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当面は「便秘相場」なのでしょう。でもこの表現は、あまりきれいではなく…「的を得ている」と思っていますが、「他の名称」の方が、良さそうです。でも事前に予測したように、米国株は「GDP」の改定(2.8%増から3.0%へ)を受け、景気後退懸念は薄れて株価は上昇をしましたが、やはり…大引けに掛けて「利食い売り」に押されていました。このような傾向は、しばらく…続くのでしょう。

S&P500の1分足推移

基本的に、前から申し上げていますが、先ずは9月17日と18日に開催されるFOMCの「結果待ち」なのでしょう。既に…決まっていますが、やはり新しい展開を待つのだろうと思っています。

米国2年債の利回り推移

最近、米国の2年債と10年債のスプレッド(金利差)は縮んできており、ほぼ同金利になって来ました。通常は10年債が、2年債を大幅に上回るのですが、長く「逆イールド現象」と呼ばれる…期間の短い2年債が、期間の長い10年債の金利を上回る展開が続きました。

過去の経験則では、「景気後退」に陥る確率が高いのです。だから、この間の「歪み」が実体経済において、潜在的に存在して…それが「蓄積」しています。この「マグマ」を徐々に解放させられるかどうか…。此処に「AI革命の進展」が、時代を凌駕する圧倒的な力を持っているかどうか…が、試されています。つまり「綱引き」です。

「エヌビディア」(NVDA)が注目された理由は、そういう事だろうと思っています。しかし…「素晴らしい」数字でした。カタルはメディアの目先とは違い…「高く評価」しています。この目安になっているのが「バージョン・アップ」の進展度です。

本当かどうか…分かりませんが、一説によれば、前の「ホッパー」に比較して、新しいバージョンの「ブラックウェル」は、消費するエネルギーとコストを25倍、削減すると言います。これにより少ないエネルギーで、より多くの作業を行えるそうです。「25倍」ですから…その進化は「すごい」のです。つまり…この業界の成長力は「途轍もない」業界なのです。

だからこそ…市場では「エヌビディア」の「株価評価」は割れています。ゴードン・ムーア氏が提唱した…法則は2年程度で2倍でしたかね。想像を絶する「進化の違い」です。このスピードで変化が、実現するなら、一気に、人類は「飛躍」できます。

「時代革新」は、お金の量と人間の熱意により「進化の速度」が変わります。

世界中で半導体開発が行われており、世界中で「政府の補助金」を使っての「開発競争」です。何しろ…米中間の開発競争が絡み「覇権争い」になっています。だから「レーザーテック」(6920)がPER 100倍を超える…「馬鹿人気」を、長く…保てたのでしょう。この辺りの「時代認識」が、確り…出来ているかどうか…。これからの相場の理解度が変わります。

半導体株を持っている人は、今の株価の戻りは悪いのですが、そんなに悲観することもありません。時間の経過が、その価値観の差を埋めます。基本的に「期待度合い」が、時代の進化より、早かったのでしょう。しかし必ず、訪れる「未来社会」です。故に200日線を割れた株価で…「丹念に下値を拾う」事です。必ず、復活するのでしょう。

「ルネサスエレク」(6723) の日足推移

カタル自身は「ルネサスエレク」(6723)を追います。しばらくは…横ばいでしょうが、株価は新高値を目指すと思っています。この「横ばい波動」は、何故か…「ジェイドG」(3558)に似ています。「ジェイドG」も、マガシークの期待から2828円を付けましたが、また元に戻され…何度もこのラインを行ったり来たり…繰り返しています。

本日は2130円の「買い指値」1500株かな?それが2120円で買えて…その後、2110円、2100円、2090円は、まだ買えていません。先ほど2100円が買えたので、慌てて…その下を2060円まで「買い指値」を入れました。上値は当面、予定数を買っていますから、買いませんが、下値なら買い続けます。でも馬鹿だから「上の株価でも」買いたくなるかもしれません。

時間軸は、つまり9月のFOMC頃まで「横ばい波動」を予定しており、その後は2828円を超えて3000円相場だろうと思っています。基本的にカタルの戦略は、あまり変わりません。米国2年債が下がって来ましたから…「新興株中心の相場展開」になると考えており、数字が合う新興株は、非常に「貴重な存在」です。

素人は、なかなか「夢」だけでは動きません。やはり収益と株価の関係がある銘柄が見直されるのでしょう。順番はそうだろう…と、その「時間軸」を測っています。でもこんな推察は当たりませんよ。当たり前の話ですが、自分の戦略を考えて…「未来を予測して」動くのです。この収益と、株価の「ギャップ」を埋めるのが、我々の役目です。配当利回り投資も同じことですよ。種類が違うだけの話です。

全銘柄の「比較」をするのです。そうして水が、高い所から低い所に流れるように、お金を循環させて…はやく一人前の株価評価にするのが、市場経済の要です。お金が正常に動くなら…「豊かな社会」になります。経営者の保身のために…市場があるのではないのです。実際に金融庁の新発田参事官ではなく…今は審議官に格上げですが、当時の彼の指導があったので、その結果、此方の報道になっています。

持ち合い株解消の動き

「セブン&アイHD」(3382)のTOBになるかどうか…分かりませんが、故にその結果、「新しい話題」が生まれています。何故、この事象を追い続けるか? 分かりますね。

過去「全て」そうです。

倒産寸前の「日産自動車」(7201)をゴーンが立て直しました。「東芝」は村社会論が勝っていましたから、時間軸の「成田闘争」になりました。阿保らしい…限りです。結局、時代の流れに逆らっても…停滞する「失われた時代」が続く…だけなのです。何れ…世界基準に「統一」されます。

この「時代の流れ」に沿った投資法が「正しい投資戦略」です。僕らは、その時代を「先取る」のです。そうして株価と、業績や財務面のギャップの大きな銘柄の株価を改善する「黒子」に成るのです。正しい流れを、早めるなら…やがて僕らの子供の時代は「より…豊か」になります。年寄りは、子供のために「未来を築く」のです。

立憲民主の野田元総理なんか…森元総理と同じ…「老害」です。何故、意欲ある若者を支持できないのでしょう。その点、菅義偉元総理は、なかなか…です。

後進を行く…若者の「捨て石」になるなら「存在価値」があるのでしょう。もう狂った老害と言うか…。権力者と言うか…、村社会論の「主」(ぬし)が多いのです。市場経済は、目に見えた資金配分をして、「時代の進化」を図ります。統制経済の中国とは違います。

正しい資金配分が、「豊かな未来」を築くのでしょう。

故に、カタルは市場を愛する「ジェイドG」(3558)の田中君を応援しています。彼の持ち株が減ったそうです。きっと無理をして…借金をして株を買ったのでしょう。彼もカタル同様のタイプの人間に見えます。それくらい「頑張らないと」世界市場の壁を乗り越えられません。まだ売り上げ規模も小さく世界の話は、出来ませんが…彼なら、アジア圏を中心に「躍進できる」かもしれません。

仮に1万株だけ、3年ではなく10年、20年と…株を持ち続けたら…かなりの財産になるかもしれません。

むかし…カタルは「任天堂」(7974)の2000株の株主でした。あのまま…任天堂の株を、今まで持ち続けていたら、既に南の島を買って…美女と戯れています。あれから…何年でしょう。入社したての新人の頃、その株価は500円台から跳ね上がって来たのです。まだファミコンが登場する前の「ゲーム&ウォッチ」の時代です。「かるた」や「トランプ」を作っていた会社が、変身していくのです。

本当に…驚きます。「成長株投資」に、なり得るかどうか…。そろそろ「マガシーク」の後の戦略が、来年は「何処か」で…観られるかもしれません。未来を創るのは、「人間の心」です。つまり「モチベーション」です。「やる気」さえ、あるなら…誰もが「より高い」極みに行けるのです。互いに努力をして…頑張りましょうね。それでは…、また明日。

先ほど2100円まで買った「ジェイドG」(3558)の株価は、再び「プラス圏」になって来ました。ここで「フルイ」を入れた「意味」を、きっと皆さんは「実感」する…事でしょう。2197円から2031円です。その「倍返し」は2363円ですね。だからまだ…一気に2828円は、難しいかな?



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