かたる:世の中の見方は色々ありますが…どれを採用するか悩みます。例えば北朝鮮問題ですね。カタルはこの問題の鍵は中国の対応だと思っています。果たして…中国は本当にグローバル社会化するのかどうか…。最後は南沙問題ですね。北朝鮮問題は、その踏絵のようなものでしょう。カタルが空母派遣でも、そんなに心配してないと考えたのは、事前の準備不足です。
一つは中国の対応が見えないからです。その為に貿易摩擦問題を人参にして、北朝鮮への対応を見る時間が必要だと考えています。やはり韓国に地上配備型ミサイル雷撃システム(THAAD)の配備が、未だにされていませんからね。この対応を巡り…中国は韓国に制裁を掛けました。米国としては…そうするなら中国の力で北朝鮮を押さえろ!と言う訳でしょう。つまり狙いは中国の対応を促しているのでしょう。共産党大会を控え…どう対応するか…見物ですね。
突然のイギリス選挙の発表は、ある意味で驚きですが…フランス大統領選に絡み、色んな報道があります。何が起こるか分からない世界ですが…世界経済の底は、たぶん昨年の春でしょう。故に1年が経過しており、フランスの不満分子も、かなり減っているので…たぶん大丈夫だと考えています。そうすると…あとは日米の2国間協議ですか…。でも米国の体制が整ってないと言いますからね。トランプ政権自体が。どの方向性を模索しているのか…まだ明確ではなく、この問題は時間を要しそうです。
トランプ政権の新政策は、これから始まります。この成果が判明するのは、夏から秋にかけての事です。もしこの政策運営に失敗すると…軍事色が強いトランプ政権は戦争を始める可能性があります。いつもの常套手段です。国民の不満を外部に向けるわけです。だから…米国の内政問題の失敗が明らかになると…北朝鮮を叩く可能性が高まるのでしょう。まぁ、暫く時間的なユトリがある訳です。
それにしても「有事の円買い」に、カタルだけでなく、多くの人が同じことを考えているようです。昨日の日経新聞の夕刊を見ていたら、昔は「有事のドル買いだった」との記事が掲載されていました。日経ヴェリタスの小栗太さんの記事です。彼は2006年10月11日の新聞を掲載していましたね。「北朝鮮リスクで円売り」と言う記事です。誰が考えても、北朝鮮が沖縄などの米軍基地攻撃をするわけで…米国より、日本の方が被害を受ける確率は高い訳です。だから当然、円売りドル買いの筈です。
この理由はAI投資にあると…分析されていました。データの蓄積が浅く…目先的な売買をするようにプログラムされているのでしょう。危ないですね。まだまだシステム売買は未熟です。そう言えば…昔、天才的なノーベル賞学者のファンドが破たんしました。ロングターム・キャピタル・ファンドだったと思いますが、1年だったか、2年だったか…忘れましたが、最初は順調な滑り出しでしたが…ロシア危機で破たんしたのです。株の世界は、何が、起こるか分かりません。だから無理をしないことです。
やはりゲリラ戦は続くのかも知れません。ただ方向性のあるものが強いのでしょう。ケネディクスのように…。何故なら、名目時代は確実に訪れます。4月に入り日銀のETF買いが増えていますが、日銀様相手に喧嘩をして…実質成長の世界の相場を張ること自体が間違っています。日銀がリートなどを買い名目成長の世界を後押ししている訳ですから、何れ…確実に名目成長の時代になります。だから「ケネディクス」なのですね。ただ「流動性の罠」が深く、4年もの時間を待たされたに過ぎません。皆さんは原理を考えないから…アタフタするのでしょう。
例えば…先日、カタルは実験を続ける為に、わざわざ上がる株DeNAの損切りをしました。ユークス(4334)と言う株の方が、天秤に掛けると…魅力的に思えたからです。ただ更なる下値はなく、株数を買えませんでした。あの日の後場寄りは656円だったかな? カタルが有言実行ですので、読者と共に…多少、高値だったのですが追加で買いました。まぁ、たった200株なのですが…。4月12日の下げは追証の投げだと思ったわけです。
だって3日間も連続で…ストップ高した株です。200日線を下回り、追証の投げですからね。いい加減に…リバウンド相場が発生しても良い筈です。ボールを上から下に投げつければ…仮に駄目相場でも、多少は、リバウンドするでしょう。それが相場の筈です。
今度、11日の763円を奪回すると…底入れの可能性が高まります。本当はその前の高値、968円を取れれば…相場の波動は完全に変わります。前の二つの山をクリアしますからね。それまでは戻り売りなのですが…多少のリバウンドはあるのでしょう。本日は追証の投げが発生した12日の高値673円を689円と更新しましたね。
同じことがケネディクスにも言えます。この株は既に株価波動が変わっていますが、このボックス相場を明確にクリアできるかどうか…。この500円台の動きに掛かっています。2015年の暮れから2016年に掛け519円、514円、517円の壁があります。2015年11月は、まだ人気が高く…信用買い残は3000万株ほど残っていました。でも2016年3月から4月はおよそ1000万株減り、2000万株ほどだったのです。でも駄目でしたね。
昨日、発表された三市場残は1449万株で…過去最低になりました。ピークは6380万株なので、およそ5000万株減ったのです。此処で更に現物で1000万株ほど買えば…かなり値動きがスムーズになるのでしょう。お手並み拝見です。まもなく…値動きがスムーズになります。
へぇ、あまり上値がないと踏んで見送ったグリーも頑張っていますね。883円です。やはりゲームは人気が強いですね。新種族はゲーム世代だからでしょう。任天堂も好調のようです。相場の面白さは意見対立ですからね。いろんな意見があっていいのです。駄目だと思う奴は、株を空売りすれば良いし…、良いと思う奴は買えば良いのです。売りでも買いでも…売買のやり方次第では、両方とも儲かる事もあるのでしょう。
なんでもそうですが…自分の力量を把握する事です。この見極めが難しいのです。何度も、カタルはこの事を述べていますが、自分自身がこの節度ある行動を取れない為ですね。だから…年がら年中、貧乏人なのです。相場は、かなり当たっていると思っていますが…カタルには、自制心が足りません。どうしても欲が先行するのです。困った性格です。それでは…また明日。BSのアーカイブは面白いですね。戦後の財閥解体や、新興勢力台頭と…昨晩は、松下幸之助に本田宗一郎をやっていました。今の日本に…なかなか存在しない器です。
ヤマト運輸が未払い残業の特損を計上し、電通のTさんの自殺も活きていますね。やはりクラウドワークスは、人手不足が逼迫するので相場になるでしょう。要するに…鈴をどうやって付けるか。この手の株なら、多少、強引でも相場を創れます。一度、2100円越えを実現させてみたいですね。そうすれば…流動性の罠に陥っている日本時間を、早めることが出来ますが…果たして市場の選択は、どんなものでしょう。