5/15

かたるシャープの再建策の評判は、すこぶる悪いですね。たぶん、社内の派閥抗争が尾を引いていると思われます。もともと片山時代かな? 亀山工場の成功に驕り、分不相応に堺への大型の追加投資が、今回の危機の原因です。もう一つが、その後の経営指針が間違っていましたね。過剰な円高に対応して、他の企業と同じで…生産基点を海外に移転しましたね。多くの企業が国内生産の効率化を怠り…人件費の安い海外に逃げたのです。目先的な経営でしたね。しかし、この局面で更なる効率化を追い求めたのが、ファナックや村田など…。もう一つのグル―プが、海外移転のお金がなく、仕方なくマツダやアルプスは、競争に負けていましたが、ソコソコの努力をしたところに、政策転換の追い風ですね。この辺りは、多くの企業が同じ間違いを犯しています。

他に太陽電池の高値での原材料予約など…、シャープの怠慢ぶりを数え上げれば、きりはありませんが、3流故の間違いですね。なんか…高橋さんの対応を見ていると、野村の氏家のようなイメージです。川重が三井造船とのアドバルーンで失脚しましたが、きっと大企業の人材も、どんぐりの背比べで、政界構造と同じなのでしょう。真の実力を問う体制になってないから、時代変化に対応できないのですね。平時は東大法科など…の平凡で優秀な人材で、周りを固めればいいのでしょうが、今の時代のような変革期、所謂、パラダイムショックに於いては、バンカラな根性が求められます。あとは動物的な勘ですね。何処に、経営資源を集中させるか?この辺りは野生の勘、所なのでしょう。ソフトバンクの孫さんは、頭抜けていますね。でもシャープは好きだから…残って欲しいですね。この会社のアイデンティティーは、素晴らしいと思っています。今でも500円程度の実力かな?…と漠然と考えています。

007も決算を発表したようですが、まだホームページ上で閲覧できないようで…、今期の黒字転換予想を掲げているようです。この解説も、週末にする予定です。今週は忙しいですね。昨日は三井住友銀行の数字が発表されても、株価が下がったようで、市場で失望感を誘っていたようですが、カタルの見方は違いますね。本当に、短絡的な解説が多過ぎますね。相場を知らない連中が、現場にいて…仕事をしているせいでしょう。皆さんも、看板に惚れる解説を、鵜呑みにしない方が良いですね。所詮、どの評論家も、カタルを含めての話ですよ。素人のようなものです。本物なら、既に解説などせずに、大金持ちに成っている筈です。解説している連中は、所詮は、みんな失敗組ですよ。WBSをカタルは毎日見ていますが、あの番組に、むかし解説者として出ていた人は、看板が外れると、みんな…消えていますね。つまり、みんな偽物…と言う訳ですね。カタルも、良く予想を外しますからね。当たっていれば、ケネディクスは、今頃、2000円前後の株価になっている筈ですね。トホホ…。株は先取りするから、面白いのですね。ところが割安感を、後追いするようでは、糞株です。

最近、この糞株の割安銘柄が、良く騰がりますね。代表事例は、昔、カタルが、良くやっていた双日です。あれは野村が食い物にしたのですね。野村にサムライが消えたのです。今の日本は、このサムライが少なくなりました。プライドは、一体、何処に消えたのでしょう。みんな誤魔化し人間ばかりです。ブルドックに、日本空港ビルの事件から、現在でも実質債務超過の東電が、健在ですものね。呆れる村論理です。でも仕方がありません。この辺りの解釈は、日本人でも難しいですね。

さて…前から述べている様に…、この時期の決算予想など…、どうでも良いのです。この時期の今期予想など、当たるものではありません。だから注目は、ROE経営と設備投資ですね。この設備投資は、一部、村田などは新規投資を表明していますが、まだ勢いが、ないようですね。でも大手建設の決算コメントでは、盛んに「国内回帰」を述べていました。この国内回帰関連で、実は、カタルが、狙っている銘柄があるのですが…、まだまだ早いから…ね。まだ株価は100円台の前半です。所詮、今、銘柄を掲げても、多くの読者には理解できないと思っています。故に、時期が来たら、必ず、挙げますからね。カタルも、今は、打診買いのみです。そうそう、カタルが入れた追証が膨らんで…、余裕が生まれてきたので…。今日は故に追撃買いを入れたけれど、今の所は買えてない銘柄が多いようですね。

ここでお祖母ちゃんの朝食を作り、戻ってみたら、指値が買えていました。嬉しいやら…不安やら…。まぁ、良いか…。今日の注目は、三菱UFJですね。果たして、自社株買いを、再びするのかどうか…。同じグループ企業の三菱商事は、1000億ですが…表明していますね。

双日の日足推移
image-587

双日の日足推移

そう言えば…、昨日、神主さんから電話がありました。彼は、確か…割安株の双日とみずほを買っており、当然、カタル銘柄のケネディクスとユビキタスも買っています。でもJ・TECは買ってないようですね。この双日のチャートを、見てくださいね。明らかに、何処かのファンドが組み入れているのですね。これがデフレ脱却の姿ですね。分かりますかね? 流動性の罠から抜け出すと…、どんな株も上がってきます。

最近、100円台で掲げた、合同鉄鋼も割安感から…何処かの買いが入っているようですね。通常は、この双日のように…上昇角度が、何処かで大きく変化しますね。これが株ですね。何を、言っているか、分かりますか? 乖離が開くと調整するようなら、保持し続けて良いのですね。でも乖離が開いているのに、更に上昇角度をあげて、人気になったら要注意ですね。双日は、そんな段階に、来ているようです。まだ割安圏ですから、ある程度の時間が経過すると…再び高値を取るでしょうが…。乖離が大きく離れすぎると、調整に時間が掛かるのが普通です。

今日はケネディクスも追撃買いをしましたが、基本的に一番強いのが、材料なんかより、実際の数字変化です。このまま経営者が、一所懸命に仕事をする態度を取らなくても…、やがて割安株になります。だって、常識で考えましょうね。日銀は、リートを果敢に組み入れている訳です。地銀も同じですね。地銀の預貸率は非常に低いですね。70%を割れていると思います。さらに信金や信用組合でも同様でしょう。

運用先に困っているから国債を買っていましたが、その国債も日銀が吸い上げ…最近、ようやく貸し出しに、動き出しています。しかし溢れたお金が、リートなどに流れています。どの業界で、日銀が商品を買ってくれますか? ケネディクスにとって、次々にリートを組成すれば、営業努力をせずに、日銀様が無限のお金で商品を買ってくれるのですね。これで、利益が上がらない筈がありませんね。当面、この現象は続きます。最後は、何処かで…爆発しますよ。人間の集団行動とは…そんなものです。

アララ…。シャープは、再び売られていますね。いったい誰が、売るのでしょう。不思議ですね。困った性格だな。また、買いたくなってきましたね。今は181円ですね。でも大丈夫だと思いますが、万が一という言葉も、ありますからね。余り、リスクを拡大させるわけには行きません。

さて…カタルは「Sell in May」にならない理由として、年金の4月からの売り行動、さらに、この時期、特有の自社株買い表明が、需要面と業績面で、プラス効果をもたらすと考えています。だからトヨタの行動は、重要だったわけで…、結果は3000億円の自社株買いを表明しています。あとは…本日の三菱UFJですね。自己資本比率規制のダメージは、どの程度か? 新聞によれば、みずほも増配だそうですね。

今、シャープは、再び割れましたね。177円を付けました。此処は、通常なら買い場ですね。でもね。中長期の投資だと…様子を見たいところです。半年程度は観察期間が必要ですね。3500人で年収が600万で、210億円ですね。借金2000億円が消え、金利が2%だとすれば40億円ですね。これだけで250億が、改善されますね。買ってみようかな…。まぁ、慌てることもないでしょうが…。どうせ目先筋の商いでしょうからね。通常は、「目先の逆を行け!」が正解ですね。出来高は今10:55現在で、1億5千万ですね。17億株だから…およそ1割ですね。こりゃ、きっと、逆日歩による、売り禁止になる可能性がありますね。空売りも結構ですが、気を付けた方が良いですね。きっと、目先は買いですね。カタルは、前回、買っているから、今回はパスです。ケネディクスがこの関門を抜ければ、更に買っても良いのですが…。まぁ、良いか、相場は、面白いでしょう。どっちに転ぶか…想像するだけでワクワクしますね。

007も連騰しており、追撃買いを躊躇しましたが、再び買いましたね。J・TECも、ケネディクスも、カタル銘柄の3馬鹿トリオを、更なる、買い乗せと…実行してみました。果たして、どうなるのでしょう。この性格が、いつも失敗の素ですね。たまには、気持ちいいほど…当たって、欲しいもの。「気持ちいい~。」って、アクリエンって機種でしたかね。たまには、フィバーしてみたいものです。それでは、また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2022.05.19

    5/19
  2. 2017.12.25

    12/25
  3. 2018.10.24

    10/24
  4. 2015.11.16

    11/16
  5. 2017.04.28

    4/28
  6. 2016.02.24

    2/24
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本