かたる:ケネディクスの1Qの数字を見て…いよいよ、やる気かな?と考えました。何しろ、3年も待っていますからね。2013年4月に日銀は量的緩和を実施し、一旦は期待感から大きく上昇しましたが、なかなか「流動性に罠」から抜け出せません。この原因は、あまりに長い時間のあいだ構造改革に時間を要したためです。基本的に日本人は「村社会」です。従って…激変環境を嫌います。パイオニアの指名解雇事件が発生したのが1993年です。それまでの日本社会は、終身雇用、年功序列が当たり前でした。正社員は、一度、入社すれば…生涯の雇用が保障されるというものです。今でも…雇用問題は、大きな社会問題になり、転換したといえるかどうか…。
このような村論理が構造改革を阻み…失われた時代が誕生しました。結局、バブル発生と言うのは…自然に発生したものだと思っております。あのプラザ合意から…のおよそ5年間は、日本の「モガキ」ですね。結局、それまでのシステムを維持しようとしたのですが…無理を重ねても、出来なかったのです。たぶん、和光証券の元副社長、小川さんは、その事を良く知っていたのでしょう。彼は証券界の重鎮の一人で、政治家や銀行などと太いパイプがありました。その為に、カタルとの面談の時に「残念だけれど…カタル君、日本は、しばらくダメだ。今回は証券不況の時と違い、銀行がやられている。」と歩合外務員を辞めることを勧めたのです。でも当時、生意気だったカタル君、(このくそ爺、俺が食えなければ…証券会社がつぶれるわ…と心の中でつぶやいたのです。)その後、1997年に名門の山一証券が倒産します。
この時が…ある意味でチャンスだったのだと思います。カタルはITバブル相場を見て…日本は生き返った…と、はしゃぎました。上京以来、初めて…歩合の年収が1800万となり、生活ができるようになりました。ところが…構造改革は、なかなか進みませんでした。日本の構造問題の整理の第二弾が始まります。そうして2003年に「みずほ」までが倒産すると…騒がれます。そうして…ここを切っ掛けにして、再び日本経済は上昇を開始します。カタルの年収は今度は1億円を超え、ITバブル時に比べ…腕が上がったことを実感していました。でも…少し良くなると、日銀も金融引き締めなどを実行します。馬鹿政策の復活で…。同時に、ライブドア事件が起こりますね。また村論理への逆戻りです。そうして2010年の泥沼です。
カタルはネット取引などを見て…もう株式手数料で食う商売はダメだな…と考えていました。どんなに頑張っても…所詮、1億円が限度の世界に、未練はありませんでした。日銀も再び反省して、緩和状態になっていたので…今度は大丈夫だろうと思い、投資家の道を歩み始めます。そうして2010年11月に、証券会社を退職し現在に至ります。
カタルが上京したのは1989年です。そうして実際に、まともな政治家が現れたのは安倍政権です。2013年4月に転換ですね。およそ24年です。呆れる時間推移です。この失われた時代が、「流動性に罠」を生んでいます。馬鹿ですね。本日の日経新聞に東京精密の無借金の記事が掲載されていました。このように…まだ日経新聞は、体質が転換されていません。まるで借金をするのが…悪いというような報道ぶりで、無借金を奨励しているような書き方です。まるでROE経営を分かっていません。日経新聞の記者は、一応、東大出も多く、エリート集団です。確かに、東京精密はこれまで内容が悪く、苦労した会社なので、復活をアピールしたかったのでしょう。しかし…これじゃ、清貧思想を広めています。馬鹿記者です。時代背景を全く理解していませんね。カタルが20年以上、辛酸を舐めてきたのですが…そのような苦労を知らない記者なのでしょう。
メディアはエリート教育にあたり…下積みを、もっとさせればいいのです。新聞勧誘を含め…配達などの期間を、最低3年程度、させれば…世間の矛盾が見えるでしょう。それをエリートは、わずか1年の地方支所勤務止まりです。新聞配達などさせてないのでしょう。だから片手落ちの記事になります。末端生活を知らないから、綺麗ごとを言えるのでしょう。このような記事の掲載が、微妙な影響を経営者などの社会経済に影響を与えます。ゆえに「流動性のわな」から、なかなか抜け出せないのです。東京精密の経営者は馬鹿です。今は借金をして自社株買いや、投資をする時期です。こんな会社は糞ですね。いずれ、鬼怒川ゴムのように消えるのでしょう。清貧思想なんか…「糞食らえ」です。
でも御多分に漏れず…半導体の製造装置がらみは、空前の好況です。Vテクを見ればわかります。先日、カタルは「キャノントッキ」の事例を掲げ、2年待ちの受注状況だと述べました。米国では、エレクトロンとの統合を司法に阻まれたアプライド・マテリアル(AMAT)の株価が急騰しています。思いのほか…良い決算数字だったのです。カタルは昨年、Vテクを3000円割れかな? その時点で、カタル銘柄に選定し、既に仕上がり宣言をしておりますが、その後も急騰を続けています。本日は8000円台ですね。小野薬品も仕上がり宣言から、良く上がっています。さて…このVテクのチャートは、昨日も話したように…ここで数日、小さなコマを形成し右肩上がりになると…、もう一段高する…と事前に述べています。信じなくても構いません。カラ売りだけは…やめておかれたほうが良いですね。カタルは、あえて高値を承知で、実験を続けています。
要するに…目先を狙うということは、危険を冒しチャレンジしないと目先は取れません。多くの人が、安値圏で急騰する銘柄を探しますが…そのような株は時間がかかるのです。安全パイなら、時間がかかります。MSN(4350)は良い会社です。いずれ4ケタを目指します。もう、これは確定しています。厚生労働省の指針がそうなのです。お上が応援するのに、ダメになる企業は、余程のダメ企業です。ケネディクスの話をしています。既に大相場は確定しています。だからカタルは必用に…失敗しても懲りずに、何度も、買い増しして…追証水準になると何度も投げています。まさにトホホの世界です。
しかし…下値圏の銘柄も紹介していますね。最近では「大阪チタン」です。世の中は…うまい話などないのです。時間を短縮して、目先をやる以上…リスクを取らねばなりません。時間をかけるなら、安値で…時間を使って株を集めれば良いのです。素質のある株を集め、人気が来るのを…待てばいいですね。簡単です。クラウドワークスなどは…その口です。企業業績の増額は…既に下値が、乏しいことを示しています。期日分の投げが、どの程度あるかどうか…。それくらいですね。3市場残は46万株しかありません。たかが46万株です。一人が買う量です。
自分の頭で、しっかり考えましょうね。自分で頭を使わないから…自分の失敗を、他人の責任にすり替えるのです。これじゃ、舛添さんを非難するメディアと一緒ですね。確かに、せこい男だな…と、カタルも思いますが、仕事を評価すれば、いいだけの話ですね。彼は政治家ですから…また選挙があります。せこい男だけれど、きっと優秀だから…睨まれるのでしょう。おそらく妬みがあり、内部告発があるのでしょう。他人批判など、どうでもいいのです。自分自身が、どう考え…どう行動するかの問題なのです。いい加減に、日本人もお上頼みを止め、自分で決めて…自分で歩まねばなりません。ともに信じる道を歩みましょう。
それでは…また明日。