03/13

かたるカタルの銀行株好きは、昔から病的ですね。理由は明白です。経済の要は金融が握っており、金融界が潤わない限り、真の経済成長がないからですね。銀行だって人間が運営している訳です。全ての産業は、人間心理が影響を与えます。株式が上がれば、たとえ足元の景気が悪くても景気は改善していると思いますし、逆に今の景気が良くても、株価が安ければ、未来の景気は悪いと思うのが人間です。銀行マンが融資の査定にあたり、自分の勤めている銀行が左前では、積極的に融資を実行しようとは思わずに、逆にリスク管理が強化されます。当然、景気が良くなる道理がありませんね。オバマ大統領の清貧思想は景気回復を妨げますが、逆に、ここでの辛抱は、未来の成長への足固めをしている訳です。全ての仕組みは、表裏一体。

日本は世界より一足早く、バブルを作り破たんさせました。この失敗事例を見て中国は学んでいますね。米国もそうです。1978年、鄧小平氏のパナソニックの茨城工場訪問などは有名です。松下幸之助はこの時の約束を守り、中国進出を他に先駆けスタートさせました。「君子の約束」なんて…と、評価されていましたね。彼は、きっと、このような経験を通じて南巡講話を説いたのでしょう。日本の成功を詳細に分析して、固定資本形成と言う、日本の公共業投資の仕組みから、多くを学んだわけです。これまでの中国の成長は、優秀な指揮官に支えられています。まぁ基本は、毛沢東が行った識者批判である「文化大革命」のような酷い管理社会の圧政が、真実の叫びの逆襲となり、原動力になっているのでしょう。

何でもそうですね。株屋を長くやっていると、倒産のような憂き目からの逆襲が、最も強いのですね。だから、カタルはシャープのような事例を好むのでしょう。二度目の再建策は見ものですね。社会環境は悪くはありません。社員のやる気が会社を支えるのです。しかしデフレ環境を長く見ていると、社会が大きく荒廃してきましたね。社会に「寛容さ」が失われたと考えるのは、カタルだけなのでしょうか…。取るに足らない、小さな現象を大げさに報道するメディアをみると、最近は、とみに嫌悪感を覚えます。昨日、妻が自転車で帰宅中に、車と接触事故を起こしたのだそうです。妻に怪我もなく、話を聞くと自転車のハンドルが、僅かに車のミラーに触れたのだそうです。車にも傷はなく、妻も何ともないのに、ドライバーは警察を呼び、事故証明を取ると言っていると…妻は、戸惑っていました。わざわざ時間をかけ、両者が納得しているのに、何故、必要もない事故証明を取るのでしょう。カタルには、さっぱり、ドライバーの考えが理解できません。

そう言えば、車に乗るのに靴を脱がせ、スリッパに履き替えるように要求する人が居るとか聴きました。呆れる潔癖症なのか…。ネットの世界も多いですね。何でも、対立構図が好きなようです。通常、子供は我慢が出来ずに自己主張をしますが、大人になれば…大概は意見対立があっても、丸く収めようとする経験を積んでいますが…なんでも妻と接触事故を起こしたドライバーの年齢は、41歳だと言います。社会に出るのが22だとすれば、19年間、世間の荒波に揉まれている筈ですね。でも1989年に38915円を付け、株価はずっと右肩下がりが続いてきました。26年間ですからね。つまり41歳は、社会に出て右肩上がりの社会の経験がない訳です。社会の寛容さが失われたのは…このデフレ環境のせいですね。カタルは、そう考えています。だいたいカタルは、大雑把な感覚ですね。小さなことは、どうでも良い性質です。歩合の世界で26年も苦しんでいると…色んなことを経験しましたからね。

最近の人種は、人間がせこくなりましたね。株式投資もそうです。1かい2ヤリの世界が当たり前だと考えているようです。でも大相場って…そんなもんじゃないですね。みんなが皆、いろんな考えがあっていいと思っていますが、カタルが上京して、初めての…なのですよ。本当に、初めて…政策観が一致しています。日銀がインフレ目標を打ち出し、必死になって改善しているのに、この言動を否定する馬鹿が大勢います。歴史を知りませんね。日本だけしか見てないのです。この「1300兆円の逆襲」と言うのは、この26年で失った国民の財産ですね。折角、戦後の荒廃から立ち上がって、コツコツと積み上げた財産を、この26年と言う歳月で消滅させたのです。ところが…ところですよ。世界を見てみると、この現象は日本だけなのです。この清貧思想をやって来たのは…。実質成長率と言うまやかしの尺度を用いて、名目の世界を否定したのは…日本だけですね。この怨念相場は、必ず爆発しますね。38915円を抜くのは、至極、当然なのです。

だってカタルが、現役のサラリーマン時代は日本株は米国株の10倍の水準だったのです。それが、このデフレ環境で…何と逆転されたのです。最近はようやく、再び、逆転し始めていますが…それは日銀がマネタリーベースを、ガンガン増やして日銀券を劣化させているからですね。当然、価値が変わらないものの価格は、上がりますね。こんな事は小学生でも理屈がわかります。それを一流大学の学者先生は、理路整然と日銀批判しているのです。どうしたら…あんな理屈が通るのでしょう。カタルにはサッパリ理解できません。

事故証明を要求する若者、若者?…と言っても41歳ですよ。いい加減に清貧思想を止めて、寛容さを持ちましょうね。自分と意見対立があるのが、株なのです。だって高いと思う人が居るから売る訳で、それを買う人は安いと思っている訳です。その対立構図が拮抗しているのが、仕手株ですね。シャープは、どう考えても面白い存在ですね。

3月3日の売り崩しから、昨日も507円で引け間際に40万と30万のあの玉はどんな意味を持つのでしょう。相変わらず、ケネディクスの話です。最近、個人も力があるので何とも言えませんが…大物が参加しても良い環境です…がね。果たして仕掛け人が登場したのかどうか…もともと潜在能力の高い株は少ないのです。故に、なかなか新規のカタル銘柄が打ち出せませんね。カタルが、素質があると思っている株は、何故か、安値圏で放置されているものが多いですね。みんなカタルと時間感覚が違うんでしょうね。きっと…いつになったら売り物が多い株が物色されるようになるのかどうか…。三菱UFJは安いね。チャートの形もドンドン改善されています。ここでのモタツキは素敵な揉み合い場面、カタルの当たらぬ予想では、配当落ちからが「本番」の筈です。ケネディクスに007、JTEC、そうして三菱UFJをはじめとする金融株に、強弱感が対立するシャープは見所があります。JVCKWは、まだ高過ぎるとは感じませんが、アドウェイズなどが賑わって批判していた一昨年の新興御三家のような存在になるかどうか…。みんな、偽物でも…目先が好きですからね。

そうそう。カタルが38915円の奪回を主張している根拠を、以前述べましたが、同じような解説を、本日、発見しました。参考の為に、読んで置かれると良いですね。此方です。基本構造は、経営者の意識変化ですね。だから日経新聞は、あなた方の責務なのだから、ROE報道を継続させる必要があるのです。今日も馬鹿な目標を打ち出していた会社がありましたね。なんとROEが8%目標だと言うのです。世界基準の12%から15%を目指すなら分かるのですが…。この水準を調べていたら、此方のグラフが一番かな? 米国株は、こんなイメージですね。2014年4QのSP500のROEは16.19%だと言います。先ほど紹介した記事と合わせて、判断すると良いですね。さて、そろそろおばあちゃんと、お散歩の時間です。それでは、また明日。

米国SP500のROE推移
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米国SP500のROE推移



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