昨日は驚きました。日銀のETF買いです。今月に入り6回の1000億円買いに続き、1200億円の買い入れです。パチパチ…。2月は8回の700億円買いを実施しています。村論理の識者は日銀批判をして価格形成を歪めるとか…なんとか言いますが、関係ないですね。
彼らの政策の結果、何が生じたかと言うと「失われた時代」と言う30年間の空白と自殺者の山です。就職氷河期の為に、まともな若者が振り込め詐欺に加担し…受け子になり社会が荒廃しました。
テレビのメディアは他人批判ばかりで…他人を貶めることばかりを考えています。その結果、寛容だった社会がギスギスするマニュアルを優先する融通が利かない社会になりました。カタルは今、引っ越し作業をしており、このマニュアルの壁に阻まれイライラしています。日本が世界競争に敗れる現実が良く分かります。
何故、コロナの後でバラ色相場か? ヒシヒシ…感じて来ました。
たぶん…そうなりますよ。アップル株は、まだ底入れを確認していませんから、相場の上で、その現象が出てくるのは…まだまだ先でしょう。カタルは常に早いですからね。半年に合わせようと努力をしていますが、なかなか時間を合わせるのは難しいものです。千代化を見ると分かります。業績推移の読みは、その通り回復しましたが、相場は思うように動きません。これが現実です。
理屈に合わない株価が存在して、みんなが右往左往しているのに…その痛みが分からない人がトップに居る社会が日本です。田中角栄は借金をしに来た人間に2倍かな?3倍かな?お金をあげたそうです。流石に器が違います。でもその田中角栄を潰す社会が東大法科の官僚派閥です。角福戦争は、今も形を変えて続いています。「桜を見る会」問題はそう言う事です。
カタルは「寛容な社会」を目指しています。その為には名目時代への移行が欠かせません。だから「流動性の罠」から抜け出せないと駄目なのです。リーマンショックの後に金融庁はバブル期の政策失敗(当時は大蔵省)のトラウマから、収益還元法の不動産が投げ売られた一時的な暴落価格を基準にして、銀行に改善を迫りました。その結果、血祭りに上がったのが新興企業の「ダヴィンチ」です。金子さんにとって不運でした。
そのような政策が行われたので、折角、2003年に立ち直ったのに、リーマンショックを切っ掛けにして、金融庁の政策のミスリードの為に「失われた時代」が延びて…安倍政権の誕生を待つことになったのです。2010年が二番底でしょう。器の大きな本物社会を育てないとなかなか新しい扉は開かれません。
その試金石の一つが、自社株買いを発表したソフトバンクでしょう。三菱UFJとソフトバンクをカタルは今、注目しています。そのソフトバンク、早速S&Pに叩かれています。此方です。同時に配信されたニュースが此方です。We Workへの資金供給の撤回です。格下げと資金繰り、きっとCDSの保証料も跳ね上がっていることでしょう。考えてみると…昔もありましたね。ソフトバンクはいつも標的になります。
何故、ソフトバンクが指標銘柄に選ばれたか? 自社株買いを発表し、買い需要が生まれた為もありますが…同時にこの会社が、多額の資金をスマート化を加速させるパイプになっているからです。この株は貸借銘柄ですから、面白いですね。未来への希望が勝つか…どうか。相場の見所ですよ。カタルも100株だけ買っています。
同時に、面白現象があります。ケネディディクスの「投げ」です。ごめんなさいね。カタルは強気を言い続けている為に、多くの人が損をした様で…仮に昨日の後場寄りの200万以上の売りが、追証の投げなら、カタルも責任の一端があるのかも知れません。
昨日で終わったかな?…と思っていたら、本日も追加で投げられていました。合計で400万株を超える持ち株です。もっとも疑わしいのは、株ドットコム証券かな? たぶん大口個人の信用の投げでしょう。そう推察していますが、こればかりは本人に聞いてみないと分かりません。
大口対応が出来る証券会社なら、通常はこんなやり方はしません。こんな環境でも、必ず「買い手」を見つけてくれて…場には、成り行きで注文を出しません。だから野村証券はすごいのです。組織力が違います。
カタルは実際に見ています。丸紅から大口の決算対策用の注文をもらっても約定が出来ないのです。丸紅は1週間の猶予を与えてくれたのです。仕方なく、その商いを野村に持ち込むと、「分かりました」…と言い、瞬時に約定成立です。野村は一度、自社で株をプールをして、時間を置いて相手を探します。野村の社員が仕事が出来るのは当たり前です。
でもケネディクスの株価は、ずっとマイナスですからね。これじゃ、追証を毎日入れなきゃならないから、こうなるのは「自然の理」なのでしょう。だからカタルは、何度も追証は投げましょうと…述べていました。
でも流石のかたるも態度を変えたのは、先週の三菱UFJの55円安を見て、お金があるなら耐えましょう…と態度を変えました。たぶんこの株価の翌日の三菱UFJの寄り値は432.4円ですから、この株価が一つの基準になるのでしょう。
この時にカタルの知り合いに電話したら、「大丈夫?いざとなったら…なんとかするわよ。」と言われ…。よちゃんから電話もらったのが、もう一度NY市場が大幅安した木曜日の夕方だったかな? 流石です。気持ちが沈んで金曜日は耐えようと思い、お金のお願いの電話を、彼女に入れたけれど…繋がらず、仕方なく追証の整理を金曜日に敢行したのです。
昨日、もう一度彼女と話す機会があり、「次はお願いします。」…とカタルは述べました。基本的に、既に、まぁ3ヶ月もすると落ち着きます。だから株価は戻ります。
でもお化けが出るとすると…半年後、あるいは1年後は分かりません。そのお化けの対立は、WSJの記者証を巡り深まっているようです。 考えれば…色んなケースがあるのです。何も…基軸通貨問題だけでなく、ブロック化から太平洋戦争に突入した大恐慌後の歴史とか…。カタルだって馬鹿じゃないから、色々考えます。だからあの土曜日の原稿は2時間の空白があったのです。折角書いた原稿ですが、あまりに暗いから…止めたのです。
会員はカタルを支えてくれる仲間だから、レポートでは正直に色々綴っています。この会員の皆さんは、みんな優秀です。このレポートは多くの読者のアイディアに支えられています。救済銘柄候補のI君も、そうです。
カタルはいつも有言実行型ですから、月曜日に100株、そうして本日も100株買って、これで合計400株になりました。
まったく…この下げでも株価が下がらないのです。三菱UFJが下がる環境ですよ。この救済候補の銘柄は内容も優れています。読者からの提案です。カタルは多くの皆さんからアイディアをもらいますが…同調するのは非常に稀です。他人が何を言おうが…関係なし、わが道をただ、ひたすらに歩むだけです。
でも多くの読者の皆さんからのメールで、カタルのアイディアは生まれます。先日は中国の上海から現場のレポートを頂きましたね。カタルの娘がロンドンに住んでおり、ロンドンも日本の「後追い」をしています。
何故、「後追い」を強調したか? 日本株が「独歩高」する可能性があるからです。なにしろ…「失われた時代」の30年間の肥やしが、充分に行き届いています。ここに来て識者が色々言っています。此方のレポートを掲げましょう。カタルは馬鹿ですが、彼は東大卒で大蔵省の筈です。でも…ね。村論理しか知らない人は世間を知りません。120万円の生活も1億円の生活も分かりません。
実はカタルは小幡さんと面識があります。一度だけですが…研究室に行ったことがあります。兎も角…市場にはいろんな意見が溢れています。例えば強気の此方です。その中で…どれを採用して同調をしようが…自由です。どう行動しても…自由です。カタルに今回のコロナは違うよ…と諭されたメールは、ずっと前に頂きました。彼の言うとおりの現実を歩んでいます。
でもカタルは、人間は改善をする動物だと思っていますから、大丈夫だと思っています。その指標として、今はアップル株なのですが、日本株では三菱UFJとソフトバンクGの行方が注目されます。ケネディクスもこんな展開になると一つの指標に見えます。
「市場の整合性」とは…論理ではありません。様々な銘柄は、相関関係で成り立っています。その成り立ちを見て…時代のスピード変化を感じて欲しいのです。救済銘柄候補のI君が、どう歩むのか?
もう…コロナ、コロナと世界中でコロナ旋風が吹きまくっていますから、優秀なヘッジファンドは行動を始めます。株式市場に有名な諺があります。「人の行く裏に道あり花の山」
もう何も言っても、カタルの戯言を、皆さんは聞かなくなっています。これが「真坂、魔坂、まさか」の坂道です。皆さんはこの時代に生まれ、この環境を味わえ…ラッキーです。
ケネディクスを追証により400万以上も投げた人へ…
本当にごめんなさい。でもたかがお金です。200円幅で400万だから、たぶん10億円程度の損金になるのでしょう。ゴメンね。僕の顧客も同じような損失を受け、合計で40億円を飛ばしました。木曜日に電話をくれたよっちゃんは200億円を飛ばしました。お金は大切ですが、楽しみの道具です。
きっと時間が、心を癒してくれるでしょう。カタルが悶々として過ごした…あの時間は10年以上経ちましたが…懐かしい感覚です。でもあの眠れない夜を、あなたが今味わっていると思うと…泣けてきます。ほんとうにごめんなさい。でも夜は必ず明けます。共にがんばりましょうね。
今は力がなく…何もできませんが、本日の酒は、あなたと飲むことにします。夜に月が出ていると良いのですが…どうでしょう。あなたと共に、月を見上げて酒でも飲むしか今は出来ません。今の所、東京は晴れています。
また…明日。