10/11

今日は「失望感」の日かな? 

確かに…「市場」は、かなり改善していますが、まだまだ「横の広がり」はありません。一部の物色銘柄だけが、徐々に「グローバル価格」水準に訂正されています。しかし「日本製鉄」(5401)を始め…「金融株」もまだまだ…駄目です。市場参加者の層が、非常に「希薄」なのでしょう。相場で儲かっている種族は少ないようで…「株高の恩恵」も一部です。異常な株価に放置されている…株は、沢山あります。

「セブン&アイHD」の買収額が7兆円と言われています。時価総額は約6兆円ですから、僅かな「プレミアム」なのです。過去の歴史を観れば…そう感じます。でも日本の経営者は、井坂さんも含め…本当に真剣に「頑張っている」のでしょうか? 

今回の総裁選を観て分かります。加藤さんは、推薦人の20人も入りませんでした。つまり「実力のない人間」が、我も、我も…と「分不相応」の立場を求めています。

カタルは思うのです。「地位」と言うのは…自分がやりたいと思っても、他人の支持がなければ…出来ません。やってみて「駄目でした」との…「言い訳」が通じる世界とは違うのでしょう。首相は「国民の命」を預かるのです。

その政策により「間接的」に…多くの人が「その責任」を負います。カタルは「希望に燃えて」…妻子を連れて上京しました。しかし…「買えば下がる…毎日」です。3年程度なら…我慢も効きますが、やはり34年は長いですからね。

今年、初めて…「1989年の38915円」を抜けたのです。色々…言う奴は居ます。時価総額基準とか…。「バブル期」の活況相場まで行かなくても…せめて「駄目相場」でも「面白い相場」でないと駄目です。もっと真剣に…政策担当者は、「国民の未来」を考えて…欲しいものです。自分達の論理は「二の次」です。

一つや二つ。場合によれば…製造業トップの「トヨタ」(7203)がM&Aの対象になっても良いと思っています。世界一の市場である…中国での自動車販売台数の推移を調べれば分かるのでしょうが「ホンダ」(7267)などの縮小を観ると、たぶん…優れないのでしょう。しかし「テスラ」は伸びているようです。少し古いですが…8月のニュースがあります。

でも…「BYD」は、こんな数字なのです。このままでは「家電」と同じように「車の覇権」も、いまのままでは、中国に支配されるのでしょう。HVの時代の揺り戻しで…「開発時間」と「お金」を手にした「トヨタ」が、果たして…巻き返せるか? 非常に「危うい懸念」を抱いているのは…カタルだけでしょうか?

しかし…メディアの報道は此方です。これが日本のメディアの実態です。これでは国民は、カタルほど…世界のニュースを観てないでしょうから騙されます。

イスラエルが、何故、戦争を始めているか?…などの知識は、国民レベルではゼロに近いのでしょう。カタル自身も、混乱する中東情勢は「複雑すぎて」…よく分かりません。だから…株価を考えるのは大変ですね。最近はシリアとの関係も指摘されています。田中さんの解説は、なかなか…面白いのです。

今回の総裁選で、安倍派閥の何人が「議席」を失うか…。カタルのような人間には「手痛い…試練」です。僅差で、高市氏は決選投票で敗れ…ある意味で「JAの村論理」が活きた…感じです。まぁ世界と同じです。イギリスの「ブレクジット」や「米国第一主義」など…TPPなどは「ちゃぶ台返し」になっています。

この仕組みを「アセアン」に応用するそうです。やはり「アジア圏の躍進」は、決まったことですね。タイを始め…ベトナム、インドネシアなど…頑張っています。故に「ココペリ」(4167)なんかも…近藤さんの「やる気」次第で、大きくなる可能性もあります。

AI関連の銘柄の日足推移

本日の株価は…高いのですね。あまり「いい数字」に見えなかったのですが…誰かが、株を買っているようです。確か…「野村証券」(8604)が推奨しているのかな? この銘柄が過小資本ですから、公開はせず…会員には、前々回の会員レポートで事前に伝えています。でも「業績と株価の関連」がイマイチです。しかし…今の「時代性の背景」を持っています。何しろ…日本を代表する「AI関連の会社」です。政府から「補助金」をもらうのは、その「証」でしょう。

「エムスリー」(2413) の日足推移

この会員レポートでは2銘柄を、新たに紹介しました。一つは、先日公開した大型株の「エムスリー」(2413)です。この株は、なかなか…優れた「タイミング」での紹介でした。何しろ…1か月程度、前の話です。ただ…「この程度」だろうと思っており、あまり「カタルの心」は動きませんでした。「言い訳」のように…聞こえるかもしれませんが、会員には、「赤裸々」に…カタルの心情を語っています。自分の成績もオープンにしています。

でもその成績は、なかなか…伸びません。「尖った運用」を目指していますが、「行ったり来たり」…で、時には、今回のように「逆走」をします。今日の「ジェイドG」(3558)の「売り物」は、カタル自身の「玉」です。だから、この売りは「一過性」でしょう。やはり…何度「挑戦」をしても…駄目です。本当は、もっと強くて良いと思っていますが、市場全体が、イマイチ…「低体温症」なのでしょう。仕方なく…目先は「敗退」です。

このような「準備オーライ」の銘柄は、他にも沢山あります。ですが…「条件」が揃わないのです。具体的には「飛行機」関連など…です。「華麗な相場」が成り立つ環境ではないのです。当面は「グズグズ」…した展開なのでしょう。でも徐々に…どの銘柄も水準訂正をしています。

「チヨダ」(8185) の日足

例えば…「チヨダ」(8185)です。この株は、カタルが上京した頃の株価は、確か…1万円台でした。しかし、あれから「鳴かず飛ばず」…です。財務内容も良く割安評価でしたが、今日は「材料」が出ており、株価が高いですね。何故、カタルのパソコン画面に載っているのかな? だから直ぐに気付きました。きっと、何か…株価に「事前の兆候」があったから、載せたのでしょう。今日は「増額修正」で…株価が高いようです。

「良い銘柄」なんか…「腐る程」あります。今度…会員に紹介する株は、安全で、絶対に…未来の株価は2倍以上、ひょっとすれば…5倍以上になる可能性もあります。でも…その「時間軸」を決めるのが、「誰か?」…なのです。

目先の話ですが…本日は「タイミー」(215A)も「ジェイドG」(3558)と同じように「損切り」をしました。ですが、まだ多少、残っています。この理由は公約しています。

「タイミー」(215A) の日足推移

たぶん…10月8日に付けた安値の1112円が「当面の安値」の筈です。故に「2週間の観察期間」を置いて…この1112円を割れなければ、その日を起点にして、2日間連続で安い時に500株かな? カタルの場合は…その程度でしょう。この基準は、それぞれ…人によります。1000株の人も、1万株の人もいるでしょう。その翌日の寄り付きで…株を買います。3日連続安なら…今度は500株の2倍の1000株を…4日連続安なら1500株を買います。

たぶん…時間がかかります。一気に株価は「復活はしない」と判断をしました。故に「ジェイドG」(3558)の…「あの時の形」(2828円から1251円への急落相場)と同じでしょう。そんな「時間感覚」で…カタルは相場を観ています。

ここから2週間です。基本的に一回、「追証が途切れ」…時間を置いて「観察」です。でも…銘柄に対する「有望性」が消えたわけではありません。単に時間軸の「先延ばし」です。

やはり…1600円割れで株価を止めるべきでした。それが出来ないのですから、何らかの「欠陥」があるのでしょう。でも業績を観て、伸びていることが確認できるなら…簡単に復活すると思っています。「良い素質」を持った…株です。カタルの「心に刺さる」銘柄です。

やはり小泉君の「総裁選の談話」を聴かなければ…こんな気持ちには、ならなかったでしょう。この「労働改革」は、やはり日本の「一丁目一番地」なのでしょう。既に解雇は割増金の支給で希望退職者を募っています。

「富士通」(6702)などは「黒字」企業ですが…何回も「人員削減」を繰り返しています。1992年の「パイオニア」の指名解雇事件は「不幸な歴史」です。メディアの馬鹿が、「終身雇用」と「年功序列」に拘り…社会批判を強めました。

あんなことがなければ…中国へ生産移転は加速せずに、日本の「空洞化」も促進されず、今の中国も、なかったでしょう。「歴史の流れ」とは面白いものです。この現実を法律面で確立させないと、なかなか…「海外勢」は日本投資を加速させません。妙高のリゾート開発などを始め…政府が出資を決めた「ラピダス」も民間資金が集まらなければ…「中途半端」になります。「国内回帰」を、石破政権は述べていますが、彼に具体的プランがあるとは思えません。地方創生も一筋縄では行きません。

石破さんは、本当に首相が出来るのか…これから試されます。

海外投資家は今回の「セブン&アイHD」(3382)の行方を、ジッと…観ています。日本人自身が「村社会論理」を捨て去らないと…なかなか難しいのです。今回の総裁選は、ある意味で…イギリスの「ブレクジット」や「米国第一主義」と同様の「時代の揺り戻し」にも…見えます。

カタルには、辛い…「時間延長」です。ゴールは決まっているのに…「回り道」なのです。まぁ現実は、なかなか「理想通り」に行きません。だから…「人生は面白い」のでしょう。そうだ…昨日の「株価データ」で、珍しく…「BASE」(4477)に「ある種の信号」が出ていました。まだ分かりません。先日、「大阪チタン」(5726)にも感じた…同類のものです。

でも…ね。なかなか…こんなものは「大きな株価上昇」に繋がるかどうか…は、分かりません。「未来の条件」はコロコロ…と変化します。こんなところで本日はお終いです。また明日。

またまた…「ギャフン」のカタルなのです。今日は神様に「生贄」(いけにえ)を捧げました。お怒りが収まるように…お祈りをします。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2021.06.28

    6/28
  2. 2018.11.05

    11/5
  3. 2017.03.03

    3/3
  4. 2018.07.05

    7/5
  5. 2024.05.28

    5/28
  6. 2022.09.07

    9/7
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本