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かたる:やはり…メディアの資質が問題なのでしょう。日本の「失われた時代」を作った元凶は、良識を欠いたメディアの存在なのでしょう。カタルは、本日の日経新聞の一面を見て、再び、そう感じました。ビットコインの国別の通貨取引割合が載っており、日本が米国を抜いています。GDPペースの比較では、米国は日本の3.7倍水準です。だから日本の取引水準は異常に高いですね。

この現象は日経新聞やテレビ東京(日経)が、盛んに報道するためでしょう。世界から見ると…たぶん、かなり特殊な構造なのでしょう。本来なら、ビットコインの存在も知らないのが普通だろうと思いますが…。やはり日本政府の馬鹿さ加減も、同時に分かります。中国政府との違いは際立ちます。いずれ…修正されるのでしょうが、困った民族です。株の保有も取引も…米国より遙かに関心がないのに…。まぁ、人それぞれ価値観は違いますから…カタルが、あえて指摘する事ではありません。

日経平均株価は、2度の高値圏の乱高下にも拘らず、崩れずに高値水準の揉み合いを続けています。本来、この水準の壁は厚く、なかなか株価維持をするのも大変な筈です。やはり時間ですかね。この失われた時間の経過から、日本の方向転換が熟成され…自然に湧いてきた圧力により、既に、株価の方向性が決まっている様に感じています。

一方、サンフロンティア(8934)の株価は、売り気配で…何故かな?と思ったら、公募増資を実施するとか…希薄化率は14%だそうです。今、現在の株価は1322円で14.21%の下落です。実に論理的な動きです。でもカタルは、年末特有の損出しクロスを実施して…更に買い増しをしました。

とうとう1608円の高値で買った玉は、回転が効かずに…本日は、寄り値の1341円で売り損をしました。折角の機会なので、来年に備え…余分に、買った次第です。来年は中古物件への税制改定もあり、不動産のリニューアル関連は、飛躍へのチャンスでしょう。更なる業容の拡大は追い風です。

日経平均株価の日足推移

基本構造は、大切にしなくてはなりません。目先の株価の上下は、方向性には敵いませんよ。先ほどの日経平均株価の乱高下の話と…同じです。この高値圏で11月9日に859円余りの乱高下を演じ、12月6日には445円安と言う今年最大の下げ幅を記録しました。それにも拘らず…株価は上昇トレンドを維持しています。でも貧乏人のカタルは、何れの2回とも…ポジション調整を強いられ、保険料を払っています。高い保険料です。しかし…何れも株価は戻っています。

とうとう夢真HDは4ケタに乗りました。おめでとうございます。

カタル君は、既に利食いを済ませており、現在の保有はゼロです。コンチクショウ。いつもカスってばかりです。本日は遅れている夢テクに854円の株価を見てから、855円に買いを入れましたが、今のところは買えていません。信用分を現引きした株は、そのまま保持しています。今は年末なので…あまりポジションを膨らまさないように押さえています。でもケネディクスの買い増しは、相変わらず続けています。本日も745円が1000株買えました。

何しろ、実質時代から名目時代への転換ですからね。サンフロンティアもそうですが…「1300兆円の逆襲」から金融相場への狙いは普遍でしょう。金融株は大きく出遅れています。

日経新聞にも報じられていましたが…サプライチェーンの概念、トヨタのカンバン方式と言うか…メーカーは在庫管理を確りしていますから、急激な変動に、なかなか対応ができません。車の場合、一次下請け、二次下請けと…確りした管理体制になっていますが、工作機械は、どうなのでしょう。ネジやベアリングなど…部品が手当てできずに、受注を消化できないと報じられていました。

何処も彼処も…デフレの実質時代が、染みついています。カタルが設備投資の増額をレポートしたのは、いつでしょうか? あれは…日債銀のレポートでしたかね。ファナックの増産体制も、早くに伝えています。機会損失が、どの程度あるのでしょう。

半導体のSUMCOの姿勢も、カタルは批判していました。チョビチョビした段階的な増産なので…2007年ピークの相場と比較すると、今回の株価は緩やかな上昇に見えます。だから相場は、更に続く可能性も高いのです。でもカタルは、既に卒業をしています。最後が面白いのですが…。貧乏人には、後がありませんからね。一度、失敗したら…お終いです。

片手に強気を堅持しながら…常にリスクヘッジを心掛けないとなりません。来年は危ない可能性も指摘されていますね。カタルは本格的な名目時代に突入すると考えていますが、一般論では、米国の景気拡大期の長さと、株の買われ過ぎが、常に指摘されています。

本日は、もう一度、金融株が来ていますね。三菱UFJの先日の高値は810.7円です。順番が来ている様に感じていますが…どうなのでしょう。何しろカタルは…年がら年中、金融株の割安感を指摘しています。

やはり論理的に見て…名目時代が確立されるなら、PBR1倍以下の…配当をしている黒字の会社は、株価が水準訂正されるべきです。喩え、都市銀行のような一流の資産でなくても、田舎の土地でも、名目時代は資産価値がドンドン増えるはずです。

カタルは世界の中央銀行が、これほどベースマネーを増やした反動が、必ず訪れると考えています。ただ現状は、まだ金融規制の壁が高く、ようやく、このジレンマを抜けるかどうか…のイメージです。

素人は、金融規制の意味を理解できないのです。僕らは…ブツブツもそうだけれど…あまりの馬鹿さ加減に呆れて、会社を辞める理由の一つになったのです。アホらしい連中の価値観に付き合うのに疲れたのです。

その怨念と言うか…この反動は、非常に大きなものがあると考えています。ライブドアの堀江君やダヴィンチの金子さんなど…一所懸命に努力をして頑張ったのに…村論理の壁は高く聳えました。やはり権力には勝てないのです。

ケネディクスが上がると連想した背景に、大相撲界の村論理もあると述べましたが…節度のある運用なら分かります。でもカタルには、何故、ライブドアと東芝が違うのか…理解が出来ないのです。同じルールで…同じ土俵で戦うべきです。それが社会と言う器でしょう。青臭い論理ですかね。

さて本日は…この辺でお終いです。公募増資なので…上を買う必要はありませんが、サンフロンティアは、来年、大きく上がると思っています。早めの「お年玉」です。カタルも様子を観ながら…買い増しをします。先ず本日は、打診の1000株の買いの段階です。

実質時代の公募(増資)は、常に売りですが…名目時代は、この積極性が評価され、買いの評価に変わります。面白いでしょう。名目時代の相場を知る人は、その意味が、良く理解されるはずです。

カタルは、昔、任天堂の公募価格を決定する自粛期間に、株を市場からバンバン買っていたために…幹事証券の野村から、いくらでも公募株を分けますから、株価が決定されるまで、市場での買い付けを自粛して欲しいと…村論理のお願いをされました。何しろ、社長命令だから、貴乃花のように逆らわず…に、買いの手を引っ込めて…公募の成功に協力しました。本当の話です。任天度が1万円に乗せる前の話です。

それから…公募後に、任天堂の株価は飛ぶように上がって行きました。それが名目時代の現象なのです。この株価も、実質と名目時代の移り変わりを観る一つの事象でしょう。下値の1300円にも、買いが入れてありますが…買えるかな? 果たして…どうでしょう。それでは…また明日。



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