かたる:メイド・イン・チャイナ2025と米中貿易摩擦は、東芝の在り方に微妙な影を落としているようです。カタルは前から半導体を売却せず、残すべきだと主張してきました。此処に来て…第一生命も残す事を支持していると言います。問題はメモリ投資に掛かる設備投資です。この業界は兎に角、お金が掛かります。ステッパーは1台でも高いですからね。数十億円単位の投資でしょう。中国の生産がまもなく始まり競業します。中国は桁違いの投資を行っています。故にVテクなどの株価は大化けしました。
でも…有機ELの生産を見れば分かりますが…難しいのです。お金をいくらかけても歩留まりの関係で、量産化を軌道に乗せるのは…至難の技なのでしょう。トッキはキャノンの傘下になりましたが、20年以上も開発期間が続きましたからね。今、LGも苦戦しています。サムソンだけが、どうにか商品化レベルに成功している段階です。半導体も同じような面があるのでしょう。
もともとフラッシュメモリは、東芝の独自開発です。不可能と言われていた分野を開拓したのです。小野薬品の免疫型と同じです。この小野薬も株価の下落が止まるかどうか…。カタルが買った株価の位置まで下がりました。カタルの感覚に合う勘定なので…買い始めています。でも時間が掛かると思うので…無理に、上の株価を買う必要はないのでしょう。
本日の動きの中では、三菱UFJが平均買値の利食いラインまで来ました。カタルは東邦チタンにスイッチしましたが…あのままでも利食い圏になって来ました。理由は…たぶん米国の金利高の容認でしょう。そうしてRPAなどの効率化です。収益環境がフィンティックの導入で、一変する可能性があります。QRコードの一般化が、日本で起るかどうか…。
株式投資は常にそうですが…変化のあるところに「チャンス」があります。逆に変化に対応できないと…大負けもします。
さて本日、再び、買い場になっているのが、「東邦チタニウム」(5727)です。この1400円割れは、絶好の買い場なのでしょう。カタルは金曜日に…皆さんと共に、後場寄りの1397円と、大引けの1425円でも買いました。
更に本日は、今のところは、1385円から5円刻みで…買いを用いてあり、1375円の同値の安値は、一部だけ買えています。全部、入りませんでした。その下も入れたのですが…。
カタルが金曜日に続報を急いだのには…訳があります。もう直ぐ、株価位置のステージが、大きく変わる可能性があります。カタルは追いかけるつもりですが…株価が1500円台、2000円台…と高値を付ける過程で、強気を押し通すためには、下値の在庫がないと…上値も買えません。
バックボーンは非常に重要なのです。昨日かな? いや一昨日ですね。債券のフラット化から、原油高の関係を述べました。しかし米国の長期金利は、まもなく3%台に突入します。おそらく…2年物とのスプレッドは、僅かでしょうが、拡大する筈です。当面はその状態で…市況価格が上昇するのでしょう。原油だけを見ると、かなり戻っています。銅も原油価格と同じような推移ですが…CRB指数は、まだ低いままです。(上昇傾向なのですが…。)
難しい事は、兎も角…此処では、順調な推移で緩やかな上昇を続けるのでしょう。この動きは、全部に波及するのです。当然、チタニウムも同じです。チタン鉱石も値上がりになっています。だからスポンジチタンも、当然…値上がりして行きます。
よく考えて下さい。世界中の中央銀行が、これだけ量的緩和をしたのです。故にあらゆる商品価格が上がるのが、自然な動きです。地価もそうですよ。カタルはケネディクスに強気を堅持している理由は、金利が大幅に上がるまで、商品も地価も上昇を続けると思っています。
何故、東海カーボンの株価を引き合いに出したか? あの動きは中国の環境規制の為に、ブラックカーボンや黒鉛電極などの市況が大幅に引き締まったために、品不足から単価が急上昇したため、収益が大幅に改善したのです。
むかし、たしか…大平洋金属が、中国の鉄鋼需要の為にフェロニッケルが暴騰して、株価が急騰を演じたことがありました。市況価格の変化率を馬鹿にしてはならないのです。
今のスポンジチタンの背景は、素晴らしい環境なのでしょう。未来の事なので…カタル自身も確信はないのですが…本物の匂いがプンプンします。村田の増産投資も追い風ですね。仮に本物なら、大変なことになりますよ。
前の1の棒が、2処ではなく、桁違いになる可能性がないとは…言えません。今の株価なら…リスクは、ほぼゼロでしょう。なにしろ、この環境下でPERは、理屈通りの推移なのです。30倍以下ですからね。この増額修正を連発する環境で…この程度なのです。期待できます。
読者の皆さんで、相場に共に参加する意思があるなら…早めの参戦を願う次第です。株価がドンドン高くなってから、また「事前に発表していましたね。」…という言葉に、カチンと来るようにならないように…僅かで、良いのです。最初は100株で良いのですよ。全部、なくなっても14万円です。
それなら、遊びで相場を観られます。大切なことは…参加することなのです。こう言うと…そんな僅かな株数を買っても、仕方がないと…必ず、多くの人が言いますが、100株でも参加するとしないとでは…えらい違いです。この違いが、分からないようでは…株式投資は向かないから、止めた方が良いですね。
なんでもそうですが、お祭りも、参加するのです。皆で、その空気を楽しめばいいのですね。相場とは…そういうものでしょう。証券マンは、特にそうです。自分が反対でも、必ず…どんな相場も、先ずは乗る事です。どんな相場も否定しては駄目です。先ずは市場の変化を素直に受け入れ、肯定します。そうしないと自分の腕が上がりません。顧客の金で、博打を繰り返して…自分の腕を磨けるのです。早く一人前になりましょう。
カタルの顧客で、昔、オーストラリアに手術の腕を磨くために留学した医師が居ました。日本では、なかなか修行をさせてくれないからです。証券マンは顧客のお金で…いつも真剣勝負が出来ます。顧客と共に生きられるかどうか…。出来れば、自分自身も14万円で良いのです。いつも最低限の株数を顧客と共に買い、苦楽を共に行動すれば…真剣度は、さらに増します。
カタルは、常にそうでした。ベンチャリも高値で1万株を買い増しして、合計で5万株を保持していました。リスクは共に…背負うのが信条で、顧客と共に行動をしてきました。まぁ、失敗したわけですが…これも時の運でしょう。金融庁の方針を、前もって知っていれば…あの40億円は、消えなかったのです。カタルの手痛い失敗です。
時代の流れが、如何に大切か…。40億円のお金で学んだのです。デフレの関門22750円が、あと少しでクリアします。通常、2度目にクリアする時は、時代が大きく変化する時です。
三菱UFJでも買いまいません。時代は、確実に進んでいます。本日の日経新聞には、ヤマト運輸の話が、生んだ結果が載っています。運輸の賃金の上昇率はトップでした。電通事件から生まれた、働き方改革の成果です。残業代の未払い(サービス残業)の変化が生んだ…時代の流れです。時代の流れは、嘘をつきません。東邦チタンの環境は、素晴らしいのです。
まだ初動段階に過ぎません。あとは、読者各自が、自分で考える問題です。カタルはそう思っているから、本日も、買い増しを続けています。アララ…再び株価は1400円台ですね。カタルが、何故、あわてて金曜日に続報を、株価が高いにも拘わらず、載せたか?
理由は、株価のステージが変わる段階だからです。まもなく、下値では株を買えなくなります。だんだんカタル達と、同じ考え方をする人たちが…周りの環境から見て、増えて行きます。原油価格もそうですし…米国国債金利の上昇も同じことなのです。皆さんは、この隠れた背景を知ってないと…その流れが理解できません。何故、債券のフラット化の話が重要か?
みんな…関連しているのです。見えない「赤い糸」で、結びついているのでしょう。それでは…また明日。
会員の方へ…248円の株価が入りましたから、カタルも5000株だけ追加で買いました。200日線ラインですから…怖くはありません。カタルの平均買値は260円なのです。