情報の考え方

よくメールでの質問で「この株はどうか?」とか…。今後、どう思うか?…という質問を頂きます。基本的にそんな事など、たぶん…誰も分からないでしょう。

良く評論家が偉そうに…持論を述べます。

しかし実践派のカタルは「自分が正しいと思うなら」…相場で持論を確かめて、既に大儲けしている筈だと考えます。そんなテレビ番組などに…本物人間が出る訳がないと思います。カタルも、何度か…テレビなどに誘われたことはありましたが、すべて断りました。所詮、貧乏人です。

「情報」と言う概念の考え方を、多くの読者の方は「間違っている」ように思います。

今回、IRNETでは有料会員の更新時期になり…再び料金が掛かります。この時期、つまり半年に一回、カタルは会員の皆様からの「審判」を受けます。その結果、更新できなかった人の「無念さ」を感じるのです。きっと相場で儲かってないのですね。カタルの努力不足です。

同時に、昔は「一週間」の募集期間を設けていましたが、今は会員数が100名を超えましたから、基本的に…あまり増やす予定はなく「3日間に限定」して新規会員を募集しました。しかも採用は、今回も1/3~1/2程度に抑えています。

理由は、実践的な解説であるために、株価への影響を考えています。更に…カタル自身を良く知ってもらわないと駄目だからです。所詮、レポートの多くは、その書き手の「主観」が入ります。その人の基本的な考え方を知る為には…時間が掛かります。

この有料の株式教室は、カタルの今までの集大成の原稿とも言えます。2週間ごとに今の相場の考え方を述べ、気に入った銘柄があれば紹介をして…何故か? その魅力を書くこともあります。あるいは…今回の住友化学の場合は、銘柄の解説を省き、有料読者にも考えてもらうつもりで推奨の理由を述べず、公開ページで…その補完をしました。出来るだけ…自立した投資法を身に付けて欲しいと願っています。

時々ですが…カタルの赤裸々な短期運用の売買手口の実勢例を添付することもあります。カタルが短期運用で、どんな売り買いをしているか? それを通じて…参考になるかもしれません。今回もBASEの持ち株は、最大は10万株程度まで膨らました時期もありましたが…あれはいくらだったかな? 途中で外したことがありました。今は1万か2万程度でしょう。

メルカリもそうです。その減らすタイミングは2週間に1度ですが…実際に短期運用の持ち株が減っているなら…何故、カタルが、その持ち株を外したか? 有料読者の人は分かっている筈です。ロコンドだって…そうですね。あれほど…「熱を入れて」田中君に入れあげていた時期がありますが…一時、撤退して…他の銘柄を手掛けています。でもまたロコンドをやりますよ。最近は500株程度の売り買いで、連続して利益をあげています。この現象は…株価が下値圏に届き「横ばい圏の相場」になったという事でしょう。

講釈はどうでも良いのです。ブツブツもそうですが…歩合セールスの多くは実績重視です。山一證券が倒産した時に、大量の人間が鳴り物入りで…僕らの働いている証券会社に顧客を引き連れて…「歩合セールス」として働きました。

みんな高学歴で…講釈も素晴らしい。しかし1年が経過し…2年、3年になると…みんな消えました。顧客が儲けているなら、ドンドン商いが膨らみ…収入も増えるはずです。事実、カタルはリーマンショック前の一時ですが…年収120万円~1億円を超える収入になりました。税務署から追徴される歩合セールスなど…バブル期を除けば…限られた人数です。

講釈は、どうでも良いのです。カタルだって自分の相場観は持っていますが…常に修正されています。それは仕方ありません。まさかロシアがウクライナに侵攻するなんて…たぶん8割程度の人は考えてなかったでしょう。カタルは、メリット面が乏しく…可能性は薄いと考えていました。それが…戦争ですからね。ある意味で驚きました。当然の話ですが…相場観も修正されます。

会社の業績発表もそうです。多くは事前予想通りなのですが…たまに「予期せぬ」ことが起こります。野村証券のケースでは「アルケゴス」問題が起こりました。こんな特異な事例を「事前に読め」と言う方が…「無理な注文」です。だから相場観を聞かれても…カタルには分かりません。個別株の未来動向を聞かれても…分かりません。しかし実践派のカタルは、儲かれば…自分のシナリオが正しいのです。そうして…更に、その路線を拡大させればいいのです。

カタルの短期運用の年間成績推移

これまで…実際の短期運用の成績は、こんな感じです。途中で300万、そうして昨年は、きっと「危ない」と思っていたのでしょう。故に、春の段階で200万の現金を運用の途中で…引き上げました。初めてのケースです。

実際は、細かい数字は年末に引き上げています。昨年末は「はしっぱ」のお金が476522円あり、この47万を年末に引き上げて、新しい運用にあたり100万単位に合わせています。いつも余分の分を引き上げています。だから実際は、もっと儲かっているのでしょう。

2018年の「QTのトラウマ」は今も消えません。今も「苦しい運用」を強いられています。BASEもメルカリも同じです。何故、カタルが「薄利多売買」と述べて…今は「儲ける相場」ではなく…「楽しむ相場」だと述べているか?

確実に、お金を儲けろ!と言われるなら…金額によりますが、確実な方法はいくらでもあります。その代わり…「常人にない忍耐」が必要です。時間が掛かり…面白くもありません。

貧乏人に、お金を持たせると直ぐに使うのです。カタルなんか…現役時代、毎月1000万単位で月給をもらっていましたから…毎晩、銀座に行っています。でも連れて行く相手は変わりますが、自分はいつも一人ですから、そんなにお金は使えません。

使うのも苦労しますよ。金持ちが、時計や車にお金を使いますが、それでも限りがあります。もうそろそろ…お迎いがくる年になって来ました。江戸時代なら…67歳は、いつ死んでもおかしくありません。若い頃は、尿酸値が高くても痛風などなりませんが、あの痛みは味わったものでないと分かりません。仕方なく…フェブリク錠(痛風)とリバロOD錠(高脂血症)を飲んでいます。

学生時代からバイトで貯めた金を株に投じ…あの時分のお金で70万ほど持っていました。証券マンになってからも…マズマズかな? もう時効でしょうが…義理の兄貴(姉の旦那)の名前を借りて…現役時代は信用取引をしていました。新潟支店に転勤する前だから…そのお金を持って実家に行ったら、おふくろが2000万円のお金を。前にして…目を白黒させていたことを覚えています。

結構、お金に苦労をしたことがなかったのです。でも流石に。今回の「失われた時代」では…サラ金とお友達です。サラ金の社員から、彼のノルマの為に…お金が必要ないのに…借りたこともあります。どの世界もノルマがあるようです。そうして…翌日返したら…その利息の高い事に驚きました。サラ金は日割りではないのです。一度、付き合えば…お友達と言う関係を続けてきました。人生は色々です。

人により考え方も違います。株式の好みも、相場の好みも…違いますね。正しいアドバイスは…付き合いが長くなり、家族構成から…その人の資金力や性格など…いろんな事が関連します。皆さんの多くは、株価が上がるか、下がるか…と単純に考えます。

例えば…そうですね。昨日、紹介したメルカリの短期運用の売買事例ですが…株価は4310円~2118円なのです。だから通常の人が「買い」で入るなら、株価が下がっていますから、損をしますね。でも僕の実践例での短期売買の薄利多売買では、僅かですが…利益になっています。実際にカタルはそれを実践しています。株価が下がっても儲かるのです。

要するに…このレポートは、利用する人の利用方法により…このレポートの価値も変わります。情報とは…そのレポートの価値ではなく、利用する側が「どう利用するか」で…価値が変わるのです。情報とは…そういうものでしょう。

多くの資料の中で、カタルの眼を通して…「必要だと思うもの」を選択して紹介しています。本日は休みですから…株に関係ありませんが、日本も変わり始めている一例としてこんな事例も出てきています。反田恭平氏は頑張っていますね。このビデオは面白いのです。

どの分野でも…自分なりに一所懸命に生きているなら…それは、きっと楽しい人生でしょう。カタルは学生時代から、博打三昧でした。そうして、株と言うものに巡り合い…今もその「奥深さ」に驚き、だいぶ…「極みの境地」に近づいてきたような感覚を味わっています。自分の感性を大切にして…自分が信じる道に邁進しようと思っています。

何人かの方から…新しいパスワードが届いてないというメールを頂きました。何故か…分かりませんが…「送信済のフォルダー」には入っていましたが、届いてなかったようです。お手数ですが…まだ新しいパスワードが「届いてない」という人がおられたら…御面倒をおかけしますが…ご一報ください。

先月末、時点までの入金した人には、既に送付しました。尚、今週いっぱいまで…継続、新規の入金が確認できるなら、パスワードを配布します。それ以降は、ご容赦ください。尚、ご相談を賜れば…ケースバイケースで個別対応をします。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

IRNET

本サイトは、「今日の市況」(月~金)、「株式教室」(土)、「コラム」(日、祝)をほぼ毎日発信しています。

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

過去のIRNET

広告

株式投資関連の本



連絡先

kataru at irnet.co.jp
(at をアットマークに変えて送ってください。)