かたる:「瀬戸際、日本の技術立国」と日経新聞にありましたが…、既に…中国に、日本は多くの分野で抜かれているように思います。確かに…液晶も半導体も、まだ日本の方が上かも知れませんが…韓国の現地企業などからの技術移管は進んでいます。何より、スマートコミュニティーの実用化は、ずっと日本より進んでいます。通貨(元)の偽造が背景にある為か…キャッシュレス社会が現実化しています。
中国のレンタル自転車の仕組みは、安い料金で成り立っています。その理由は自転車の通行データなどを売っていると言います。共産国家故、情報管理が進んでおり、データの活用が有利とも言われています。スパコン分野では、既に世界一の技術力です。日本は過剰な安心安全を求める為に、なかなかリスクを取りません。原発政策を見れば分かります。しかし世の中には、絶対はなく…どんなに注意を払っても、不慮の事態はあるのです。
だから…リスクは当然だとの概念が、一般化しないと駄目です。ところが…日本のメディアは大衆迎合主義で、真実を伝えません。カタルは昨日、すし屋で…偶然、上海人の人と隣り合わせになり…様々な最新事情を聴きました。この中で、興味深かったのは日本のメディアは、中国でも自分達の都合のいい部分しか、報道しないと述べていました。彼女は上海でも、都市戸籍の保有者で、両親は上海で年金だけで、悠々自適の暮らしができると言います。
既に上海のマンション価格は、東京を遙かに凌ぐ水準です。何故、日本のテレビは、貧しい農村部などにスポットを当て、「貧困さ」を強調するのでしょう。中国の人口は13億人、その内1割でも、日本の人口を超え…上海などに住む多くの中国人は、日本人より遙かに良い暮らしをしています。彼女の娘さんは、東京で学校の先生をしているとの事。
カタルは1%理論だろうと考えています。日本人の総人口は1億2500万人程度でしょう。その内、1割の1250万人、上位1%は、日本でも成功者なのでしょう。12万人ほどが、この「失われた時代」下でも、裕福な種族でしょう。その程度なのでしょう。多くの人は上場企業の社員にも成れず…平均所得を下回るのでしょうが、これからの時代は自分の努力次第で、頑張れるのでしょう。それが「名目時代」です。
中国は、鄧小平の南巡講話以降…ひたすらに名目時代を突っ走って来ました。その間、日本は、失われたマイナスの時代です。この25年で完全に逆転しましたね。もっとメディアは、中国でも上位に的を絞り、正確な報道をすべきでしょう。そうして、日本人の競争心を鼓舞させねばなりません。成功者を多く誕生させれば…続く若者は増えるはずです。先ずは…資産の上昇が、欠かせないアイテムです。
ソニーの上昇に支えられ…本日の株価は22277円の265円高です。あと500円ですね。失われた時代の出口は、いつ抜けるのか? 問題は邦銀株でしょう。本日の日経新聞は、みずほの住宅ローン撤退の話ですね。先日は1万9千人の削減でした。店舗の効率化を三菱UFJは掲げていました。もっと早く時間概念を進めるべきです。利益率の低い分野から撤退し…リスクを取って、高い収益力の分野に力を入れるべきでしょう。
お金持ちの人は…みずほを50万株買えば、配当は7.5円ですから、年間で375万円です。此処から税金が20%引かれ…丁度、年収300万円になります。株価が200円とすれば、丁度…1億円の投資です。
更に、もう50万株を買って、株価が400円台になったら、半分を売れば…実質、ただの「みずほ株」50万株が手元に残り…年金がなくても、年間300万円の生活資金を得ることが出来ます。分かりますか?
カタルレポートの読者は、およそ6000人…、全ての読者が億万長者になる事をめざし…カタルは頑張ります。最初は100万円で良いのです。8回、2倍になる株を当て続ければ…何とかなります。互いに頑張りましょうね。
さてスマートコミュニティーの代表株…ユビキタスですが、本日は関連記事が日経新聞に載っていました。ルネサスが、トヨタにCPUを提供する話ですね。基本的に提供と言うより共同開発なのです。でも実際の世界標準は、既にエヌビディアが抜けています。株価も200ドル台に入りましたね。でも、少し前…大震災の辺りは…ルネサスの方が上だったのです。この間の時間で、日本は負け続けました。何故か? 金融庁などの規制が問題なのです。
一見すると…この繋がりが、多くの人は見えないでしょうが…今、また池井戸君のドラマをやっていますね。足袋屋のドラマですが…あの銀行の態度が、問題なのです。
名目時代の進化の為には、「寛容な社会」が必要で、不良債権の発生など…小さなリスクなのです。それを…金融庁が厳格な検査をするから、どんどん社会が劣化しています。この辺りは政治力の発揮の場です。官僚は…自分で制御は出来ません。この辺りの事情を知っている政治家が、何人いるか…。昔は業界が困ると陳情に行き…世の中が改善されましたが、煩くなりましたからね。
金融が駄目なら…市場が応援しないとなりません。だからユビキタスの株価を上げると資金の調達力が上がり…円滑な社会形成になります。何故、本日の日経新聞の記事が…ユビキタスに、繋がると思うか? 実は通産省のプロジェクトで、ルネサスとトヨタは共同開発を進めており、此処に、ユビキタスは一枚、噛んでいます。だから次世代の車載機向けにユビキタスのQBや、WiFiモジュールが使用される可能性が高いのです。
ユビキタスの前社長の佐野さんは、ソニーの出身で、現在は自動運転のベンチャーであるZMPの役員をしています。この辺りの関連も、ユビキタスが自動車に向かう理由の一つです。車に関心が強い村田との関連もあります。
何故か…今回は、前2回の上げ方と違うのかも知れませんが…1回目は長く10万円の揉み合いをした後に、大きく株価は跳ねました。果たして、この1300円台を値固めして…一気に1795円を超える相場になるかどうか…。カタルは出来高から見て、この水準を狙っています。
本日の株価は1374-1383-1345-1346となっています。10:35現在です。故に1340円から1300円迄、5本の指値を入れておきましょう。果たして、買えるかどうか。上の株価を無理して、買う必要はないと思います。カタルの場合は、既に、持っていますからね。買い増し分ですから。当然の話ですが、持株がなければ株価に関係なく、とりあえず株を買います。
カタルは、常に実験を繰り返しています。最近のヒットであるSUMCOは、やはり…新日鉄が持ち合い株を外した時が、買い場でしたね。あの時に…カタルは書いたはずです。
まぁ、様々な銘柄を掲げていますから、自分の好きな奴を、やれば良いのです。夢テクも朝高の後で、株価が下げて来ました。今は919円ですから、920円で500株だけ買ってみましょう。ハイ、920円で500株をお買い上げです。決算数字を見てから、上を買う予定でいます。その前は、下がるなら買う方針です。昨日は、野村証券なども買っています。
ただ全体は、一服するんじゃないか…とも、思っています。ずっと強い相場が続いており、僅かな利幅ですが、利食いが続いています。故に、強いのかも知れません。しかしFRBの議長は、今週、決まるとも言われ…パウエル氏との報道のようです。今は難しいですね。利上げの推移が…難しいのです。テーパリングも同時進行の予定で、一気に流動性が切迫するかもしれません。カタルは金融規制もあり、依然、ダリオ時間が、薄れた今も…常に警戒感を持って臨んでいます。
通常は新体制が確立されるまで…かなり時間を要します。だから、どんどん株価が上がり一気に22750円をクリアして欲しいのですが…その前に、通常は確認作業をするのが普通だろうと考えています。この辺りは…邦銀株の行方が、全体相場の水準を決めると考えています。
まぁ、分からない推察を述べても意味がありませんから、この辺で本日はお終いにしましょう。果たして…様々な実験は成功して、いい年末を過ごせるかどうか…。あまりの急騰相場故…本日はソニー株の「空売り」を考えましたが…邪道かな?
やはり先駆した銘柄で、現在、休んでいる株…、カタル銘柄の中では「ケネディクス」や「夢テク」になりますが…、まだ休みが足りないような気もします。しかし…この辺りが狙い目なのかもしれません。でもどれも…最近は自信がなく細かく分散している次第です。こんな時は、大概、全体が調整入りするのですが…果たして今回は、どうなのでしょう。
その休みの間隙を、縫う株が「ユビキタス」との読み筋なのですが…なかなか、全体が休みませんからね。カタルの読みなど…なかなか当たりません。トホホ…。此方が参考になるかも知れません。出来るなら、会社説明会を聴くと良いですね。