11/11

昨日に米国CPIについての感想は…やはり「11月なんだなぁ~」と言うものでした。そもそも…当初のカタルの予想は「11月の転機説」でした。しかし6月から8月の反騰を観て「薄利多売買」路線から投資戦略を変え始めたのです。

その為に引っ掛かり…あの「過ち」の為に、今年の成績は伸び悩んでいます。代表事例は「Jトラスト」(8508)です。お祖母ちゃんの運命を決める…と言う個人的な理由もあり、カタルにしては過大な数量の15万株に拘りました。その為に高値まで買ったのです。この見込み違いは、今年の間違いでしょう。

最初の戦略を維持しているなら…と思いますが、「あとの祭り」です。

昨日はそのJトラを、元の数量に戻すために、下値を買い…更に上値まで買っています。昨日は大引けの646円を3000株買いました。本日も、今、646円が買えました。まだ売り物が残っているようです。また640円から下値に買い物を用いておきましょう。

この動きを観ても分かるように…本日は「指数絡みの動き」のようです。

昨晩のNY市場も同様でしょう。でもこの指数の動きにも驚きます。前日に「大幅安」の後で…昨晩は「大幅高」です。最近の市場を観ていると、みんな「目先しか」見てないように思います。上がれば…買いに行き、下がれば売りに行く。目先の対応だけです。それに「ETF」の売買が多いためか…株価は過大に揺れます。「本末転倒の理屈」です。

ただそうは言っても…それが現実ですから、カタルはその対応を批判しても仕方ありません。自分が「現実に合わせる」しかないですからね。仕方ありません。理屈を知れば…こんな値動きにならないと思っていますが、「船株の謎」など…理解できない「意味不明」の現象に苦しみます。

半導体株も…カタルには分かりません。「エレクトロン」(8305)は減益予想とか…。新聞に載っていました。「米中対立」から…輸出規制の対象になり…オランダのASMLの中国向けは15%とか…言われていましたが、日本は、かなり高いですからね。20%を大きく超えていたようです。

その懸念があり…しかも会社側も減益予想です。設備投資の会社で、エレクトロンのPERは13倍程度です。レーザーテックに至っては「65倍」の評価で…来期予測でも「41倍」となっています。やはりカタルには「解らない世界」です。空売りはしない主義ですが…高いと思っています。何れ…判明するのでしょう。

川船は、あの発表(8日)だけで…終わりなのでしょうか? 確か…本日まで「⽴会外買付取引」をやる筈です。カタルのイメージは、実際のコンテナ市況が落ち着き、それほど劣化しない市況を観て…株価が見直されると思っており、今ではありません。

今は既に「売り場」だろうと思っています。故にカタルも100株だけを残して…他の船株は全部売りました。本日は一時的に、「川船」(9107)と「日本郵船」(9101)の株価が接近しましたが、逆転まで行けませんでした。

川船(9107)の日足推移

この現象は「良い所」に来たのでしょう。思惑としては…たぶん本日、発表される自社株買い枠の残りがあって…来週以降も、その残りの「自社株買い」を実施すると言うものでしょう。既に川船は移動平均線まで…戻っています。しかも75日線が200日線を上から下に破るデットクロス(D.C.)の場面です。チャート論からも「売り場」に見えます。果たして「低PERの謎」は解決せずに…継続されるのでしょうか? 連結と単体の特殊事例と割り切るべきかどうか…です。

メルカリ(4385)の日足推移

元気の良いのは「ソフトバンク」(9984)に続き「メルカリ」(4385)です。このソフトバンクは、残り4000億円の自社株買いを「前倒し」で終えたそうです。故に「MBO」説が生まれるほどです。「トヨタ」(7203)は自社株買いの期間を延長させ…ソフトバンクは前倒しで終えるのです。この違いを、よく覚えておきましょう。株主を会社がどう見ているか? だから「シブチン」トヨタとの「名古屋人」伝説が生まれるようですが…カタルの知り合いの名古屋人は、いずれもそんなシブチンではありません。

このメルカリは、TICK回数「上位の常連」銘柄です。レーザーテックに変わる可能性もありますから…注意を払うべきでしょう。しかし、よく…株価は上がりました。あの時から観ると…2000円割れで、いくらでも…株を買えたのです。このメルカリは下値ボックスからの「離脱パターン」として、なかなか…いい形ですから、「教科書」に採用されそうな…事例です。200日線も回復しました。通常は、何度か…このラインを挟んだ動きになってから、本格的な上昇波動に移行します。

ソフトバンク(9984)の日足推移

ソフトバンクは「自社株買い効果」があり…こんな展開に回復しています。続く…BASEも参考に観ておきましょうか…。こちらは75日線上の攻防です。

BASEの日足(4477)推移

基本的に株価位置の低いものを買えば…時間を待たされます。この時間を我慢できるかどうか…。ここが考えるポイントになります。200日線を基準にして、株価位置を観るのが正しい観察でしょう。アレレ…先日と同じでJトラストは640円を買えた後も、株価は何故か…また下がっています。決算が「期待外れ」のケースも想定しなくてはなりません。

でもカタルは、本日は646円に続き…640円でも買っており、更に635円も買い指値が入っています。この635円が買えると…合計株数が15万株の復帰になります。カタルには過大な数量ですが…「事前公約」を守ろうと…いつも思っています。

昨日、「みずほHD」(8411)は計算違いで…1635円も1640円も…儲かると思って、利食いしたつもりでしたが、実際は、409円…2706円の損失になりました。トホホ…何れも、ちゃんと計算をして…指値を上げて置けば…儲かったのです。本当に…カタルって、いい加減な人間です。でもこの証券会社の手数料も意外に高いのですね。ビックリポンです。でも…この実験は「有意義」でした。相場観の手助けになっています。

カタルは不思議なのです。昔の「野村証券」(8604)なら、この円安を利用して…「海外キャラバン」を組んで…「日本株セールス」に出かけています。役員が率先垂範をして…海外のファンド巡りをして…兆円単位の営業を仕掛ける場面です。

しかし…今の野村証券の社長と言うのは、駄目な人間です。会社の業績予想と言うのは、社長の「ノルマ」のようなものですが…いくら外部環境が悪いといっても、この成績では役員の「資質」を維持してないと…判断されても仕方ないでしょう。いくらでも…「商売のやり方」はあると思いますが…もう情けないレベルの人間が、至る所でトップに君臨しているように感じています。本当に、仕事をする気があるのかどうか…

リクルート(6098)の日足推移

過酷なノルマ社会を経験してきたカタルにとって、やはり「歯痒い」思いを抱いているのは、カタルだけでしょうか? 自分の息子も似たようなものだから…あまり批判は出来ません。おぉ…カタルの会員レポート銘柄の「リクルート」(6098)が来ています。これは大型株の部類でしょう。とうとう「自社株買い」に続き…200日線を回復しました。

「キャノン」(7751)に続き、アイリスオーヤマ、そうして「ダイキン」(6367)など…続々と国内回帰現象が始まっており、インバウンド需要も重なり…TSMCなどの半導体もそうです。誰が考えても人材不足になり…早く「人材の確保」をしなくてはなりません。

いよいよ…人件費も上がります。このような常識が日本の識者にありません。だから的外れな「日銀批判」などが生まれます。本当に…日本と言う国は「偽物国家」だと思います。本当は…やはり日銀が抱える国債を…せめて「永久債」は無理なら「30年債」に置き換えましょう。それからです。

このような常識的な議論の前に…政府税調は、早くも…「消費税の引き上げ」だそうです。何れ…18%なのでしょう。でも順番を間違うと大変です。日経新聞さん、思い切って一面を使って、日銀が抱える国債の処理の提案をしましょう。政治を動かすのはメディアの力です。

それでは本日は、この辺で…また明日。

本日も午前中に50万株を超えたJトラの出来高です。かなり大きな利食いです。やはり「仕掛け人」がやっているのでしょうが…カタルのやり方とは違うから、「違和感」があります。でもこの連中、過去において…「あの相場」をやった連中なら…凄い力ですよ。あの4000円台の相場への「ロケット相場」は、証券マンも「唖然」とさせたのです。

カタルが今回、傾斜している理由の一つです。凄かったのです。今回は企業業績の条件が揃っており、やる可能性を感じています。果たして…どうなのでしょう。最後は神様の裁量次第です。お願いします。神様、カタルに光をください。



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