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ようやく…三菱UFJ(金利裁定)に続き、米国債10年物(資金逃避)に変化の動きが出ました。その5日間の動きを見て頂きましょう。基本的に緊急避難的な資金逃避の動きが一服しています。

米国債10年物の5日間の相場

米国の減税対策の可能性が薄いとか…。WHOがパンデミック宣言と言う一般的な話題をカタルは避けます。そんな事に紙面を割いても意味がないからです。カタルは本日、一昨日買った三菱UFJを利食いして…僅かな利幅ですよ。たった3000円です。でも利食いです。この混乱でも、あの2000ドル安の「後場寄り」に買った株価で利食いになるのです。

その代り…信用の枠が空いたので、Jトラスト、ユビキタス、ロコンド、SUMCOなど…勿論、半導体のF君も買いました。所詮、銀行は大きく戻りませんからね。それより変動率の高い株を寄り値で買いました。その理由が米国債の利回り上昇=価格低下です。

カタルはヘッジファンドが、いつ株を買い始めるか? それを注視しています。

だっておかしいですよね。中国の感染者が減ったのに…NY市場は、その後で大暴落を始めているのです。中国の感染者が減ったのは2月17日だと思うのです。そうして…その翌週からNY市場の「売り仕掛け」が、始まりました。1000ドル安になりました。そうして2000ドル安、1100ドル高、1400ドル安です。

株の世界は、いつも…「少数派の勝利」なのです。大衆が儲かった試しがありません。WHOのテドロス事務局長はエチオピアの出身です。中国の一帯一路の恩恵を受ける国です。裏でお金が動いているかどうか分かりませんが、当初は…中国に温情的な態度が問題化したことがあります。

カタルが強気に構えたのは…もう投げは続かないと思っているからです。もうカタルが何を言っても…株を買う人なんか居ません。今までは寄り付きから、ガンガン株価が下がりましたが…今度は投げが終ると株価が上がらないにしても横ばいのままでしょう。そう投げ物があるとは思えません。カタルは本日も投げようと思ったのですが、米国債の上昇を見て(金利の上昇=価格の低下)新しい段階に来たと思っています。

そこで…今週末にも書く予定だった会員向けの資料を含め、幾つかの現象を公開読者にも述べることにしました。本当は情報に対価を払っている会員を優先すべきです。ですが…一般論なら構わないと思い、カタルの間違った感覚の為に、他より強気を貫いた読者にお詫びの意味を込め綴ります。

アップルの日足推移

一つの現象としてアップル株は、まだ崩れていません。S&P500はNYダウに比較して強いですね。更に強いのはナスダックです。

NYダウ平均株価の週足推移
S&P500の週足数
ナスダックの週足推移

この解説はMAGAの話やスマート化が加速される話と解釈しています。

SOX指数の推移

そのレポートを一つ紹介して…これを読んでからSOX指数を見て下さい。このレポートは韓国のサムソンの操業の低下から半導体の手当てがあり、DXI指数が上がっている可能性がある為に、一概にスマート化が加速するとは言えませんよ。

世の中には色んな見方があります。カタルは前から会員向けに節分天井彼岸底説を述べてきました。その理由はアップルの乖離問題です。本当はカタルが1月FRBの金融政策が引き金かな?…と思ってきましたが、FRBは資金供給を継続しました。そう考えていた時に今回のコロナ騒ぎです。このチャンスを利用しない手はないですからね。

相場の現状は508円安の18907円ですね。まだ戻りませんね。カタルの観測が外れるかどうか…いつも外れているから、もう慣れっこです。でも本日寄り値で買った株の5銘柄の内4つは利食いのようです。9:35です。どうなりますか…。実は2月の半ばまで、非常の好調だったのです。もう大丈夫かな…と思っていた自分がいました。でも昨日は反省をしました。やはり時間を置くべきだったと…貧乏人は時間経過を耐えることが出来ません。

本当に困った性格で、馬鹿は死ぬまで直りません。だからカタル時間のカタルの思考パターンを皆さんは良く理解しないとなりませんよ。馬鹿に付ける薬なんてないのです。バフェットが引き合いに出しているリーマンショックの時でさえ…カタルは強気を通し40億円も失った馬鹿野郎の人間です。あの時は流石のカタルも堪えました。でもバフェットの言う通りです。そのバフェットの談話が此方です。

先日、邦銀株が下がる中…カタルはこう述べています。CLO不安など杞憂だと述べました。今の金融システムはガチガチなのです。もともと景気はお金の回る速度の問題です。流石トヨタ、良い時も未来に備え…賃上げをせず、今回もコロナで経費を削ります。カタルが経営者になったら、企業は直ぐに破たんするかもしれません。何しろ、この性格です。

本日の三菱UFJの株価は431-432-422.5-424.5=2639万株(9:43)ですね。まだ412円を割れていませんね。「相場は相場に聞け」と言うのはいろんな銘柄を見て、「市場の整合性」を考えることです。株価は下げましたが、米国債が売られ…危機感が遠退きました。だから当然、三菱UFJの株価は上がるはずです。しかも「金利裁定」と言う鉄板ですからね。あの日の寄り値は432円です。本日、果たして戻せるかどうか…。

もう一つ、掲げたアップル株は依然200日線さえ下回っていません。この下げで…何故か強いままです。だからMAGA相場…つまり株式市場主義の可能性があります。トランプがどう対応するか…見物です。

カタルはこの性格なので相変わらず強気に対処をし続け大ヤラレしています。まぁ、これも人生です。しょうがない。考えても損失は減りません。世の中はなるようになります。皆さんは悲観な方向性ばかり目を向けて生きています。だから日銀様が躍起になって、日本を名目時代に連れて行こうとしているのに…何処かの政治家が日銀様の買値19500円を割れて損失が生じたらどうするんだ…と詰め寄ります。

こういう現象が「流動性の罠」なのです。だから中々すんなり…カタルはかみさんとの約束を果たせません。そうして、かみさんのひも稼業になった訳です。トホホの人生ですが、コロナの後は…バラ色相場がやって来る。その足音が響く日は、そう遠くないと思っています。まだ戻りませんが…ただ今の株価は394円安の19021円です。

三菱UFJの株価は425円ですね。やはり本日買った株5銘柄、全て利食い圏に浮上してきました。大丈夫だと思いますが…昨日も述べたように三菱UFJ株が412円を割れずに…3月24日を迎えられるなら…もう完全復活です。カタルが馬鹿だから、落ちるナイフを拾おうとします。でも本当は時間を待って、我慢に我慢を重ね行動した方が良いのです。

右上の回復者が増えている

さて最後のもう一度ジョンズ・ポプキンス大学の此方のサイトを見て下さい。今日が画像を付けておきましょう。Total Recoveredとは回復者数の事ですね。世界はこれから蔓延しますが、中国の回復があり既に全体数では感染者を上回る回復者の数です。

株の世界では、いつも弱気と強気の両方の見方を考える必要があります。読者から頂いたカタルへの忠告メールがありましたが…そういう意見もあります。あの段階ではカタルは強気を通すべきではありませんでした。でもカタルはいつも前向きに一所懸命に生きようと決めた信条を曲げるつもりはありません。

カタルはいつも率先垂範、本日は信用枠がなく三菱UFJを利食いしてJトラストなど…様々な株を買いました。果たして三菱UFJに続き、たとえ僅かでも利食いになるかどうか…。損失は1000万を遙かに超えていて…たった3000円の儲けですが、この儲けが嬉しいのです。この3000円の儲けが分岐点になる可能性があるからです。

昨日も話しました。80歳の読者が果敢に挑戦しようとするメールを紹介しました。でも無理はしなくて良いのですよ。カタルは40億円を飛ばしたこの性格ですから、「カタル基準」が正しい訳ではありません。世間は「万民総弱気」の馬鹿ぞろいだから、中国の感染者が減ってから、NYダウが大幅安した現象の意味を考えないのです。

僕らは賢い投資家を目指しています。だから米国債や半導体相場の現象を伝えて、本日のカタルレポートはお終いです。最近、閲覧者が増えたようで、このサイトは繋がりにくくなっています。時間を置けば、繋がります。今日買って、明日、売るようなレポートとは違いますから、夕方でも…空いている時にお読みください。11:30~13:00までは…混み合っています。こんなに外れていますが…意外にも、カタルファンも多いのかも知れません。

でも先日も述べたように…カタルの器は小さいのです。所詮、お金儲けの最後は、この精神力なのでしょう。先日、述べましたね。

箱根の別荘地で山一つに、自分の庭を作っていた大金持ち、彼は一時はサザビーズだったかな? そのオーナーじゃなかったかな? あれは…2005年頃の話です。彼の持つ高級車の整備工場に行きました。世界の名車を管理する倉庫があり、専属の整備士が居るのです。その人の別荘に遊びに行き風呂に入ったのです。

何故、彼がそんな大金持ちになったのか? その原点をカタルは彼から聞きました。商社の在庫を倉庫を丸ごと買い、転売して大儲けしたのが、原点だったようです。つまり…小手川君もそうだけれど…普通でない金持ちが世に出るためには、何処かで大ばくちをして成功しないと駄目なのでしょう。

こんな時は、そのチャンスの一つかも知れません。果たして…どうなるか分かりませんが、先物を売る連中より、現物投資に勝るものはありません。でもまた戻りませんね。再び全体安です。今は575円安の18840円ですね。トホホのカタルは、まだまだ続きます。



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