4/26

かたる:なかなか…強い相場が続いています。大和証券だったかな? 金融相場の色彩が強くなりつつあるとしてレポートしていたようです。これは熊本地震の為に財政出動に加え、日銀が更なる緩和を打ち出すとの読みが強まり、先週から…僅かに物色方向が変わっている印象を反映させたものですね。具体的には小野薬、そーせい、Gペプタイドから、銀行やケネディクスなどの不動産へ…と言う変化を示しています。米国も…混沌としています。

しかし、これだけデフェンシブストック(バイオ株)などが急上昇したので、当然ながら一服を入れるのが普通です。問題は小野薬品が、今後、どう動くかであり…裏付けのある第二、第三の人気株が誕生するか…にも、相場は影響を受けます。この時間の読みは非常に難しいのです。ケネディクスなどは、既に3年間も封印されているのです。この封印が解かれるかどうか…。故に出遅れ株の個人好みの株が乱舞し始めました。BBタワーなど数え上げれば…キリがありません。そう考えると、この四季報数字が正しいなら…クラウドワークスの相場も…想定されますね。充分な休養と…仕手化の動きです。故に、カタルは…最近は手持ち株を増やしています。下値があれば買われると良いでしょう。

一方、決算発表が注目される訳で、古河電工などの動きは、米国での好調な光ファイバー需要を受け、増額修正が期待されるので買われている訳です。カタルが先日紹介したメディカルシステムネットワーク(MSN)は、今年から来年は、注目されますね。

MSNの加盟店数の推移

MSNの加盟店数の推移

何故か? 覚えておくと良いですが…加盟店の増加で企業収益が読み易いのです。企業の収益構造を観れば明らかですが…加盟店薬局の数が増えれば、売り上げも利益も上乗せされます。加えて近年は薬局の役割が増大しています。これは在宅医療を推進している厚生労働省の指針にあります。此方は会社説明会資料の加盟店の伸びを示したグラフです。4月1日のリリースによれば…既に1454店舗(自前=359店舗)だそうです。損益分岐点を超えており、急激に利益が膨らむ構図が、容易に想像できます。あながち…2年で利益が倍増すると言う四季報予想は、間違いとは言えません。株主構成を観ると…ゴールドマンサックスなど、一部の外人筋は株式保有を既にしていますね。

株価が1000円台から、一気に6000円台に急伸した日本調剤薬局の事例を見るまでもなく…この時期が、一番、投資妙味があるのです。急激に利益が膨らむことが予想されます。一株利益50円台なら…PER20倍の評価は、伸び率から見て当然ですね。株価は高値圏にあり、当然、売り物がかさみますが、時間の問題で、この壁を抜けることでしょう。700円割れは…丹念に拾って置かれると報われると思います。

薬品で期待しているカイオムは、分岐点の860円ですね。小野薬など人気薬品株が一服しており、そーせいやGペプタイドは、値動きだけの動きになっていましたからね。カタルはカイオムの決算発表に期待しています。110億円のオプション契約の内、どの程度が一時金として計上されるのか? この動向が…判明すると思うからですね。Gペプタイドのような裏付けのないものとは、背景が違います。でも全般の薬品は、今の所は苦しいですね。この辺りは緩和期待が存在する日銀の決定会合を控え…意見が割れます。カタルはマイナス金利を受け順調に動き出している様に感じているので、追加緩和など、ないだろうと言う読みです。郵貯の不動産投資、NTT都市開発の動き、地所や森ビルなど…動向を観れば明らかです。

土地保有(AUM)と時価総額比率表

土地保有(AUM)と時価総額比率表

さて、そのケネディクス、読者からの質問があり、誤解があると悪いので…もう一度説明しますね。日曜日のコラムで掲げた土地保有と時価総額の対比ですが…資料は2014年の東洋経済オンラインを利用しています。此方です。少し古いと言えば…古いですが、大差はない筈です。上位企業は実際の土地保有額を示しています。しかしカタルは、ケネディクスもいちごも収益構造を考えれば、AUM残高が不動産の値上がり益を反映し、更に全体の収益にも影響を与えるので、表では、実際の土地保有額と比較してみたのです。上位企業は100%の活用利益が得られますが…AUM残高の土地の値上がりなどは、実際はリートの保有者などに権利があります。

しかし土地売買と言うのは…価格が不透明なのですね。此処にマジックが存在します。カタルが上京した頃…「地上げ」が盛んに行われていました。纏まった土地を手に入れる為に小さな土地を纏めて…大手の開発業者に売却します。現在、高島屋の隣の再開発が始まっていますが…バブル当時からの虫食いの地面だったのです。実に20年以上も纏める為に時間を要しました。収益物件になる不動産を開発するためには大変な労力が必要です。実態を知らないと…数字だけでは背景が分かりません。何故、カタルがケネディクスを大きく評価しているか?それは東京で収益のあがる不動産を持つと言うのは大変なのです。そんなに簡単に、不動産が集まると思ったら大間違いです。

バブル期、末端の地上げ屋は、地元に住みつき…毎朝、町内を回り掃除をします。そうして地元民とのつながりを重視して…便利屋のような仕事を町内の為に、2年も3年も続けて、ようやく地面を集めて行きます。みんな10坪や20坪の小さな物件です。中には借地も多く…その権利を買い集めますね。100坪、200坪と…収益物件になる不動産にするのは…気の遠くなる作業なのです。だから価値があるのです。カタルの友達がリーマンから800億円の運用を任せられ…あの不良債権の処理の最中でも、お金を使い切ることが出来なかったのです。収益物件の権利と言うのは、すごい価値があるのですね。数字だけでは分かりません。

質問メールがあったので、実際の土地保有額も並べておきました。でもAUM残高がこの手の企業の収益を決めることに違いありませんね。多くの人は…単純に決算数字だけを観ますが…その背景を自分の頭で考えないとなりません。MSNは加盟店数の伸び率で収益が決まります。厚生労働省は在宅医療を推進して増え続ける社会医療費を抑えようとしていますから…背景は万全です。

株で損をする人は、安くなった時に買えない人です。それは自分の頭で…収益構造の背景を考えてないからです。自分の頭で…その企業の収益構造を考えれば…時代に合っているかどうか…分かります。背景を調べないで…ただ値動きだけで、株を売り買いして儲かるものではありません。何故、その企業の業績が伸びるか? カタルは背景を説明して、推奨しています。読みが外れることも良くありますが…それは大概は、時間の読み違いです。

まぁ、ケネディクスのように3年間も時間を読み違えていれば…馬鹿と言われる口ですが…この辺りは政策動向、更に企業経営者の性格などもあり…難しいのです。そんなに簡単に分かれば苦労はなく、バフェットのように使いきれないお金を保持する事になりますね。何れも…兆円単位のお金ですよ。金融取引とは…アイディア次第でそのような無限のお金を生むことが出来るのですね。だからこそ…簡単ではありません。

カタルは40年近い、証券マン人生を掛けて勉強してきましたが…なかなか成果が得られません。最近になり…ようやく投資資金も出来て、少し売り買いが順調に行き始めて来たところです。ド素人が…片手間で儲け続けることが出来るかどうか。そんなに簡単な世界ではないでしょう。故に、何度も…自分自身の「度量」を知りなさいと述べています。自分の力量を超えた冒険は、多くの場合、失敗に終わります。それは精神的にユトリがなくなるからです。大切なことは、自分の力量を超えた取引をしないことです。誘惑に負けない強い心を持つ事ですね。その為には自分自身の研鑽が、欠かせません。何故…その株が上下しているか?その背景を探り、市場の動きを注視しなくてはなりませんね。

あらら…予想に反し、カイオムは…まだ安いですね。そーせいやGペプタイド安いからかな? でも小野薬品はプラス圏ですね。崩れてなく…薬品の相場は終わっている様に見えませんね。もう少し…買ってみようかな? 只今、838円で57円安ですね。あらら…先ほど書いたMSNも、安いようです。此方も買い場かな?

意外に続伸したケネディクスは強いですね。昨日なんか…全体安の中で逆行高していました。珍しい事もあるものです。今までなら、人一倍…弱かったのです。全体が上がっても下がり、全体が下がっても、一段と下げていましたからね。それが今は…逆になっています。本日は500円が買えたかな? 果たして…どうでしょう。

まぁ、慌てずにノンビリ投資をすればいいのでしょう。それでは…また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2016.07.26

    7/26
  2. 2016.06.24

    6/24
  3. 2016.10.17

    10/17
  4. 2015.02.17

    02/17
  5. 2016.07.15

    7/15
  6. 2017.10.18

    10/18
2017年12月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
株式投資関連の本