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それにしても「ビックリ」する展開になって来ました。カタルが35年間も…「待ち望んでいた」相場展開になりそうです。 「夢と希望」を持って、妻子を連れて…1989年に上京してから36年が経過します。どんな思いか…。実際に「経験」をした人でないと分かりません。その「野村証券」(8604)は、ようやく「昔の姿」になります。

カタルが、現役の頃の「野村証券」は、今より、ずっと「強かった」のです。最初、新人で入社して、この業界の一番が「野村証券」と知ったのは、1年近く経ってからです。馬鹿なカタルです。

「野村証券」(8604)と言う株は、どんな悪い時も…「4桁」を割り込むことは、なかったのです。そうして新人の研修で「大和証券」の人が、講師で来られて「金利と株価」の話をしました。この関係を「理解」したのは、上京してからです。当時、日興証券の浦上さんに出会うまで…分からないのです。

彼の部下だった大塚さんが、カタルの同僚です。彼女を通じて…浦上さんを知りました。その「相場サイクルの見分け方」と言う本は、「金利と株価と業績」の3つの面から、「景気循環の時間軸」を合わせて…解説されています。こんな基本概念を、理解できてないとは…如何に「証券マン」と言うのは、レベルが低いかが…分かります。

そうして…なかなか、稼ぐことが出来ないカタルは、とうとう…自分の「知識不足」の為だろうと思い…「証券アナリスト」試験を目指すことになり「TAC」と言う資格学校に、夜や土曜・日曜日を利用し、勉強してアナリストになりますが、やはり駄目でした。

結局、「政策」の重要性を知ることになります。バブルの発生に、大きな影響を与えたのは、プラザ合意前の「日本の失政」です。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と浮かれる前に…本格的な構造改革をすべきだったのです。それが…安易な考えで「円高」を受け入れました。この程度の阿保が、日本の政権の中心に居るのです。日銀総裁も、歴代の総理も「阿保ぞろい」です。今回の失政は「日米開戦」と、同じような「間違い」です。

一番、「苦しかった」のは、2年近く…何もできずに「国会図書館」に通った日々です。希望に燃えて上京したのに…「仕事」が出来ないのです。仕事をすれば、顧客に迷惑を掛けます。この時に「空売り」をすれば、良かったのですが、株屋の「矜持」が、その行動を咎めます。株は「買って」なんぼ…企業の資金調達に役立ってこそ…証券マンの生きる価値がある。

株式投資をすれば、「世間が分かる」と思ってきました。この50年間、色んな経験を積み…ようやく一人前になれるかどうか…。ずいぶん…「回り道」をしました。だから…皆さんはこのレポートを読んで、カタルを「踏み台」にして…「ステップ・アップ」して欲しいのです。自分で迷路を辿る必要はありません。毎日、カタルレポートを読むなら、何れ、その辺の証券マンより、あるいは、その辺の大学教授より、ずっと経済通に成れるでしょう。分からなくても良いのです。「継続は力なり」なのです。

「大和自動車交通」(9082) の日足

昨日、ストップ安の銘柄で「大和自動車交通」(9082)を発見しました。この銘柄は2年ほど前に、カタルが「推奨した」株です。当時の株価は800円台で…自分で売り買いをした記憶があります。ビックリしました。同時に…「やはりなぁ~」と思ったのです。最近の高値が2885円ですから、あれから約3倍です。カタル自身は、今年のヒット作の「データセンター」(3905)もそうですが、この手の「博打株」と言うか…。「変動率」が、高い株が好きです。

「アドバンスト・マイクロ・デバイセズ」(AMD)の 株価

昨日の相場は、本格的な株価上昇の一環ですが、基本的に「先物指数」からの株価上昇です。それも半導体株の「オンパレード」です。時代は「AI革命」です。昨晩の米国市場は、「オープンAI」と「アドバンスト・マイクロ・デバイセズ」(AMD)の半導体契約が話題になり…「アドバンスト・マイクロ」の株価が、大幅高していました。その内容は此方です。

この投資金額を観てください。お金の量が「時間軸」を早めます。チビチビでは駄目なのですよ。日本人は「スピード感覚」が、大きくかけています。1年かかるなら、3か月で結論を出すのです。

日経新聞にも掲載があります。基本的に…同じ情報でも報道機関により、若干、ニュアンスが異なりますから「市場の整合性」の観点から…様々な検証が必要です。そうして自分の頭で考えて…その報道が株価にどう影響を与えるか…推察をしながら、株価を検証します。

皆さんの多くは、この「検証作業」をしません。だから…カタルは100株だけでも良いから、昨日、カタルは「事前公約」して、「有言実行」をしたように…「日立」(6501)の株を100株だけですが、寄り値(4500円かな?)が、高くなるのは承知で…株を買ったのです。先ずは「参加」です。「ブツブツ投資」なら、どんな高値を買っても「怖くない」と述べています。ましてや大型株の「日立」です。この株は、現役時代に「想い出」があるのです。

ある爺さんが…当時、人気株だった「日本石油」の株を2400円前後の…ほぼ高値で2万株を売り、その中の1万株分で自分の家を建てて、残りの1万株で、当時200円台だった「日立製作所」の株を10万株買ったのです。それが2年程度…経過したかな? その爺さんがやって来て、今度は、800円台の「日立」10万株を全て売り、次は「大正製薬」を10万株買うのです。その「大正製薬」は、2000円台の株価になりました。凄い「神業」です。今でも鮮明に…「記憶」に残っています。「日立」はなかなか…動かない大型株なのです。

カタルは、この世界に入ったのは1979年かな? 第二次オイルショックの時です。入社した当時…日本の近海で石油を試掘して「油兆」があっただけで、株価がストップ高になる市場でした。面白かったですね。カタルは、自分にとって「天職」だと…思ったものです。

「日立」(6501)の 日足

こんな話より…「日立」の話を、少し、しましょうか…昨日の高値は4509円です。前日の出来高4396万株より減って株価は上がりました。日立は重い株ですから、そんなに簡単に高値は抜けませんよ。

「日立」(6501)の 日足

次に日足のチャートを観ましょうか…今は株価の値動きが「重い」場面です。昨年から今年にかけて4000円台半ばの株価は、日立にとっては高値です。これまでに株を買っていた人が、ようやく「利食い」出来るかどうか…の場面です。だから今年の高値の4697円を抜くには「力」が必要になります。時間を気にする人は、まだ買わずに…5000円台に成ってからの「高値」を買えば…良いのです。

もともと…名目経済が定着するなら、「新高値を追え」と言う格言があるほどです。新高値に成ってから、証券マンは、本格的に「株」を買いましょう。先ずは背景を説明して、顧客に100株だけでも良いから買わせることです。

10万株を買える顧客なら、先ずは1000株でしょう。いきなり…10万株と言っても顧客も躊躇します。そうして「打診買い」をする時に、顧客と約束をします。必ず、近いうちに新高値を取りますから…また「買い増しをして下さい」とお願いします。事前予告です。

これが当たると…顧客との距離は、ドンドン…狭まります。その内、顧客から「神様」扱いになります。現役当時…カタルの顧客は、全て…「ハイ、分かりました。お願いします。」になったのです。面倒な客は、こちら側からお願いして「他の証券会社」に行ってもらいました。

それでも…朝から晩まで電話をして、伝票を書き、注文を流す作業を、目いっぱいして、たった年収は1億円~2億の世界です。「バカバカしい」でしょう。物理的に、それ以上は仕組み上、自分の収入は増えません。手数料の上限がカットされます。

それが現役を辞めた理由の一つですね。「限りある世界」は「面白さ」がありません。人生は「楽しく」生きないとなりません。金儲けなど…は、簡単ですよ。名目経済が定着するなら、いくらでも儲けられます。

「ルネサスエレク」(6723)の 日足

カタルは「ローム」(6963)の謎を述べた後、「キオクシア」(285A)の相場の出来を観て…頭の中の「時間軸を早めました」ね。そうして、皆さんに「事前告知」をしています。必ず…「ルネサスエレク」(6723)の株価は、騰がるだろうと述べています。そうして、確か「損をしない投資」でも…200株だけですが、株を買ったはずです。

その代わり…現時点では「早い可能性」が在ると、その「理由」を説明しています。赤字であり、尚且つ、現時点では「のれん代」の「減損会計」があるかも知れないと…ご注意しています。常に「リスク」は、あるのです。どんな株でも、同じです。しかし…リスク度合いが違います。

大型株の「日立」とカタル銘柄の「ジェイドG」(3558)では「月とスッポン」です。良く…株の仕組みを知らないと駄目なのです。自分が「どんな人間か」? 多くの人は、自分自身の性格を「見極める」こともできません。まして「力量把握」は、更に苦手です。だから○○中毒になります。パチンコや競馬・競輪・競艇…色んなギャンブルがあります。しかし社会貢献が、出来て…尚且つ、金儲けが出来るのは株式投資でしょう。

先ほど…カタルが「歩合セールス」を辞めた理由の一つを説明しました。歩合セールスではどんなに頑張っても2億円止まりでしょう。それも朝から緊張を強いられる作業を4時間半かな? 場が引けると「グッタリ」するのです。皆さんの多くはこんな作業を経験したことがないでしょう。ずっと…フル回転です。

昼飯も食えない程、頑張って稼いでも…税務署様が、登場します。挙句の果てに…一人5000円の接待料金です。自分の足で「情報」を集めないから、「情報の価値」が分かりません。情報は「命の価値」より…重いことがあります。実際に、ジョージ・ソロスはユダヤ人で、ナチから逃亡したのですが、その切っ掛けが「情報力」です。馬鹿だけです。バカバカしく…なります。税金を毎月、300万~500万円も払うのです。

たぶん時代は加速しても「戻ること」はないでしょう。

ようやく…35年から36年もかけて、やって来た世界です。カタルレポートだけ読んでいれば、大概の知識は、身に付くでしょう。あとはそれを「鵜呑み」にせずに、自分の頭で考えて「咀嚼」して…理解して、自分が納得したら行動です。

日本の評論家の多くは偽物です。悔しかったら、自分で相場を張り、使い切れないお金を残せたら…本物です。大学教授なんか…ボランティア活動です。

「大阪チタン」(5726)の日足

最後に…昨日はリンクできなかった「777X」の損失計上の話が此方です。ですが…今日は「737MAX」の主力機が、増産する報道が出ています。38機が来年には53機になるのです。約40%増です。何故、「大阪チタン」(5726)の一株利益が200円から300円台になるか? それを時間軸と共に…この報道は語っています。「未来に上がる株」は、決まっている…と、いつもカタルは述べています。

今日、カタルは2450円かな? いや…2440円ですね。そこで200株、更に2430円で200株、そうして…その下の2420円に…更に2415円は500株と買い物を入れて、今は2430円まで…合計で400株を買いました。

実は、昨日の寄り値で500株だけ「微益」で利食ったのです。「大阪チタン」(5726)は仕手系株ですから「相場の流れ」が違います。全体相場が休む時に、活躍する銘柄です。「3Dマトリックス」もそうです。でも「ルネサスエレク」や「日立」は、相場の主役銘柄になります。

概ね…「高市ラリー」は「今週いっぱい」でしょう。そうして「銘柄選別」になります。「日立」は欠かせないでしょうが…「ルネサス」は分かりません。

でも何故、「ルネサス」を選択しているか? それは、何れ…「述べる機会」もあるでしょう。もう…未来に上がる株は、決まっています。会員の方は分かるでしょう。「安川電機」(6506)も「損をしない投資」で、確か…打診買いを入れた筈です。「第一三共」(4568)も同じです。

皆さんの多くは、自分で出来ないから、「損をしない投資」用の口座を作り…そのモデルケースで、実際の売買の「事前告知」をして「有言実行」をしています。だから参考にすると良いでしょう。これで儲かるなら「あちら側」です。そうして憧れの…「卒業式」を迎えられます。カタルも未来は分かりません。だから失敗も多いです。

「大阪チタン」は、3年も待っています。でもこの「しくじり」で…米国株の観察をして、はや2年以上でしょう。そのおかげでカタルの技量は、更に飛躍したのでしょう。そう考えています。

だから本日も「アドバンスト・マイクロ」(AMD)の話を取り上げました。そんな事で…一番大切な事は、自分の「力量」を超えない…「ユトリある投資」です。互いに「ノンビリ」やりましょう。そうして「相場」を楽しみましょうね。また…明日。



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