指値オペの意味

久しぶりの調整局面を迎え…この後の展開具合で、日本株の「立ち位置」が判明します。金曜日は奇妙な展開として…かい離はまだ高いのに、調整局面は最終段階のようにも見えると述べました。通常、これだけ株高が続くケースは稀です。何しろ…昨年10月の16連騰から基本的に上昇波動が長く続いていました。

今、チャートを見たら9月8日の19239円が、起点になっています。そこから1月23日の24129円まで、指数なのに…なんと25.42%も上昇しました。5か月間近くの上昇です。当然の帰結ですが…明確な調整場面に、何れ移行すると考えていましたが、1月は糊代を設ける高値への持ち上げを実施して…売るための準備をしています。

本当は…昨年10月末からの調整過程が…自然なのでしょう。でもその後も指数だけを持ち上げました。カタルは基本的にデフレの関門である22750円が一つの目処になると考えています。このラインを大きく割れるか…、割れないかが、日本の名目経済への「移行」度合いを示す目安になると思っています。

最大値の下げの容認ラインは2015年6月の20952円前後なのでしょう。つまり…22750円から20952円の間の何処かで、下限が決まると考えています。当然のことながら、下値位置が高いほど…名目経済に、すでに移行しているとの確認が出来ます。つまり今回の調整局面で…日本経済の「実質経済から、名目経済への移行度合い」が分かると思っています。

でも「ソニー」などは、カタルの空売り株価を下回らず、高いラインで止まっています。5000円前後のラインです。この辺りの株価推移も、一つの指標になります。故に調整局面も、楽しや…と、今のところは、まだユトリがあり追証懸念に至っていません。

例えば…この間、調整を続けている「ケネディクス」も、下値の堅さが判明しますし…相場が強ければ…昨日、紹介した下値圏の高値ボックス上位の「小野薬品」などの株価が賑わうことになります。駄目なのは…これまで活躍した株です。半導体株などは代表的な事例でしょうか? ただ市況は下げておらず…半導体に関しては、もう一段の上げを演じる可能性が高いと思っています。しかし…カタルはパスをしました。

意外に強いかもしれないと…考えている根拠の一つが、この円高局面で、米国金利が上昇し、市況がつれ高した日本国債に対し…日銀が「指値オペ」を通知したことです。この効果は絶大です。指値オペと言うのは。この価格なら、いくらでも売り物を、全部、買うという「買い切りオペ」の事です。銀行などの機関投資家が、国債が下がるから売ろうとすると…いくらでも、無制限に上限を設けずに、全て買うというのです。

基本的に、もう既に量的緩和の実施が長く続いており、市場には売り物があまり存在しません。だから日銀は、昨年、「ステルス・テーパリング」と揶揄された金利水準の維持に、政策スタンスを移行させました。でも2%の物価目標を、絶対に成し遂げるという「強い意志」の表れが、今回の指値オペです。通常、米国金利が上がり、日本は低いままですから、金利平価説の観点で見れば…金利差が拡大しますから、円安方向に為替は動きます。日経新聞の本日の報道は杞憂に終わるでしょう。

明日の日本市場は、自分で判断できないバカが、日本には多いので…株価は下がるのでしょうが…絶好の買い場になる可能性もあります。それが…金曜日の意外に調整が進んでいるかも…と言う観測です。

相場が大きく下がれば…日銀はETFの買いに動きます。どんどん市場の浮動株は枯れているのです。目先の売り物の量など…大した量ではないでしょう。だってこれまで…ずいぶん日本の浮動株式は、日銀の財布に沈んでいます。だから22750円のデフレの関門を、簡単に突破できたのです。この意味は、非常に「高い価値」を有しています。

長年、苦しんだデフレから完全に脱却できているか…。その「確かめ」が、これから始めると考えています。つまり…逆説的に言えば…「1300兆円の逆襲」の雄であるケネディクスの出番が近づいているのかもしれません。だからワクワクしています。

カタルの観測が正しいかどうか…。月曜日から始まる相場の「出来」にかかっています。注目はソニーの株価、ケネディクスに、小野薬品などの注目株の動きですね。多くの人は先日、円高下で米国金利が上昇して、日本国債の金利も上昇したときに、日銀が「指値オペ」をした「意義」を忘れています。2月2日の話ですよ。

故に、米国株からの波及が、どの程度の影響を、日本株に与えるか…興味深い所です。カタルはこれから温泉に行きますから…残念ながら面白い局面ですが、明日のレポートの更新は…午後からになります。たぶん、午後3時前後だろうと思っています。一泊なので直ぐに帰ってきます。

はやく…1か月や2か月程度、ノンビリできるような身分になりたいものです。小野薬品は非常に注目されます。随時説明しますから、明日の安い場面があれば…カタルも買う予定ですが、明日の午前中は、家に居ませんからね。指値をして置くかな?

有料会員の方は…深夜に更新しましたので、レポートを読んでください。出来は…今一でした。ごめん。でも、日々のレポートと合わせて読むと、理解が進むと思っています。



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