリスク派」の博打好きなので…この手の相場はあまり得意ではありません。やはりU君こと…UMCエレクも株価が戻ってきました。トヨタらしい選択です。内山一族が手を引き、トヨタの傘下企業になりました。チャートだけつけておきます。

カタル達は、あの600円前後を買ったわけですが…1年半の時間が掛かりました。でもカタルの見方が正しかったから…トヨタは増資に応じたのでしょう。ここから何処まで株価が回復するか…。グロームHDもそうですが…構造改革は、大概…2年程度の時間が掛かります。どんな優れた経営者でも、その程度の時間が掛かるものです。投資とは…こういう時間感覚です。読者の皆さんも、カタルを含めそうですが…みんな「朝三暮四」なのです。

ですから…村田製作の株価の上げ方…今回は野村証券をやっていますが、この株価の上げ方さえも、貧乏人にとっては、この時間が我慢できません。昨年のコロナ禍の最中、カタルはIIJとフェローテックが「救済銘柄の候補」だと述べて、一度は、両社とも手掛けています。しかし…両社とも株価は上がりましたが…カタルはその恩恵を受けていません。特にフェローテックは大きくなりました。450円が2235円です。約5倍です。

フェローテックの日足推移

カタルはいつも事前に「未来図」を語っていますが…なかなか、ものに出来ていません。このカタルの悔しさが、皆さんに理解できるかどうか…。時間が見えないために…分かっているのですが…いつもタイミングを逃しています。

今回も介護の「ツクイ」も、一時期は5万株ほど持っていたことがあるのですが…現実は5000株です。タイミングが…なかなか合いません。

別に自慢ではないのです。過去の事例を述べているだけの話です。皆さんはカタルのような間違いをしないように…「他山の石」としましょう。上がる株は事前に決まっていますが…問題はそのタイミングです。

折角、上がった株なのに…上手く利用せずに僅かな利幅に魅せられて…利食いしたために大儲けを逃すことは良くあります。だから最低3か月程度…あるいは1年か2年程度の時間、買い増しだけすれば…良いのでしょう。

それじゃ…もう担保がないので仕方ありません。介護のツクイを利食いして…野村証券をもう5000株買います。ハイ、924円で売れて…629.9円で5000株買えました。たった5000株しか持っていませんから、どうでも良いか…。

これで…本日も合計で1万株を買いました。もう1万株を、何処かで買うと…たぶん合計は10万株になるかな? 

儲かると言われても、あまり…カタルの心は踊りません。やはりカタルは「NPC」のような株の方が好きです。アレレ…先日、買ったF君の株価が下げています。じゃ…これも1000株だけ…成り行きで買います。ハイ、448円で1000株のお買い上げです。何れ…皆さんにもこの銘柄を公開します。

相場がないF君の月足チャート

カタルは、このような赤字企業が好きです。自分が貧乏人のせいか…どん底から復活するシナリオの株が大好きです。折角だから…月足チャートだけを付けておきます。

如何でしょう。カタルが「惹かれる」理由が分かりますか? 今日はこんな株もあるのか…と言う程度の認識で良いですね。

その内、毎日カタルレポートを読んでいれば…その理由を書きます。でも慌てなくて良いのです。このように書くと…人間は直ぐにその銘柄を知りたくなりますが…知ったらお終いです。 「UMC」も2年かかりました。「グロームHD」も時間が掛かっています。こういう株は時間をかけて…100万単位で買って、狙いが当たると…大儲けできます。

大金持ちのNさんは、こういう株価位置で株を買い始めて…じっと待ちます。

下値で3年~5年も待つことがあります。大金持ちの感覚は、通常の人の感覚ではありません。「時間を超越できる」奴だけが…株で本当に儲かるのでしょう。以前、マイクロソフト株を買った、あるOLの実話を紹介しました。時間を超えられるかどうか…。まぁ、今は一緒に、毎日、野村証券を買えばいいのでしょう。それでは…また明日。

忘れていた…東芝でも良いですからね。またね。



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