米国株の判断は、やはり「難しさ」があります。先ずは、大統領選挙の候補者で、民主党はバイデン候補の資質が問われる報道が相次いでおり…今のところは、副大統領のハリス女史が、その代替え候補のようです。彼女の履歴は此方です。
カタル自身は、高齢なバイデンより不安のない「ハリス副大統領」が相応しいと思っています。共和党員のような「市場原理」主義のカタルですが…「トランプ」だけは好きになれないのです。確かに、彼が言うように…バイデンは、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を許し、更に今回のイスラエルの戦争です。どんな背景があるのか…知る術もありませんが、米国の情報網なら「事前対処」が可能だったと思うのです。やはり、それを怠ったのは世界のリーダーに相応しくありません。
米国市場は「微妙な雰囲気」の中で揺れています。やはり大統領選が近づくと、株価には高い株価位置ですから、「マイナス面」が多いと思っており、調整場面はまもなく…訪れるだろうと思っています。しかし基本的に金利ではなく、米中の「覇権争い」から、米国も産業の「国内回帰」を進めています。半導体などを中心にする「財政政策」が効いており、その効果が高いのでしょう。故に、好業績になっており…「株高」を支えています。
一部、不動産などの産業は「高金利」が「足枷」になっており、「商業不動産」(貸しビル)中心に不安を抱えていますが、「リーマンショック」以降、金融機関の健全化は進んでおり、リスクの取りようがありません。あるとすれば…銀行以外の「私的な運用ファンド」の問題でしょう。この仕組みがどうなっているか? カタルにはよく分かりません。
ですが「ブラックロック」などの運用資金は「異常な規模」です。有り余るお金が日本にも流れています。本日、日経新聞報道されている日本への投資を開始する「アレス・マネジメント」なども、その口でしょう。金融と言うのは、過去の歴史では、必ず…「栄枯盛衰」し…様々な事件を起こしてきましたから、「老婆心」ながら、何れ、崩壊の時も来ます。
この考え方とドルと言う「基軸通貨の崩壊」は、避けられない事象なのでしょう。頭の片隅に入れて…行動をしなくてはなりません。
だからこそ…いつもカタルが述べているように「覚悟のない人」は「無理をしない投資」を心掛けるべきです。しかし…若者なら一回や、二回の失敗で「へこたれて」は駄目です。「破産を覚悟して」相場に臨む人生も、また…楽しいでしょう。まぁ誰も失敗はしたくはありませんが、「命」があるなら…何でも、やれます。故に「健康」が一番です。
さて…米国市場は、様々な解釈が出て来ました。半導体株の割高感を示すレポートも多くあり、現在本命のエヌビディアの「さらなる上昇余地見込めない」と言う此方のレポートもあります。しかし…昨日は、その下請けのような企業である、「スーパー・マイクロ・コンピューター」(SMCI)は公募価格の875ドルを再び超えてきました。前回は直ぐに跳ね返されました。
この会社を知らない方は…「サーバーシステムの大手サプライヤー。エヌビディアやAMD、インテルからCPUやGPUを仕入れ、データセンターや高性能コンピューター向けのサーバーとして提供。設置や保守・運用サポートも。24年3月からS&P500指数採用銘柄」と言う四季報の解説です。
だから…依然、「a」の「AI革命の進展」の路線の見方も強く…市場に残っています。
関連する冷却装置の材料が出た「ニデック」(6594)も、ここから買い場を迎えます。調整波動の終盤でしょう。たぶん短期調整でしょう。このチャートは75日線の所ですから、一旦は打診買いを入れるタイミングです。しかしかなりの筋が介入し、一気に200日線を超えましたが、未だに200日線は下降波動の最中でしょうから、200日線を割れる可能性も頭に入れて行動をしなくてはなりません。
基本になる「基準線」はこの200日線です。この意味は、市場参加者の「利食い度合い」を示します。基本的に200日線より、株価が「下」なら多くの市場参加者が、相場に負けています。つまり「損をしている状態」で…200日線より「上」の株価なら「儲かっている人」が存在するのです。
本日、買えるかな?…と寄り付き前は思ったのが、今のところは1900円の買い指値の「ジェイドG」(3558)の500株は、買えていません。しかしこのチャートは、此処から分岐点を迎え…2000円以上になると「利食い」が出てくる株価位置でしょう。
今回の「マガシーク」のアナウンスの前に買った「目先の人の売り」は限られています。僕らは2800円で2000株を買って…相場に失敗をしたので、仕方なく1700円で4000株を買いました。勿論、会員の方は、先行して…安く買っています。こんな事は「一般常識」です。でもカタルは2800円でも、「未来は1万円」…と思っています。
だからじっと3年間を「我慢すれば良い」とも…言っています。今は、買い場でしょう。チャートを観れば分かります。
この200日線から、まだ「乖離度合い」が高い…野村証券」(8604)を、本日も買っています。一体いつまで…買わせるつもりでしょう。流石に、昨日の大引けでは少し「変化」を感じています。たぶん…今週末から「動きが変わる」と思っていますが…果たして、どうでしょう。
このように200日線から、今の実際の株価が「上に位置しています」から、市場のなかにはまだ売らずに、持っている人が大勢いる訳です。「自分の価値観」が「相場の基準」ではありません。自分の考え方は、市場の中のほんの一部の考え方です。この点をみんな誤解しています。いつも「自分が正しい」と思っているから「自己中心的」な行動に出ます。
「犯罪」に到る奴は「世間を知りません」ね。安倍首相が亡くなって、2年だそうですが、山上被告は、その典型的な事例でしょう。自分の不幸は「他人の責任」と言う「自己中心的」な人間なのでしょう。
まぁ世の中は、「上手く行かない」のが当たり前です。
カタルの人生は、失敗だらけですからね。それも34年間です。ようやく…「我が世の春」を迎えます。季節感はありませんが「ふきのとう」が道端に咲いて来た…イメージです。だから「野村証券」だけを、追っても充分なのでしょう。
でもカタルはハイリスクですから、本日も「ココペリ」(4167)を買っています。
実は昨日は「利食い」を先行させて…いましたが、あまりに相場が強いから、仕方なく、昨日は「引け間際」から…株を買い直しています。560円や561円、562円も563円も買ったかな? 少し「うる覚え」です。カタルは「いい加減な人間」なのです。あまり…細かくありません。本日も…今、560円も、また買いました。561円も買っています。
今の「板状況」です。本日は、更に下に…ずっと「買い物」が入っています。
カタルの場合、どっちに動いても…良いような体制になっています。500円以下で一杯、売ったのです。たぶん10万株程度を売ったのでしょう。既に、残りは僅かですから、在庫を補強しています。
そろそろ…株価が「大きく飛んでも」良いようなタイミングなのです。空売りと言うのは「勢い」のある時に売りたくなりますが、それは間違っています。「しぶとく」やる投資手法です。
「BASE」(4477)を観ると分かります。3000円台を売らずに、1000円を割れてから売っても良い訳です。「ジェイドG」を観ても分かりますが、通常、一度、相場がコケると…2年や3年の「我慢」になります。でも馬鹿高値では、買わなければ…の話ですよ。
「ココペリ」(4167)の5000円以上で、買った人は復活できる可能性もありますが、宝くじのような「確率」でしょう。だから300円台の時に、今でも良いですね。この500円台を1万株、同じ投資金額で買えば…持ち株は11000株になり、平均買値は遥かに下になります。
そうですね。909円まで下がります。1000円なら「株価が回復する可能性」は、あります。一株利益が30円から40円に戻るなら…その可能性が出て来ます。だから…株式投資は、その会社が倒産などしない限り、下値を買い続ける「試練を耐えた」奴が、儲かるのです。
アララ…「安全牌」だと思った…野村証券は、更に株価は下げています。困ったな。既に3万いや4万株近く買っています。39000株かな? まぁ良いか…でも先ほど948円でも買ったから、10円下の938円で買い指値を入れてみましょう。
何しろ…「ジェイドG」(3558)が「復活」路線ですから、買い余力が出て来ました。「早く…こい、来い」3000円なのです。仮に事前観測の様な「マガシーク」の業績なら、一気に「4180円の奪回」も、あり得ます。来年は1万円相場に走る可能性もあります。カタルらしい銘柄の選定です。
他にも続々…「有望な銘柄」を紹介します。たぶん決算が悪いのかもしれませんね。意外に…株が買えます。「U」君の話です。このチャートは気に入っていますが、少し分からないことがあるから、「一般公開」をしようと思っていましたが、その話を、横にずらしています。決算が空けたら、始めようと思っています。次の候補株の一つです。
この考え方は、皆さんから…きっと支持されるでしょう。
しかし「ココペリ」(4167)は、プロでも、なかなか…その良さが見えません。でも相場と言うのは、こういう株が大きくなります。意外高をする可能性です。
一般評価なら300円から570円ですから…とっくに「売り切っています」。しかし何故か…魅力があり、奥が「何処まで広がるのか?」 カタルも分かりません。
通常なら、株価は売られますが、なぜか、カタル以外の「買いも継続的に」入るのです。とっても「大きな可能性」も否定できません。このような株は、4桁から2000円、3000円の相場になるのです。配当利回り株は、絶対に「相場の意外性」は生まれません。
皆さんは、無理をせずに100株だけで良いから「相場を楽しめば」良いのです。続々と…カタルの時代になりますから、良い「素質のある株」を、これからも紹介をしましょう。しかし…銘柄を知ることが「良い」のでは、ありません。その「考え方」を理解して…欲しいのです。
何しろ…カタルは此処までに「散々」苦労をして、「回り道」をしていますが、毎日、カタルレポートを読むなら、何かしら、得ることがあると思っています。互いに無理をせずに頑張りましょうね。それでは…また明日。
イランの選挙で、「世界情勢」が、どう変化するのでしょう。奥が深く…「面白い」株式投資です。