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本日は終戦記念日です。毎年、この時期は戦争責任と言う過ちを検証する日ですが、その中で半藤一利氏は、関東軍の辻少尉が首謀者の一人だと…以前、発言をしていました。この方は士官学校の36期の首席だそうです。その後、陸軍大学に入学し卒業時の席次は3位だそうです。基本はエリートなのでしょう。

日本株は微妙な状況です。東大法学部卒のエリートで秀才と言われた大蔵官僚だった宮澤喜一元首相の失政により、僕ら日本国民は「失われた時代」と言う「塗炭の苦しみ」の時代を過ごしました。

本日の日経新聞の一面を飾る「就職氷河期」と呼ばれる時代の支援策が載っています。社会に出ても…環境により、いくら優秀でも悲哀の人生を送ることになります。たぶん京アニメの事件も、同時期の環境で過ごしたのでしょう。

カタルは希望を持って上京し…苦節30年です。 社員ではなく歩合生活ですから、能力のない馬鹿ですから、当然のことですが世間の風にもまれ…苦労をするわけです。年収120万円の世界が、どんなものか。想像すれば…生活状況が分かると言うものです。そうして少し良くなり、銀座のクラブに足を運ぶと、途端に税務署に御用となります。世の中の仕組みを、「否が応」でも学びます。そうして日本はロボット人間生産国だと気づきます。

学校でも、社会でも、上も下も認めず…中流意識を植え付けられるのです。型に嵌った生活を強いられます。村論理は、そんな世界なのでしょう。

本日も買ってみました。800円を割れた田中化研を779円で、そうして、なかなか下げ止まらない東邦チタンを754円かな? いずれも1000株ずつですが…果たして、どうなのでしょう。良い所に来ているのでしょうが、なかなか止まらない株価です。

三菱UFJは、とうとう関門の500円を割れ…495円です。この状況をみれば、他は「推して知る」べきでしょう。一方で、本日も追証の投げが続きます。ケネディクスを本日も投げています。

此方は変わらずから始まりました。でも株価ボードを見ると全滅です。スルガ銀行やサイバーダインが高いようです。懐かしいですね。この株は最近動きがあります。不思議な株です。同業には大手のパナソニックが進出していました。少しロボットスーツの中身は違いますが…。

何でも良いから…活躍して欲しいものです。一昨日述べたPSSは、早くも沈んでいます。何をやっても、続かない自演の舞台が駄目相場です。

本日の株価は379円安の20275円です。頑張っています。たしか…前回の安値は20110円じゃ…なかったかな? 本日は20184円まであります。果たして頑張れるかどうか。

米国株が下がった値は言え…先日の安値を割れた訳ではありませんが、「風前の灯」です。果たして…この200日線ラインを大きく割り込まずに、頑張れるかどうか…あるいは6月の下値を割れずに…頑張れるかどうかが焦点になります。昨日はSP500のチャートを見て、高値のラインまで戻せる可能性も考えましたが駄目なようです。

市場では2年債と10年債の金利が逆転して…リセッション入りを述べています。この説は、昨年の3カ月物と10年債の際にも話題になり…どんどん確率がアップしています。半導体の相場をみると、当初は3Qだったものが…4Qに変わり、今では年明け説も観察され始めています。737MAX再開も、似たようなものです。

この市場の景気観測は、在庫循環や設備投資循環などを示します。今の市場予測をより困難にしていると言うか…楽しみと言うか。コンドラチェフの波が同時に進行しており「シンギラリティー」との綱引きです。

古河電工のクリスマスショック割れを見れば分かりますが…5G投資は期待されるほど爆発的な潮流になってないようです。ただアップルにしてもそうですが…昨年のクリスマスショックは、やはりチャンスでした。

此処は良く観察をして…「叩けなくなった」株価位置を見ることでしょう。このような環境下でも株価が上がるのが理想とは言え…、なかなか株価が下がらなくなれば…チャンス到来でしょう。

でも人間は情けないもので…貧乏人ほど、直ぐに動きたりがります。そうして時間観察が苦手です。カタルがそうです。本日も、なけなしの金をはたき…買っています。同時に追証で投げている訳で、「馬鹿は。死なきゃ直らない」を地で行っています。

僕らは、賢い投資家を目指しており、読者の人は真似をしないようにしましょう。 所詮、何をやっても駄目相場が…しばらく続きます。こんな事を言いながら、昨年も、敢えて進化論にチャレンジして…大ヤラレしています。あの儲けの800万円を飛ばし、辛うじて損を免れましたが…似たようなものです。他の口座では大損なのです。

今回も、似た実験を繰り返しています。夏は駄目と言いながら、空売りをせずに打診買いと、投げを繰り返す始末です。やはり…なかなか株屋根性は抜けません。良いセールスです。経営者にとっては…カタルのような馬鹿は重宝されます。下がっても、上がっても…常に血が騒ぎ、実験を続けないと…心が安らぐことがないのです。相場馬鹿と言えば…それまでです。

昨晩のNY市場の大幅安には驚きました。でも実は…事前にこんなレポートが流れていました。株式の基本ですが、カタルが好む過小資本銘柄は、こんな時は株価の「流動性」が消えて、株価の上下が大きくなります。

信用残のタガにも影響を受けます。信用買い残は人気のバロメーターでもありますが…逆に今のような相場では重石に変わります。でも…本日は寄り値が安値の銘柄も多いようです。

日経平均株価の日足推移

8月6日の日は、寄り値が安く…切り返したパターンです。日経225の陽線率は実に2.89%に及んでいます。1%も上下すれば大幅な割合なのに…あの日は3%近くも動きました。この日の安値が20110円です。

昨年の逆金融相場の底値は12月26日でしたが、前日の25日のクリスマスは-1.13%でしたが…3日連続のマイナス1%越えの陰線の下落相場です。しかも12月4日の-2.31%からスタートして…あまり間をおかずに「つるべ落とし」の相場でした。

カタルは、今回は逆業績相場での下げの局面だから、昨年ほど強い下げではないと述べています。それでも…下げている内は、駄目相場です。通常は、下げ止まってから2週間を経過してから…参加しろと述べています。下値を打ってから2、週間は、経験から生まれた時間です。

全体相場が反転しても…個別株の信用買い残のタガは、それぞれ違い…個別株の業績も違います。基本は全体が止まっても2週間は、警戒感が怠れません。こういう相場は、ある意味でチャンスなのですが…やる気のある人が居るかどうか。

今日はスルガに、サイバーダインですが…他に上位ではアエリア(3758)などが人気になっているようです。

逆境を乗り越える株は強いと思い…2016年にカイオムやソフトフロントで痛い目に遭っています。通常はこのような相場の後で、大きくなる株があるのですが…最近は参加する種族が若年化しており、カタルような古代人には理解できない部分が良くあります。

企業業績の先読みも、出来ない連中が多いのでしょう。目先主義の参加者が多いように感じています。だから…時間軸を縮めて…相場を構築した方が、確率が上がるように見えています。相場の時間軸を縮めるわけです。場合によれば…素人が参加しやすい「見える材料」でないと相場が育ちません。その分、相場の上昇期間は短くなります。

仕手化を楽しむ相場論は、通用しなくなっている様にも感じています。Jトラストなどは良い素材だと思っていますが、結局、相場は「行って来い」です。

いやはや…カタルは石器時代の人種のようです。考古学の世界の人間は、土の中で出番はありません。それでは本日はこの辺で…。

今日は、「ベター・コール・ソウル」5枚目を見て、今度はシリーズ2を5本借りてこようと思いますが、台風で天気がどうか…雨が降ると出かけられません。読む本もなくなり、相場を考える気力もないし…困ったものですね。皆さんものんびり過ごしましょう。所詮お金の話です。いくら損をしても命のやり取りではありません。たかが知れた時間ですが、その時間も気の持ちようです。逆境も楽しみに変えられるなら…人生の山谷も、楽しめます。ガッカリせずに、楽しめばいいのでしょう。



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