かたる:「落ちるナイフを拾うな」…という言葉が市場にはあります。これは「高値覚え」と同じ心理です。悪材料が出てきて、株価が大きく下落する様子なのですが…。
そうですね。最近では小野薬品かな? 三菱UFJなども、そんな所でしょうか…。本日、初めて…738円の関門をクリアしました。此処から買うのが…本当は筋なのでしょう。何れもカタルは買っていますが、本来は下値を固めた段階で、買いの手を入れるのが正しいのでしょう。
DeNAも戻り始めたように思います。三菱UFJも本日は13円高の744円ですから、カタルの買い値水準を上回り…利食い圏です。
多くの個人投資家は、このような戻りは、買わずに売りに回ります。今、外人投資家は、連続で買い始めたようですが、個人は売りに回っています。何か…構図が似ています。
先日から、「債券のフラット化」の議論は、何故か…相場の焦点になっている為か、話題が盛り上がっている様に、感じています。毎日のように…関連するニュースで出ています。
通常、金利高は「逆金融相場」と言い、企業業績の未来に対しマイナスに働きます。金利は全ての産業の経費です。原材料が高くなるインフレも、過度なら製品価格への転嫁が出来ず、マイナス評価が一般的です。しかし適度の価格上昇は…プラスですよ。
でも…今は異常な状態が長く続いていましたからね。失われた時代の於いて、金利は低く、値上げは、長く封印されていました。昨日の米国では国債金利が2.98%水準とか…。しかし株価は反応していません。前回は、金利高を受け大幅に株価が下がりましたが、今回の金利高は市場から容認されているようです。当たり前なのです。スマートコミュニティーの進展次第では…5%程度までなら、容認されるのかもしれません。成長率との兼ね合いです。
世界人口は、基本的に増加傾向にあります。特にアフリカです。購買力の観点ではインドが一番、注目され、次にアセアンでしょう。ベトナムではスマート都市の建設だとか…。海運市況にも表れていますが、世界経済は、米中摩擦もありますが…基本は拡大です。
今は、「時代の端境期」に位置しており、如何に早く…スマートコミュニティーを構築できるか、どうか…が問われていますが、日本は、長く村論理を展開しています。下村元文部大臣が「メディアは日本国家を潰すために存在している」と発言したとか…。カタルも、そう思います。正常な人間なら、誰もが…そう感じることでしょう。本当に…質が悪いと感じています。米国のトランプ氏が、メディアと対立して…フェイクニュースと呼ぶ背景が、どの国にもあるのでしょう。
ネット時代は玉石混合ですが、生の声を、誰もが、観る事が出来ます。だから企業の不祥事も発生しやすい環境です。勿論、福田事務次官のセクハラ問題もそうですが…。
何処で線引きをするかは、個人の感覚で…難しいですね。カタルなどは…かなり大雑把な方なのでしょう。財務省の文章の改ざんも…地検が動いている訳で、野党議員が政策論議をせずに、ワイワイガヤガヤ…と、いつまでも言っているのは、おかしいのでしょう。一度、衆議院選挙の禊を受け、国民の審判を仰いだ案件です。犯罪が絡むなら地検が動きますからね。
今回のセクハラも、どの程度の話なのか…詳しく知りませんが、強姦されたなら犯罪でしょうが、言葉の暴力なら、嫌なら、面会などしなければ良い訳です。仕事なら上司に相談すれば、担当を変えるのが適切な処置でしょう。やはりカタルには理解できません。
些細な事を叩くのは、潜在的な不満が国民(社会)の中にあるからでしょう。まだ賃上げ効果もハッキリ生まれてはいません。 株価が明確に物語っています。
22750円や、三菱UFJの800円は、一つの基準です。だから5%賃上げを実施したソニー(6758)の株価が注目されます。今回の下げでも…関門を割れずに価格を維持していました。この下げの場面で…カタルの見ている銘柄の中では、クロスマーケティングは強い方でした。夢テクもそうです。今は両社とも株価が弱含みに見えますが…。
本日は期待している東邦チタンの株価は安いですね。カタルは1395円から5円刻みで下に買いを入れてあり、本日は、今の所…1385円まで買えています。出来高は71万株で少し膨らんでいます。前回の下げは17日で223万株出来て1268円まであり、大引けは1316円でした。この辺りは…強弱感が対立する場面でしょう。75日線は1384円で、25日線は1252円です。ようやく…この25日線は、上昇を始めています。
日経平均株価は、危うかったのです。25日線が200日線に接近して…際どい所で反転しています。通常、正常と言うか、順パターンなら25日線、75日線、200日線となります。今は一度、調整を入れて「戻りの相場」ですからね。このまま上昇を続けることができるかどうか…この75日線を株価が維持できるかどうか…に、テクニカル上は掛かっています。
ブツブツ投資も色々です。この平均移動線の所で買う方法もあります。単純に株価だけを見て…順番に買うのが、ブツブツ投資ではありませんからね。自分なりに工夫すると良いのです。時間を置くとか…いろんな手段があります。カタルは様々な方法を試しています。カタルも試行錯誤で、実験を繰り返している訳です。投資方法が確立されたわけではありません。
自分が売った株価より、高い所を買う事には、通常は抵抗を覚えますが…カタルは克服しました。一度、完全に上昇過程の軌道に乗れば…かなり長い期間、株価と言うのは、上昇を続けるものです。本日は308円安の2542円と…大幅安をしているNSW(9739)ですが、カタルが数年前に…500円台で推奨した株です。つまり本日は下がっていますが、5倍になったのです。
通常、数年間は上昇するケースが多いのです。一般的に、企業業績の改善は、一度、好転すると…しばらく続くものです。だから年金ファンドも、国家戦略が正しいなら、通常は債券以上の利回りを獲得できます。馬鹿メディアの発言に揺れない…自分の価値観が、如何に大切か…分かります。僕らは、賢い投資家を目指して、行動しています。
株価を見て、ぶれない心を維持するためには、確りした背景を知る必要があります。自分の理解度が浅い為に、株価が下がると…自分の心が揺れます。自分の心が揺れない投資が出来るようになれば、一人前の領域かも知れません。東芝が面白くなってきましたね。どうなるのでしょう。東邦チタンも基本は市況問題を、どう考えるかでしょう。しかし先日、示した貿易統計を見て分かるように…市場は拡大を続けています。一気に市況が上昇すれば…株価は大暴騰するかもしれませんが…一気に市況が上昇しなくても、タイトな環境に違いありません。
自分で、その会社が置かれた環境をよく考えることでしょう。カタルは、まもなく株価のステージが変わると思っています。だって…世界の動きは、全部、プラスに働いています。時代に逆らった投資は、決してうまく行きません。だから時代背景に沿った投資を心掛ければ…後は順番を待つだけの話なのです。だんだん時代が経過する過程で、同じ考え方をする投資家は増えて、仲間が高値を買ってくれます。一定の株を買ったら、後は、下値を丹念に拾えば良いのでしょう。常に心にユトリが持てる投資を心掛けましょう。無理をしないことです。それでは…また明日。