頭の中

今にも泣きそうな空模様をみると「出かける」のは、やめようと思います。株式投資に似ています。コロナの二次感染が心配だから、株を買うのはやめようと考えます。

でもリスクを恐れずに行動をした人は、株式相場もかなり戻り、中には評価損が消えた人も居られるでしょう。カタル自身、追証で投げた実損が残りますが…持株の評価がマイナスから、プラス転換をした口座もあります。つまりようやく普通の状態に相場は戻ったのでしょう。

この理屈は、追証が発生しても投げずに…資金が続くならお金を入れ続け、カタルが述べた「彼岸底」の辺りを基準に、今度は同株数の買い増しをすると…日経平均株価では半値戻りですから、評価損が消えたことになります。

いつも…思うんです。お金があればなぁ~と、つまり、いつもそう反省をすると言う事は、自分自身の「力量」把握が出来ていないと言う事なのでしょう。

株式投資で大切な事は、この主観(主体)と客観の違いなのでしょう。自分が主体になって、物事を考えて…行動をしているから負けるのでしょう。

もし市場の客観評価を、常に…先読みをする事が出来るなら、常勝将軍とも言えます。それこそ、今回5兆円も損失を計上したバフェットを超えることになります。孫さんの1兆円などは可愛いものです。でも不思議ですよね。何故、バフェットは市場から叩かれず、孫さんは叩かれるのか?

市場には、常にいろんな評価が存在します。ホリエモンなんか…、一般評価は犯罪者ですから、社会では生きられない筈。しかし…多くの日本人は、彼を認めているから社会活動が出来ているのでしょう。この辺りの現象を見ても、日本の「村論理」と言うのは、崩壊しているんじゃないかな? 

何も…「鉄は国家なり」との古い戯言に踊ったメディアは、日本製鉄の高炉の閉鎖に至った現実を考えれば、己の行動の「浅はかさ」が露呈しています。ものづくりを煽るのも、いい加減にして欲しいものです。日本発が決して…一番ではありません。そう思いたいのですが、現実は違います。

カタルは今回のコロナ禍を見て、突拍子もない事を考えています。もう国家の概念が消えると思っているのです。何れ、地球連邦の考え方に変化するのでしょうが、その方向性の進化が早まると思っています。

FRBは、途轍もないドルを発行し、この裏付けの資産価値を、どう考えるのでしょう。昔、ニクソンショックの時に、金との交換をやめましたが…そろそろドルの基軸通貨の考え方が大きく変わってもおかしくありません。

技術進化により、キャッシュレス時代が到来し、大きな社会変革が進行しています。特に昨日のNHKのBSで、昔の番組の温め返しの番組「追跡!“ファーウェイ ショック”~5G米中攻防の最前線~」と言うのを観ていたのですが、これだな…と感じました。結局、1兆円もの研究開発費をつぎ込み、国家が支援するファーウェイには、勝てる企業はないでしょう。

中国は賢いから米国のようなあからさまな覇権主義を採用するかどうか。今は台湾問題などを観ると、意地を貫いていますが…やはり国家間の優位性を争う時代じゃないように感じています。

だからカタルはMAGA相場の成り立ちを見て、企業の基準がデファクトスタンダードになり、どんどん広がるのだろうと思っています。通信ではファーウィイの存在は頭抜けています。深浅のスマート都市なんか見ると、犯罪も減り、多くの職も消えるのでしょう。

米国のM2の発行と4週前比の推移

AIやロボットに代用されます。だからベーシックインカムやMMT理論など…の考え方が市場で注目されるのでしょう。今回の中央銀行の役割は大きいですね。此方を見て貰いましょうか? これはM2の週間推移です。期間の長いものと短いものを一緒に載せます。イメージだけで良いのですよ。

何故、歴史的な失業率の悪化でもNYダウが回復しているか?

市場は金融政策・財政出動の効果が、あると思っているのでしょう。株式相場は需給のバランスで動きます。ジャブジャブのお金に対し、限られた株式の構図ですから、このような結果になるのは目に見えています。でもカタルは、この先の予想を頭に描いています。5G時代になると…一気に人間の利便性が増します。

若者はプライバシーより「利便性」も求めており、情報の価値と言うか…本質をあまり考えてないようです。最近のグーグルは便利ですよ。

カタルはパソコンで「グーグルチャーム」を使用しており、スマフォもアンドロイド端末でシャープ製です。かみさんはアップルですが…。カタルはアンドロイドなのです。だからグーグルチャームをスマフォでも使っています。そうすると、パソコンとスマフォは一体化するのです。スマフォで検索したものを、お気に入りに追加すると、パソコンでも直ぐに見られます。その為に、最近はいちいち検索する手間が省け…皆さんにリンク先を紹介できるようになっています。

カタルがどんなサイトを見て、どんな行動を取っているか?

グーグルは情報を一元化して自社で管理しています。ある意味で怖い事ですが…利便性は増します。同じことが5G時代になると…ファーウェイの通信インフラにも言えるのでしょう。デジタル通貨時代になると…通貨のドルや元などと言う考え方は、古いんじゃないかと思うんです。だからMAGA相場と言う新しい時代に、移行するんだと思っています。国家より、企業の倫理観と言うか…理念かな? 

なんか…トランプ政権の誕生は、その為の「引き金」のような印象を受けています。この後、中国が米国の圧力を受け、どう変化するか?

この辺りが、時代の変遷の見所でしょう。世界の中央銀行がデジタル通貨を発行し、中国がどう参加をするか? 米国はドルの覇権を守りたいから、絶対に反対の立場でしょう。でも中国は、元の一元化は無理ですからね。思想の問題があり、他国は受け入れません。だから中国が譲歩をして、自ら変化し、米国以外の国と一緒にデジタル通貨に舵を切る可能性があります。その時に世界は一気に変化を加速させるのでしょう。

あまり…面白くないですか?こんな突拍子もない空想は…。でもこんな事を考えながら、カタルは相場動向を観て行くわけです。時代の変遷を、常に念頭に入れ…個別株の繋がり具合を考えて…銘柄間の動きの速度計算をしています。ですが…なかなか、この時間の壁を破るのは、難しいですね。

こんな事は分かるなら、あっという間にバフェット越えです。自分の頭の中で描く相場と現実の相場動向のギャップを埋め、何故、その差が生まれるのか? 一体、自分のどこが…間違って、その差が生まれたか? 常に、試行錯誤を繰り返し…。カタルは株式投資の実験を続けています。特に、主体と客観評価のギャップを埋める作業は大切です。

抽象論では、皆さんの理解が進みませんから、一例を示しましょう。

ロコンドの日足推移

カタルは1月19日の会員向けレポートで「ロコンド」を採り上げています。実際に興味を持ったのは1月8日に時点です。1月7日の日証金データで変化があり、その検索の中から選んだのが「ロコンド」と言う銘柄でした。この時点でカタルは直ぐに反応して自身でも、先ずは、打診買いをしています。

そうして、その事を、次の会員レポートで伝えています。ところがコロナ禍の影響もあったのでしょうが…新安値を付けて、実際には「ヒカル砲」で、株価が反応した時から買うのが、お金のない目先人間のベストタンミングでした。

でも通常は、買うために時間が必要なので、カタルがキャッチしたタイミングがベストでしょう。でもこの意志(相場観)を、どれだけの人が、貫くことが出来たか、どうか…。カタル自身、ロコンドとI君の比較で…I君に軍配を上げ、1万株程度の持ち株を外して、切り替えています。この間違いは、どうして生まれたか?

それとも…これからI君が急騰を始め、カタルの考えが正しかったのかどうか? 仮にそうだとしても…やはり速度計算を間違っているのです。600円から1200円ですから2倍ですからね。やはりロコンドは凄かったのです。

このように、主体と客観評価のズレは、常に発生しています。このギャップが何故、生まれ…カタルの相場観の精度を上げるためには、どう言う行動を取れば、正しかったか?この辺りの検証作業を、いつもしている訳です。主体と客観評価のギャップ修正の理解が進んだでしょか? 

まぁ神様じゃないから、仕方ないと言えば…仕方ないけれど、常にカタルはこんな事を考え続けています。本日は、コロナ禍の後の「未来社会」をMAGA相場の定着から、MMT理論やベーシックインカムの社会を念頭に、これからの見所の推移を語りました。

まぁ、カタル自身が、あやふやな状態ですから、理解をしろとは言いませんが、こんな風に…常に未来図を描いて相場を見ているカタルの頭の中身をレポートしました。

会員の方へ、今、順番に、毎日、パスワード発行をしております。時間がかかりますから、数日間、お待ちください。5月15日までには、皆さんにパスワードが届くように…しますから、お待ちください。尚、新規のシリーズは5月16日を予定しています。

それでは…また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2020.01.13

    市場の総意
  2. 2019.01.06

    兆し
2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
株式投資関連の本