かたる:今回は…流石に迷いました。しかし比較的儲かっていることもあり、ポジション整理を実行しました。短期ポジションはすべて閉じ、フュートレックは1000株だけ残しましたが…他は閉じました。中長期運用の口座は、儲かるものを中心に処分し過大だった1000万ほどの建玉を処分しました。何故か、短期ポジションの口座の運用成績は良く、年初から資金は倍増したようです。でも中長期の口座は、期日物が多く損を残したままで、これでまた含み損失を抱える始末です。まぁ、僅かなのですが…損は損ですからね。一応、5月の期日は全て処分した次第です。カタルの運用など…どうでも良い話ですが、何故、金曜日の下げが拡大したのか? カタルには、サッパリポンなのです。
でも良い選択眼をしていると思っています。例えば…本日はストップ高しているMDV(3902)は、前回、買おうと思っていた銘柄です。その後、業績見通しを減額修正し、一度、売られた銘柄ですね。覚えていますかね? 過度の警戒感は必要ないと思っていますが…分からない時は、いつも目一杯買っているカタル君故、貧乏人なのでポジションを減らすしか手立てがありません。通常の人なら、下がれば買えばいいのですが…何しろ貧乏人ですからね。後がありません。保険料を献上し、様子を見ることにしました。でも買いたいと思っている株は、みんな上がっています。トホホ…。
フュートレックは、今回、初めて違和感を覚えました。通常、新高値水準なので、金曜日は下げないのがセオリーです。しかし、このやり方もありかも知れませんが…カタルなら下げません。でも金曜日の取り組みは好転し、ふるいを入れているだけかも知れません。もしやるなら…何処かで、一気のストリーだと思うのです。何かを待っている様な動きでもあります。本日の968円は問題ありませんが、引けに掛け崩れるようなら駄目でしょう。
今の株価は1013円で…寄り付きは1003円ですね。一応、動きに異質のものを感じたので…、一旦、仕上がり宣言ですね。まぁ、668円からの参加で最安値は556円の買いだったのでマズマズかな? 本年一発目の銘柄としての出来は、まだこの後も続くので分かりませんが、マズマズの合格点でしょう。でも日本通信も500円の仕上がり宣言から、2倍以上の1200円台ですからね。意外に…ここからが本番かも知れません。
ケネディクスも持ち株を大きく落としました。410円台の買いなどを売りましたね。またやりました。500円台を買い、この水準で利食いと言うか…投げを入れています。本来は、買い増しのように感じていますが、何しろ貧乏人ですから、後がありませんからね。買いたい気持ちを我慢して、安全の為に保険料を献上した次第です。相場観とは違う発想ですね。自分の力量に合わせた投資をしなくてはなりません。力量をどう把握するか…これが一番難しいですね。自分の考えと違う行動をとると言うのは…実に難しいものです。
さて弱気に考えるとすると…米国や中国の動向も下がる事になりますね。日本だけが下がるのは不自然です。あるいは…一部で懸念されている為替の100円割れを目指すのか?しかし…既に日本は赤字法人への融資も再開しており、名目の世界に入り始めていますからね。そもそも、以前話したことがありますが、円高傾向になると言う事は…インフレ率の違いですね。米国などの諸外国に比べ、日本が清貧思想を貫いている為に…デフレになっているのです。でも遅れましたが、ようやくマイナス金利導入ですからね。
この動きを観て、国債からリートなどの不動産投資に資金が動き始めています。現状は非常に緩やかですが…「ゆうちょ銀行」の不動産市場参入や国土交通省の不動産投資市場育成の政策は、確実に名目の世界に入ったことを示しています。だからケネディクスだけを観ていれば…日本の未来は、分かると述べていたわけです。この考え方は変わりません。この発想は、全く自然で…相場の焦点は此処にあります。現状は日銀のマイナス金利を否定するアホが多く、マイナス利回りの国債が、宝物のように扱われていることですね。紙屑なのに…宝物としてみている馬鹿な機関投資家がゴマンといます。6.1%国債を損して売った経験など、みんな…ないのでしょう。それほど長い「失われた時代の肥やし」と言う訳です。お金持ちは債券先物の口座を開設して、国債の空売りを模索しても良い筈です。
さて、これからどうするかな? 空売りも考えましたが、意に反し…昔からやりません。でもやったものは…必ず儲かりました。空売りで損をしたことがありません。候補としてはシコリ感が強いパイオニアですが…、もともとアフターケアとして300円台の戻り相場は想定していました。でも此処から難しいですからね。大納会は335円でした。でも最近は、明らかに誰かが手を入れていますね。あの時、違和感を抱きながら強気を堅持したために手痛い失敗を犯したのです。この銘柄は昨年夏の後、250円前後からの参入でしたね。覚えていますか? 大概、失敗した銘柄でも、最初に紹介した時に手掛けていれば、みんな儲かっていますね。
テクノスジャパンと、共のやっていた銘柄です。結局、待っていても良かったわけです。テクノスジャパンは、カタルが投げた株価位置から1000円以上、上ですからね。流石だな。我ながら…いつも良い銘柄を選択しています。先日、紹介したカイオムも上がっています。この自信が、アダになり現状のカタルの苦境がありますね。でもドイツ銀行のココ債など…片付いておらず、メットライフの勝訴は、米国の金融政策の影響を及ぼすのかどうか…。世界経済を考える場合、此処に焦点がありますが、まだ誰も指摘していませんね。カタルの考え方が間違っているかのように…現状は動いています。やはり危険ですね。ダリオ時間なんてものではなく…金融規制は悪法です。でもこの壁は一旦乗り越えてから、改善されるかもしれませんし…この辺りは分かりません。
昨日、テレビを観ていたら…ホセ・ムヒカ大統領(ウルグアイ)の演説を目にしました。此方が日本語訳の付いたビデオ映像ですね。「豊かとは何か?」を問うた演説です。株屋としては、敵対的な立場に位置する意見ですが、何故か…本物観があります。豊かとは、心の持ちよう…だと説いている訳です。事実、お金集めは際限がありませんからね。自分自身の心の持ち方が、重要なのでしょう。株式投資の力量把握と似たものがあります。
多くの人は、良い銘柄さえわかれば儲かると考えていますが、違いますね。良い銘柄でも途中で株価は上下を繰り返し…その波動に乗る場面で成果は違います。最安値を買って直ぐに急騰する株などあったとして…なかなかベストタイミングと言う事はありません。大概は、後悔が生まれるものです。あの時に売って置けばよかったとか…。買っておけばよかった…と言うものばかりです。「分を知る」と言う事が、如何に難しいか…考えさせられます。
今日はムヒカ氏のビデオを観て、それぞれ読者自身が、自分を見直してみると良いかも知れません。そのビデオ映像は此方です。また…明日。