かたる:世界の市場を席巻した「クオンツファンド」が苦戦をしていると言います。ルネサス・テクノロジーズも年初から6月半ばまでの成績がベンチマークを下回り、タクティカル。アグレッシブ・ファンドは年初から5月までのリターンが35%ものマイナスだとか…。JPモルガンが資金を引き揚げたと伝えられています。所詮、プログラム運用も負けるのでしょう。投資の世界に絶対はない訳です。
カタルは本日、ある株を実験の為に再び1000株、買い増しをしました。実は奇妙に思っていたのです。市場の動きと「整合性」がなく…、何故、この株だけが下げ続けるのか? 理解が不能でした。それでも…カタルは、ひそかに買い増しを続けました。高値買いの同株数を下値で買ったところで、昨日、下げの原因と思われる理由が判明しました。カタルのこの仮説が正しいなら、早晩、この株価は「値戻し」する事になるのでしょう。(有料会員向けのヒントです。皆さんと一緒に後場寄りも、買い増しを続けます。)
市場の動きと相反する値動きは、ソモソモおかしいのです。本来Aの株価が騰がるなら、必ず株価が騰がる関係にあるB株が…ある時期にAだけが上がり、Bが逆に下がることなど…全く理解不能です。
このような奇妙な動きをする事が市場には時々あります。しかしこのイレギュラーは長くは続きません。時間さえ待っていれば、必ず…この動きは修正されます。元の関係に戻るものです。「市場の整合性」とはそういう事です。
カタルは年末年始の期日を迎え、本日は再びと言うか三度と言うか…馬鹿の一つ覚えで儲かったはずの玉を、儲けの時には売らず…追証懸念が発生して、本日、またも損をして投げさせられました。そうです。ケネディクスの話をしています。
カタルの場合、このように物理的な理由で売る場合は、必ず、寄り値で売ります。でも人間は欲で…上手に立ち回ろうとしますが、所詮、運がなかったと諦めます。まさに…コンチクショウでアリアンす。
カタル同様に追証懸念に苦しんでいる人が居るなら…先ずは分相応の水準まで身の丈を縮める必要があります。相場観なんか…関係ないですよ。自分の「力量」問題が相場観に優先されます。馬鹿は自分の間違った考えに拘り無理をします。でもまだ無理をするようなところではありません。
先ずは自分の「力量」まで、持ち高を整理する事です。その際、相場観は関係ありません。カタルは証券マン時代に馬鹿をやって来ましたが、これまで何とか、生きてこられた理由でしょう。でも顧客には、ずいぶん迷惑を掛けました。このレポートは…その償いのようなものかな?
昨日の日経新聞には、先日、カタルが疑問に思ったことが書かれていました。そうです。NT倍率の話です。一面にも日銀によるETF買いの副作用問題が書かれていました。
そう言えば…バブル期の話ですが、1987年に実質的には多くの株価が天井を打ちました。でもその後も日経平均株価は買われ…特にひどかったのが1989年です。最後の1年は、日経平均採用銘柄の値嵩株だけが、論理価格を無視して株価が上昇して行きます。東宝などの上昇を見て、おかしいな…と思った記憶が甦りました。
でも今のカタルは「流動性の罠」から抜け出せない経済サイクルですから…この際、粗療法も仕方がない…と思っています。日経平均株価はガンガン上げれば良いのです。どう考えても、三菱UFJなどは論理価格以下なのです。バブル期は、どの株も理論株価以上だったのです。まさに本当のバブルです。一つのアイディアとしては…日銀の持ち株を自社株買いで対応すればいいのです。そうすればROEも上がります。
日本人は資本の意味を理解していません。
東芝の自社株買いの疑問記事を時々見ますが、カタルはあの時に倒産と言うか…、上場廃止を前提に…リスクを犯して株を買ったのです。今頃、批判する人は、その時に東芝株を買えば良かったのです。日本人は誰も参加せず、結局、GSが主導したのです。リスクを取ったのだから、倍増しても…不思議ではありません。2倍なら株価は500円台です。
本当は、昨日、正式発表があると思っていましたが、お金が正式に使えるのは7月末のようです。だから9月までには…何らかの形で自社株買いを実行するのでしょう。自社株買いは、常に時価より高くなります。これが原則です。でも未来は分かりませんよ。現状の話をしています。未来は自社株買いの価格より、高くなるのが自然なのです。
話しはポンポン飛びますが…。昨日、儲かる株がなく、しかし維持率を維持しなければならず…仕方なく100株しか持ってないソニー株を利食いしました。そうです、先日、買ったばかりのソニーです。僅かですが儲かりました。ソニーの信用買い残を見ましたか? そのグラフを掲げておきましょう。
6月1日は信用の買い残が1128万株ありました。そうして期日が到来しており…先週末の6月22日には674万株に減りました。これは…株価が上がりますね。誰が高値でソニー株を買っているのでしょう。少なくとも貧乏人ではありません。この時期に買えるのです。
その理由が、判明しました。その理由の一つが此方のレポートです。このレポートを読めば分かりますが…ソニー株は、確実に上昇するのでしょう。CMOSイメージセンサーは半導体の先を行くのです。分かるかな?
何故、米国のネヌビディア(NVDA)の株価が暴騰したか…分かりますか? ここまでヒントを掲げても、分からない人は株なんかやめた方が良いですね。半導体は進化を続けています。そうして世界一だったルネサスを、カタルが諦めた理由は村論理です。もし経営者にセンスがあるなら、今頃は凄い事になっていたのです。
半導体は単なる記憶装置ではなくAIの主要部品です。イメージセンサーは視覚ですよ。眼から入る情報量は非常に多いのです。5G時代が到来し…一気にIoT時代になります。「シンギュラリティ」が到来します。そうだ。此方の記事も、ついでに読んでおきましょう。最後の部分だけで良いですね。笑顔が一番です。
最近、孫が立て続けに生まれ…赤ちゃんに接する機会が増えました。赤ちゃんは、良く笑うのです。僕らは、いつから「笑い」を忘れ…他人批判をするようになったのでしょう。失われた時代なんか…もう懲り懲りです。皆でワハハ…あの時は馬鹿をやったね。…て、笑える社会を創りたいものです。
それなのに…実社会の事件はネットで批判され…殺人事件? もう勘弁して欲しいものです。こんな倫理観の社会はウンザリです。
カタルが、また追証だって…。本当に馬鹿をやっているなぁ~ワハハ…って、笑ってやってください。(いつか見ていろ、僕だって…!)
先ほどのソニーの記事がSUMCOに繋がることが分かりますか? 「市場の整合性」は繋がっているのです。ソニーの株価だけが上昇を続け、300ミリを提供するSUMCOの株価だけが低迷する理由はありません。「市場の整合性」に反します。
それでは…また明日。またまた反省をしています。ケネディクスさん、いい加減に、本当の力量を発揮して下さいね。一株利益100円台を出せばいいのです。簡単でしょう。いつでも出来ます。常にラッセルを続けないと…さらなる高みには到達できません。さっきの孫さんの話を読みましょう。株主が笑える経営をするのが…本当の経営者でしょう。