1/20

なんだか…米国も「難しい予想」です。先ずは、金利の動向でしょう。カタル自身は、もともと「住宅ローン金利」が、7%台の現状は、長く…続かないという立場です。

今は出勤を求める企業が増えています。故に、在宅勤務の解消もあり「商業不動産ローン問題」の懸念は、かなり薄れてきました。しかし依然銀行は、この「不良債権」を抱えたままです。過去、日本のケースは、この「後処理」を叫ばれていましたが、ずっと…「先送り」をして来ました。そうして竹中平蔵が強引に「期限を切って」…都市銀行の債務を強制的に処理したのです。その時にカタルの仲間は、大きな「財産」を築きました。市況価格を無視した「投げ売り」です。

近年の新興財閥は、この時に、かなりの「力」を蓄えました。株式市場も同じです。「ベンチャリ」が倒産した時分は、銀行は「赤字企業の融資」をストップしました。金融庁のバブル発生の「トラウマ」の為です。

あの時に、唯一、力があったのが商社です。だから「ケネディクス」は「伊藤忠」が株主でしたから、金融庁の「強制決済」を免れました。今、大活躍している「森ビル」グループも…「ターゲット」だったのです。倒産間際だったのです。しかし…あの時は、金子さんの「ダヴィンチ」が、その生贄です。株式市場も同じです。ベンチャー企業の資金元は「光通信」(9435)の重田さんです。

このように…米国の商業不動産問題は、ギリギリ…耐えています。仮に金利が下がるなら、一気に…整理が加速します。2003年の日本の不動産のイメージです。最後の「投げ」があるかどうか…。あるいは、その場面は、ないのかもしれません。

この辺りは分かりません。市況と金利のバランスです。だから此方の報道は、重要です。2025年に「一回の利下げ」が定説ですが、近年の消費の好調さから、「利上げ」を述べる筋も出て来ました。でも一般的には1回の利下げです。

割高な住宅価格の水準(WSJより)

しかしカタルは、この1回の利下げのシナリオも疑っています。もっと景気が悪化して、「利下げ」を、迫られる…と思ってきたのです。その動向の報道がWSJの住宅相場とリートの環境です。今、ウォール街の住宅リートの相場は、市況より2割から3割も安い価格で取引が成立しているという報道です。何しろ…7%の金利を考えると、常識的には10年で2倍ですから、そんなに「物」(資産)が上がるのか?…と言う単純な観方です。

だから…ハーバード大学を卒業したMBAも、就職難の記事に繋がります。既にAIなどのプログラマーを除き…一般のエリートの就職先は、どんどん…減っています。末端のサービス業はまだ好調ですが、だんだん「生活苦」から庶民は消費を控えています。だから「ウォルマート」は好調でしたが、「ターゲット」の株価は冴えません。小売りと言っても二極化で「陰り」が見えます。問題はトランプ政権です。関税を導入しますから…既に生活が苦しい中で、更に物価が上がると、一気に…一度は「消費」が冷え込むかもしれません。

当然、中国は米国の「駆け込み需要」で輸出の伸びに助けられましたが、国内は青色吐息です。EVの過剰生産体制は、長く…続きません。でもアジア圏は、中国から生産設備の移転が加速するでしょう。日本の「空洞化」現象が、中国でも生まれるのでしょう。

「ベトナム」や「タイ」を始め…「ミャンマー」などは軍事政権ですから、迂回輸出の候補になるかもしれません。でもミャンマーは国際社会から排除されています。一般的には「アセアン」は大丈夫でしょう。EUは、早めに金利を下げていますから、辛うじて…「底這い」でしょう。

いくつかの「シナリオ」が見えています。変わった報道を目にしました。日産自動車の頑張りです。苦戦を続けていたEV市場で「変化がみられる」という報道です。この報道は、実に「興味深い」ものです。

何故なら、EVからHVが主流になっている為です。世界の自動車産業は、一斉に「EV開発」の設備投資を「後ろ倒し」にしました。たぶん…2年から3年です。でもこの報道は、凍結した開発が「復活する可能性」を示すものです。まぁ夏ごろまで「観察」しないと…この動向は分かりません。つまり期待される「スミダコーポ」(6817)などの株価動向に影響を与える話です。

「市場の整合性」を説明すると…大変な量になり趣旨がボケます。自分で考えましょう。ヒントだけを「ざっと」…並べました。

皆さんは、あまりに単純です。「ジェイドG」(3558)の株価が下がりましたが、論理的な考え方も、「一般化」していません。PSRが1倍の意味も理解していません。考えてみれば分かります。

今回、買収される運びの「牧野フライス」の売り上げは…2253億円です。そうして時価総額は2882億です。PSRで1.27倍です。でも成長性は、どうでしょう。この10年間で6.54%なのです。一般的に、たぶん…売り上げの伸びが「横ばい」でも…「1倍」は超えているでしょう。時価総額と売り上げの関係も大切ですよ。

何故、カタルが「ジェイドG」(3558)の株価が、PSR 1倍(株価では1741円です)以上に、必ず…復帰すると思っているか? 

この1倍割れの株価水準は、あまりに「割安」です。カタルは売上高営業利益率が10%~20%へ移行する過程で、株価が大きく伸びると思っています。最上位のシナリオである40億円を仮に達成するなら…株価は8000円前後を目指すと思っています。この理由は40億円の10倍が400億円ですが…29%の成長を加味しています。

まぁカタル自身は、40億円は無理で…上手く行っても15%程度だろうと思っています。つまり2026年の営業利益が30億円です。それでも…株価は、今の価格から2倍以上になるでしょう。何故なら…マガシークの完全統合は「夏頃」の筈です。だから年後半には…更に企業業績は加速します。しかも…「靴」と違って「洋服」の原価率は、かなり低いのでしょう。だから、やり方次第で、今年の「目玉」の株になると思っています。

でも…この現状の株価を観れば、カタルも「反省」をしています。まぁ2年間は暖かく…見守りましょう。

しかし…カタル自身は投資を「楽しむ」…立場です。だから一つだけの口座で「雪だるま」投資を実施します。他は「楽しい投資」を主体にします。他にも、たくさんの銘柄があります。

「タイミー」(215A)なんか…危ないけれど「面白い株」です。ひょっとすれば…1万円です。

「タイミー」(215A) の日足

あらら…先ほど下値の指値を入れたら…もう株価は上がって来ました。困った問題です。チャートを観ると…75日線も上向き始めています。カタル自身は、1万株程度ですが、これを利食いして、ストップ安になった「ジェイドG」(3558)を買いに行ったのです。どっちが良いのか? 

昨年は一貫して…「ジェイドG」を買ったのが「婀娜」になりました。「BASE」(4477)でも「3Dマトリック」(7777)でも、なんでも良かったのです。何も「損切り」をして…「ジェイドG」に特化させる…必要はなかったですからね。

やはりカタルの「心」は、傷付いています。

京都移住が駄目になって…年齢の壁を感じました。そのために、昨年の後半は「尖った運用」を目指しました。完璧に相場を読もうと無理な挑戦をした結果…大きな損失です。でも…その方が「面白い」のです。出来る事なら…儲けながら…楽しめれば良かったのです。

「野村証券」(8604) の日足推移

今日の「野村証券」(8604)は、戻り高値かな?そうですね。この950円は戻りの高値です。昨年から…と言うより、ずっと皆さんにに「一貫推奨」をしています。でもあんまり「妙味」が乏しいのです。

M君の日足推移

今度は反省も含め…少し「大きな企業」をやる予定です。本日も500株だけですが…1390.5円で株を買いました。たぶん…「1350円前後」が下値でしょう。でもこのM君の1400円割れは、何処でも…大丈夫でしょう。他には「村田製作」(6981)や「デンソー」(6902)も良いと思っています。

「デンソー」(6902) の週足

本日は、また復帰して来ています。「エレクトロン」(8035)の株価は27000円台です。あの時に23300円で…この株を買ったのです。

結局、一般的な投資なんか、こんなものです。「ファナック」(6954)も4000円割れの株価の時に、何度も…「買い場」だと述べていました。「キオクシア」(285A)も、たぶん「買い場」なのでしょうが、ここから目先の業績は「悪化」するのかもしれません。今の半導体市況は「AI絡み」だけです。でも1500円割れが、もし…あるなら、株を買って置くと良いのでしょう。

「ジェイドG」 (3558)の日足推移

「ジェイドG」で追証になった人は…3日間連続高ですから、此処から、上の株価では無理をせずに、少しは「外して」おきましょう。カタル自身は1333円も1350円も少しですが、株を売りました。でも1320円から下値に「買い物」が入っています。皆さんは、1175円が15日ですから…2週間後の30日から…まぁ月末ですね。そこから「解禁日」です。

株価が「連続で下がった」翌日から、また株を買いましょう。年末には、「ヒット作」になると思っています。棒上げ状態の「一気立ち」になるかどうか…仕掛け人様次第です。「誰かが」やるなら…カタルも追随します。

「大阪チタン」(5726) の日足推移

「大阪チタン」(5726)も…忘れないで下さい。カタルは「ジャムコ」(7408)の株価が気になっており…大きく買うのを躊躇っていました。でも「TOB」になりました。誰も「御礼のメール」がない所を観ると…きっと持ってなかったのでしょう。でもチタンは軍事費の拡大もあり…何も航空機市場だけでありません。しかし一般の産業界は低迷しています。

まぁ本日は、こんな所でしょう。また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2023.08.18

    8/18
  2. 2022.03.31

    3/31
  3. 2016.07.07

    7/7
  4. 2024.01.22

    1/22
  5. 2020.08.17

    8/17
  6. 2024.09.10

    9/10
2025年1月
« 12月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
株式投資関連の本