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貧乏人のカタルは、様々な実験をする為に「試行錯誤」しています。今週は「新たな実験」を始めましたが、今回は会員の参加を見送り…カタルの単独です。しかし「実験」をするにも、お金が掛かります。その為に手の内は「火の車」なのです。仕方なく…「有言実行」を貫徹する為に、結果を観ずに…「諦める実験」も多く在ります。

「第一三共」(4568) の日足

具体的には23日の祝日、以降の「戦略転換」です。あの23日の事前公約を実行する為に、「第一三共」(4568)や「レーザーテック」(6920)などの実験を諦めています。短期の時間軸まで完璧に読むために、カタル自身は更なる極みを目指し、完璧さを追求している為です。まぁその制約は良い面に働く可能性もありますが、今までの所、カタルの選択眼は正しく、ただ単に時間軸の違いなのですね。結局、両社は儲かっていますが、時間軸の選択で損をして、諦めました。でもみんな選択は正しかったことが、1か月以内に判明しています。「第一三共」なんか…本日も株価は高いのです。

もともと「臨時リポート」の弱気と言うか…「漠然とした不安」はそれほど、大きなものではなく、単に「乖離調整の場面」を想定していました。そうですネ。時間的には2か月程度の時間でしょう。

2022年の「大阪チタン」(57269の日足

今、述べている仕手系株の「大阪チタン」(5726)や「3Dマトリックス」(7777)は、単に「乖離」が高く、今は「時間が解決する」と考えています。既に「大阪チタン」は25日線を割れており、かなり「乖離調整」は進んでいます。

前回の「爆上がり」…つまり784円から1436円~1588円の調整過程では、2022年1月から3月、4月にかけての値動きですが、その後2022年4月から5月は「75日線」が転換点になり1140円から2949円まで株価は伸びています。最終は4850円です。

今の「大阪チタン」(57269の日足

今回は空売りの「踏み相場」があったために、かなり…上がりました。基本は2025年4月の1293円でしょうが、直近の安値は1406円かな? あるいは1371円でしょうが、その後、一気に3035円です。ですから…約2.2倍程度なのです。 だからその分…調整波動に「時間が掛かる」とも言えます。 でも本日の買い気配を観れば…分かりますが、間違いなく「仕掛け筋」は存在しています。

「3Dマトリックス」(7777) の日足

同じことですが「3Dマトリックス」(7777)もそうですネ。カタル達は2025年春の102円を付ける場面で、株を買ったはずです。だからカタル自身の「安い買値」は110円台の筈です。今回は、2回をクリアして…3回目の挑戦に入っています。

安値は208円~209円かな?チャート上は、少し時間がズレますが、206円とも言えます。本当は最初の343円の株価上昇で、止めて置けば、良かったのですが、意外に市場人気は強く…2番天井とも言える348円を付けたのです。この分は「余計な動き」だと思っていました。でも今は「25日線」の到来を待つ場面でしょう。もう直ぐ…なのです。この仕手系株の出来は、全体の「相場の流れ」に影響します。全体が緩む時に「活躍する」銘柄群です。

今は「高市トレード」の流れが、何処まで…続くか? 伸びるか? それを「見極めている」所です。

だから相場の基点になった…「ローム」(6963)の謎の株価やそれに続く「キオクシア」(285A)が高くなった株価を「維持できる」かどうか…は観察する重要なポイントですよ。この株が高値圏での横ばいになるのが、「名目経済の証し」になります。今日の日経新聞に「キオクシア」の相場の背景の一環が、報道されています。

まぁ、あの24日に実験をした「野村証券」(8604)も同じことです。たぶん…昔から持っている読者は、遅々とした…株価の値動きに「イライラ」している事でしょう。この「イライラ感」が募るほど…未来の株価は大きく上昇することになります。何故なら、「仕掛け人」が、容易に「株集め」が、出来るからです。皆さんのイライラ感が「利食い売り」を早めます。野村証券の株価の「本来の値動き」はこんなものではありません。もっと…数段、ずっと軽い株です。

此処で「事前告知」を述べましょう。


「日立」(6501) の一分足

昨日の「大引け間際の値動き」を、観ていた人は分かります。「日立」(6501)ですね。それまでの値動きと違って、大引けで株価が跳ねています。そうして本日も「寄り付き」は高くなっています。その様子を観てください。昨日の値動きを含めた1分足のチャートと下には、寄り前の板状況を載せておきます。

寄り前の日立の板状況

何故、このような展開になるか? 皆さんは、その背景を考え方ことがありますか?

株価の値動きには、それぞれ…みんな、その背景には「ドラマ」を抱えています。相場参加者のなかには、なけなし金で「博打」をしている人、まぁ「日立」などは、保守的な銘柄の大型株ですから、一般庶民の対象株です。

しかし株価が4500円だと100株の参加でも、一般的なサラリーマンの「ボーナス」相当額でしょう。だから…簡単に「ブツブツ投資」は出来ません。だって、基本的に…「ブツブツ投資」は、その10倍程度の資金が必要になります。

カタルは株式投資は「絶対に儲かる」と思っています。ただし、選択した企業が上場を続けて「頑張らない」となりません。「ベンチャリ」のように…途中で倒産して、消えるのは例外なのです。存続して…2年後や3年後に「復活する」ことは、良く在ることです。

その実例で…そうですね。「ローム」(6963)の謎が、何故、発生したか? 

「ローム」(6963)の週足

この根底にあるのは「EV」市場の展開の遅れです。トヨタの章男社長の「全方位戦略」は無駄とも言えますが、結果は正解でした。EVのバッテリー価格は高く、なかなか…車体価格は下がりません。その為に小さな容量で済む…HVが主流になりました。まぁ主流と言うか…単に時代の時間軸が間延びした現象でしょう。技術進化も早く…まもなくEVへの投資は復活と言うか…始まると思っています。

「ローム」(6963)は、このEVの世界で飛躍する為に、分不相応な「大規模投資」を実行したのですが、設備は出来ましたが、肝心の注文は皆無の状態です。そこで…正常な企業らしく、設備の「減損処理」をしました。

此処に「デンソー」(6902)などが提携をしました。この動きを観て…仕掛け筋が入ったとも言えます。このクラスの株を、これほど長い期間に分けて「買い続ける」のですから、相当、大きなファンドでしょう。

今は乖離が高く駄目ですが…次の「ローム」なら、株を買えます。山手線のように…グルグル電車は回ります。だから乗り遅れたら…次の順番を待てば良いですね。未来の「ローム」の株価は1万円になる可能性もある株です。故に…、カタルの観察株に成っていたから、変化に気付き…乖離調整もせずに上がり続けるから、「ロームの謎」になったのです。

ここで…カタルが前に述べていた「船株の謎」の見方と、180度…「違う事」に気付いた人は、何人いるでしょう。あの感覚は、株価が「もっと高くなるはず」ですが、あれほどの「爆利益」でしたが、何故か…株価は「純資産価値」以下に放置されました。PBR 1倍割れなど可笑しいのです。でも今は株価が高くなって「謎」になっています。時代が大きく変わりつつあるのでしょう。

「日本製鉄」(5401)の 日足

ここで謎の話を、もう一つ加えましょう。「日本製鉄」(5401)の株価です。この企業のBPS(一株純資産)は、四季報では4772円に成っていますが、最近、株式を5分割しました。だから…5で割ると954円です。

何故、「黒字で配当をする企業」なのに、純資産価値以下なのでしょう。この株も、必ず…復活するでしょう。時間が解決します。米国への大規模投資が成功するかどうか…その真価が、問われています。

同時に「日本製鉄」は、内部改革も急がねばなりません。傘下の「ぶら下がり企業」の淘汰です。今日は日経に「親子関係の解消」の姿が載っていますが、他に色々…揉めています。一例を掲げると「大阪製鐵」(5449)ですが、この事例はファンドが勝手に吊り上げた株価ですから、「日本製鉄」は持ち株をガンガン売れば良いのです。カタルはそう思っています。でもファンドが狙うように…問題を抱えた企業であることは事実です。内部の構造改革は遅れています。

「構造改革」と一言で述べますが…細部は色んな事が、沢山あります。まだまだ日本株はグローバル基準から遠く…その意識改革が求められ、「構造改革」を急がねばなりません。そもそも…それを嫌って、時間闘争に持ち込んだから、村社会を批判しているカタルです。本来は1980年代初めに、やる選択なのです。

それを永遠に延ばし…最後は「黒船来航」です。この「失われた時代」の35年~36年間は、幕末から明治維新になるゴタゴタと同じです。今、朝ドラの「ばけばけ」はその時代の混乱期を描いています。NHKのドラマはなかなか…タイムリーな選択なのですね。前回の「あんぱんまん」もそうですが…今の日本を描写しているから「ディレクター」は、やはり一流なのでしょうね。

「日立」(6501) の日足

話を「日立」に、戻しましょう。此処で日足を観ると分かりますが、カタルの構想が正しいなら、まもなく…これまでの高値である7月31日に付け高値の4697円を奪回する筈です。だから先日は証券マンに、先ずは顧客に株を買わせて一緒に値動きを観察することを薦めました。次にこの高値4697円を抜けて、このまごつく場面が右肩上がりになるなら…丹念に株を集めることです。たぶん…株価は5000円台に突入します。それが名目経済の証しになります。

此処では時間軸を長く観て…今回、人気になった兆候の動きを示した株、例えば…「安川電機」(6506)、「ルネサスエレク」(6723)少し小さいですが「ホトニクス」(6965)等も次の候補株になります。

今回、「村田製作」(6981)から「太陽誘電」(6976)などの流れも観察しています。共通点はMLCCですが、この関連を更に発展させると前にカタルが推奨している200日線上でウロウロしている株である「D君」なども仕手性を持っています。

まぁ沢山の選択肢がありますが、基本的に分からなければ「野村証券」(8604)だけでも構わないと述べています。実際に既に配当の落ち分を埋めています。今までは…落ち分を埋めるために時間が掛かっています。しかし…今回は時間の針が進んだから、直ぐに配当の落ち分を埋めました。名目経済の黎明期と言う認識で良いのでしょう。

北斎のろくろ首

沢山の候補株を掲げています。皆さんが、それぞれ…自分が選択する銘柄をやれば良いですね。今日は「ジェイドG」(3558)の1310円も1305円も買えています。カタルは既に…キリンさんです。その内…妖怪の「ろくろ首」になって「お化け」になります。ドドドドドドドドド…。妖怪がやって来る。

また…明日。



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