トレッキング

台風が去り東京は快晴ですが、風は強いようです。カタルの息子もマンションの窓に飛散防止対策として、あれはなんと言うのでしょう。バッテン模様の養生テープを張ったようです。何も…言ってないのに、孫の写真と共に窓ガラスの写真をLINEにあげていました。カタルはガムテープでバッテンをしただけですが、彼の方が、よりシッカリしていました。この辺りの工夫の仕方は、人間の性格が出るのでしょう。

何をするにも、いい加減なカタルの性格と、息子はいつの間にか…正常な大人の感覚になったのでしょう。「メディアに踊らされた」…との感想が添えてありました。

息子はユトリ世代です。でも全部…大学も就職も自分自身で進路を決めてきました。相談を受けたことがありません。きっと、情けない父親だったのでしょう。就職氷河期の最中で、一応は上場企業ですからマズマズなのでしょう。仲間の多くはヤドカリ族や風太郎の独り者も多いです。自分自身の人生は道半ばですが…その点だけは、カタルは恵まれています。

相変わらず…NHKは「命を守る」行動を…と叫んでいました。1億人の人口に対し、何人の方が亡くなったのでしょう。どうも…カタルはメディアと言うのは、大袈裟だなぁ~と思います。

カタルのところは停電もせずに大丈夫でしたが、近くに住んでいるかみさんの友達のところは、昨晩8時頃停電し、今朝6時には復旧したということです。やはり電気は欠かせません。蓄電器の価格を下げる必要性があります。同時に、田舎は太陽電池の設備も必要です。そうすれば最低限の生活は維持できるのでしょう。

自社株買いの話が日経新聞に載っていました。ありがとう。あれは世界の話かな? 米国が中心なのでしょうが…この仕組みは優れています。成功した企業が株式市場に資金を返し…その資金が新興企業の成長を助けるというものです。しかし日本の大企業は違います。我儘で自己中心的な考え方の村論理を強要し、新参者を苛めます。時にライブドアのように、地検と言う権力を利用して叩きます。

その親分の筈の大蔵省も、外為規制と言う規制を画策して権力の拡大を図ります。産業再生機構から革新機構?なんだか…よく分かりません。やはり雇用の流動化が必要で、日本の終身雇用や年功序列体制の弊害なのでしょう。米国では30歳から40歳代の給料が一番高のです。三井住友グループの中で…2018年の途中入社組である37歳の三嶋新社長が誕生します。時代は変わりゆくのでしょう。子会社とはいえ…画期的なことでしょう。何しろ大手銀行です。

日本の仕組みは徐々に変わっていますが、やはり外為規制のように「官の逆襲」があります。安倍政権の森・加計問題の根深さを見ると分かります。抵抗勢力と言うか…。ゴーンの裁判がどうなるのか分かりませんが…結局は、欧米と日本の仕組みの違いから生じた「ギャップ」を埋める問題です。地検は、日本の古き良き仕組みを、死守しようと働くわけです。

最近、日本のプロ野球選手も大リーグに行き、年棒20億円ラインを稼ぐようになっています。マー君はどうしたのでしょう。今、ネットで速報をみたら…たいしたものですね。6回を投げて一安打、無失点だそうです。彼の度胸は素晴らしい。大舞台を前にすると動揺するものです。

この日経新聞の自社株買い報道は、もう少し踏み込むと良いですね。お金は回るのです。大企業が成功をして、企業利益を市場に返すことで…その資金が新興企業に回り…更に時代を加速させます。基本的にGAFAの成功は、更なる時代促進につながる点の視点が抜けています。

今、ソフトバンクは叩かれています。WeWorkの失敗が指摘されていますが、45ドルの上場価格を上回ってないUberもそうですが…、孫さんの失敗か、どうか…は、まだ分かりません。基本的に、彼のアイディアの方向性は正しいと思っています。ようするに…時代が彼のアイディアに追い付いていないのかもしれません。あまりに早い段階だと…時代の流れが追随しない場合があります。

お金は時間を買うのです。どんな素晴らしいアイディアも…お金がないと時代に埋もれます。そうして何年かして、何かの切っ掛けで開花することは良くあります。

カタルが抱えている株式投資の「時間の壁」も、似たようなことろがあります。市場のタイミングに、合わせるのに苦労しています。もし…カタルにある程度の資金力があれば…タイミングよく打ち上がると思うことは、良くあります。

国民経済計算の土地と株の資産推移

先日、「1300兆円の逆襲」で述べた土地資産価格の低迷と株式資産の話ですが、株式資産は新興企業の上場が多く発生し…株式財産は過去最高水準です。此方がその両方を加味したグラフです。

金曜日の日経新聞には、あのラナ・フォルーハー女史が載っていましたね。欧米不動産、バブルの終焉となっていました。WeWorkのずさんな管理体制が生んだ弊害を指摘していたようです。世界をみると…ロンドンもロサンゼルスも似たようなもので、高額化する家賃を負担できる世代が減っています。路上生活者が増えているようです。

でもカタルは日本の不動産市場のような選択にはならないと思います。日経新聞はこの手の主張が好きですね。ラナ・フォルーハーのような清貧思想的な「転ばぬ先の杖」の報道です。まるでカタルの息子を見ているようです。

やはりZOZOの元経営者の前澤さんのようパッパラパーが、カタルの好みです。そういえば…カタルの好みと言えば…昨日読み終えた百田尚樹の「影法師」は泣けます。カタルの好きな作品です。小説の中の「彦四郎」の生き方は惹かれます。実はネットをやっていて良いこともあります。この作品も、読者から紹介を頂いた本です。カタルにお薦めの本を教えてくれます。彼が選択する本はどれもなかなかなのです。

先日、就職氷河期を知る為に薬丸岳の「ハードラック」を紹介しました。その本も彼の推奨でした。

ただ一方的に、此方からの情報発信だけではなく…このような交流もなかなか捨てがたい魅力です。中には考えさせられるメールもあります。

IRNETの読者層は、皆さん資質が高い人間ばかりのようです。そうだ…忘れるところでした。藤巻さんの昨日の話ですが…ようするに日本人は失われた時代において、時間をロスしたのです。グルグル同じところを回るばかりで…先ほどの話です。この原因の一番は、名目時代を否定した清貧思想にあります。

NHKの大げさな「命を守る」報道発言も、日経新聞のラナ・フォルーハーの掲載も、全てが繋がっています。その大元が土地資産の1300兆円の損失から生まれました。人間と言うのは失ったものが大きいと「トラウマ」を抱えます。過去の呪縛から、なかなか抜け出せません。

よちゃんの奥さんが突然倒れ…帰らぬ人となりました。もう一年ほど経過しますが、彼はその試練から未だに浮上していません。毎晩、酒に溺れているようです。仕方ないとは言え…過去の呪縛からはなかなか逃れられません。

未来へのステップは、過去の失敗を糧にしてステップアップすることです。カタルは40億円を飛ばし…顧客に迷惑を掛けました。まぁ、もともとは3億円なのですが…失ったショックの方が、大きいですからね。カタル自身、その失敗を糧にステップアップしようと藻掻いています。まだ試行錯誤の段階ですが…まもなくこの扉が開くような予感もあります。果たして…来年、カタルは飛躍街道を走ることが出来るかどうか…。

藤巻さんの話は、一人当たりのGDPが減り、日本人が劣化しているから嘆いているのです。スイスのトレッキングは、カタルもやってみたい願望の一つです。山は良いですね。せめて…来年の夏は、涸沢に行きたいなぁ~。出来ることなら、奥穂高にも登ってみたいものです。やはり上高地は素晴らしいと思います。それでは…また明日。



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