かたる:株価の底入れと言うのは、時間が掛かるもので…基本的に企業業績の改善が見込めないと駄目なのですね。 覚えていますか? カタルは昔、「グリー」(3632)を取り上げたことがあります。そもそもの理由が、ゲームのプラットホーム化ですね。ところが、カタルの知識不足で…後で知ったのですが、基本的に、この上前を撥ねる仕組みは、アップルやグーグルが搾取する事が分かり1000円前後で投げた記憶があります。
国内のゲーム市場から海外展開になり…しかもプラットホームを手に入れる筈だから、株価は大きく上がると思っていたわけです。しかし現実はプラットホームどころか…海外ゲーム市場も不振でした。
そのグリーの田中君は、財務戦略の専門家を招き入れ、健全経営の道へ…カタルにとっては、もっとバイタリティーのある人間か…と思っていましたが、あまり魅力的に見えなくなってきたのですが…。株価は継続的に、読者に伝えています。
昨日は、とうとう700円台に復帰しました。600円前後から底入れ宣言をしていますが…最近は上値を買う種族が存在するようです。調べてないし…最近の動向を見てはいません。兎に角、この会社は、失敗に対する撤退が…早くなりましたね。
財務上は専門家を招き入れたので、企業業績に問題はないのでしょうが…株価が上がるためには、何か、魅力がないと駄目ですからね。でも此処で取り上げると言う事は、かなり気になっている存在だからです。そのチャートだけ…添付しておきましょう。人気株になる素質は、やはり秘めているのでしょう。
先日から…同じように気になる存在のアドウェイズと言う会社が、昨日は自社株買いを発表したとか…。覚えていますかね? あれは2013年の暮れでした。カタルは散々、このアドウェイズとエナリス、そうしてコロプラを、新興御三家と言い、急騰する当時の人気株を…内容がない株だと批判していました。何れ、下がる株だ…と、述べていましたね。この中で強いて言うなら、エナリスかな?…と思っていましたが、実際はゲームと言う一過性の利益でも、企業業績の良いコロプラの株価は、意外に確りしています。そのチャートもグリーと共に…添えておきましょう。
何故、この二つを参考事例に掲げたかと言えば、人気が冷めると…、株と言うのは、こんなものなのですね。昨日、カタルは、クラウドワークスの「買い方」の話をしましたね。810円で打診買いを入れ、10円刻みで650円まで、100株ずつ買う株数を増やす買い方の話です。その方法を用いると…グリーやアドウェイズのようなケースでは失敗です。…と言うか、時間が掛かり過ぎますね。だから時間を含んだドル平均法と言う投資概念もある筈です。毎週、週末に買うと言う方法です。3年…買い続けるか、5年…買い続けるか。
色んな投資スタイルが、あると思います。銘柄など…何でも、良いのですよ。倒産しない限り、株価の上下はあり…必ず、儲かる投資方法なのです。出来れば、銘柄選別は時代に合う、売り上げの伸びている企業を選択すると良いですね。
クラウドワークスや…先週かな? 紹介したメドピアなど…は、打ってつけの銘柄でしょう。賢い投資を、すればいいのです。下がったら…喜んで買い向かうのですね。ブツブツは…株の最大の好材料は、株価が下がる事だと述べています。企業業績の変化でもなければ…材料ではないのです。株価が下がることが、最大の好材料なのですね。如何にも…実践派の実力者の言葉です。
ブツブツは…毎日、売り買いする株式注文を100本程度受注していました。一人の顧客から、いつも10本程度の注文を貰うのです。彼の株式手数料は、いつも1000万円以上でしたね。しかも顧客は、みんな儲かっています。証券マンの見習うべき鏡です。カタルと同様に、彼の出身大学は名前も聴いたことがないような3流ですが…、彼は、兎に角、変わっています。大学を休学して、8年で卒業したのかな? その間、世界中を歩いていました。あまり英語は上手くないのですが…。
彼の入った時代は、直ぐに歩合給の選択が可能だったらしく…彼は社員セールスの経験がないのです。カタルの時代は、10年間の社員セールスの「縛り」がありました。カタルは彼の営業スタイルを見て、多くを学びました。カタルの先生の一人です。彼の家は豪華ですよ。家の周りに石を積んだのですが…それだけで1千万とか、2千万とか…言ったかな? 田舎の家に1億以上の金を突っ込んだようです。
話はそれましたが…彼の投資方法は、基本的に、「株の行方など…分からん。」どっちに転んでも、良いような投資方法ですね。兎に角、株価が上下に動けば…それで「良し」なのです。これが、株屋の実態です。派手に動けば…寺銭が転がり込みますからね。
ところが…多くの人は、ニュースや材料に魅了されて、株を売り買いをするのです。株って意外に単純ですね。要するに、自分の力量次第なのです。倒産しても良いような…投資方法をしておけば、損をする事はありません。仮に見込み違いをして、株価が下がっても、5年でも10年でも…待てばいいのです。その間に会社の癖も理解できるようになります。それぞれの会社には、独自のカラーがあり、癖がありますからね。
あれ? 今、クラウドワークスの770円も…買えましたね。 昨日は株価が下げてきたので790円から買い下がっています。本日は、780円と…これで770円が買えました。何処まで…買えるのかな? 前回の高値794円の200日線は789円で5円上の株価で下げました。
今回の高値834円の200日線は、801円で33円も上でしたね。今度、株価が上昇したら…次に株価が調整しても…200日線を下回らずに、株価が推移するかもしれません。基本的にこの200日線上より上に位置して、株価が休むようになれば、株は上昇波動にステップアップできます。先ほど…カタルは、グリーの話をしましたが…グリーは、その事例の一つです。グリーの今回の基点は、2月2日の593円です。でもこの時に200日線は585円ですね。ほら…上の株価位置ですね。まぁ、ケース・バイ・ケースなのですが…一つのポイントでもあります。
何も…人気株の高い所を追わなくても、株の見所は、他に沢山ありますよ。全体論では、金融株の株価位置でしょう。市場の一般論は、米国金利が下げて来ており、金融株の調整を伝えていますが…あまりに、短い視点の見方ですね。
だって…カタルは金融規制克服論を述べ、オバマレガシーの恩恵が、トランプ相場を支えていると解説しており、尚且つ、このスピード感を指摘しています。当然、景気は過熱する事は考えられますが、減退する要因はありません。何しろ、これほど、世界中の中央銀行が、お金をばら撒いた後なのです。だからインフレを…述べていますね。
馬鹿な解説に、引っ掛からないように…しましょうね。カタルは、約束通り、本日から金融株を買い始めています。ただ本日は高いので、僅かしか買っていません。まぁ、そうは言っても、貧乏人なので、買える量は限られており…どっちでも、良い株数なのです。要するに実験ですね。参考までに…ケネディクスを観察していると…ある変化が見られます。果たして…、本物の動きに繋がるかどうか…。
今日は調整の形を…見ましたね。グリーの…この変化は、おそらく本物の上昇波動でしょう。問題は上昇角度の問題です。何しろ、カタルは大阪チタンでも株価波動論の転換の話をしていましたが…上昇角度が鈍いと判断し、途中で切り上げたのです。でも結構、上がりましたね。グリーも同じかもしれません。
銘柄などは…何でも、一緒です。要するに投資家、それぞれが…自分の力量を把握して…自分を、先ずは知ることです。自分の性格は、自分しか分かりません。株屋を長くやっていて思うのは…要するに、人間と言うのは誰が何を言っても、その人の性格で決断をするのです。だから他人が、何を言っても…駄目なのです。
失敗しないように…自分の性格を考えて、「足るを知る」事が、先ずは大切なのでしょう。哲学者みたいですが…人間心理など、そんなものです。カタルはクラウドワークスを1300円台でも買った口ですよ。Vテクを想い出してくださいね。
株価など、関係ないですね。それぞれの読者が、自分の思うように…カタルを利用して、自分で考えて、行動すれば良いだけの話です。他人の行動など…株式投資に、全く関係ありません。馬鹿だけです。米国の国債金利が下がったので、金融株が下がると思っているのは…。単なる、短期調整なのでしょう。今年は…ビッグチャンスなのです。だから米国株は、歴史的な連騰を続けているのです。これは紛れもない事実ですからね。それでは…また明日。