情報を活かせるかどうか…。

文科省の追加調査は…官僚筋の勝利という形ですね。つまり安倍政権に対する不満が、官僚にも鬱積しているのでしょう。長期政権は、必ず、腐ると言います。ここにきて籠池問題や加計問題が立て続けに起きるところを見ると、官僚筋への巻き返しが起こっているのでしょう。つまり権力闘争ができるほど、経済状態は、平常に向かいつつあるのでしょう。 

しかし…カタルは、まだ「流動性の罠」の中にいると思っています。なかなか規制緩和ができないのは、金融庁の談話を見ても分かります。少子高齢化で生産人口が減るのに…何故、官僚たちは名目時代の拡大型を模索し続けるのでしょう。組織解体など…と言いますが、大蔵省の「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件から、金融分離が行われ金融庁が誕生しました。つまり組織は増大し続けているのです。 

東芝の半導体部門の買収を巡り、ホンハイは経産省から不利な扱いを受けたといいます。まだ決まっていませんが、この話はあり得る話で…既得権益者が権力の温存を図る動きなのでしょう。基本的に、日本の国は、構造が複雑化されています。シンプルなのが一番だと思うのですが、村論理の為に、意見対立の徹底した議論をせずに、妥協点を模索する為なのでしょう。故に、両社の言い分の折衷案に、結論が落ち着くケースが多く、仕組みが複雑化しています。だから「失われた時代」が、長引くとも言えるのでしょう。 

本来なら、まだ「流動性の罠」を脱出してなく、実質から名目経済に、明確に移行もしていません。日銀の政策を見ればわかります。それにも拘らず、この段階で首相反対派の組織が動き出し、引きずり降ろそうと画策します。文科省の事務次官の暴露は、人事問題が公になったためでしょう。たぶん他の省庁でも、似たケースが多くあるのでしょうが、文科省がターゲットになったので…その反乱なのでしょう。 

カタルはサラリーマン時代に役員の権力闘争を見てきました。小さな会社で意見対立が生まれ、陥れようとする人間の性は、どの世界にもあるのでしょう。困ったことです。本当の実力がないから組織に縛られるわけです。本物の実力があるなら、さっさと…会社を辞めます。カタルの辞める「切っ掛け」になったのは、永年勤続表彰の祝賀パーティーの席で、社長が「不満のある奴は、辞めれば良い」との会話を聴いたことが、切っ掛けでもあります。もちろん、それだけではありませんが…永年勤続表彰の食事会の席で、周りに聞こえるように、言う言葉かな? 呆れる社長の器ですね。どんなに頑張っても…親会社から社長が派遣されるので…社長にはなれませんからね。 

信長ではないですが…、人生は50年で短いのです。桶狭間の戦いは、10倍も戦力が違う今川に挑むのです。彼はきっと…いずれ人間は死ぬから、精一杯、生きようと思い…戦いに挑んだのでしょう。カタルも、父の死を切っ掛けに、サラリーマン人生に見切りをつけました。人間、皆、いつか…死ぬのです。だから精一杯、生きるべきなのでしょう。でもなかなかその境地に達することは出来ませんね。 

カタルは、いくつものヒット銘柄を送り出しています。しかし自分自身、なかなかものに出来ません。皆さんは、当たる情報を求めようとしますが、株式投資の成果を左右するのは、何か、わかりますか? それは、自分自身との戦いです。 

所詮、自分自身の器の問題なのです。カタルは、いつも情報をオープンにしています。例えば、木曜日に掲げた銘柄が分からないなら、メールをくれれば…大概は…銘柄を教えています。銘柄の情報など…そんな、大切な情報ではありません。自分に、カタルが語る世界が理解できる人なら、多少は…利用できるかもしれません。でも所詮は、情報をものに出来ないものです。 

カタル自身が…そうなのです。例えば…カタルは「クロスマーケティング」を紹介するにあたり、「エルテス」という銘柄と…比較しています。このエルテスはビックデータ関連ということで、PER100倍以上に買われていた会社です。故に、一株利益が42円程度あるので、株価が500円以下の時から注目して…安いから、薦めていました。一般読者の皆さんも600円以下では、いくらでも買えたはずです。それが…昨日は、とうとう4桁に乗せましたね。 

皆さんは、千歳一隅はオーバーですが…このチャンスを、活かせましたか? 仮に参加したとしても、多くの人は100円幅もとれば…利食いをしているはずです。カタルが述べている意味が理解できると思います。 

要するに、儲けられるかどうかは、本人の「度量」次第なのです。人間の器の問題ですね。人生で成功できるかどうかという問題は、自分が、その器に適した人物なら、神様は様々なチャンスを与え、そのチャンスを活かせるのでしょう。しかし凡人に、いくら…いい話をしても「釈迦に説法」じゃないか…「豚に真珠」ですね。所詮は、読者が自分で自分の力量を磨くしかないわけです。 

偉そうに…こう述べている本人のカタル君自身も、このチャンスを十分に活かしていません。しばらく売らないと決めた現物株2000株だけを残し、他は全て途中で利食いしているのです。きっと700円台で大半の玉を利食いしているのでしょう。 

だって今年は300万円で始めた資金が、まだ400万の利益ですからね。クロスマーケティングだけをやっていれば…たぶん、既に1000万以上を超えていた筈です。如何に、下手糞か、分かります。要するに…自分が、その器の人間で、なかったから仕方ありません。 

良いですか…要するに、儲かるか、損をするかというのは、自分の問題だと言いたいわけです。どんなに、いい情報も、自分がその情報を活用できる器でないと…所詮は絵に描いた餅なのです。 

どうしたら…利食いしたい気持ちを抑え、買い増し姿勢を貫けるかどうか…。難しい問題です。カタルも、まだ素人に、毛が生えたような段階で…その領域に達していません。世の中には、チャンスはいくらでもあります。そのチャンスを活かせるかどうか…。如何に、俗世界の感情から、離脱できるかどうか…。この辺りの心持が、株式投資の成果を左右するのでしょう。 

好調な相場環境が続いているので…儲かるのが、当たり前なのです。このような好環境なら既に投下資本が2倍以上になっているのが、通常のトップ運用者でしょう。ところが…カタルは、未だに300万で始めた投資は600万の利益に届いていません。如何に、下手くそか…分かるというものです。 

相場は「スイートスポット相場」の様相を、色濃く描いています。いよいよ始まるのでしょう。「流動性の罠」から脱出して、名目の世界がどんなものか…本当に変化するとすれば…30年ぶり以上なのでしょう。 

先日の有効求人倍率の話は、バブル期を超えるものです。この意味は、非常に大切です。これから上がる銘柄を示唆していますね。もうクロスマーケティング以上に、上がる銘柄は事前に決まっているのでしょう。果たして、今回の失敗を活かし、次回は無駄にせずに活かせるかどうか…。何度も、同じ間違いをするようでは…サルより劣る人間です。 

互いに頑張りましょうね。早く…カタルのピーク時を超える来訪者がサイトを訪れるかどうか…。たぶんピーク時は15千程度が、これまでの最高だったと思います。現状は5000台をウロウロしています。 

ピッタリ、相場を当て続けることができるなら、皆がカタルのページを読むようになりますからね。果たして…そんなに魅力あるサイトを構築できるかどうか…。カタルの性格は、あまのじゃくで…いい加減ですからね。まぁ、話半分以下に聞いておいて、それぞれが、自分自身で、このレポートをヒントにして…活用されると良いのでしょう。所詮は、勝手な解釈でしかないのです。それではまた明日。



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