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かたる:シャープ社員の自社製品購入義務が世間で話題になっており、経営不振と結び付けられ報道されていますが、家電企業にお勤めの方なら…この制度の適用経験は誰しもあります。別に経営不振だから…特に厳しい訳ではないでしょう。カタルの知り合いの東芝の社員の人も、以前、何度か…、ボーナス支給時などに、自社製品の購入義務付けがありました。それより、ようやく前向きな話が、テレビ部門の執行役員の小谷健一本部長から聞かれましたね。この黒字化定着の話は可能性が高く、カタルもそう考えています。薄型テレビから4K、8Kへ移行すると言うものです。

昨日、パナソニックの有機ELテレビの発売報道がありました。カタルが上京した時に、「トッキ」と言う有機EL製造装置の会社を、調べて事があります。結局、なかなか、ものにならず最後はキャノンに買収されましたが…有機ELテレビは、夢の壁掛けテレビになります。ソニーの出井さんは、この技術開発にも熱心で…薄型テレビへの投資を怠った為、折角の薄型テレビブームをものに出来ず、この機会損失がソニーの凋落に繋がりました。技術進化の読みは実に難しいものです。カタルも007のQBは、画期的な商品と考え馬鹿になりましたが…結局、3年間も待たされ、ようやく製品化しましたが、未だに爆発ブームには至りません。小さな会社だし、日本は村論理で動く為、なかなか一般化しない傾向があります。

芸術の世界も、そうですね。多くの芸術家は、海外で有名になり…そうして日本で認知されると言うパターンが多くあります。藤田嗣治なども…その口かな? 音楽家なども、海外コンクールが登竜門になっています。結局、日本の社会は、ある意味で閉鎖的なのでしょう。トヨタが囲い込みをするわけですね。自動車業界を見ると系列の力は絶大です。でも今の時代は、IoTの進化過程にあります。カタルが、赤字のクラウドワークスに惹かれるのも…その辺りに起因しています。時代は変わっているのです。

昨日は、円安政策は間違いだと言うレポートを紹介しました。今朝の報道でも…ジム・ロジャーズが、同じような事を言っていました。発表された貿易統計も、資源価格の下落により黒字転換だとか…。株価が2万円に近付くと…論理的に株を買える銘柄が減る傾向にあるようです。この辺りは政策の進行スピードの関係が、あるのだと思っています。それとROEの浸透具合ですね。

カタルは最近、GDPの話を、何度か…しました。グローバル化なのでGNIと言う国民総所得、つまり海外の子会社からの配当などの収益を加味した数字を、見るのが正しい見方と言う考え方もあります。近年、この主張はグローバル化で増えてきましたね。でも商社の株価は、いつも割安水準です。一つは、資源などは流動性が高く、不安定な収益だと言う見方もありますが…それでも株価は安いですね。商社はものを動かし…特別に優れた能力(技術など)が、あるからではないと言う見方もありますが…安いのは否定できません。

このような事例から、PERの基準などと言うものも…、実に、いい加減なものだと言うのが、良く分かります。基本はやはり需給バランスで、株価が決定されている要素が強いのかも知れません。カタルは何度か、システマチックリスクの話をしています。個別株要素より、市場全体の水準を考える方が、株価に対しては影響が強いんじゃないか?…とも思っています。故に市場全体の季節感が大切だと考えており、悲観から懐疑、そうして楽観から幸福感の話を時々しています。今は楽観の場面なのでしょう。問題は来年ですね。

カタルがここに来て、パイオニアを年末年始のスター株と位置付けているのは、理由があります。本来なら三菱UFJなのですが…政策の進展スピードが鈍いと考えている為でもあります。カタルは、「トリオからカルテット」の話を展開しています。その一角のアイサンテクと言う本来の基準なら、買える道理がありませんが…、株価は兎に角、強いですね。だから人気と言うのは不思議です。小野薬品ではなく、カルナバイオ(4572)などが人気になっていますからね。この小野薬、カタル銘柄の器でしたが…見送ったのは、最小単位でも金額が嵩むためでした。でもあの推奨時から…そろそろ2倍の株価水準になります。良く騰がっています。

このような株が、本来のカタル「好み」なのです。JTEC、007にクラウドワークスも、それなりに魅力があります。ただし、今回、推奨していると言うか…注目しているパイオニアは、おそらく偽物です。一旦大きく上昇すると思っていますが…、日本通信のような経過を辿るのではないか…とも、考えています。でもカタルは早くから…パイオニアに、ご執心です。まだ100円も上がっていませんからね。これからです。そろそろ乖離問題も一巡する頃合いです。この揉み合いからの上昇は…買い場ですからね。買い乗せで…カタルは、対処します。実は、昨日まで売っていたのですが…。この心境変化は色んな理由があります。

ケネディクスも、今回、このボックスを抜ける可能性が高いと思っています。今日は安いから買いに行っていますが、入るかどうか…。こちらは…かなりの株数を、既に保持していますからね。自社株買いが終了したそうですが、自社株買いの意味は、会社の株価に対する意思表示です。ケネディクスのAUMは増え続けており、利益操作は、いくらでも出来ます。それこそ来期、一株利益100円を出そうと経営者が考えれば…出来るのです。不動産と言うのは、基本的に相対売買で…リートは無尽蔵に増やせるからですね。

そりゃ、ある程度の制約はあります。しかし基本は、自由に土地をプールできるのです。この意味は、株屋なら、みんな分かりますね。逮捕された加藤さんが、よちゃんを仲間に誘ったのも、株のプール先を探していただけの話。大手証券が投資信託を販売するのも、その話で…最近のファンドラップと言うのも…、そのプール先です。胴元は…必ず儲かります。

理屈が分かれば…恐いものはありません。カタルは、何時も事前に予測を述べています。そりゃ、未来の話だから…外れることも多いですが、アタリも結構あります。皆さんは、カタルが述べている時に、参加すればいいのです。それを最初に買わずに、高値になってから買うから、「どうのこうの…」と文句が出ますね。自分の投資方法を早く確立して下さいね。

現在はクラウドワークスを買うなら、このタイミングでしょう。でも800円、1000円になると…当然のことですがリスクは高まります。基本的に、シャープもそうですが…危ないから、株価が安くなっている訳です。その時が、大概は、安値なのですね。倒産を覚悟して置けば…たいがいの相場変動に付いて行けます。いろんな銘柄を掲げていますが…それでも取り上げているのは、20銘柄もありません。みんな有望なのですね。タイミングをそれぞれ捉えて…参加し、一度に買わない。下げたらまた買うと言うドル平均法で粛々と投資をすれば…その内、どれも儲かるようになります。

カタルは、今日は、ある実験を開始しました。何しろ…儲かってきたので「枠」が空いて、空いて…。そろそろ幸福感の危険も頭を過る次第です。だから…おそらくパイオニアの出番が、まもなく到来すると考えています。今日は高いから…パスかな?でも、意外に育ったりして…。007もJTECもクラウドワークスも、出番がありそうにも見えます。困ったな…。

どの意見やレポートもそうですが…、自分なりに消化し、ものにして納得したら、参加すればいいのです。逆にカタルの意見が、おかしいと思えば…パイオニアでも、ケネディクスでも空売りをしなさい。ただそれだけの話ですね。市場は、常にオープンで自由なのです。どんな意見も受け入れ、結果を出してくれます。だから株は奥が深く面白いのです。はやく、カタルの反対意見を聞きたいものです。いつでもメールを受け付けています。それでは…また明日。



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