株式投資は時代の開拓者

面白いものです。ロシアの大統領選は、不正も疑われていますが、圧倒的な支持率を集め、お隣の中国も同じ傾向です。2年近く前に、EUからの離脱を決めたイギリスのブレグジットは、米国のトランプ政権誕生を生み、いずれも…内向き志向です。

如何に…リーマンショックの影響が、広範囲に及んでいるか分かると言うものです。日本のバブル崩壊も1989年を起点とすれば、まもなく30年にも及ぶ構造改革を強いられており、財務省のデータ改ざん問題などが起きています。

ノーパンしゃぶしゃぶ事件は、「氷山の一角」で、スタートだったのかもしれません。あれは…1998年ですからね。時代の事象を見ると…人類の理想主義と言うか。転換と言うか、共通項の確立と言うか…なかなか理想通りに運ばないものです。

EUからTPPの動きは、一つの理想主義の流れだと思っていますが、主張がぶつかり合い、対立が生まれます。相撲界もレスリングも、今回の財務省の改ざん問題も、村論理の中では当たり前の事象です。「忖度」は村論理に生きる知恵であり、だから理財局長から国税局長官に格上げなのでしょうが…社会はそんな忖度さえ、認めないと述べています。彼は中学3年生の時に父親を亡くし…兄たちが大学まで面倒をみたそうです。兄弟の気持ちは複雑ですね。

でも上の意向を組んだ行為は、上司にとって、願ってない行動でも…可愛い動きに映るのが自然の姿です。日本には、昔から「阿吽の呼吸」と言うものが存在します。そこにルール違反の不正があったので問題になったのでしょうが…難しいですね。世の中には「不条理な事」は山のようにあります。車のハンドルの「あそび」と言うか、何と言うか…。

カタルは昔のような「寛容な社会」の社会形成を求めています。日本には「長い物には巻かれろ」と言う知恵もありました。現状を容認するわけです。そうして社会が円滑に動いてきました。でもネット時代になり…個が力を付けて、最近は主義主張がぶつかり合っている様にも感じています。世の中は多様な考え方が存在し、一律のルールはありません。

株式市場で投資すると…良く分かりますね。例えば…PERの評価だけ観ても不条理な価格形成です。カタルは、何故、三菱UFJが、この株価なのか…全く理解できないのです。通常はどう考えても2000円程度の株価が、妥当な水準に見えます。

本日の日経新聞の失業率の低下から、人材確保が難しくなっており、人材関連の第二幕の相場が始まるのではないか?…と書かれていました。リクルート、パーソル、パソナの上位は、兎も角…「夢テク」などは、兎に角、高い変化率です。故にPER評価は潜在成長率の観点で、高いPERが見込まれます。問題は…一時的に落ち込む数字を、市場が、どう考えるかです。

銀行は、ようやく…アジア展開を加速させ始めています。三菱UFJは米国を始め…タイやインドネシアなど…積極的に成長速度の速いアジア地域にも注力し始めています。まだバーゼルなどの自己資本比率規制がある為に、手足を縛られていますが、確実に布石を打っています。カタルにはPER10倍以下の評価は…純資産の観点から見ても、全く納得できません。

このように…世の中には不条理な現象はたくさん存在します。そのギャップを修正するのが株式投資だと、カタルは思っています。歪むギャップを修正する行動が、市場の公正さを生むのでしょう。そうして正常な資金配分に繋がります。

FBの株価推移

フェースブックが個人情報の利用を巡り、信頼感を損ない株価が大きく下がりましたが…常に市場は、このように…企業の査定を繰り返しています。市場は企業の存在価値の成果を競う舞台なのです。

時代の流れを感じ…何が…市場で求められているか? 今、時代は何を求めているか?

僕らは投資行動を通じて…自分の意見表明をするわけです。選挙のようなものです。おかしな値付けに、「空売り」で、対抗する事も出来ます。株式投資は、自分の理想とする社会を形成するための…意見表明の場とも言えます。

だから時代の変遷を感じながら、投資をしないと市場からの支持は得られないのでしょう。株式投資とは…時代の先導者と言うか、開拓者なのでしょう。だからテスラが異常な株価形成になり、アマゾンが赤字の段階から高い支持を集めていたのでしょう。僕らは時代の開拓者なのでしょう。

また…明日。



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