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かたる:最近の相場は、大きく上がるスター株が消えて…徐々に値下がりする株式ばかりの印象です。この2年程の安値水準の株式も結構あるようです。安倍政権誕生後の安値は2016年が厳しかったのでしょうか? 最近は米中貿易戦争と言うより、米中冷戦の様相ですが…強気を構えていた米国も減速現象が生まれるかどうか。ブラック・フライディーの年末商戦は活況なのでしょうが…「一帯一路」構想は中米領域の及び、中国もしぶとく頑張っています。

上海総合株価指数の推移

通常、一度、株価が節目を割ると更にドンドン下がるのが定番です。でも上海総合株価指数は2016年の安値2638を割れて、先日2449まで売られた後は、この所、一貫して戻り相場に入っています。株価が大きく上がっている訳ではありませんが…日本株より強い印象を、最近は持っています。

たぶん…今の日本株は、この所、話しているようにソフトバンク資金調達の影響を受けていると思われます。上場は12月19日です。だから一気に年末高になり…翌年も株価の上昇が続くのでしょう。彼らはプロ集団です。その辺のヘッジファンドより優秀な連中です。

ただケネディクスの株価位置などを見ても、他には…三菱UFJもそうです。もう叩けない岩盤に来たのではないか…と思っています。日経平均株価がドンドンと…この水準から下がるイメージは湧きません。

下げ相場をリードした古河電工、SUMCO、安川電機などのグループも「底入れ」と…考えています。だから下に行けないから、株価は上がるしかありませんが…どんな形で上昇するのか?

先日の株価上昇は先物誘導でしたが…カタルはその水準近くまで…あるいは超える辺りまで、日本株は来年の2月にかけて上昇すると思っています。その後の展開は、一旦緩み5月高に向かうのか? それとも…今年のように夏の終わりの秋頃まで下げるのか? この辺りは見えません。

やはり一番気になるのはFRBの動向です。既に原油価格は下がっており、労働指数の関係だけで物価が上がるとは思えません。故に12月の利上げも…市場では確定報道ですが、カタルは懐疑的です。ただグリーンスパンの指摘のように民間債務残高が膨らんでおり、世界景気などの減速が加速すると、この債務も危うくなります。

ある程度の減速が一番いいのでしょう。カタルの現在の読みはこの路線です。もう一番、きつい所は…通過したと考えています。この後、世界の株も上昇して来春を迎え、その後の落ち込みも緩く、逆業績相場の様相を見せますが、一気に名目時代が確立して日本株の黄金時代への移行と考えています。進化論の華が開くのが…最も強気のシナリオです。

ただ中間反騰に終わり、リセッションの可能性もあります。景気の減速が緩やかではなく…本格的な後退期への可能性です。これはFRBの政策次第でしょう。リーマンショック後の後遺症は、まだ残っています。もう10年も経過したので大丈夫と思われていますが違います。故に三菱UFJの株価が注目されます。本日は、まだ下げています。今は16円安の634円台です。先日の安値に接近しています。

一気に…進化論や名目時代の確立を実感できる相場になるかどうかは…今の所は、まだ不透明です。この辺りが見えにくい場面です。2月は、かなり強い動きだろうと思っています。理由は通期を続々と増額修正します。上手く行けば日米貿易問題も先が見えているのでしょう。FRBの姿勢転換も確認できます。この辺りの進展が相場の高値を左右します。

みんなは、まだ信じないけれど…9月SQ後の高値を抜く可能性があると思っています。先日述べた期待値感覚に、一気に走るかどうか…です。「希望」が生まれる社会構成になるのです。「元号の変更」も、心理面を大きく変えます。もうある程度、失われた時代から抜け出しています。名目時代は始まっていますからね。

今でも良く覚えています。昭和が終わりを迎え…自衛隊の若い隊員が天皇陛下に輸血して死期をコントロールしていました。そうして暗い平成時代の幕開けです。ようやく、この清貧思想の平成の世が終わりを迎えます。

日本人はある意味で、精神論の人間で構成されており、従順な民族ですから、一気に走り出す可能性があります。団塊の世代は続々退職し、社会構造的に、人件費は一気に変化します。銀行株が注目されるのは、一番、合理化効果が大きいと思われるからです。今は、その下準備です。あまり先の構想を話しても仕方ありませんが…カタルは来年の夏が大きなビックチャンスだろうと思っています。

今の株価より、上の位置だろうと思っています。株価だけ見るなら、この辺りの安値が平成時代からの分岐点になるのでしょう。来年は良く分かりませんが、再来年以降は、名目時代が確立されており、どんどんジャカジャカ相場になると思っています。もう少しの辛抱です。

ここで悲観的になる必要は全くありません。人間は考える動物です。予想されている悲劇を避けようとします。不透明感が一番、駄目なのです。此処は強気に対処でしょう。カタルはそう考えており、「腹を括る」と言う表現を用いました。

要するに…分からないことを、あれこれと考えるな!と言う事です。その銘柄として「東邦チタン」と「東芝」を読者に掲げています。その東邦チタン、この素材株の変化率は非常に高いのです。近年、良く上がった素材株として、市場の人気を集めたのは「東海カーボン」です。

四季報第1集の業績予想

四季報第2集の業績予想

四季報第3集の業績予想

この業績の推移を観て下さい。先ず昨年の四季報第1集の数字予想です。此処では2018年12月の数字に注目しましょう。一株利益の予想が、最初は56円でした。その次の第2集の四季報ではこの数字が140円に変化します。56円が3倍以上で4倍近くに変化しています。そうして…第3集になると321円になります。56円予想が321円になり…最近版では349円の予想になっています。此処では、3つの四季報数字を掲げました。

東海カーボンの日足推移

このように素材産業の企業業績は、一旦好転すると一気に激変します。だから東海カーボンの株価は200円台だったものが2373円と…約10倍に跳ね上がりました。素材産業の面白さです。

設備投資も、ある程度はそうなのです。Vテクの場合は経営者が優れていました。だから3000円が3万円になりました。この東海カーボンと東邦チタンは同じ素材産業です。カタルはこの現象を見て…東邦チタンに注目していました。

本日は素材産業の利益変化率は激変するという事を、理解されるだけで良いのでしょう。東邦チタンが、何故…ここから変化していくか? 今週は、その根拠を掲げてカタルが年末年始高を想定したうえで、何故、東邦チタン株を選択し、買っているか…随時、公表していきます。

でも…ね。株価が上手く上がるかどうか、様々な条件が重ならないと…株価は、なかなか10倍にはなりません。Vテクも東海カーボンも、非常に条件が揃ったパターンだったわけです。だから株価は10倍になったのです。

東邦チタンもその素質を秘めていますが…条件と言うのは、どんどん変化していくものです。確定要素ではないのです。為替水準にも影響を受けますし…米中貿易にも影響を受けます。そんな不確定要素が、全部わかる道理がありません。今の時点では可能性が存在すると思っていてください。今の東邦チタンは1274円の安値から少し上がり15円高の1307円です。全体相場は102円高の21782円です。

自分が損をしていると、どんどん弱気の見方に変化します。でも神主さんのように東芝を持っていると…何か、いい銘柄はないかな?…とカタルに聞いてきます。でも自分の心理状態が相場を左右するのではありません。株価は参加者全員の総意で形成されています。

それでは…また明日。



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