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昨晩のNY市場は事前予想のように堅調な展開でしたが、やはり米国のメジャーSQの「トリプルウィッチング」を控え、綱引きが予想されます。今回の相場ほど「強弱感が対立する」意見対立の局面も珍しいのでしょう。そうして意外な展開です。

カタル自身は強気派の部類でしょうが、こんな展開になるとは…今年3月の時点では、全く考えていませんでした。この1861ドル安の亀裂は、強烈なコロナ恐怖相場を連想されるのに、充分な破壊力だったのでしょう。通常は2週間の観察が必要になります。今はまだ…その経過観察期間であり、注意が怠れません。

基本的には、来週一杯は様子見が正しい選択だろうと思います。

日経平均株価は22500円前後に位置しており、カタルが述べているデフレの関門である22750円の壁に届きません。しかし今回は金融政策も、財政出動も異常な水準で対策が講じられています。通常は、これだけお金が投じられれば…インフレが加速するのが道理ですが、スマートコミュニティーが進展しており、効率的な社会環境への転換が進んでいます。

車の燃費を考えると分かります。この技術革新の進展は留まるところがありません。今回のコロナ禍で、より一層、鮮明に…この流れが加速されそうです。

DXと言う技術革新は、至る所で進展を続けています。日本は様々な意見対立があり、ナカナカ、その導入が加速しません。村論理の基本である「みんなで仲良く貧乏になる行動」が身についている為です。通常は、みんなで前進をするのですが…実質経済下では、弱者に足並み合わせた集団行動になります。

ゴーン逮捕は、そんな事例に見えます。みんなで所得を上げようとする論理ではなく、逆に下げようとする論理です。

世界の一流域の指導者の収入は20億ラインです。大リーガーの契約金を見ると分かります。バブル崩壊の引き金は、一般庶民が年収の5倍で、家が買えように…と言う原点があったのです。その為には、所得を上げるのが正しい道でしたが、当時の指導者は、地価を下げることに主眼を置いた政策を実行しました。

故に不良債権処理が発生して、最終的に天下の電通の社員である高橋さんが自殺に追い込まれ方向転換をしたわけです。永遠と…清貧思想を繰り返した挙句、結論が出たのにも拘らず、実質経済論者はゴーン逮捕を始め、森・加計問題や桜を見る会、そうして検察人事で抵抗をします。

此処にコロナの爆弾が投下され…一気に名目時代への転換が開始されたと言うのがカタルのメインのシナリオです。でもカタルが知っている1980年代のバブル相場の始まりとは、少し違うような印象です。あの時は突然、銀行株はストップ高が続出して…全体相場がドンドン上がって行きました。

少し…形が違うのかも知れません。でも基本は名目時代が確立される相場だろうと思っています。名目時代の基本は「一度、上がった株は下がらない」…と言うものです。乖離調整は、どの株にも訪れますが…時間調整で推移して再び新高値を更新するのです。そうやって…全体の水準が底上げされます。

リーダーは更に強く、二番手、三番手が相場に追随する雁行型の株価上昇です。それが名目時代の株式相場です。果たして先駆した株の二段上げ、三段上げとなるかどうか。

ユビキタスの日足推移

例えば…一例を示すと先日カタルが推奨したユビキタスですが…この所は乖離調整を続けていましたが…この所、25日線を割れて、株価が気迷い症状に見えます。3月からの第一上昇波動が終了し…乖離調整が進行中です。いつ反発するか? この辺りの株価も一つの焦点です。次に今回の目先の高値751円を抜けて1月に付けた高値の845円を抜けるか、どうかが…焦点になります。

これが株式投資の於ける循環論です。順番に先駆した銘柄が休むと…また物色を元に戻すのです。これを順番に繰り返します。カリ調整と言うのは、安値で株を買った人が利食いをする時間です。その人達の利食いが一巡すると…売り物が薄れますから、今度は、買い方は僅かなエネルギーを投じるだけで、株価が再び上昇を開始します。どんな株も、乖離調整の試練は免れません。通常はこの乖離調整で振い落されます。人間は時間経過が耐えられません。

だから人間同志のトラブルで揉めて…なかなか交渉の糸口が見えない時は、時間を置けばいいのでしょう。優秀な弁護士は、その事を知っています。時間を急ぐのは貧乏人だけです。金持ちは時間を友達にします。

思い通り行かなければ…時間を置けばいいのでしょう。株式投資は「人生の縮図」のようです。様々な学びがあります。失敗したら、何故、自分はあの株価で株を買ったか? 何故、自分の行動は間違ったのか? それを考えます。

そうして数々の失敗を修正して行けば、やがて…「成功」の二文字にたどり着けると信じて、カタルは努力を続けています。でもなかなか…この世界は難しいですね。もうカタルには、あまり時間が残されていません。

だから…皆さんはカタルレポートを読み、カタルを批判しながら…ステップアップして下さい。このレポートはカタルの失敗の結晶です。

カタルは本日も、寄り付きでロコンドを買いました。やはり田中君に惹かれます。彼はテレビCMの効果が薄いとみると…インフルエンサーのヒカル君を採用し、多額の売り上げをあげたと言います。費用対効果が非常に見えやすい広告宣伝です。

前期は暖冬でブーツが売れず…売り上げが未達の可能性がありました。でも計画を達成しました。このインフルエンサーの利用で味をしめたのか? 今度はその効果が発揮されやすいコスメです。面白い展開だと思います。

同時にカタルは「オムニチャンネル販売」の推進は、ある意味で時代革命だと思っています。だから魅力的です。田中君の経営のスピード感が堪りません。

彼にお金を投じて失敗したとしても、納得します。むしろ彼の夢に…今年は賭けようかと思っています。最近はこの銘柄を雪だるま投資に選定しようとも考えています。

その雪だるま投資のケネディクスですが、本日より買い増しに転換しています。本日は寄り値で1000株を買い545円で5000株を買いましたが、540円の5000株は買えていません。どうなりますか…。

カタルは名目時代の確立のためには、「1300兆円の逆襲」と言うシナリオは絶対だと思っています。これは失われた時代で…消えたわが国の土地資産価値1300兆円が、バブル期の水準まで戻ると言うシナリオです。この為に日本は貧乏になったのです。政策の方針一つで、いくらでも考え方は変わるのです。バブル期では自転車操業の不動産利益でも、PERを100倍で評価しました。

カタルは様々なシナリオを実践しています。そうして本物を目指そうと日々努力を続けています。周りは関係ありません。カタルと市場との戦いです。

市場と言う荒馬を乗りこなす事が出来るかどうか…。だからいつも事前に公言してその通り実行しています。当然、このレポートを利用して、カタルより成績のいい人も居るし…悪い人も居ます。

情報と言うのは、彼の意見が正しいとか…間違っているとかを論じるものではなく、なるほどなぁ~こういう考え方もあるんだ。そう感じることが、多いものが価値のある情報なのです。気付きを与えてくれるかどうか…なのです。

自分で接している情報は、限られたものです。だから読者からこんな話があると…との情報メールは嬉しいですね。カタルは多くの読者に支えられて…今があります。皆さんの反応がカタルレポートになっています。共に…良い日本を作り上げたいと思っています。もうこの年ですから、お金なんか…そんなに必要ないですからね。

さて本日買ったロコンドは、どうなりますか…この3日間連続で寄り値を買っていますが陰線です。目先の売り物に押されています。今ほど、神主さんから電話があり利食いをして100株だけ残したそうですが、カタルが買っていると言うと「えェ~」と驚いていました。そうしてじゃ、100株、また買ってみるかな?…と言っていました。彼には時代変化が理解できないのでしょう。何しろ…80歳ですからね。

さて他はソフトバンクですかね。やはり来ています。もっと上ですよ。ここからが本番です。株と言うのは、だんだん上昇するスピードが、加速するものなのです。なんか…魅了されています。

書けば書くほど…良く見えます。困ったもんだ。この高値なのに…。本日こそ…ロコンドは大幅陽線を立ち上げないかな? 全体が沈む時がチャンスです。一気呵成で2170円を奪回して、新高値へ…それほどの器でしょう。

それでは…本日はこの辺で、また明日。 また買ってみるか…本日の安値は1615円でした。今の株価は1646-1658-1515-1642=283900(10:19)です。それじゃ…成り行きで500株だけ買います。ハイ、今1644円で500株のお買い上げです。 寄り値と同じようなものです。カタルのこれまでの最高の買い値は1710円です。

果たして、どんな展開になるか…楽しみです。



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