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かたる:幾つか買いたい銘柄はあるのですが…何しろ追証水準です。困ったことです。多くの銘柄が下値水準で…どうにか下値を固める展開にも見えますが、危ない展開が続いています。本日の日経平均株価は上がっていますが、実態相場は安い印象です。つまり手持ち株の多くは下がっているのでしょう。

考えてみると…あの時に空売りを検討したVテクは、まもなく半値の水準です。やはり「空売り相場」だった印象です。「債券のフラット化」を述べた時に、空売り推奨をしておれば…まさに「神業」でした。

カタル君、これまで「空売り」では、負けたことはありません。しかし現役時代、誠備相場の時に「宮地鉄工」を空売りした顧客(カタルの顧客ではありません)が、連日、成り行きで買い戻しに行きますが、最後は気配値だけの上昇で現物を買い戻せずに、とてつもない損失を受けた記憶が鮮明に残っています。

10回儲けても…わずか1回の失敗で、全てが飛ぶのが「空売り」なのでしょう。理屈上は株価の上限は無限です。でも買いはゼロになれば…お終い。下値は自ずと限られています。故に…恐怖感は全然違います。

もともと株屋は、「買う」のが使命と考えてきました。それが…右肩上がりの名目時代は僅か10年の現役時代だけ、歩合生活から今日まで、右肩下がりの実質時代は30年近くも続きます。まだ明確に…実質から名目に移行していません。(流動性の罠)

でも昨日のGDPの改定値は、速報値から設備投資を中心に増額されています。でも安川電機は1月18日の6120円から一貫して下げ基調で…既に半値水準の3170円です。 安川も…そろそろ止まっても良いような株価水準に見えますが、まだダメですね。 SUMCOと似ています。

先行している古河電工がどうか。この株の上昇なくして…SUMCOも、安川も…反発相場はあり得ないのでしょう。

仮に「債券のフラット化」から「リセッション」になるパターンでも、「中間反騰」がこの年末年始にあります。どちらにしても…此処で投げるのは得策ではないと思っています。投げるなら、この年末年始の戻り相場でしょう。

半導体相場も、目先は緩んでいるだけのように見えます。あれだけ…上がった市況です。高値水準での保ち合い相場の市況展開です。少なくともDXI指数は27106なのです。カタルが最初にSUMCOを800円台で推奨する頃のDIX指数は10000台に乗る前です。

「進化論」や「名目時代の確立」と言うテーマは生きています。GDP数字は名目時代を示しているし、進化論の支持報道は、あまり見なかったのですが…此処に来て、かなり増えてきました。

各国の人口当たりの基地局数の割合

何故、カタルがコーニング社の株価に注意を払っているか? その理由の根拠の一つが、WSJに掲載されています。此方です。これは有料記事かも知れませんから、グラフだけ拝借して…こんなイメージです。5G投資は膨大な情報量になるので、基地局が必要で、それを繋ぐ光ファイバーが必要なのです。

この記事は米国と中国の技術争いを報じており、中国の方が勝っているかもしれないという内容です。華為技術(ファーウェイ)の技術力は、すごいのです。何しろ、国家支援があります。オーストラリアとの間でも揉めていました。結局、情報が漏れるから、中国排除なのですが…。

何故、カタルが古河電工を推奨しているか? 有料会員には、既にご案内しましたが、此方の記事を観た為です。それもついでだから…紹介しておきましょう。

昨日のコーニング社(GLW)の株価は、一時34.07まであります。目先の高値は34.15です。カタルに資金があるなら、米国でコーニングを買っているのでしょう。(でも実態はガラスの会社なので、株価の動きは鈍いかな?) 日本の相場は、いつも米国の後追いです。日本の機関投資家が、相場を作ったのを聞いたことがありません。バブル期だけです。今は、みんな外人投資家の追随です。

スマートコミュニティーの時代は、半導体も膨大な需要が発生します。車の電装化を見れば分かります。 故にSUMCOも…この株価なら、あと100円程度しか下はないのでしょう。むしろ…確率的には年末年始を迎え、上がる方に分があると思っています。問題は目先の追証でしょう。まさにトホホです。

この辺りの力量配分が、いつも失敗しています。 カタルは、いつも目一杯の勝負をしている為に、後のない状態に、自らを追い込んでいます。これは…人間の生き方の問題です。カタルのような馬鹿は、いつも目一杯の瀬戸際に追い込まれないと…進化しません。もともと人間の土台が馬鹿ですからね。馬鹿は度胸しかないのです。でもその度胸も、危ういカラ元気ですが…。少し株価が下がると…直ぐにヘナヘナします。

さて本日は読むべき他のレポートもありますから、この辺にしようかな? 本日の都市銀行の「再開発」報道、ようやく出てきました。この意味が分かりますか? 先ほどのGDPの改定値と同じで名目時代を象徴する現象です。あとは株価が、これらの現象を受け反応するかどうか…。あまり先の時代を読んでも駄目だし…遅れても駄目です。

最後に…夢テクの中期計画で、今期の利益数字がゼロになっています。これを受け昨日はストップ安をしたようです。実はカタル君、まだ1000株を保持しています。大半は今年4月末に、なかなか伸びない株価を見て全部を外しました。 先頃のカタルの短気の時にも2000株の内、1000株だけ利食いをした株価は880円前後でした。4月の時は1100円割れの辺りでした。

でも皆さんは間違っていますよ。一番は…「売上数字」なのです。利益のタガではありません。このような企業は「売り上げ」が全てです。何しろ、実態は他人の給料のピンハネです。リクルートの株価を、カタルは1万円相場と…上場時に述べています。実際に1:3分割しており、本日の株価は3459円ですから、当初目標を達成しています。何度か述べていますが、人材関連は「旬」を過ぎています。でも時間をかければ…また4桁復帰するようにも思えます。

だって…実際に売り上げは伸びており、来年9月期は合併のゴタゴタの必要経費でしょう。それが済めば…急回復する予定です。だからカタルは、そんなに心配をしていません。買っても良いのですが…何しろ、カタルは追証水準でユトリがありません。現在株価の665円は、やり始めた当初の最低株価です。今、ついでですから、有言実行で500株だけ買いますね。ハイ、670円でのお買い上げです。無理して買いました。枠がギリギリなのです。

先ほど、カタルの現物の買い値を観たら702円でした。結局、売らずに…また元に戻りました。最近は、こんな事例が多いようです。それは実態が、逆金融相場だからでしょう。

でも間もなく名目時代の幕開けです。都市銀行の再開発の積極化は…それを示すものです。ようやく東陽町駅前の三菱UFJの空き地も開発されるのでしょうか? それでは…また明日。



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