昨日は閑散のなか…中小型株が乱舞し、昔の賑わいが戻っている様なイメージです。果たして本当の意味で「名目時代」下の株式相場になるかどうか…。この名目時代における株式相場とは、多くの株価が一旦、上がっても、下がらずに…全体のパイがどんどん膨らむ様相を述べています。
この心理的変化の壁が、日経平均株価で22750円の「デフレの関門」だとカタルは述べています。そもそも日本は、バブル発生以前の1985年プラザ合意時分に、国家戦略を誤って採用して、村論理を強引に推し進めた結果…「失われた時代」が生まれました。世界で初めて、こんな実験をしたのです。「資産価格効果」を無視した経済運営です。
この資産価格効果とは…具体的に「株」や「土地」の資産価値を認めない政策です。
所得には日々稼ぐ収入と、資産から得る所得があります。金利もその一つです。でもプラザ合意時代にグローバル化を拒み、村論理を維持しようとしました。その結果、多くの自殺者を生み、就職氷河期を経験し、日産自動車「マーチ」のタイへの生産移転、そうして電通の高橋さんの自殺などを経て、日本は方向転換をしました。ヤマト運輸の労働改革は賃上げから配達料金の値上がりに転換しました。ようやく…値上げです。
日本人は従順な国民精神だから、企業が賃金をカットしても、それを甘受します。だから「失われた時代」の時間闘争になりました。みんなで「痛み」を享受したのです。
わが国が、失われた時代の間に失った国民財産は、土地だけで1300兆円に及びます。この金額は国家の赤字と同等額です。馬鹿政策をやったために…国民は大きく疲弊しました。NYのランチ価格は2000円になり、日本は500円です。この差が馬鹿政策のツケです。日経平均株価が22750円を上回ると…今度は、何が起こるか?
世の中に「希望が溢れる」社会構造になり、他人を批判しない社会になります。何故なら、人々の懐が暖まり、誰もが「寛容な心」を持つようになります。
本来、「振り込め詐欺」と言う弱者を苛める詐欺など…人間の腐った連中がやることです。どうせやるなら…積水ハウスのような大企業を相手に、地面師が仕組んだ詐欺の方が筋は通っています。痴呆老人を食い物にする詐欺など…絶対にあり得ない選択です。同じ詐欺でも…品の善し悪しがあるでしょう。
社会が荒廃するから弱者を苛めるのです。情けない国になりました。メディアには馬鹿ばかりが、上に居るようです。報道にも品質があると思います。隣の浜ちゃんが、良く言っていたのは、「吉本興業が日本を悪くした」と言っていました。ある意味で社会が暗すぎるから、お笑いで過ごすしかなかったのでしょう。たぶんカタルは「逃避行動」だろうと思います。人間は本来、難しい課題にチャレンジして前に進む動物でしょう。
あまりに長かった清貧思想の為、カタルのように「挫折」を続けている人間も多い事でしょう。でももう直ぐ…夜明けです。果たして…先駆して、株式市場はその片鱗を見せるかどうか…。此処が今の相場で最大の見所でしょう。
カタルが今後の注目点を書き続けますから…参考にして下さい。一応、有料会員が居ますから…やはり情報の伝達スピードも差を設けていますが、カタルは非常にオープンな性格です。メールで問い合わせがあるなら、新規のレポート銘柄も公開しています。多くの皆さんは情報の価値を理解していません。
日本人は、情報がタダだと思っています。でも実際は違います。ジョージソロスが何故、生き延びたか? 時には命を左右するほど…情報は重要です。株式市場は…識者のゲームの世界、大衆から効率良く利益を得られるかどうか。我々は肉体労働では、若者に勝てませんから、せめて知識を使うゲームで、彼らとの競争に勝たねばなりません。
本日は、またテクノスジャパン(3666)が高いですね。カタルは昔「NSW」(9739)と言う株を推奨したことがあります。その株は、この500円ラインから3000円まで行き、今は2000円台の株価です。似たような経過を辿ると思っています。カタルは、残り1000株だけ残して、目先は利食いを終えました。この程度なら、いくらでも…銘柄を掲げられると思っています。でも良い動きです。小型現物株らしい値動きです。
アララ…難しいかな? 先ほどロコンドが下げて来たので1830円から10円刻みで1800円まで合計4本の買いを用いましたが、本日は買えるかどうか…。
カタルはこの株価水準から、上は「博打の領域」だと述べています。でも時間の経過で、この博打も、投資に変わります。現時点では、誰も先の事が分かりませんから、冒険の株価水準になります。でも此処から上を買うから…相場は面白いのですよ。結果が分かった相場は、面白さが欠けます。
皆さんは間違っています。株は良い銘柄を買うのではないのです。今の株価が何故、上がり続けるか? コロナの二次感染リスクがあり、米国の大統領選も不透明です。
通常、多くの不安を抱えますから、株なんか上がらないと思うでしょう。でもその考えは間違っています。カタルの解釈は…誰もが先の事が分からない。だから激しく意見が対立するから、株価が上がり続けると思っています。株価が上がるか…下がるかは…企業業績が向上するから上がると言う面もありますが、一方では、意見対立が激化するから株が上がるのです。
仕手戦です。何故、カタルがこの手の株を好むか? 「意見対立」が飯のタネになるのです。カタルが大金持ちなら、三菱UFJを2000円、3000円にかち上げます。強引に腕力で買い上げます。そうすると…面白いですね。ジャンジャン空売りが入ります。
何故、この着想が生まれるか?
ようやく…リーマンショックのガンであった「フェニーメイ」と「フレディマック」が民営化されます。先日、モルガンスタンレーと、JPモルガンが資金調達に向けて動き出しました。この報道の意味は、多くの人に理解できないと思いますが…カタルはドイツ銀行の動きなど…「市場の整合性」を、この報道に見出しています。今日は非常に大切なヒントを掲げています。
何故、株価が上がると思っているか? いよいよ始まるのでしょう。貧乏人の朝三暮四の世界と…金持ちの時間軸は違います。兆円単位のお金を動かすためには、本当の経済活動の底に流れる経済を感じて、資金を移動させます。通常は2年程度の時間が必要になります。まぁ、一般の人の「億」レベルの話ではないのでしょう。ここから2年から3年程度、ジックリ株を集めると…未来は輝きます。こんな話をしても、誰も、その価値を認識できません。
やはり貧乏人は朝三暮四です。テクノスジャパンのような小型株が乱舞した方が楽しいのでしょう。でもカタルは、この時期に「名村造船」などの話をして、実際にカタルは、その動きを見る為に…自ら打診買いをしている事実を、皆さんに報告しています。
アララ…ロコンドちゃんの下値は1832円ですか…。実は昨日のVWAP(出来高加重平均取引価格)が1828.03円なのです。だから指値を1830円にしたのです。
皆さんも、今後の取引に参考にされると良いでしょう。「押しは空まで」…とかの諺はありますが、プロが下値を見る時に参考にするのは「VWAP」です。だから昨日の市場心理が大きく好転したのでしょう。よって…本日の寄り値が1902円だったのでしょう。高寄りは、この銘柄にしては珍しい現象です。
この意味は、株価の上昇角度が更に変化するタンミングに来たと言う事でしょう。カタルは常に、色んなことを考えて市場で実験をしています。
最近の半導体のスポット相場は弱く…なかなか反転をしません。コロナの影響が続いているのでしょう。でも昨日は原油価格相場が久しぶりに高値圏になっています。同時にイランの通貨が暴落しています。この関連性も「市場の整合性」を考える上で重要なヒントです。
カタルの株式教室、貴重な現場の知恵を、皆さんに提示しています。あとは皆さんの活用次第です。毎日カタルレポートを読めば、なるべく有意義なヒントを提示しようと思っています。
アンリツが上に抜けそうな動きになっています。この株とアンジェスやPSS、テラなんか…の動きは「繋がり」があるのです。…と言っても、皆さんには理解できないかもしれません。ズバリ、「新旧の交代劇」を意味しています。
そう考えて株価の動きを比べると、カタルが観察している意図が、理解できるでしょう。プロは常に、市場に株価の動向を観て、相場の流れを考えています。今日は最後に…縦軸と横軸の比率を変えたグラフを提示します。その印象を感じて下さい。メディアは、嘘を言っていませんが…このような錯覚を多用して、皆さんの心を誘導する事例として、掲げておきます。
これはロコンドの同じ期間のチャートです。横軸と縦軸の比率を変えただけです。実際にはもっと…大きく表示すればよかったのです。
仮に期間を変えると、もっと恣意的なグラフが作れます。此方です。この上昇角度が、更に大きく変わる分岐点に居る可能性があります。一気に株価が3000円とか5000円に上昇しても…こんなオモチャのような株は、何が起こっても不思議ではありません。もうかなりの玉が沈んでいるのでしょう。だから値動きが、より一層、ここから激しくなるかもしれません。
ハイ、今1830円が買えました。次は1820円です。そんな訳で皆さんはどうするか?
株式市場だけを観ていれば、世界の動きは分かります。急速にアンリツの株価が勢いを失っています。今、全体の株価が下げてきました。こうなると…再びアンジェスやPSSにテラなどの出番が続くかもしれません。まぁ、綱引きでしょう。
カタルは、アンリツを買えますが…アンジェスなどは絶対に買えません。まぁ、株式市場はどんな考え方も、それぞれの自由です。自分でよく考えて行動すれば良いのでしょう。未来は誰も分かりません。互いに株式市場を楽しめば良いのでしょう。
それでは…また明日。