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カタル:本日の日経新聞の7面にムニューチン氏の談話が載っていました。規制緩和に前向きなのですね。そもそも貸出資産を伸ばすと言う事は…自己資本比率規制が緩和されると言う事です。今までは過剰な…ありもしない架空の条件を守るために、ガチガチの規制が求められてきており、この基準をクリアするために総資産の圧縮が行われてきました。

だから折角、世界の中央銀行が量的緩和を実施しても、実際の経済のパイは拡大せずに、逆に金融界を見ると分かるように…総資産圧縮の為に、リストラを実施してきました。カタルは昨年6月のHSBCの大量リストラを観て、株価が下がると考え…ポジションを空けましたね。覚えていますか? 流石に空売りは、しませんでしたが…。

案の定、8月に下げ、これだけに留まらず、更に、年初から世界最大の産油国のサウジまで資産圧縮の縮小の世界に向かいました。どうにか…均等のバランスが取れたようなので、夏ごろかな? カタルは「金融規制克服論」を述べ始めています。しかし同時に、「ダリオ時間」も述べており、警戒感が常にありました。でも徐々に…均等バランスが整い、多額の制裁金からのドイツ銀行問題が表面化しても…市場全体の影響は軽微で、金融規制克服論が勝りました。原油価格の動向もそうです。

このように…立ち上がりかけた所に、金融規制緩和派のトランプ政権の誕生です。理屈上は、昨年の春の相場に戻ります。日経平均株価は2万円台になり、三菱UFJの昨年春は900円台だったです。でも…世界中の中央銀行が、これだけお金をばら撒き続け…信用乗数は大幅に下がっています。新政権の方針転換により、このギャップが埋まる筈です。

つまりインフレになります。世界中の経済活動のパイが、拡大に向かいますから。日本はジャブジャブのお金が貯まっており…まさに「流動性の罠」と言うダムが、決壊寸前なのです。日本人の性格からして…「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言う徒党を組む性格がありますから、いつか…爆発します。

三菱UFJの論理価格は、そもそも1800円ほどなのです。株価の前に棒が一本、付くのです。馬鹿な機関投資家です。その宝物のような株を、僅かな値幅で利食いだと騒いで売っている。それを外人投資家が、連日のように玉を吸い上げているように見えます。まもなく…市場に出回っている浮動株が、完全に吸い上げられますよ。チンケな値幅で利食いなど、考えず…買い乗せ、買い乗せの大相場なのです。カタルは2003年からの相場で、顧客の預かり資産3億円を、40億円に増やしました。その源泉は金融株の上昇です。

残念ながら、2012年からの相場は、途中で点火せず…「流動性に罠」に、陥りました。今回は日本だけでなく、世界が、この拡大経済の方向性に向かいます。だから確実に「流動性の罠」から、抜け出せます。日本にはGDPに匹敵する545兆円のフリーマネーが存在します。大変な数字なのです。カタルは、何度も…マネタリーベースとマネーストックのグラフを用い、この事を解説しています。証券マンは、カタルの過去に掲載されたグラフを印刷して、顧客にセールスを掛ければ良いのです。仕事ができる奴は、普段は遊んでいますが、やる時が来れば…、一所懸命に仕事をするものです。こんな時に理屈を捏ねる奴は馬鹿ですね。

だから最近のカタルレポートを見れば分かりますが…馬鹿になったものが勝つ相場だと…何度も、前から述べています。金融相場は、阿波踊りと同じなのです。踊らぬやつは馬鹿ばかり…馬鹿になって、みんなと一緒にワイワイ騒ぐのが最も大切なことです。昔なら…無記名伝票で、寄り付きに三菱UFJを10万株単位で買って置き…現在の717円で仕事の出来ないセールスに、寄り付き値段で玉を分けます。昔は、そんな「はな買い」が出来ました。でも、今は出来ません。

人間は、目先に弱いですからね。僅かな値幅で…心が動きます。セールスの鉄則ですが…常に利食いではなく、買い乗せなのです。捕まるまで…ガンガン強気を貫くのが、正しい行動ですね。チンケな値幅で、利食いを考える安易なセールスに走っては駄目です。自分自身の人間の器を大きくするチャンスなのです。これまで1万株単位なら10万株に…一桁上げましょう。10万単位には100万株単位で、セールスすれば良いですね。こんなチャンスは滅多に、あるものではありません。アベノミクスの二段ロケットが点火したのです。

だからカタルは「ケネディクス」も、いよいよ開始したと述べています。2012年~起ったあの爆発相場の再現が始まります。あの時は73円が849円で11.6倍でした。今回は360円なので…2005年に付けた4090円を抜くと考えています。だって、あのリーマン相場は偽物ですからね。今回は…本物の資産インフレ相場であり「1300兆円の逆襲相場」なのです。更にコンセッションの夢が加わり1万円相場を期待しています。何しろ…AUMは1兆6000億円なのです。スケールが大きいですね。どうやって…持ち株を増やすか。これだけを考えればいいのです。銘柄なんか…この一銘柄で充分です。

でもカタルも、邪推な人間ですからね。つい考えます。三菱UFJの700円が900円になるのは…28%程度の上昇幅です。仮にシャープが沸騰すると…どうだろう? 300円まで一気に走るなら、こっちの方が早いかな?…とも、考えますね。何しろ、シャープの節目は633円ですからね。カタルは、現状でも…この水準はクリアすると思っていますが、この上は、流石に株数が増えたので…どうかな? だから少し、力の入れ方が減少したのですね。高橋の馬鹿社長のせいで…。もともとは4桁目標だったのです。

このような速度計算を間違うかどうかで…運用成績は、大きく変わります。どっちが早いのでしょう。上がる銘柄は、既に確定しているが…、どれを選択するかで、効率が変わるので常に計算しますね。やはり…下賤な人間ですね。カタルは…。最近、ようやく野村証券も、それらしさ…が生まれていますが、何しろ、まだ4ケタに届きませんからね。歴代のOBからすれば…混乱から生じた氏家体制からの馬鹿さ加減を、やはり思い知らされます。野村も人が居なくなったものです。

カタル銘柄のスマートコミュニティー関連が投げで下げています。まぁ、人間だから仕方ありませんが…目先に拘り貧乏くじを引くことは良くあります。何れのスマート関連も次世代の有望株ですから…別に投げずに、コツコツ下値を拾えば良いと思っています。種を撒くのですね。「人の行く裏に道あり、花の山」と言う諺もあります。まぁ、人間それぞれ選択は自由です。まだ資金の流入が少ないから…小野薬のように、なかなか下値が固まりません。でも全体が総体的に上がっていくのですね。過剰流動性相場の基本は…。下がる株など…なくなるのです。

きっと、まだ序盤だから…こんな動きなのでしょう。本日は本流相場だけれど…毎日、毎日、たい焼きくんじゃ、飽きるのです。その間隙を縫う相場も、なかなか面白いですからね。この候補が、ケネディクスにオリコ、そうしてシャープや東芝などの半導体かな? でも半導体は、やはり休みを欲していると思いますね。来年でしょう。カタル速度観が正しいかどうか…正しいならとっくに卒業していますからね。今年は既に3つも間違っています。これじゃ、なかなか卒業になりません。最後の壁はなかなか高い壁です。それでは…また明日。馬鹿になって…踊りましょうね。



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