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やはり米国は「面白い」国です。先ずは此方です。まぁ気持ちは分かります。

しかし…カタルなら「武士は食わねど…高楊枝」の世界でしょう。先日のトランプが当選したら…彼の「起訴」は取り消されました。これにも…驚きました。このような事例と「兵庫県知事の斎藤さん」のゴタゴタ…の顛末を観ると、選挙民が「もう一度、やらせよう」と許可をしたのに「メディア」は、未だに「ニュース」で、その話題を採り上げます。NHKまで…報道していました。

この辺りの「世情の違い」は、何故、生まれるのでしょう。

そもそも「ルール」は人間が、創るもので、絶対ではありません。言葉を考えると、「流行に合わせ」…「新語」が生まれます。やはり…時代に合った「ルール」に変えるべきなのでしょう。

最高裁の判決も、時代が考慮されます。「ジェンダー・アイデンティティ」の考え方や夫婦別姓なども、そういう…変化です。そうして…本日の日経新聞です。

最初、この報道を見た瞬間は「また、始まったのか? 村社会」と思いつつ、原稿を読むと…日本の制度は、この主張のように「ものを言う株主に」甘いんだなぁ~と思いました。知らなかったので、この報道は「パチパチパチ」…です。カタルは「グローバル基準に日本のルールを合わせるべきだ」と言うのが「基本的な立場」です。

そうして…この報道を読んだ時に、「大阪製鉄」(5449)の報道を連想しました。

大阪製鐵(5449)の株価指標

この記事を観て、直ぐに…株価を調べました。別に「割安」でも、なんでも…ないですね。何故「ものをいう株主」は、「日本製鉄」(5401)に、株式のTOBを求めるのでしょう。妥当な株価でしょう。むしろ…市場価格は高いように感じます。「資本効率」は悪いですが、現状の株価の3380円は、他と比較すると…高いですから、「日本製鉄」は逆に、ドンドン…株を売れば、良いのです。あるいは「大阪製鐵」に自社株買いを迫れば…良いですね。

「ものをいう株主」の主張は、たぶん…60.6%の支配権があるから「ダブって」…上場しているのは、「おかしい」と言う主張なのでしょう。それなら…持ち株を20%以下まで、売れば良いのです。どうしても、その分野が必要なら…自前で、同じような会社を、新たに創っても良いのです。こんな主張が出てくることが「可笑しいなぁ」~と思います。

「セブン&アイHD」(3382)などは、経営方針の違いで、経営の「スピード感」の問題です。カタルが「野村証券」(8604)の奥田社長を、批判しているようなものです。彼は期を分けて…「アルケゴス」の損失を分散して…計上しました。そうして…必要不可欠な「リストラ経費」も徐々に…やっています。今期も追加計上です。前から分かっていることですから、一気に…事前処理をして、新しい姿に邁進する「スピード感が欠如」しています。

カタルが問題にしているのは、この日本村的な「トロトロ」やる「成田時間」が、時代に合わないと言っているのです。でも最低限、ギリギリの「合格ライン」でもあります。この辺りは「セブン&アイHD」の井坂さんも同じです。でも彼の場合は、経営の「スピード感」が市場から問われました。

フランスは揉めており「内閣不信任」だとか…騒いでいます。財政がひっ迫しています。移民を寛容に受け入れていたから、そのツケが出てきているようにも感じます。イギリスは強制送還を、議会で容認しました。ドイツの不振は、ロシア依存や中国依存です。特に自動車は大変です。

日本の「日産自動車」(7201)も、早く行動を起こさないと大変です。

中国の自動車販売台数の変化

中国市場のシェア争いで、負けた「ホンダ」(7267)や「日産」(7201)は早く次の手を打たないと倒産する可能性もあります。それ程…中国勢は強いのです。「過剰競争」のEVの中国市場における「競争」に勝てなくては、意味がありません。「テスラ」は辛うじて「呼吸」をしています。「トヨタ」のHVは、既に減速し…PHVだけが辛うじて…競争ラインです。ジリジリ後退していますが、何とか…「競争ライン」上のようです。中国は2600万台から昨年は3000万台に乗せています。米国は約半分です。


米国の自動車販売台数の変化

やはり…中国は人口が多いだけに凄いですね。米国が「焦る」わけです。AI革命において…米国は、中国に対して「規制」を強化させていますが、やはり「狙い通り」…そのような逆風下でも「東京エレクトロン」(8035)の株価は上げてきました。これは…「キオクシア」が本日から新規募集開始ですから、当然と言えば、当然の値動きです。半導体が元気になれば…日経平均株価などの「指数」も上がります。

この「キオクシア」の評価は難しいですね。2兆円と言われていましたが、現状は1兆円を割れています。既に、半導体の市況は、持ち直して高くなってから…既に「下げ過程」に見えます。世界景気は「後退気味」なのです。AI投資だけです。

故に…目先の業績は良いのですが、来年後半は分かりません。もともと…「キオクシア」は目玉になる商品がありません。ただ「SKハニックス」が株主で…場合によると買収される可能性が在ります。何しろ…上場企業になるからです。市場の論理です。市場では、「村社会論」は通用しません。SKにとっては、日本の生産拠点を持っても良いですからね。

「エレクトロン」(8035)の 日足推移

もともと…米ウエスタンデジタル(WD)との統合の話があったのですが…SKハニックスが反対した経緯があります。でもこの「エレクトロン」(8035)のチャートは、目先は「上がる」と思っていました。

余程…株を買おうと思ったのですが、「ジェイドG」(3558)にカタルは「てんてこ舞い」…です。本日も今ほど…1685円を500株だけですが…株を買いました。更に買おうと思っていますが、下値を買えるかどうか…微妙です。ここからは「鉄板ライン」に成ります。

「売り物」を誘う…「演出」も、この株価水準だと、なかなか…効きません。昨日は、ひやひやして…1725円に「売り物」を1万株程度…見せました。まぁ、どっちでも良かったのです。売れれば…逆に「上を買う」だけです。下げても…下をまた買えば良いですからね。

「ワンタッチ」銘柄なら…腐る程…あるのです。ですが…株価が2倍、3倍が狙える器の銘柄は限られます。大型株は、時間が掛かります。決まっていることですが、目先、ハラハラ・ドキドキ…の「楽しみながら」の相場を、頭に描くと…難しいレベルになるのです。

皆さんの「投資行動」を思うと…「一般のレベル」です。自慢ではありませんが…程々の利益を狙うのは簡単なのです。でも、それでは…「面白く」ありません。

「ニデック」(6594) の日足

やはり「ソフトバンクG」(9984)も上げてきました。この程度の「程々レベル」なら、「ニデック」(6594)も良いですよ。…と思って、株価を観ると既に100円ほど上がっていました。米国では「Supermicro」(SMCI)が会計上の問題は見つからない…と発表していました。

もともと…この「冷却装置関連」で、大きく株価が上がった経緯があります。果たして…2匹目のドジョウが存在するか…どうか。この株価も「2日間連続」の下げの…論理です。「ジェイドG」と同じで…「下値形成」が続きますが、8月5日の2700円は、「鉄板水準」なのでしょう。今なら…まだ買えます。

「村田製作」(6981) の日足推移

「村田製作」(6981)も、同じようなパターンです。この「村田製作」も「ニデック」も良い時は、株価が1万円近い評価でしょう。両者とも…その経営者は、日本のなかでは「上位に」位置しています。やはり…「企業は人なり」なのです。経営者の資質が株価を決めます。

通常…3年も駄目なら、普通の経営者なら、狙い目に成ります。「古河電工」(5801)は、低迷期が長かったですね。やはり株価面で「シコリ」が強かったんでしょう。今回、狙っているM君も、「馬鹿みたいな株価」まで、ワイワイ…言って、株を買いました。だから、今回は、せいぜい上値があっても、3倍止まりかな? それも…難しいかな? たぶん3000円台の評価まで行くと思っています。

やはり「リクルート」(6098)のようなケースは、珍しかったですね。もっと…日本が置かれた外部「背景」を、もっと理解すべきでした。カタルの失敗です。今の「相場」環境は、大物が「主体」です。ブラックストーンとか…ブラックロックとかKKRなどは運用資金の規模が違います。

「川重」(7012) の日足推移

チマチマした「小型株」は、お呼びでありません。だから「日立」(6501)や「重工」(7011)になるわけです。ここで「川重」(7012)も変身しています。

此方の記事を読んで…カタルは「ジェイドG」(3558)に力を入れていますから、関連がある「伊藤忠」の記事は、必ず、読んでいます。最近のスターです。「セブン&アイHD」(3382)もそうですが、買収が成立した「デサント」(8114)は、来年、上場廃止です。この「カワサキモータース」の記事は、心に響きました。

資源の「三菱商事」(8058)は「トランプ政権」の誕生で…用なしでしょう。

面白いですね。やはり経営者の姿勢です。ここで、この日経新聞の報道が直ぐに繋がるなら…もうカタルレポートを卒業しても良いですね。「内部留保」は、使って「ないぼ」です。この背景で、必ず…「デンソー」(6902)が「大化け」をするのでしょう。まぁ大きな会社だから、1万円を付けられるかどうか…は分かりません。

この発想は「金持ち時間」のバフェットの発想です。でも彼は「目先の利益」ではなく、それも景気の変動に影響を受けないものを好みます。食品の株価評価を変えたのは彼ですから…。

昔は「ディフェンシブストック」と言う保守的な部類の選択でしたが、最近の外食を始め…「ユニクロ」(ファストリ=9983)の成功が、日本企業の「国際進出」を後押ししています。外食は、特に…グローバル展開です。

まぁ雑談は、この程度にして…相場は「もう大丈夫」です。下げの心配は「皆無」です。ここから来春まで…特に1月は「ウハウハ」…の展開でしょう。全く、心配は要りません。米国の利下げ確率は、少し上がり…今朝の時点で75%ほどです。日銀は、たぶん…1月でしょう。ようやく…金利のある正常な時代になって来ました。

故に「淘汰の嵐」でも…あります。

「ユニチカ」(3113)などを、直ぐに思いつくなら…合格です。基本的に株式投資は連想ゲームです。「風が吹けば桶屋が儲かる」発想です。そんな事で、本日はお終いです。本日も「ジェイドG」が安ければ…明日の寄り値は、「買う株数」を2倍に増やして買いましょう。また…ね。



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