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ラグビーは「一次リーグ」突破の可能性が高くなったそうで…更に楽しめそうです。カタルは夕方に…散歩に出かけます。都会の中で暮らしていると「空間を感じる」ことが出来ません。近くの木場公園は、かなり広く、開放感に包まれ…季節の「移り変わり」も実感できます。昨日は、東の空を観て、低いお月さんを観て…「満月かな?」 …と思ったのですが、本日が「中秋の名月」だとか…サイトに載っていました。

この原稿を書くために、「膨大な資料」に、目を通しています。その度に、色んなことを考えます。

本日の日経新聞には「リバランス」の事が載っていました。機関投資家は、常にポートフォリオの「資金配分の偏り」を修正します。「配当落ち」などは、その時期の一つになるのでしょう。これは「アノマリー」と捉えて…良いのでしょうが、近年は配当金の金額が大きくなっており、税金問題もありますから、この中間期と、期末はどうしても現物売り…先物買いなど…そうして期を超えると、また配分を変えるのでしょう。

このような事は、これからも…「毎年」繰り返されますから、事前対処が必要です。しかし…基本はあまり関係ありません。GDP統計などが「景気循環」の考え方の一つになりますから、基本的な指標の理解を深め…日々の事件などに、関心を持たねばなりません。「本手」を忘れず、目先の「些細な事」は、流しましょう。

例えば…「ビックモーター」の不正は、昨日、報道されたの損保の「談合の発覚」に繋がっている可能性があります。ジャニーズ問題なんか、先日の検察の黒川さんの賭けマージャンと合わせると「メディアの倫理観」が試されます。基本的に人間が創った社会なので…大きな違いはなく、基本的な生活観で…物事を判断するようにすれば良いのでしょう。

株価の判断も同じです。上がり続ける株もなければ…下がり続ける株もありません。基本は「乖離度合い」の判断で、世界基準に合わせたルールに従うだけです。この世界基準は日本の独自基準ではないのです。

戦後の高度成長を支えたのは、米国の支援による面が大きく…その補完が外れたのは、1980年代の日米貿易摩擦問題です。この是正が「プラザ合意」でした。その時に日本は間違った選択をしました。その「咎め」を受けたのが「失われた時代」なのでしょう。

とうとう…事前予想のように、「野村証券」(8604)は600円前後まで下落してきました。本日は基本的なチャートの見方でも、話題にしましょうか…。

野村証券は、現在、たぶん海外勢の買いが入ったのが8月17日を起点にした今回の株価上昇です。まだカタルの使っているボードは、「フル板」ではなく600円の買い指値は見えませんが、30万株ほど…買い指値があるのでしょうか? 通常は600円を割れるのが「セオリー」です。このラインが当初より…考えていた「押し」幅です。でも世の中は「事前予想通り」に、株価が動くことは、余りありません。

このチャートを観ると分かりますが、25日の移動平均線は605円です。次は75日線ですが、その水準はまだ低く568.9円です。毎日1円ほど上がっているようです。まぁ、大型株の部類ですからノンビリ…やれば良いのでしょう。カタルは「株価はこの辺りまで」…そうして、期間は「10月半ばまで」調整波動が続くと思っています。

三菱UFJ(8306)の日足推移

通常は…「下値圏で横ばい」に入ってから、時間をおいて上昇波動に移行します。ここでは三菱UFJの3月からの動きが、参考になります。三菱UFJは3月の高値圏の保ち合いが「諄かった」のです。故に「しこり感」が残りました。その場合は、調整から出直りに時間を要するのが一般的ですが、野村証券の場合は、期待感が乏しかったのか…直ぐに調整入りになっており、「しこり感」があまり…ありません。故に、次の上昇のスピードは、意外に…早くなるかもしれません。

野村証券(8604)の日足推移

このチャートの「オレンジの丸」で示した「過去の高値」の壁が、今度は下値の「防衛線」になります。ただ今回の起点と思われる8月17日の安値を下回ると…相場は「再構築」です。この場合は時間が掛かります。通常は「押し幅が浅い」ほど…強い相場です。661円から1割程度の下げですから、「良い押し」だろうと思っています。

まだ下げ続けていますから、演出なのか…。それとも実態は余程、悪いのかも知れません。現在、野村証券は「経費節減」を全店でやっています。契約途上で店を閉めたりすると…違約金が発生したり、多少のリストラ経費の計上があります。人員の削減まで踏み込むと…未来の利益は増えますが、目先は「特別損失」を強いられます。

しかし…環境から考えて、経費の節減はあっても、人員の削減の可能性は聞いておらず、減額修正の可能性は低いのでしょう。何故なら…同業の「日本取引所G」(8697)は9月25日に通期の「増額修正」を発表しており685億円の営業利益は770億円に…純利益49.8億円から55億円に増額しています。事前予想から約1割の増額です。

故に…通常の考え方では、野村証券も、環境から観て、何れ…「増額修正」なのでしょう。でも奥田さんは、他の経営者から観て…明らかに劣っています。大和証券の株価と比較すると分かりやすいですね。「大和」(8601)は868円で野村は603円です。3割も…下の株価です。経営者の能力の「ある」「なし」が分かります。

あらら…600円の指値が30万株と予想したのに、15万しか…ないのですね。人気度合いが分かります。

でも…「ルネサスエレク」(6723)や「ニデック」(6594)などは…買いたい株価水準になって来ました。ルネサスは、まだ下値が確認されませんが、2200円割れ前後からこの2250円は良い場面じゃ…ないかな? 

先日の「メルカリ」(4385)と同じ…株価感覚です。メルカリも3200円から下の株価は買い場でした。同じことです。この同じ事と言うのは、「株価感覚」の話です。相場論と言うのは、丹念に株価位置を確認していれば…自然に株価の下値圏が見えてきます。

「KPPG」(9274)の570円は、翌日は買えなかったのです。NITTOKU(6145)もあの時の2200円がワンチャンスでした。今の株価は2500円台です。本日は下げて2472円ですね。同じように…「BASE」(4477)も、昨日、用いた296円の買いは買えていません。野村証券もそうですが、常に、事前に株価予想をして、そのポイントになったら株を買いに行きます。

C君の日足推移

でも…昨日、指値をしたC君は140円が買えました。前日、後場から140円の買いもの5000株を入れたのですが、「内出来」で2300株だけ、買えただけでした。しかし翌日も用いたら…昨日は136円まで在って…137円の終わりです。でも本日の株価は141円です。この136円が「目先の安値」の可能性が出てきました。

この株は、たぶん…発表される業績数字は、更に悪化します。リストラ経費を計上します。現金が減りますが…その数字が発表された時に、株価が仮に、目先の…この136円の安値を割れずに上で位置するなら、実際の業績数字が悪いものを発表しても…株価が136円を割れないとすれば…ここが、この会社の「分岐点」になる可能性があります。割れるなら…駄目ですね。この発想は目先、底を打った場合です。

野村の板状況(10:07)

良いですか…買うために、株を「わざと売る」場合もあります。今の野村証券の板に603円に32万株の売り物が出ています。先ほどカタルは600円の買いは15万と言いました。仮にこの32万株の売り物が、簡単に消化されるなら…意外に「早い回復」もあり得ます。逆に切れずに…もう10万株、追加の売りになっています。今は42万株です。

このような板状の攻防を観て…相場観を修正していきます。分かるかな? 

また10万株追加され…603円の売り物は52万株になりました。603円の攻防です。面白いでしょう。この50万は「美味しい売り物」ですから…通常は、全部買わなくても、先ずは20万株、そうして5万株単位で断続的に買うのがセオリーです。駄目ですね。売りに押されて…その壁が見えなくなりました。

本当に「相場心を持った仕掛け筋」が不在の日本です。「付和雷同」の「金魚の糞」ばかりです。50万株の売り物が出るという事は、500万株を買うつもりでないと…「挑戦」は出来ません。通常は板状に出ている株数の10倍程度の売り物があるものです。情けない日本人です。ラッセルする「奴」が居ません。

このリバランスは、だいたい2週間だろうと思っています。米国は、昨日上がりましたが、ここでは「ラッセル2000」に関心を持っています。最近は「強い動き」なのです。他の指数がマイナスでもプラスで推移することも多いのです。

基本的に「市場の整合性」を理解しないと駄目です。昨日の「ジャムコ」(7408)は一日だけですね。ただ下値は1564円を付けずに、まだ…1570円までです。昨晩もボーイングは下げていました。ここに来て下げが加速してきましたから…ボーイングの買い場も近いのでしょう。何しろ、かたるが好む「赤字から黒字へ」の激変環境です。

「ボーイング」(BA)の 日足推移

カタルが米国株を運用するとすれば…機関投資家なら、此処から「ボーイング」(BA)の株を買います。もう…来年の相場は分かっています。190ドル割れから…お金が許す限り買います。

アララ…先ほどの603円の50万が取れないから…600円を割れそうです。今、600円が買えました。次は595円で用いてあります。何処まで買えるのか…楽しみでもあり、そろそろ…想定外の下げになりますから、買い場ですが、カタル自身は「追証問題」が出て来るかな?

個別の相場観と言うか…。今の株価は、ソロソロ…買いたい株の相場になって来たと言う下値圏の解説をしています。特に「野村証券」です。ここから買うのです。まぁ次は75日線の570円だね。自分の力量を考えながら…「資金配分」をしてくださいね。

お金のない人は、株価が上がって来てから買いましょう。少なくとも…25日線を超えてからの出動です。カタルの事前観測はこの600円割れまでしか読んでいませんから、此処から買えるなら本物です。あの…たった50万株を消化できない…今の日本人のレベルが哀しいね。証券マン一人が買える量なのです。

カタルが現役なら、10万株は、最低…でも嚙みます。ワン、ワン。面白いもので…みんなあのような「攻防戦を傍観」しているのです。誰かが、「ラッセル」をしないと駄目なのですね。今の相場の体温が、分かる話でした。それでは長くなったので…本日はお終いです。本日は600円のお買い上げです。次は595円です。またね。



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