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かたる:なかなかスッキリと底打ちの兆しが見えないのは仕方ないのでしょうが…昨日の相場を観ていて、奇妙な現象に気付きました。これは最近の現象なのか、どうか…分かりません。(調べていませんから…。)何しろ昨日、気付いたのです。

通常、先物相場は現物取引に金利分が上乗せされ推移しますから、通常なら常に先物が高く、現物株が安いのが通常です。この鞘を利用して先物を売り現物を買う裁定買い残が、積み上がったりするはずですが…、今の相場は逆転現象が起きています。

決算月で配当付きなら分かりますが、9月物の配当は微々たるものだと思うのですが…違うのでしょうか? それとも金利が低く配当が高いので、この現象が一般的なのでしょうか?

NT倍率の推移

そこでNT倍率(日経平均株価/TOPIX)の推移を見てみました。

昨日の相場は大型株の邦銀株が下がり、日経平均株価採用の値嵩株が上昇していました。つまりこの倍率が上がっているのでしょう。今の水準は、かなり高いのでしょう。12.96と言う昨日の数字は、ここ数年の中では最高水準です。2016年8月15日に12.81と言う数字がありました。2013年12月25日は12.72です。

考えられる原因の一つは、日銀によるETF買いの効果が生まれているのでしょう。通常、日銀のETF買いは日経平均株価に、連動して運用されている筈です。この意味は、そろそろ名目時代の本格化がスタートするのかどうか。あり得ますが…こんな観測が当たるかどうか。

このカタルの謎に、明確な答えを持っている人、ぜひカタルに教えて下さい。最近は配当も高いし…決算期も分散し始めていますからね。だから配当で50円ほど違うのかもしれません。現在の先物価格は170円安の22430円で現物株は212円安の22480円です。

この現象を見て…カタルはあるアイディアを思い付いたのですが内緒です。春の乱は難なく乗り切ったのですが…此処に来て、明らかに躓きました。何をやっても、ハズレばかりです。きっとカタルがこの成績ですから、皆さんは、もっと悪いのでしょう。この環境下で利益を上げ続けられるならたいしたものです。まさにトホホのカタル君です。

本日は最後の東芝株を1000株買いました。これで予定数量は終わりです。最初に5000株買って、300円前後でまた5000株、そうしてこの水準で1万株買いました。果たして観測は正しいかどうか…。カタルはプロのヘッジファンドの力を信じています。

日本は、長い失われた時代が続き、証券界も人が居なくなりました。きっと日本中で同じことが起っていると思われます。相場の技術の伝承が出来てないのでしょう。僕らは先輩の話を聞いて、多くを学んできました。ブツブツ投資や同じ銘柄を何度も手掛ける証券マンなど…合理的な戦術の実践を通じて学びました。カタルは40億円も飛ばしたのです。

安川電機の日足推移

お金と時間を使っても、この程度の技量です。要するに下手糞なのでしょう。もともと春の乱の前から、おかしいと思っていました。安川電機の高騰を見て、やり過ぎだと感じたのは年末年始でした。挙句にファナックと言う「おまけ」が付きました。やはり「空売り」だったのです。

ファナックの日足推移

でも…ね。カタルは名目時代への移行を信じ、上京以来、空売りは数えるほどしかしていません。空売りは、失敗した試しがないのに…です。でもレポートで述べている様に、カタルは実質成長の清貧思想が嫌いです。故にパッパラパーで…結構。常に可能性を求め名目時代を模索しています。このNT倍率の歴史的な水準が、新しい扉を開くと良いのですが…。

馬鹿にされる識者の主張により、多くの政策担当者は、途中で心が折れて方針を変えます。「頑張れ!黒田」最後まで、馬鹿メディアの論争を無視して…既存の政策を実行しましょう。場合によれば、更にETF買いなど…増額すればいいのです。そうすれば批判はありますが、既に人件費も上がり出していますから、確実に名目時代に移行できるとカタルは信じています。

名目時代は、土地や株などの資産価格が上がるのです。だから政策を信じ、株を買い続けるのが正しいのでしょう。今の三菱UFJなどの相場は、実質成長論者の最後の「あがき」に見えます。

その先導役が、そろそろ世に出ても良い頃です。夏のボーナスを、皆さんは何に使うのでしょう。消費も良いですが、株を買いましょう。三菱UFJは大幅に下がり615千円です。大手商社マンなら200万以上は…貰うのでしょう。なにしろ時間給が7000円台だそうです。

でも商社マンは悲惨です。海外勤務が多く、なかなか国内に居られません。年を取って海外はきついですね。先進国なら良いけれど…資源などはジャングルのような所です。実は本日…小野薬品を利食いして、SUMCOをまた買いました。果たして先日の集積化が思うように進まない記事が、生きるかどうか…。この手の材料費は最後に高騰するのが相場です。だから多くの経営者が、過剰投資になり…狂うのです。

2010年一株利益のマイナスが390円、2011年254円、そうして2012年が327円のマイナスです。カタルは非常に馬鹿ですから…単純なのです。合計で971円ですから、2017年92円、2018年の予想が191円で、2019年の予想が225円になっていますが…まだ糊代が463円も余ります。通常はイーブンの筈です。だから何処かで、この463円は上乗せされるのだろうと…考え始めています。

良いですか…まだ相場はハッキリしません。一般人は高値で強気を貫きますが…馬鹿はヤラレを覚悟して下値でも強気を貫きます。カタルは馬鹿の良い事例です。此処からカタルは本格的に、買ってみようと思っています。

でもカタルは時間投資をする予定です。古河電工は失敗したようですが…同じ株数のSUMCOを買って、一緒に取り返そうと、これから行動する予定です。でも非常に危ない市況産業への投資です。皆さんはリスクを負えるかどうか…。

どうせ、みんなやられています。証券マンは、ある意味でチャンスかもしれませんね。「ピンチは、いつもチャンス」なのです。本日は77円安の2251円です。出来高は349万株です。

出来る証券マンは…冒険をします。どうせ、みんな同じようにやられていますから、此処で思い切って銘柄を入れ替える対象になるかもしれません。でも貿易摩擦が激化して中国の半導体生産が打撃を受けると300ミリも売れません。非常に危ない賭けです。

こんな事を述べていたら…何も行動は出来ません。顧客に良く背景を説明して理解されるなら…入れ替えもありでしょう。でもね。駄目なら、此処から下げが加速します。古河電工の5400円台のイメージです。2000円など簡単に割れますよ。

今のカタルに、何を期待しても無駄です。何しろ、兎に角…曲がっています。折角、東邦チタンを当てても…高値でも買い増しして水浸し、挙句にNPCも同じ轍を二度も踏んでいる印象です。此方は、まだ辛うじて相場が繋がっていますが…、昔なら、こんな相場環境はチャンスなのです。だからここで持ち上げるのが普通です。

強引に400円台まで買い上げなくてはなりません。カタルなら、そうしますが…最近は玉のない若者ばかりです。トホホ…。100万程度、現物株で上値を5万単位で、買い続ければ…きっと人気になるのになぁ~。まさにトホホです。

さて愚痴相場が、まだまだ続くかどうか。カタルのレポートを観ていれば、サッカーより面白いかも知れません。もっと楽しめるのは、最低単位で常に共に参加する事です。SUMCOは23万円です。東芝は1000株単位かな?だから…34万ですね。NPCは3.6万円です。

まぁ、人間それぞれ…です。東芝は駄目ですが、みんな、カラ売りが出来ます。それでは…また明日。



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