6/15

かたる:とうとう舛添都知事は、辞職に追い込まれる…と報道されています。多くの人は都知事の擁護説を言いませんが…、カタルは税務署から特別調査官に調査されたことがあり分かりますが…必要経費と言うのは、一見、関連がないように思えても、実際は仕事に関連があるのです。無駄なような支出が「活きる」こともあるのです。しかし彼らには、その理屈は通用しませんでした。精一杯やっている奴に、公私の区別はありません。年がら年中、仕事だけなのです。

仕事が出来ない人間が、とやかく「妬み」を口にするのです。村論理の悪い部分です。何故、任期一杯まで、待てないのでしょう。嫌なら、次の選挙で落とせば良いだけの話です。何しろ、一度、僕らは、彼に信認を与えたのです。その責任は、一体、どうしたのでしょう。それを、一斉に…苛める構造は、まるで小学生の虐めと同じレベルです。まさにデフレ社会が長く、みんなが疲弊しているから「不寛容社会」に成り下がったのですね。

昨日は、JTBが「個人情報漏えい」を発表していました。ベネッセは可哀そうな事故でした。これでは…益々、悪戯に経営者が従業員を監視せざるえず、まるで共産国家の有様です。チクリ(内部告発)を奨励する企業も、現われるほどです。カタルの感覚がおかしいのか…。世間がおかしいのか…。サッパリポンであります。この清貧思想と言うか、後ろ向きの生産性がない考え方は、改めなければなりません。本当の「デフレの根源」は、教育制度だ…と思っていますが、教育ばかりは、世代交代に時間がかかりますからね。だいたい、上に、まともな人間が居らず、日本は腐りきっています。

戦争体験者は…みんな消えました。伊藤忠の瀬島さんは、山崎豊子の「不毛地帯」のモデルと言われ…シベリア抑留を経験され、酷寒の日々を耐えて鍛えられた経営者の一人でした。日本の戦後復興を助けた戦争体験者は多く、この世代が日本の「奇跡の復興」を成し遂げた人達ですが…、その下は本当に腐っているように見えます。ようやく護送船団方式から離脱した三菱UFJが、これから、どう活躍するのか? 非常に興味があります。株式投資は、ある意味で、精神論の部分があります。チャンスを活かすには、「度胸」も、「運」も必要です。多くの人が、折角、大相場に乗っても…そのチャンスを活かせないケースが殆どです。

嘗ての成長株である「セブンイレブン」を買っていた…。「ヤフー」を買っていた。一時的な株主で、あった人が殆どです。大概は、株価の上昇過程で…みんな僅かな利幅で利食いをして、それで、お終いです。株価が10倍になるチャンスに巡り合う事は、時々あります。でもそのチャンスを、ものに出来ないのです。まぁ、成長株の場合は、100倍以上になります。その嘗ての成長企業のマイクロソフト(MS)が、「リンクトイン」を、なんと262億ドルで買収すると言うのです。このリンクトインの売り上げは。まだ30億ドル程度の会社ですね。つまり売り上げの10倍近い、お金を出して買収するのです。幾ら急成長していると言っても…まだ赤字の会社です。

これが世界の流れです。GMやフェースブックなど…次世代ビジネスの高成長企業を赤字でも買収するのが…今の時代です。何かトヨタの総資産経営と比較すると、違和感を抱きますね。カタルがスマートコミュニティー関連を推奨している理由は、この辺りの世界の潮流にあります。もう既に、既存のビジネスモデルは古いのでしょう。トヨタとテスラの戦いは、テスラが勝利するかもしれません。何しろ…スペースXのイーロンがCEOなのです。ソフトバンクが、アローラ氏に80億円(前年度は移籍金を含め165億円)を払ったそうですが…、世界の相場が…分かる次第です。それくらいに…時間が大きく…且つ早く…変化しているのでしょう。最近、カタルが「クラウドワークス」に傾斜している理由も、これで理解できるでしょうか?

このスマートコミュニティー関連で、掲げる007やJTECもまだ赤字です。でもJTECの黒字化予想の源は、今期の薬価改定なのですね。株主通知をみて分かりました。ジェイスを折角、培養しても…適用患者が危ない水準ばかりですから、培養中に患者が死んでしまい、使用できないケースが多く、赤字になっていました。この為に使用後の薬価は下げられましたが、培養が決まった段階でお金を受け取るシステムに変わりました。使用前と使用後の二段階ですね。使用されれば…前回より取り分は減りますが、その分、危険ロスが減り、安定した黒字事業になります。この分と遅れている、ひざ軟骨の「ジャック」が伸びる見込みで、黒字予想になったようです。でも注目は、親会社のフィルムから社長が来ての世代交代になります。創業家の小澤さんが退任されますね。期待される再生医療のスター株です。昨日は…ようやく下げましたね。

実に昨日は、多くの銘柄で信用取引の「投げ」が入っていたようです。カタルも追証になる訳です。失敗したカイオムは、半値近くまで下げており、出発地点水準です。トホホ…の世界です。折角、利益が400万近くになったのに…、評価損は膨らみ230万とは…。呆れる短期取引の実態です。一方、今までのやり方を継続している投資も悲惨です。何しろケネディクスは、100円以上…も買い値より下ですからね。まさにコンチクショウです。先ほど、幸運の女神の後ろ髪を放さずに…云々と言いましたが、確り、ついて行こうと決め、高くなると買い増しするこれまでのやり方は、この3年間、ずっと空振りのままです。イチローだって復活しているのです。いい加減に復活劇が見たいものです。頑張れ!アベノミクス。

本日も先ほど…ケネディクスを385円で損切りです。この後は390円にも売り物があります。これは全部、利食いだったのです。でも売らずに…常に買い増しですからね。この馬鹿さ加減に、いい加減にうんざりです。まだ分かりませんね。通常は追証が発生して2週間は、要注意期間です。株って、こんなものじゃないですからね。最後は恐怖のドン底に怯えるのです。まだこの程度なら…可愛いものです。ある日、目覚めたら、NYダウが1000ドル近くも安いなんて…事が、在るかも知れません。常に細心の注意が必要です。

でも今は予定されている事ですから、通常は、イギリスのEU離脱程度では、相場は下がりません。既に…そんなものは、相場に織り込まれて動いています。ただここに来てジョージソロスらのヘッジファンドが、久しぶりの後退リスクに賭けており、カタルは、この考え方が間違っているんじゃないか?…とも思うのですね。ダリオ時間ではなく、イエレン時間が正しい可能性が、存在するのではないか?…とも思っているのです。でも株価は7年半かな?…も上昇を続けており、彼らの狙いも分かります。でも、もし時代変革の到来なら、彼らは間違っているかもしれません。

今の基本的な相場観は、揺れ動いています。まるで幕末の「攘夷論」から「公武合体」、そうして「開国論」に動いたように…。目まぐるしく、考え方が変わっていった時代背景に、ダブって見えるのです。井伊直弼大老が、桜田門で水戸藩士に討たれますが、もし少し時間がずれていたら…開国論が認知されていた可能性が高いですからね。まるで相場と同じです。仕掛けが早すぎても駄目だし…遅すぎても駄目なのですね。ピッタリしたタイミングで仕掛けないと…なかなか市場から認知されません。

昨日の小野薬品の安値は4482円で、この水準は、ようやく乖離が消える26週線の株価位置です。つまり短期的な乖離状態は、ようやく解消されました。ただ株式分割の為に信用買い残が大きく膨らんでおり、実際の数字が追ってこないと…なかなか現状の株価を押し上げる買い手が登場するかどうか…。次は理想買いから、現実買いに移りますからね。本当はもっと空売りが入り、ガンガンやれば、よかったのです。カタルが指摘した時に…その時に、今の株価ラインは既に確定していたから、時間を先取り買えば、もっと仕手化して、面白かったと思いますが…。本物を見抜く力量が、今の証券会社にないのでしょう。折角の良い材料だったのに…。みんな下手糞です。

月曜日も下げる必要はなく、ガンガン買えばよかったのですね。日銀は定量など関係なく、売り物を、全部買えばいいのです。相場操縦だって…批判されても、恐れる必要はありません。財政ファイナンス状態に陥り、既に不退転の決意を市場に示しても、良い時期ですね。三菱UFJの資格返上は、その意味なのですが…黒田さんは認知しているかどうか。

さて相場ですが、本日は、ようやく高いようです。目先筋の投げが重なっただけなのです。既に昨年夏の急落から「戻り相場」を買った連中は、みんな期日が通過しました。此処から、より一層、売り物が枯れてきます。故に、ここからが注目ラインです。昨日、アークなどが出来高を伴い…逆行高をしていました。どれに手が入っているか観る為に…安い水準からの切り返し銘柄には、注意が怠れません。次のスター株は、こんな駄目相場から生まれるのです。

余裕がない人は、無理をせず、お金を入れる段階ではありません。先ずは…切るのです。此処から、もし15000円を割れるような下げに見舞われたら…、そこからお金をジャンジャン入れて、買えばいいのです。今は…まだ分かりません。ただカタルはそんなに悲観的ではありません。アベノミクスの失敗説が囁かれていますが、確実にマネーストックは伸びています。此処が2006年と違う所ですね。

あの時は日銀から富士通などを渡り歩いた、福井さんが日銀の総裁で…地価の上昇から「バブルの再現」を恐れ、早すぎる引き締めに動いたのです。羹に懲りて膾を吹く…馬鹿政策を採用したところに、リーマンショックが重なりました。でも今回は、的確な手を欠いていますが、曲がりなりにも…緩和状態を維持しています。此処が大きな違いです。消費増税は延期され、この後、更なる金融緩和です。論理価格以下なので…ETFやリートの買い入れを、更に増やせばいいのです。リートの利回りがマイナス圏まで、買っても良い訳ですね。何しろ、空前の含み利益状態です。更に財政出動もあります。このやり方はコンセッションを重視する「民間資金の活用」なら、効果は増幅され効いてくると思っています。

今日は遅くなりましたね。途中でパソコンが固まりました。そろそろ買い変え時期のようです。それでは…また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2024.02.20

    2/20
  2. 2018.12.20

    12/20
  3. 2022.12.22

    12/22
  4. 2015.08.07

    08/07
  5. 2020.01.29

    1/29
  6. 2019.01.24

    1/24
2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
株式投資関連の本