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いくつかの「懸念材料」が出現しています。今の最大の焦点は、原油高とストライキによる物価上昇でしょう。その為に米国の金利は再上昇しています。

米国10年債金利の推移

一般的に、このチャートは、一段と…「金利が上昇する」可能性を示唆しています。リーマンショック前には5.316%と言う壁がありますが…その可能性もあります。カタルの観察が間違っていた理由の一つです。強い米国経済はソフトランディング見通しを強めていますが、カタルは急激な転換が「歪を生む」と思っています。既に、最近は1ドルが50セント割れとなり…隠れた損失が、どの程度あるのでしょう。今年3月SVB問題が発覚しましたが、他に歪みはないのでしょうか? まだ商業問題も残っています。

この問題とドル高による弊害も観られます。

此方の報道は嫌です。でも中国当局は規制を実施しています。此方もどうぞ…。でも市場の勢いを止めることが出来るのかどうか。もともと…中国から資本が逃げやすい環境です。

同時、米国では過剰な変動商品が生まれています。此方の報道です。カタルは規制が必要な論者です。もともと今ではすっかり影の薄い、ビットコインなどの仮想通貨をカタルは認めていません。米国と言うのは、寛容な国ですね。意見が割れています。

清貧思想の日本とは違います。日本でベンチャービジネスが、なかなか…定着して起こらないのは、よく分かります。折角、これか育つところで…検察などが動きます。もうすこし「寛容な心」で見守ることが出来ないのでしょうか? リクルートやライブドアを観るとそう感じています。

「INPEX」(1605) の週足推移

「INPEX」(1605)も、船株もカタル銘柄ですが…チンタラと株価は上げ続け、いつしか環境が変化して、また追い風に変わります。INPEXは1年程度かな? お船も似た時間の「横ばい」期間を強いられました。

川船(9107)の週足推移

株価は下げませんが、株価は「横ばい」で、その真価が理解される時間を相場は待たされます。そうして再上昇です。大きく株価ステージを変える時はこの時間闘争を克服できるかどうか…投資家の忍耐が問われます。でもカタルなんか…いつも我慢がききません。最近はノンビリ投資の方が合っているのかもしれませんね。

やってみたい…底値圏での「株集め」投資です。先日、我慢がきかず、155円で5000株を買いましたが…案の定150円を割れて来ました。どんどん…下がれば良いですね。既に未来図は見えるのですが、目先筋の動向には敵いません。

株式投資と言うのは、様々な「社会現象」を観ての「連想ゲーム」のようなところがあります。「市場の整合性」は絶対だと思っています。同じ潮流で、違う現象が生まれるなら、そのシナリオを疑う必要性があります。自分の事前観測のように、株価が動かないときは、何か…自分の構想が間違っているのでしょう。カタルの場合、その多くは「時間軸」の読み違いです。

野村証券のように…シナリオは正しかったはずですが、不慮の事故、「アルケゴス」なんか読めません。結局、このような時間経過を生みます。でも素人は、ただ単に株価が下がったと言うだけで…結果だけを観て、とやかく言います。

S&P500の日足推移

結果論なんか…誰にでも言えます。そんな卑怯な生き方はしたくないですからね。自ら、事前告知をして、率先垂範をします。おそらく…米国株もアップルの動向を観れば分かりますが、そろそろ…下値固めの動きでしょう。8月18日の下値を割ることなく…下値固めを終えるのでしょう。

基準地価動向の推移

本日の日経新聞に地価動向の話題が載っています。熊本の菊陽町や北海道の千歳の話ですね。カタルはマネタリベースとマネーストックの関係である「貨幣乗数効果」の話をしています。景気と言うのは、寛容な心を持って、活動を阻害するのではなく「促進させる」なら「希望が溢れる」社会構造が誕生します。

先着一名様の「負け組社会」だと…振り込め詐欺のような犯罪がドンドン増えます。でも100名様、1000名様の成功者が誕生する社会は「ユトリある社会」に変化をします。この話と「野村証券」(8604)の値動きは、同じことを示しています。

社会の風が、追い風か…逆風かは大きな違いです。もう昔の実質経済への転換はあり得ません。この基準地価動向を観ただけでも分かります。ようやく…「資産投資」が始まります。働く若者に負けない生活防衛は、この資産投資しかありません。何故、3種の神器の金融・証券・不動産を狙いにして投資をすればいいか? その理屈が分かるでしょう。

テスラの車は「値下げ」を実施しており、中国は負けない為に人件費を引き下げていますが、トヨタが価格競争で勝てるのでしょうか? 

「ギガキャスト2.0」…この話題を聞いただけで、「雇用が失われる社会」の想像がつきます。どんどん…効率化が加速しています。やはり車の世界は大きく変化します。

繋がる車の世界は情報網を制した所が、世界競争に勝てます。グーグルやアップルのようなプラットホーム構築まで、経営者が考えているかどうか…。ルネサスが世界競争に買って、デファクト・スタンダードを支配できるかどうか…。経営者の手腕にかかります。この話を説明すると長くなるので、そのうち、また語ることもあるでしょう。

まもなく、イベントが終了して…相場に変化が生まれるかどうか…。自分の投資軸を何処に基準を持っていくか? 難しい選択です。やはり…米国金利動向が気掛かりです。

本日もジェイドGは安いですね。昨日は1665円で買ったのですが、駄目でした。先日カタルが叩いた株価は1602円です。その前の「何処かで反転する」と思っていますが、信用の期日到来の売り物が出やすい時期です。通常、この一か月前が、一番の関門です。だから…1600円割れもあるかもしれません。でもこれだけ…長く高値圏の株価を保っているから、買い集める…その筋が、どの程度、存在するのでしょう。

誰かが、上を買わない限り…売り物は続きます。株って上がるものではなく、誰も手を加えないと…基本的には下がるものです。良識ある投資家が勝てるのですが、資金力のないカタルが、いくらチビチビ買っても、たかが…知れています。

本日も1630円に1000株の買い物が入っています。ですが…本格反騰には100万株程度を買うファンドの登場が待たれます。先日、8月9日のような買い方です。何処かで始まるのでしょう。まぁノンビリ待てば…良いのです。必ず、良いものに育つと思っています。

カタルは4180円の奪回まで考えて「行動しよう」と思っています。あとは皆さんが決める事です。まぁ余裕のない人は、無理をして…下値を買わず1929円を抜いてから…買い始めれば良いのでしょう。同じことです。たった…300円程度の差です。高くなってから買っても良いのです。

上手に買おうと思わずに、野村証券の721円を取ってから買っても良いし、今でも良いですね。参加は、いつでも良いのです。問題は自分が下値になった時も、勇気をもって「買い続ける」ことが肝要です。そうすれば…理屈上は、必ず、儲かります。

カタルの場合、余裕があると買いたくなるから…昨日は、敢えて…「縛り」を入れました。大引けで、野村証券を買ったのです。そろそろ…飛ぶか。配当落ちの下げの後で721円を奪回するか…どちらか分かりませんが、明らかに、大きなお金で買っています。

三菱UFJにも、同じことが言えますが、先ずは市場に溢れる「浮動株式」の吸い上げです。序盤はチョロチョロなのです。大きな資金のあるところは「丸ごと」会社を買い取るつもりで買います。このような連騰相場になるという事は、余程、大きな筋なのでしょう。三菱UFJも同じ過程を歩んでいます。だから「雪だるま投資」に向いています。だって…昨日発表された基準地価を観れば分かります。資産投資の要は、「株」と「土地」です。

日本は長年…34年も、これを否定してきたのですが、その「間違い」を正し始めています。本日の日経新聞の一面に「資産運用業への海外勢の参入促進」です。株価は大和証券株の910円と野村証券の650円の差がありますが、本来なら、このアセット金額50兆円と25兆の違いがあるのです。故に、大和の株価が正しいなら1800円の野村株の評価が正しいとも言えます。極端な整合性の考え方ですが…、この程度の実力差があるのです。でも指揮官が、「たらず」では…しょうがありません。

何処も彼処も…情けない話です。まぁ愚痴を言っても仕方ありませんね。それでは…また明日。1630円の指値が、今、買えました。何処まで…買えるのでしょうか? 



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