かたる:SQ値が22750円を上回り、名目時代を象徴する現象の一つになっています。宇部興産もデータのねつ造だとか…。神戸製鋼は米国でも裁判に発展しそうです。東芝問題は日本社会の問題でしょう。官僚機構も、財務省の文章改ざんに見られるように…日本全体が沈んでいます。先日、NHKでは「ミッシングワーカー」問題を取り上げていました。この問題は世界的な現象で、米国でも「隠れ失業者」の問題が指摘されています。
つまり長引く「失われた時代」の実質時代は、このように多くの不幸を生み、バブル期に方向転換を図った政策の間違いが、立証されている訳です。
米国は順調に成長を遂げているようですが、それでも実質的な成長は、ほとんどないそうです。名目成長による「見せかけの成長」路線だと指摘する人も居ます。もう資産上昇は限度を迎えているとか…。とやかく言う学者先生が多いようです。
カタルは、ずっと個人金融資産が、何故、株式市場に流れないか? 不思議でなりません。みずほに預金する一般の人は、何故、銀行預金を選択して、数千万も寝かせておく人が大勢いるのでしょう。全く理解不能です。日本人の教育レベルが、如何に歪んでいるか…を物語っています。今の邦銀株水準は安値近辺であり、配当利回りの観点から見てチャンスでしょう。
今、一番…期待をかけているのは「東芝」(6502)でしょうか?
非常に興味があります。昨日、東芝から株式総会の案内が来ました。世界のヘッジファンドは、東芝をどう料理するのでしょう。非常に興味があります。彼らの投資基準に求められるレベルは高いのです。
米国ではラッセル2000などは、順調な上昇波動を描いています。ナスダックが新高値ですが…それ以上に、順調なチャートです。一度、掲載しておきます。一応、聞きなれない指標ですから…解説しておくと、時価総額が上位1001~3000の時価総額加重平均型の指数です。つまり比較的、小さな会社を集めた指数と言う事です。
この指数が、何故、高値を追っているのでしょう。やはりネット社会になり、誰でもチャンスが生まれている現状を示しているのでしょう。カタル自身がそうです。カタルは昔、ネット上で顧客募集をしたことがありました。証券マン時代の話です。
まだネットが普及して、間もない頃です。そうして30名程度だったかな? 人数を限って募集したら5倍以上だったと思いますが、手数料がネットより遙かに高いのに応募がありました。
地方の人も会社に来店する事を条件にして受けつけました。わざわざ北海道から東京まで来て顧客になった人など…海外で移住されているオーストラリアの人もおられました。まぁ、兎も角、このような事例は、誰でもチャンスがあると言う事でしょう。そのおかげで…カタルは、どうにか食えるようになったのです。でも最後はベンチャリで大ヤラレして皆さんにご迷惑を掛けましたが、途中経過は良かったのです。皆、10倍程度になったのです。
そりゃ、そうですね。預かり資産3億円が、40億円まで膨らんだのです。高額納税者に成る訳です。そうして税務署から追徴です。まぁ世の中は、良い事は続かないものです。結局、銀座のクラブの領収書などは、大半が認められず…高島屋の領収書も婦人服売り場のものなどは駄目でした。百貨店の領収書から、売り場まで判明するとは畏れ入ります。流石、特別税務官です。お金を実際に使っても経費として認定されるかどうかは別次元の話です。
まぁ、カタルのような馬鹿が、世の中にいっぱい居ると…もっと日本はユトリが生まれ、宇部興産のような事をしない筈です。重工の不祥事と言うか、低迷も…技術の伝承が出来ないとか言われましたが、安全とは、無駄な経費を掛けて生まれるのでしょう。
電通の過労死問題も不幸な事件です。みんな食えないから…。追い込まれるから、小さな不正が積み重なり…こんな社会になるのでしょう。だからカタルは実質時代など大嫌いです。
資産価格を上げれば済むのです。地価や株価を上げても、誰が迷惑になるのでしょう。しかも、それが世界のルールです。資産価格の上昇が経済の活性化を生むのです。そうして…回りまわって、一般的な人も、やがて豊かになって行きます。そうです。「トリクルダウン理論」です。カタルは、この理論が正しいと思っています。トリクルダウン理論の解説は此方です。
鄧小平の南巡講話が、今の中国の発展を支えているのです。ところが日本は三重野や宮澤喜一などの秀才組が、間違った路線に転換して、日本はこんなに貧乏になり、ドンドン劣化してきたのです。全て…基本的な経済政策の路線の間違いです。
黒田さんもアベノミクスも正しいのです。ただメディアなどに清貧思想論者が多く、なかなか日本は転換できません。これが「流動性の罠」です。
宮島さんも、ようやく積極路線に転換したようですが…いちごHDの時価総額とAUM比較をしたことがあるのでしょうか? 明らかにケネディクスは…大きく見劣りしています。スコット・キャロン氏の方が遙かに優秀なのでしょう。なにしろ、いちごHDのROEは20%台なのです。まぁ、糊代は全然違いますから…これから期待します。5年程度は仕方ないのかもしれません。
東邦チタンについて…質問メールを頂きました。カタルは信用買い残が多く、当面は駄目かな?…と思っています。だから下値の分は、チャンスを狙って買い増ししましたが、仕掛けではない可能性が高く…目先は諦めました。
基本的に小野薬品でも古河電工でも…なんでもそうですが…一度、整理に入ると新しい材料が出るか…。新規のファンドが介入しない限り、株価は上がりません。でも東邦チタンの魅力が薄れた訳ではありません。カタルには、このような謎は多いですね。カタルが考える未来株価と、現状の株価の乖離は開いています。
ケネディクスだって、三菱UFJだってそうです。こんな謎は多く在ります。でも何れ時期が来れば…解消されると思っています。基本的にブツブツ投資を実践すれば…倒産しない限り、どの株も儲かる理屈です。要するに資金量がモノを言うのでしょう。現状は調整過程が続く可能性の方が高いのでしょう。信用買い残と言う事は、そういう事ですよ。
本日は高いユビキタスですが…今回の値上がりでは、基本的に金のない個人が信用で買い付いたので、信用の残が膨らみました。だから調整期間は長引きます。でも変化があれば別ですよ。ケネディクスだって、減ったとはいえ…多くの信用買い残を抱えたままです。故になかなか株価が思うように騰がりません。
仮に何処かのファンドが本格的に買うなら1000万株を割れるような信用買い残になります。本格上昇はそれからでしょう。その為には、やはり本気になって利益を計上しないと駄目です。含み利益を豊富に抱えても…意味がないのです。
だからエリオットに狙われたわけです。ブラックロックなど…世界には、いくらでも金持ちファンドは多く存在します。経営者が怠慢なままなら…買収されるのが筋でしょう。日本はM&Aが少な過ぎます。M&Aは時代を早めるのです。そうしないと激変するスマート時代では、世界から…おいて行かれます。キャッシュレス社会構築、一つとっても、遅々として進みません。呆れる展開です。
日本人と言うのは、一度、方向性が決まると団結力がありますが、混迷する時代は、他人批判ばかりに明け暮れています。メディアが社会の方向性を決めると言っても過言ではないでしょう。日本人は、なかなか自分の頭で物事を考えません。
東邦チタンは、良い素質のある株に違いなく…株価が、単に下がっているだけの話です。お金があるなら、カタルが数百万株でも買いますよ。でもかたるは貧乏だから…折角、買った株を投げたのです。それがカタルの力量なのです。もっと買えるようになりたいものです。早くたくさんの実験が出来る程度のお金持ちに成れると良いですね。
名目時代が確立されれば…調整波動は小さくなります。未だに空売り比率が高く、逆日歩銘柄も多く存在しています。今は22750円の株価が示すような分岐点に、株価は位置しているのでしょう。はやく名目時代の確立が、達成されることを望んでいます。