いやはや驚きました。NY市場は強いですね。今度は中国経済の好調さが背景にあると言います。昨日はダリオ氏の「負け惜しみ」のコメントを載せました。以前、彼の弱気コメントを紹介していますから、その意味で…比較の為に現状の彼のコメントを載せました。
彼は、非常に優秀なヘッジファンドのリーダー的な存在なのです。彼のコメントを通じて、今の市場を語っている訳です。
「市場の整合性」と言うのは…絶対なのです。でも個々の動きを観ているだけでは、その関係が掴めません。目に見えない繋がりを、どう見極めて…その現象をどう解釈するか?
株式市場の未来図の読みは、今、起きている現象が、何故、生まれ? その背景に、何が存在するか?
カタルはいつも仮説を述べています。未来図の仮説です。この仮説が当たる事もあるし…外れることもあります。でもカタルは自分の読みに「絶対の自信」を持っています。でもなかなか時間が合いません。その最後の壁に…今は、挑戦しています。
例えば…昨晩のNY市場は大幅高しました。この背景には6月のIMS非製造業指数が57.1となり、コロナ禍からの明確な脱出を示しています。
これに加え…中国の経済状況が大きく改善し始めると言う期待感が増してきました。その様子を上海総合株価指数で見ましょう。この動きと本日の日経新聞の市況面で鉄鉱石の輸入が活発してケープサイズのばら積用船料が急騰していると言う記事は整合性がありますから、この株高現象は信頼性が高まります。
市場の整合性の考え方です。NYダウチャートは採用銘柄が少なく…偏りがありますがSP500は、綺麗に新高値を目指す動きに見えます。ナスダックが高値を更新したように…時間の問題でこれに続くのでしょう。
何故、カタルが全体株の底上げを考えて…駄目銘柄の名村造船(7014)を買ったり、自動車関連のスミダ(6817)やユニプレス(5949)を買ったか? そろそろ自動車関連の株価も底を打ち、反転するタイミングだろう…と言う観測が、背景にあります。この上海総合株価指数の上昇は、その事を示唆しています。
何故、カタルがエレクトロンやレーザーテックの話をしたか?
本日の日経新聞に中国の半導体の動きが載っています。でもこれは危ないのです。丁度、Vテクが1万円台の株価に突入したような現象で、株価の賞味期限が限られます。
設備投資はある意味で市況産業のようなもので、急速な企業業績の改善に繋がりますが…熱しやすく冷めやすい産業分野です。安川などは…本当はもっと評価は低い筈ですが…ファンドの連中の「核銘柄」になっており、需給バランスで株価が支えられています。この背景は、昔、解説しています。
皆さんは、株式投資の素人です。証券マンも10年もやっても…なかなか「市場の整合性」の考え方が、身に付きません。だから分からなくても良いのですが…カタルは意欲のある皆さんに、株式投資のイロハを知って欲しい訳です。
よく理解できれば…皆さんは、真剣に株式投資に参加するようになります。でも誰も株式投資を解説してないのです。テレビでコメントをする評論家は、素人以下のレベルです。証券会社の解説者もそうです。聞いていると…呆れるレベルがアナリストの肩書で…本当に、株を知っているのかどうか? 疑わしいのです。
本物なら…年収2000万や3000万レベルではありません。億は軽く超えます。カタルは実話を話しました。歩合セールスで、本物の大山さんが藍沢証券で1億の報酬で顧問かな? 雇われたのですが…当時の関東財務局か、大蔵省から文句を言われ…やめて貰ったのです。これは本当の話ですよ。
ゴーンを地検が挙げた話に似ています。これが村社会です。逸脱するレベルを認めません。カタルは収入が少ない時に、子供の学資ローンの申請をしたら却下され…年収が数千万の時にも申請したら、やはり却下されたのです。民間の金融機関ではなく国の銀行です。東京の新川にあります。茅場町近くの…場所です。
つまり…この国は中間的な人間には優しい国ですが…上にも下にも行く人間は認めないのです。年収が300万から2000万止まりかな? そういう国なのです。村論理です。
でも世界は違います。出来る奴には20億ラインが基準です。マスクは6兆円のボーナスとか…本当かな?
本日の日経新聞にグーグルの「暖めて育てるグーグル流」と言うコラムが掲載されていました。中身を読んでいませんが…たぶん成果主義の考え方が述べられているのでしょう。コロナで…リモート営業が一般化してドンドン世間は変わります。世の中は、「働いてなんぼ」…なのです。
言い訳などは、どうでも良いのです。成果を出さないでグダグダいう奴は消えるのです。だから本物志向になります。日本は特に、偽物ばかりが上に居ます。でも時代は加速度的に変化していますから、早めに対処をしましょう。
証券マンは、カタルレポートを毎日読めば…皆さんが経験をした10年、20年以上の知識がこのレポートに詰まっていると思います。
日経新聞なんか…糞新聞です。いつも後追いで…他社の真似ばかりです。多少、上手なのです。世渡りが…。それと村社会に支えられているから、論調も冒険をしません。だから…日本の「失われた時代」が長引いたのです。
メディアの責任です。NHKもそうだし…みんなそうです。でも幸い、日本は言論の自由があり…なんでも本音を言えるし、米国のMAGA相場も観察でき…やる気さえあれば…海外の資料も直ぐに手に入れらます。もう新聞に頼る時代ではありません。自分の頭で考えましょう。
冒頭の解説…そうして、これから書く各論の話、非常に重要な点です。
カタルは売り場などは、分からないと言っています。自分で高値を買って回転が効かなくなれば…あの時が売り場だった…と、後でわかる訳です。昨日はコロナ関連株のアンジェス、PSS、テラの3つとロコンドの解説をしています。
そうしてカタルは、ここ2週間程度でロコンドの今後が、分かると述べました。昨日の後場の動きで…ほぼ確定です。
やはり10月に4000円のシナリオは消えていません。故にカタルは本日も追加で成り行きで500株を買い、1500円で500株の買い指値を用いました。でも直ぐには上がらないと思いますよ。だから上がりそうに見えても、無理をせず…下値を待つ姿勢で良いのでしょう。やはり1Qの発表後(7/14)だろうと思います。
その理由をこれから説明をします。本来は先週の木曜日にアンジェスやPSSなどと同様にロコンドが大幅に下がるのはおかしいのです。全く別のグループです。しかも一時的な利益と継続的な利益の違いです。
でも今回の相場はカタル銘柄にしては、珍しく…イナゴ族の参加があります。この連中は、銘柄などは何でも構わない、要するに株価の値動きだけで…心が動く目先の「博打人間」です。本物も偽物も関係ありません。だからコロナ株に上手く乗れたわけです。
でもカタルは最初からワクチンなどは、短期的な一時的な利益で…世界のワクチン会社は商売にならないから、身売りをしている実例を知っているから、アンジェスなど…どうでも良い株でした。
でも凄く…株価は上がりました。だから驚きました。市場はドンドン素人化しています。でもこの新世代のイナゴ族を上手く利用して…こいつらを育てねばなりません。この中から、新しいスターが登場する筈です。
小手川君とは親交はなく…彼のその後は分かりません。いくら勘が良くてもせいぜい100億程度でしょう。それ以上になると、本物の知識が必要になります。目先の鞘取りでは…無理です。だから彼を超える本物が、日本にも誕生して欲しいと願っています。その礎になる為にこの「カタルレポート」があります。カタルを踏み台にして飛び越えて下さい。
カタル批判は大いに歓迎です。お前の「ここが間違っている」と批判をして下さい。右の所にメールアドレスが載っています。
カタルは貧乏人です。今回もロコンドが下がったので追証対策を迫られ、ロコンドを買いながら…他は損をしました。およそ200万から300万程度の損金でしょう。故にカタルを反面教師にして成長して欲しいと願っています。若い人は頑張ってくださいね。
さて昨日の後場にPSSは崩れ…ロコンドは逆に上昇をしました。この現象は…どう言う背景があるのでしょう。たぶんの…仮説です。
個人の持ち株が、被っている為です。だからアンジェスやPSSが下がると追証になり、広範囲に値動きの良い新興株が連動して売られました。丁度、ロコンドも乖離調整を欲していましたから、タイミングがピッタリ合いました。でも流石に物が違います。だから昨日の後場から…動きが変わりました。
カタルは「相場は相場に聞け」!と述べました。目先のイナゴ族がどの程度、ロコンドを保持しているか分かりません。もし、もっと持っているなら、昨日の後場の動きはなく…本日の動きもありません。それでは何故、アンジェスとPSSの動きは、多少違うのでしょう。これは現物株と貸借銘柄の違いでしょう。それにアンジェスは大きいのです。
本日は微妙なラインです。PSSは、昨日で木曜の安値1749円を割れました。そうして続落しています。アンジェスは昨日は割れなかったけれど…本日は割れましたね。でも僅かです。
カタルは割れないかな?…と思っていました。そろそろ…反転してもおかしくない値幅です。PSSは貸借だから…1400円割れから段階的に買い下がれば…一回はリバウンドがあり、鞘を抜けるでしょう。ただし博打ですから、短期の取引ですね。でもロコンドは新高値を抜きます。この違いがあります。
アンリツは…又、カタルの売値になったのかな? 確か…この2530円で利食いをしたと思います。反転です。本日は何故か…介護のツクイが高いですね。他にも注目される介護関連株があります。でも会員が優先されます。
銘柄なんか一つで充分なのです。ロコンドの25日線は1636円です。本日の動きは1525-1618-1522-1585=345900(9:44)ですね。この水準を早く回復するなら…駄目相場の夏も、期待できます。
本当に…10月に4000円、来年の1月は1万円の器かも知れません。最も順調に行くケースが、この日程でしょう。そうすると来年末には株価3万円もあり得るかもしれません。久々のヒット銘柄になります。Vテク以来です。株価10倍は…。
可能性はあります。昨日の後場の動きで…下値不安が消えました。たぶん今度は1500円割れが、あるかどうか…の展開になるのでしょう。出来高推移など色んな条件が揃わないと駄目です。
相場は相場に聞け!…です。たぶん…全体相場も「底上げ」の相場展開になると考えています。自動車株や半導体などが注目されます。問題は底入れをしているかどうか…の段階ですね。だから下値圏は安全ですが時間が掛かります。逆に高値圏はリスクが高いですが、時間を短く判明します。値動きが良いのです。それぞれ好みの問題です。
長くなったので…本日は此処までです。カタルは1910円のロコンドを高値で買い、今回の急落相場も1670円から買い下がっています。参考にして下さい。相変わらずのロコンド病です。
おまけに靴まで、実際に買いました。本当はヒカル君の靴を買おうと思ったけれど…あまり趣味が合わず、株主優待を使い2000円引きで16000円台の商品を買いました。売り上げに貢献しました。この結果は2Qに反映です。10月にカタルの買いものが決算に反映されます。僅か16000円ですがプラスしました。頑張れ!田中、応援します。