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カタルはいつも自分の「独自シナリオ」に沿って動いています。一昨日だったか? 忘れましたが…何しろ頭が良いのです。記憶力は他人より大きく劣っています。名前を何度、聞いても覚えられません。そもそも…頭の構造が新しいものをインプットするように出来てないのでしょう。

昨年は一時、6千万ほどの利益から…失敗した話をしました。結局、あれを観ても分かるように…あまり相場のシナリオは変わっていません。

最近は「マザーズ株の逆襲」と「船株」に拘っています。

でもマザーズ株の発想は、今年に入ってからです。「BASE」(4477)を言い始めたのは、600円を割れた辺りの1月から2月の話です。あまりに…株価が下がる為に調べたのでした。そうしたら…泡沫企業ではなく、時価総額が480億円ほどなのに…現金保有が240億円もあるから…500円割れから、2000株単位で買い始めたわけです。

一方、船の相場は、昨年7月末かな? 

入院先の病院で、日経新聞を読んで…初めて、この「馬鹿利益」の存在に気づいたのです。もともと…船は最初から、やる気がなかったのです。理由は「一過性の利益」の為です。でも…この馬鹿利益は異常な水準です。しかも…今でも、市場関係者は疑心暗鬼です。この段階でも否定的な見方をしている馬鹿が大勢います。自分で調べないのでしょうか? 

ブラックロックが、何故、この段階で高値を承知で5%以上の株をファンドに組み入れようとしているのは…当たり前の行動です。どう考えてもおかしい評価です。故にカタルは「低PERの謎」として、昨年から、一貫して手掛けています。そうして、ここに来て再び傾斜しています。

実は、本日も商船三井100株を寄り値で買い、更に川船を500株だけ再び7600円で買いました。実は、本日もBASEを15000株売っています。

昨日は寄り値で15000株かな? 更に大引け間際…担保率を維持するために12000株を売ったのです。本当は売るつもりなど…なかったのですが、貧乏人は仕方ないのです。でもこの安値水準でもトータルではプラスです。比較感の問題です。

どちらが早いかどうか…と言う選択です。BASEは、いつでも…また買います。先ほど434円で5000株買いに行ったのですが…タッチの差で、買えませんでした。運命とは面白いものです。でも、まだかなりあります。短期口座だけでなく…他の口座でも持っています。他の口座では、「寄り付き」でBASEを買い乗せしました。ある意味で「ひっちゃか…めっちゃか」です。

何故、船に傾斜しているか? 

いよいよ…「始まる可能性」を考えています。本日も高く引けて…配当も即日近いスピードで埋めて「爆上げ相場」の展開を頭の中の絵に描いています。この爆上げは昨年の8月のイメージです。あの時は…1000万単位で利益が膨らんでいき、買い増し、買い増しを実行して行ったのでした。

あの爆上げ相場を「上回る相場展開」が、期待出来るんじゃ…ないかとも考えているのです。どっちにしても、川船でも、商船三井でも、日本郵船でもなんでも構いませんが、100株だけ持っていれば…100万円の利益を得られる可能性があります。それ程…この低PERの謎は不可解なのです。

必ず…この現象は市場で訂正されると考えています。

PERの評価は3倍以上で、5倍程度が妥当な評価だろうと思っているからです。既に川船の今期の一株利益は6000円以上が確定で…たぶん来期も6000円以上の一株利益は、もう見えているような気がしています。そうして配当性向は20%ラインが期待できると思っています。一株利益が6000円でPER2倍なら株価は12000円です。PERが3倍なら株価は18000円です。やはり夢があります。これなら…リスクを覚悟で勝負をした方が、確率は高いと言うものです。

でもBASEも魅力なのです。

517円と523円だったかな? その壁を抜いてから…また参加をします。最近、カタルは米国市場を、よく見ています。どうも日本株は米国株に連動して動いているようです。ある意味で、当たり前の話ですが、日本の方が、ずっと米国より有利です。本日は日経新聞が報じています。日銀の期末まで…日銀がいくらでも債券を買ってくれます。此方の報道です。

もうインフレは明らかですから…邦銀は持っている債券を全部、日銀に買ってもらえば良いのです。こんな事は滅多にない珍事です。

金利上昇期が確定した段階で、巨大な買い手が誕生するのです。だから為替が大きく動きました。米国は、既に引き締めに走っているのに、日本は資金供給ですよ。リート指数が高値に躍り出る訳です。昨日は不動産の「レーサム」(8890)を紹介しましたが、不動産株が上がるわけですね。日本株は、米国株以上に、どんどん上がる環境にあります。そんな時に皆さんは、何を選択するのでしょう。

川崎汽船の株価とレーザチック(紫の実線)の株価比較

カタルは口が酸っぱくなるほど…レーザーテックを売り、川船を買えば良いと言っていました。この戦略は昨年から一貫して述べていたものです。両者の株価を比較しましょうか…。この分岐点は、昨年11月のFRBのテーパリング(量的緩和の縮小)開始宣言です。

カタルは、この現象の見方を「読み間違って」います。これで市場とFRBの温度差が消えたので、株は上がると思っていました。確かに…三菱UFJや野村証券などは相場が強くなりました。でもまさか…「マザーズ株」が「更に叩かれる」とは、思ってなかったのです。ある程度の下げは、仕方ないと思っていたのですが…。BASEの株価を観ると分かります。

BASE(4477)の日足推移

そもそもカタルは「BASE」に、関心を持ったのは、「ロコンド」(3558)を持っていた為です。ここまで下がるとは思ってなかったのですが…BASEを観れば仕方がないですね。そう考えていました。それ程…全体のマザーズ株を囲む環境が、悪化していたのでしょう。ある意味で…当然なのです。今回ソフトバンクの持っていたファンドが、自社株買いを求めたのは…既に今の状態を、ヘッジファンドは事前に予見していたのです。

でも時間軸を変えると…孫さんは正しいのです。ARKKのキャシーウッド氏も正しいのですね。ほんの僅かな時間の話なのです。彼女らの時間軸は時代性を加味しており…常に加速と「停滞」と言う表現は行き過ぎていますね。「減速」の方が相応しいかな? 進化の速度の問題です。

目先を観るか…それとも時間軸を延ばすか? 

その話です。結論は、彼らの見方が正しいのですが…そのスピード変化の話です。たぶん…BASEは、かなり戻るでしょう。今は4桁程度しか…考えていませんが、早ければ…年末が近づくと、一般的な時間観測は、来春でしょう。その頃になれば…4桁ではなく新高値更新をするような銘柄が現れるかもしれません。でも今は、まだ流石のカタルでも、早いと思っています。

サーフィンを、カタルはしたことがありませんが…波に恵まれるかどうか…。その波に乗るかどうか…。その選択を株式投資はしています。

市場には様々な波が存在して、自分に力量に合った波に乗れば良いのでしょう。カタルは御存じのように、再三に渡り…「ご注意」申し上げているように…「ハイリスク・ハイリターン」人間です。だって僅か微妙な時間でもBASEと船の速度計算をして完璧に読もうとしています。ここまで…時間軸の完璧さを求めている人間など、他に居ないでしょう。もう棺桶が近く…時間がないためです。ハッキリ言って焦っています。

あと10年間程度で完成させられるかどうか…。物理的に、毎年2倍程度では、追い付けません。ようやく…運用資金は10倍程度の2000万ほどになりましたが…仮に、上手く行って倍増で増え続けても、10億円を超えるまで…物理的に9年もかかります。だからカタルを出汁にして、皆さんは「ステップ・アップ」してください。若い人は、カタルを「踏み台」にして、乗り越えて欲しいと願っています。日本にも本物の投資家が多く誕生する手助けが出来るなら、嬉しい限りです。

イールドカーブの話など…一般の人は分かりにくい話題も登場しますが…今回の日銀のオペの話は大きな話ですよ。だって…カタルがもし三菱UFJの頭取なら、全ての手持ちの債券を売らさせて、リートのような「資産インフレ型」商品を切り替えます。野村証券株は4桁が、もう決まりです。問題はその変化のスピードの話です。この時間軸の読みが最後の課題で…完璧さを追求しているから、儲かる株でも「投げざる得ない」ことも、しばしば生じます。それ程…先週末の下げを観て、船株に傾斜したのです。

果たして、このシナリオが水面下で存在して…進行しているのかどうか…。もうすぐ…判明します。どっちにしても時間の問題なのです。カタルは当初は5月と読んでいたのですが…その時間軸を、この下げを観て…早めました。だってブラックロックが表面に登場して…皆が飛びついた瞬間に、株価は下げているのです。しかも配当付きの場面です。

明日の配当落ちからの相場が、その真価を決めます。

約…4万株近くかな? 売ったBASEと…その120万だから…川船では8000円に回復すると4000株ですから…300円だから同じですね。どっちが得なのでしょうね。微妙な波の違いです。

どちらも「危ない波」に変わりありません。皆さんは、オーソドックスに三菱UFJや野村証券でも良いですね。どれでも…お好きな銘柄を自分で選択して相場を楽しんでください。この流れは…たぶん5月の連休辺りまで続き…最も上手く行ったシナリオでは、そこから船は、更に上昇確度を変えて…夏相場に向かいます。最後は恐ろしいほど…相場が加速すると思っています。昨年の8月以上のものを考えています。だからITバブルと比較したのです。

ITバブル期のソフトバンクの週足推移

あの時のソフトバンクを、もう一度…掲げておきましょう。高いと思って…からの株価の動きが早かったのです。本日は大引けでも…商船三井を、もう100株か…200株を買います。やはり…もう少し買うか…担保があるかな? 400株を買うと1000株になるんですね。でも落ちも買いたいから…やはり100株か200株です。そうして…明日も買えば良いですね。たぶん…株価の安くなった商船三井を持ち上げて…全体の船株水準を持ち上げるんじゃ…ないかな?

あらら…昨日と本日売ったBASEは上がっています。まぁ良いですね。これも…やはりこっちも買いたいですね。困ったものですよ。カタルの性格は…この分ではもう担保の心配は消えていますから、それでは追撃で…商船三井を早いですが…もう100株だけ買います。ハイ、今10370円で100株を買いました。これで…本日は200株を買いました。

事前に宣言をしていますから…本日は大引けでも100株を更に追加で買います。そうして…300株にして権利落ちに臨みましょう。名目時代の相場は、配当分を即日で埋めることがよくあったのです。

でも今回の船は高額配当ですから…無理だろうと思っていますが、可能性がないとは言えません。本日は、どの株も配当の権利付きです。日本製鉄もそうです。三菱UFJも野村証券もそうです。みんな配当付きですよ。

でも…決して、無理をしては駄目です。己の「力量」は、自分だけにしか分かりません。株式投資などは「楽しいな」…と思う程度に抑えて、世の中は、どうにかなるさぁ~ケセラセラなのです。パッパラパーの性格でないと…「難しい問題」に悩みます。所詮、悩んでも無駄です。最善と思われる道を選択して…あとは「神様のさじ加減」にお任せするしかありません。

それでは…また明日。



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