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本日は読者から頂いた情報を元に話を進めましょうか…。この話は米国の話ですが、基本的に米国金融が世界経済の行方を左右します。しかし…分断化(ロシア・中国)の動きが背景にあり、ドルの基軸通貨としての地位は、段々…低下しています。

カタルが最も心配をするのは「ドル」と言う基軸通貨の崩壊です。グローバル化は生産活動や販売活動などの実体経済だけでなく、情報もグローバル化しており、我々はネット社会なので、簡単に比較できるようになっています。昔は出来ませんでしたが、今は簡単に…資料が手に入ります。しかも今の時代はネットで、言葉の壁を越え始めており、眉唾の議論は通用しません。

「株主還元」比率(総還元性向)100%の米国の実態を、日経新聞社は一度も報じていません。こういう議論をしないと…駄目です。だから…経済の「新陳代謝」の話が見えません。村社会構造は、既得権力者の権利を守ろうとして、新しい動きを阻止します。この株主還元率を高めると、既存企業から新規企業に資金が流れ、時代の進化が早くなります。お金が回るのです。だから米国は「スタートアップ」企業に資金が流入します。

しかし日本は、岸田さんがいくら旗を振っても…なかなか進まないのでしょう。こういう基礎的な部分の理解が進みません。カタルも、その実態が分かりませんでしたが、武者さんのレポートを観て…米国の還元率の高さを知ったのです。一度も、報道しない日経新聞は、「情報操作」をしていると「疑われても」…仕方ありません。

情報がオープンな世の中になれば…実態が分かりますから、眉唾の偽物社会は通用しません。本物が上に行く世の中になります。カタルは実績主義です。あくまでも本物人間を目指すために、事前にカタルの考えを述べて…そうして自らも実践をして、その成果があがるなら本物でしょう。毎日、その為にレポートを書き努力をして…読者皆様の審判を仰いでいる訳です。本物なら…読者は増えます。

さてロコンドは、どうなるのでしょう。

カタルは「無理をしない投資」を皆様に伝えています。目先を求めずに…自分らしく行動をしましょう。この株もソフトバンク同様に下値を買えば…何度も利食いが効きます。この行動が継続できなくなれば…つまり下値が買えなくなれば、自然に相場は「新しいステージ」に入ります。ソフトバンクの5000円割れを、何回も買っても利食いが効きます。ロコンドも1000円割れを買えば…必ず、利食えるようになっています。何れ…もう1000円では株を買えなくなります。そうすると…新しいステージでしょう。

米国の利上げスピード比較

さて…冒頭の読者から頂いた情報メールに、このような資料がありました。カタルが心配しているのは、この利上げ「スピード」なのです。金利上昇スピードが問題だと思っているのです。金利は高くても構いません。金利が高いという事はハードルが上がることを意味して「産業の淘汰」を意味しています。株式市場では本物の会社なら、株価は又、必ず…上がって来るでしょう。偽物は、このような作業を通じて…下に沈みます。そうして浮上しません。

市場経済は、弱者を淘汰する場です。この資料を観ると…今回の米国の金利上昇スピードが過去の事例より、早いことが分かります。実体経済の浸透度は「遅行指数」です。

経済には、先行指数と一致指数、そうして遅行指数などがあります。

金融政策や財政政策が、直ぐに実体経済に効くわけではありません。徐々に効果が広がるのです。株価が下がるという事は、「資産効果」が消えますから…購買力が落ちます。既に米国は小売売上が落ちていました。GDPの70%を占める米国のエンジンが冷えています。

だからカタルは0.5%ずつの金利引き上げでも充分だと思っていましたが…バイデンの馬鹿さ加減に煽られて…パウエルも馬鹿なのでしょう。カタルが正しいかどうか…来年の春には分かるでしょう。

買えましたね。本日は「Jトラスト」(8508)の480円を買っています。そうして「川崎汽船」(9107)を昨日、売ったので買い戻しました。こまめに…買値の微調整をしています。ブツブツ投資は、いくつも買値を持っており、僅かな幅で利食いをして、そうして買い直しています。実は「エーザイ」(4523)も失敗なのです。先日は5180円で買って…下値を観たので…僅かな利幅、10円だったかな? それで撤退をして、下値を買うつもりでしたが買えませんでした。ですが…また川船の8250円も買えました。今度は8200円です。

「危ないなぁ」~と思いつつ…「低PERの謎」の解明を、自ら実験をして…自分のキャリアにします。「日本郵船」(9101)は、既に200日線を割り込んでおり、残された時間はあまり…ありません。日本郵船も逃げたので…今度は9050円程度で買い指値を入れたいと思っていますが、まだ時間があります。商船三井の200日線を狙っていますが…もう一杯、手持ちにあるから、間違ったら最悪です。船株は、初めての200日線割れの場面です。

今の関心は、この船株です。もう8月説に拘らなくても…良いかなぁ~とも考えています。そんなに企業業績は、落ちないと考えています。でも…危ない選択です。むしろ…新興株の方が、安心です。時間の問題ですからね。

ロコンドは、そろそろ…一度は「200日線を回復する」場面だろうと考えていますが…どうなのでしょう。本日の相場を観ても分かります。同じグループのBASEやメルカリの株価は安いけれど…ロコンドは高いですね。調整が終盤だという事が「市場の整合性」でわかります。他の株価との比較を観ます。

ソフトバンクは、既に一度、200日線を回復していますから、今度は「下方乖離」場面は、安心して買うことが出来るでしょう。このソフトバンクも自社株買い効果で、他のマザーズ株(新興株)と動きが変わっています。こういう銘柄間の観察を通じて、市場の相場観を掴みます。これを「市場の整合性」とカタルは呼んでいます。

日経新聞に25日移動平均線の乖離率の話が載っていましたが、カタルは200日線を基準ラインにしています。この違いは時間軸の観方の違いですね。

証券マン上がりですから、顧客に説明をする時間も掛かるし…顧客の理解力の差もあります。何と言っても、コロコロ…と態度を変えるのは、自分の信頼性が失われます。カタルの基本は、長期視野に立っての「時代投資」を謳っています。だからブツブツ投資なのです。

BASEの場合は、年初から手掛けているようです。早かったのです。まだ株価の底入れは確認されていません。今回は295円で止まっていますが…まだ安心はできません。ただ最近は完全に人気が離散しています。人気離散からの…ここからが、本番ですよ。

Jトラスト(8508)の日足推移

だから何度も200日線から「顔を出した」チャートの話をしています。目先に拘るなら、この200日線が上昇波動に移行した銘柄から選択しなくてはなりません。Jトラストの出来高が落ちています。この形は正常化の現象です。時間を掛けて移動平均線の上昇を待てばいいのです。既に200日線を上回っています。この株は2021年初めにスタートしており、既に業績推移を買っての株価上昇局面です。

Jトラスト(8508)の四季報予想

四季報予想は、今期も確定していませんが、来期予測が大きく下がる予想になっています。本当でしょうかね? 金融の世界と言うのは、そんなに変化しませんからね。確かに一過性の利益もあるのでしょうが…。でも仕掛け筋が、経営サイドの可能性を考えています。だから「意外性を発揮する」可能性がります。故にカタルは「国際紙パルプ商事」より、「Jトラスト」を選択しています。敢えて危ない選択肢を好むのです。川船の8200円も買えてきました。

これで…昨日、外した分を、全部、買い戻しました。果たして…もっと下があるのかどうか…。郵船は9170円まで…です。狙いは9050円です。でも「恐い…なぁ~」。しかし…昨日は僅かな利幅で逃げたから、持ち株の「買値を修正する」ことが出来ています。カタルは、常に…持ち株の株価を市場価格に合わせようと努力をしています。その修正作業です。

日経平均株価の上昇分が…消えています。あと17円でマイナス圏になります。でもロコンドとソフトバンクは高く、BASEとメルカリは弱いですね。この差が何故、生まれるか? これを考えるのが…「市場の整合性」の話です。

Jトラストに惹かれているのは、あの1000万株以上の玉の仕掛け筋は、的確な事前の読みで…動いています。しかも…その買い玉は、残ったままです。1000万株で200円幅ですから…20億円かな? 大変なお金持ちですね。これだけのお金の変動でビクともしないのです。だから意外性があると考えています。それに…松井証券では、一般の証券会社と違い…既に「増し担保」規制です。何か理由があるのでしょう。危ないから規制をしているとも言えます。

だから皆さんは、「危険を承知で」相場に臨まねばなりません。世の中は常にそうですね。リスクとリターンの関係です。カタルは「日本製鉄」(5401)が良いと思っても…今は、買いません。あまり保守的な選択をしない方です。常に「ハイリスク・ハイリターン」を狙っています。

皆さんはそれを承知で、この原稿を読まねばなりません。色んな銘柄を紹介しています。昨日、紹介した「ファナック」(6954)でも構いません。ずっとリスクは減ります。色んな株を紹介していますから、自分で好みのあったものを手掛けましょう。

お金があるなら…本当は、ここは一発「ロコンド」の上値を買う場面です。先日の1235円を「試してみたい」気がしていますが…やる仕掛け人が、居るかどうか。今のファンドは、そんなに力はないようです。1万株や2万程度買っても駄目です。「大阪チタン」(5726)は野村系のファンドが関与をしたようですね。狙いは分かりますが…今の環境では難しいでしょう。

やはり船です。カタルに資金力があるなら…8月にかけて狙ってみたいなぁ~。BASEもメルカリも弱いけれど、メルカリの方が弱いですね。きっと6月の数字が悪いのでしょう。ですが…この数字の伸びならやれます。ロコンドも同じですよ。基本は伸び率です。カタルの「心が動く」という事は、可能性があるのでしょう。

本日はFRBの金利のスピードが問題だと指摘しています。そうして小売りが落ちています。故に、株価の回復は、意外に早い…可能性があります。

日本株は昨日述べたように、既に名目の世界に入ります。33年ぶりです。だから弱気になる必要はサラサラありません。基本は「金利裁定」概念です。基本を押さえておきましょう。Jトラストの上値を買う必要はありませんが…下値ならシクシク…と。持ち株に加えれば、危ないけれど…面白いのです。船と同じ理屈です。

危ない選択肢は、みんなが敬遠をします。この「スケベ」心が、婀娜になり…カタルは貧乏人のまま…晩年を過ごしています。通常、歩合外務員は最低で神主さんの世界です。如何に、駄目セールスかが分かります。40億円も飛ばしたのは…やはり痛かったなぁ~。失敗でした。

その失敗の友達分の損失補填を済ませ…清算活動も終盤です。終活人生か…。トホホの世界です。故に自分の行動は、逃げる訳ではありませんが…自己責任です。さて本日は…どんな相場になるのでしょう。また川船は8180円です。商船三井は3030円までです。やはりこういう環境になると、既に200日線の郵船が一番強い株価です。

だからそろそろ…「仕掛け」が入る時間だろうと思っていますが、まだかいな?。トホホのカタルレポートでした。また明日。



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