いや…まいりました。PSSは素質があると思い一度は買いましたが…此処まで株価が伸びるとは…。3000円だから10倍以上です。実は会員向けレポートでこの銘柄を紹介したのは2018年の8月25日です。第4回シリーズの12回目です。このレポートを読むと4月に663円で500株を買って、それから下げていたようです。
日立ハイテクノロジーが371円で株を買っているから、その辺りが下値だろうと書いており8月24日の大引けは「442円」なので、その株価で会員に紹介していました。その後、株価は下げ続け300円を割れますが、再び、会員レポートで翌年の3月17日のレポートで株価が急騰した理由を述べています。MSワラントの全部が株式に展開されたのです。
安値の233円で、最後に36万株が株式に転換されています。 合計200万株が新規に発行されたようですね。2019年1月の話しです。この時に発行されたMSワラントが種玉になり…今回のコロナで利用され大相場になりました。
素人にとって…この事例は参考になります。何故、カタルは半導体のF君こと、フェローテック(6890)が、救済銘柄の可能性が存在するとして…会員向けに銘柄を紹介したか? でも結果は駄目でした。
しかしこのように…下値圏で「種玉」を、大量に取得出来る機会は、なかなかありません。まともな株の話ですが…。たった1年か、2年で10倍なら大変な効率投資です。カタル銘柄は、どれもこのような素質を秘めています。「素質」があるから、チャンスが来ると相場になります。このPSSは、良い事例でしょう。
良い素質を秘めている株を、下値で買って…じっと待つ投資方法もあります。逆に新高値の銘柄を追う、やり方もあるし…様々な投資法があるのでしょう。自分の性格に合ったものを探すと良いですね。
これは本当の話ですが、カタルが勤めた証券会社に伝説的な歩合セールスが居ました。大変なお金持ちです。それも相場で大儲けしたのです。だから…社長は三顧の礼を持って、顧問に迎え、1億円の報酬を払ったのです。しかし大昔の話ですから、途中で大蔵省から、何故、1億も報酬を払うのだ…と文句が来て、彼は顧問を辞めました。
その大山さんは、もう亡くなられたと思いますが…時間が掛かる為に、一般の投資家は彼のやり方について行けなかったのです。一部には熱心な信者が大勢いました。みんな億万長者になったのですよ。四季報にも彼の名前が、個人株主として載っていました。なかなか…本物の人間と出会っても、その良さを知るまでに、時間が掛かります。そうして本物人間の性格はなかなか読めません。凡人には理解できないのですね。
昨晩のNY市場は下げましたが…嬉しいですね。ロコンドは新高値です。先日1520円から買い下がったばかりです。このように…1520円の高値で買った株が「利食い」出来ると言う事は、まだまだ上に行くと言う事です。売り場は、更に上だと言う事です。
会員の方も、一般読者の方も相場を楽しんでいますか?
大変、いい相場です。名目時代の相場付きに…変化している様に感じています。本日は500円を割れた野村証券を買い直しましょう。ハイ、今499円から500円で1000株のお買い上げです。あの日は、このロコンドを買うために野村を利食いしたのかな? それとも…ツクイだったかな?
本日はケネディクスも、寄り値の601円で3000株を買いました。そうして598円も1000株買っています。実は、昨日は600円と610円で1000株ずつ利食いをしました。カタルは、この銘柄は「雪だるま投資」を実践すると公約しており、1000円まで買い続けると…その構想を述べています。いつも有言実行のカタル君です。
このPSSのチャートを観ても分かりますが…株と言うのは、人気が継続すると…だんだん株価が加速します。天井が何処かは分かりませんから、果敢に高値を買うのです。自分で高値を買ってみて、利食いが効かない様であれば…そこが天井です。
あらら…何故か、Jトラストも高いですね。…と言う事は、本日買った野村証券や三菱UFJも上がるし…勿論、ケネディクスも上がると言う事でしょう。これが「市場の整合性」の考え方です。
早く…証券マンの人は、カタルの考え方を吸収して、自分で実践を出来るように頑張ってください。実際にカタルと共に行動をして…何故、カタルがそう考えて行動しているか?理解するようにして、考えながら投資活動をすれば…次第に、時間と共に株式投資の学習が出来ます。
「やってみせ、言って聞かせて、させて見せ、褒めてやらねば、人は動かじ」
そう言えば…昨日書いたレポートに呼応して、多くの読者や会員から「全快報告」を頂いております。「皆さん、おめでとうございます。」でも有頂天にならないで下さい。中にはウハウハ状態の人も居られるようです。しかし…此方のレポートを紹介しておきます。世の中は、自分の考えが正しい訳ではありません。常に自分は間違った考え方をしていると思い、客観評価をすべきでしょう。「主体」と「客観」の考え方です。
でも「デフレの関門」22750円を上回ると…日本経済は、本当の名目時代に突入します。本当に「コロナの後で薔薇色相場」になります。何しろ…「31年間の怨霊」が募る大相場です。なかには失意の中で、自殺の選択肢しかなかった仲間も居ます。可哀そうに…折角お子さんが東大に合格したと喜んでいたのに…。彼の気持ちを思うと…如何に、政策が大切か分かります。官僚のエゴの為に、時代の進化を止めるべきではありません。
Jトラストのせいか…ロコンドの為か…信用の枠にユトリが生まれています。
それでは…本日も介護のツクイの解説をしますから、カタルは有言実行ですから、今の下値が563円なので、ここに2000株の買いを用いて解説をします。
昨日の資料はツクイのIRのプレゼン資料です。此方です。そこに75歳以上の比率が載っています。これから「団塊の世代」と呼ばれる、戦後のベビーブームで生まれた人達が続々介護のお世話になります。だから介護の業界は、此処から10年は成長業界です。
カタルの読者はカタル同様に…年金生活者の高齢者が多いですから…拡大をしてグラフを掲示します。この2020年から2025年は14.9%~17.8%で2.9%の増加、2025年から2030年は1.4%の増加ですが…これから10年は4.3%成長です。 特に、ここから5年の伸びが加速します。
過去、2015年から2020年の伸び率は2.2%なのです。この間に「ケアチャーム」(6062)と言う会社は、株価が8倍化以上になっています。その様子を週足チャートで見てみましょう。
2016年12月1:2、2017年5月1:2、2018年3月に1:2そうして今年1月に1:2の株式分割を実施しています。つまり2016年に株を買うと1000株は2000株。4000株、8000株、16000株になったのです。実に持ち株は16倍です。
このチャートは分割を加味してあります。つまり株価は100円ぐらいから900円ですから8倍から9倍です。この5年間の2.2%より、これからの5年は2.9%の伸び率なのです。チャームケアは小さな会社だったのですが…これが成長業種の介護業界のバックボーンです。だから株価が下げ続けている、この2年間のツクイが、如何に有望か分かります。
このような基本的な環境が大切なのです。カタルが、何故、千代化を外し…Jトラストを残したか? ボーイングが100ドルを割れた時に…既に有望だと思っていましたが、関連企業の大阪チタンやジャムコを、何故、採り上げなかったか?
同じ話ですよ。環境が「追い風」かどうかで…相場の大きさが変わるからです。先ほどのPSSの話と同じです。素質があっても…環境に恵まれないと相場になりません。これが「市場の整合性」の話です。
まぁ、良い相場になったから、みんな、どの株も上がりましたが…。やはりロコンドには敵わないでしょう。あちゃちゃ…先ほど、打診で500株を1520円で売りに出したら…1523円で売れて、今は既に1590円まであって1574円です。まぁ、良いか。一杯あるからね。じゃ、売れるかどうか分かりませんが、もう500株を1590円で指値売りを出してみます。
カタルは1800円でも、2000円でも…また高値のロコンドを買い直せます。このように常に売り買いをして、相場の勢いを観察するのです。机上論では意味がありません。実践こそ…がカタルの信条です。偽物の評論家はどうでも良いのです。
それでは、もし…午前中に563円のツクイが買えなければ、皆さんと共に後場の寄り付きで1000株だけですが、「買い乗せ」を、実施します。カタルはいつも有言実行です。
それぞれ…いろんな銘柄を掲げていますから、自分の好みに合う株をやれば良いのです。でも先ほど紹介した弱気論も、良く知って置き、その考え方を理解して、自分の力量配分に気を付けて行動をしましょう。 318円のケネディクスを、泣く泣く…600万株も売らないように…「他山の石」としましょう。
相場は何が起こるか分かりません。いつも「まさかの対応」が必要になります。それでは…また明日。