米国は Independence Day(独立記念日)でお休みだそうです。今週は東京都の知事選やフランスで議会総選挙があり、イギリスは既に選挙が終わったそうです。イギリスは保守党から労働党に政権交代が行われる見通しで、フランスの事前予想は「右派」の勢いは弱まっており…一時は、EUの屋台骨の崩壊まで疑われましたが、その後の報道は落ち着いています。
欧米の軍事同盟の「NATO」(北大西洋条約機構)に対抗するのは「ワルシャワ条約機構」と言うのがあります。今回、首脳会談が行われた「上海協力機構」は、中・ロ主導により安保で連携 中国とロシアが主導する地域組織との解説ですが…参加国は中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、インド、パキスタンなどです。
今回はベラルーシの加盟が決定したとか…。基本的には、欧米の支配に反発する「対抗軸」ですが、この後、先進国に対抗する「BRICS」と言うか…「グローバスサウス」との…表現の国々が参加するかどうか…。
この「上海協力機構」には、北朝鮮は参加してないようです。ただインドやパキスタンなどは参加しており、昨年、イランも加盟したようです。このイランと米国の関係の狭間で揺れるのが日本です。出光興産がイランから原油を輸入したり、三井物産などが主体になった三井グループとの関係が過去にありました。しかし…イラン革命の後で、不良債権化した歴史があります。米国とイランの関係は、映画「アルゴ」を観ると分かります。
たぶん…昨日、NHKで放送されていたので…関心のある方は「NHKプラス」を利用されるとNHKに受信料を収めている方なら、誰でも簡単にスマフォでもパソコンでも視聴できます。ゴメン、一応、調べたら…「NHKプラス」では観れないようです。たぶん独自作成ではなく…「放映権」の問題でしょう。他を当たってください。
この映画はなかなか面白いのです。カタルの好きな映画の一つです。他のお薦めは、リーマンショックの経緯を映画化した「マネーショート」なども…面白いですよ。
このNHKのニュースで、昨日は「株高の話」をしていましたが、カタルの観たニュースは「TOPIX指数」の話がトップではなく…「日経平均株価」が優先されて報道されていました。
些細な事ですが、今回はTOPIXの株価指数がバブル期を超えたのです。
日経平均株価は、既にバブル期を超えています。半導体などの値嵩株の影響の為です。気にする必要はありませんが、NHKの報道姿勢を観て、カタルはNHKのプロジュサーの知識レベルを疑いました。しかしWBSでは「日経新聞」系列ですが…流石です。TOPIXが先に報道されていました。たった順番の違いだけですが、如何にも…メディアの市場経済に対する関心度合いが「疑われる」報道の仕方です。
「偽物」国家らしいでしょう。天下のNHKです。しかし市場経済の「理解度」が進んでないのです。
カタルは「市場の整合性」を理解するために、様々な「独自資料」も作成しています。その一つが「日証金」データの活用です。このグラフを見てもらうと分かりますが、たぶん…6月17日前後から、何故か…市場に値動きに「変化が生じて」います。この意味が「謎」だったのです。市場は7月に入ってから、明らかに「大きく」「改善し始めました。何故なのか?
この理由らしきものが、本日の日経新聞に書かれていました。此方の報道です。
近年はETFの利用が大きくなり、市場全体に大きな影響を与えます。たぶん…カタルの予測は正しいと思います。既に市場はETFの配当金処理を終えたので…市場の値動きが改善してきたのでしょう。
カタルは述べています。既にカタルの技量では「市場要因」が良ければ、必ず…儲けられる「技量」まで…来ました。しかし残念ながら、「空売り」をしませんから「市場要因」に大きく…自分の成績が左右されます。だから…実質経済下では「34年間の悲哀」を、どっぷり…と味わっています。どんな苦労をしたか? 実際に、やったものでないと分かりません。
更にこれを裏付けるのは、他のデータもあります。
需給バランスに敏感な先物市場を利用した投資です。「裁定買い残」が膨らみ始めました。故に、海外投資家が中心に株が買われています。この後は、本日も、株を買い増しした「野村証券」(8604)が、俄然、注目されます。
果たして4桁を定着する相場になるかどうか…。多くの一般的な投資家は「ヤレヤレ」と利食いを先行させたくなりますが…買い場です。でも利食いしたい人は、いつもでもOKです。「利食い千人力」と言う言葉があります。この意味は自分の力量を考えて「無理をしない投資をしろ」と言う意味でもあります。
さて、ようやく…本題に入れます。
出ましたね。「ジェイドG」(3558)の話です。何故、皆さんは目先の「需給バランス」ばかりを気にするのか…サッパリポンです。カタルは、かなり丁寧に「企業業績」などを分析して、皆さんに「事前告知」をしています。基本的に「川船」(9107)のように…たった「3年間の我慢」です。
カタルは「逃がした魚」の大きさに、自分自身、呆れています。あの時、3万株だったかな? 株数は忘れましたが…あのまま「雪だるま投資」をしていたら…今頃は、既にレポート屋を辞めています。たぶん…株価が10倍ほどですから、投資資金は30倍程度になったのでしょう。今頃、京都で最高級のマンションを買って、のんびり暮らしています。
でも失敗ばかりしているカタル君は、未だに、しがないレポート屋です。
本物はこんな馬鹿らしい作業をしません。読者は、もっと「賢い選択」をしないと駄目です。でもカタルレポートの正確さはどんどん…上がっています。最近は課題だった「時価軸の壁」を立て続けに…凌駕し始めています。
先ずは…ジェイドGの話題からですね。懸案だった「マガシーク」の合併効果の「疑い」です。
基本的に時間軸だけの話なのです。だからカタルは「たった、3年間の我慢」と述べています。その先駆した事例として「川船」は長く強弱感が対立していましたが、今は、こんな株価評価になっています。解説は「日足」の方が良いのでしょうが…期間が長いために週足を用いて解説します。
今の「ジェイドG」の株価位置を「川船」に当て嵌めるなら…「a」の場面か、「b」の場面なのでしょう。仮に「b」説なら2100円のラインと株価急落前の2800円のラインを川船に当て嵌めました。こんな「イメージ」を、此処からカタルは描いています。
「新材料」が出ましたから、カタルは例の実験の他に。新たに…本日は寄り付きで500株を、更に50円下の1801円で500株を買いました。本当は、あの時に買えばよかったですね。1650円まで5000株を買いに行けばよかったのです。
でもカタル自身のたった5000株の買い物で、株価が簡単に動いたので取りやめたのです。そうして500株だけですが、あの日は1565円で株を買いました。本日は寄り付きの1851円で500株を買い、50円下の1801円で500株を買いました。
更に今、原稿を書いていますが、今の板状況ですから、今度は30円下の1771円で、もう500株を「買い指値」しました。何処で、「目先の売り物」が切れるか…分かりませんが、最大1万株程度を「買い増し」しようかな?…と考えています。でも本番は来年です。
慌てないで…ノンビリやりましょう。
基本的に合併のケースは1+1=2が通常のパターンですが…その多くは「1+1=1」か「1+1=0」になるケースも良くあります。異質な企業風土の会社を統合するのですから、派閥争いなどが発生して、両者の関係は「ギクシャク」します。
銀行を観ると分かります。三菱は、独自カラーが強く…他者を排除します。故に時間がかかるケースが多いようです。実際にカタルは、何人も実例を知っています。合併される方の社員をどう活かすか? 経営者の手腕が物を言います。だから…「USスチール」の労働組合は猛反対をしています。米国はかなりドライです。でも日本は違います。
何しろ…上場してから一貫して、平均27.3%成長させている田中君です。今までは小さな規模ばかりでしたが、だんだん…彼も力量を磨き1+1=2ではなく、1+1=3又は1+1=4に出来るなら本物です。
この真価が問われるのが、今、新高値街道を走っている「ルネサスエレク」(6723)です。柴田さんが優秀なら、株価は1万円になります。しかし馬鹿なら、のれんの「減損会計」で1000円を割れます。果たして…柴田さんの力量は、どんなものでしょう。今までは合格です。だから世界中のファンドから信認を得て、新高値を更新しています。
「ルネサスエレク」は1万円台に成れる環境なのですが…果たして、その時代を追い風に出来るかどうか…です。
「ジェイドG」の株価は取り敢えず…2100円から2200円ラインに向かい、2800円を超えて3000円台に入るのは本当の数字が落ち込まないのを確認しないとなりません。でも単純に考えるなら、このまま2800円台を回復しても良いですね。だってマガシークの不安材料が消えました。
カタルの時間軸は、正しく…年内3000円超えで、来年は4180円を春に超えて…1万円台に向かいます。もう決まっています。小型の現物株でしかも空売りも入っていますから意外に早まる可能性もあります。一気に3000円超えとかです。
カタルはいつも、いつも…「事前告知」の「有言実行」なのです。ここが評論家様と違います。「机上論のお遊び」の世界と違います。たとえ僅かでも…必ず実践を伴っています。
もう書くスペースがないから…この辺で止めます。「ココペリ」(4167)君は、順調です。でも本日は金曜日ですから、520円以下に抑えたいなぁ~。昨日は530円も売ったのです。断続的に…です。非常に動きは「強かった」ですね。
ですが、今日は510円以下なら株を買い始めます。500円以下なら1万株以上を買うでしょう。でも「売り物」が出るかどうか…。目先筋は、板状況だけを観て動きますが、我々は確りした「理論武装」をして、投資に臨みましょう。それでは…また明日。
皆さんは、まもなく上がる「野村証券」だけで…充分でしょう。